今日のエコ　一日一善コミュの廃棄物減量等推進審議会市民委員に応募

なんだか長ったらしい名前の委員会ですが、市の広報誌に募集広告があったので、手を挙げました。
応募資格は
「年に数度、平日の会議（半日程度）に出席できる方」
それ以外にはないのです。
・・・はい、できます、できます、毎日ヒマです。
「謝礼、１日につき、１万500円」
中途半端だね。でも、稼ぎ、欲しいです。
ってなわけでした。
まだ返事が来ません。
合格するといいがなあ。
応募するにあたって、小論文を提出しなければなりませんでした。
締め切り間際だったので、走り書きで書いて提出しました。
ちょっと長いですが、以下に、その文章を載せます。


「日常生活の中から出るゴミの問題に関心があり、今回の募集に応募しました。
逗子には昨年転入し、桜山地区に住んでいますが、ゴミ出しのマナーに関しては、外来者の置き捨てを除き、住民の方達の対処がとてもよく、その意識の高さに驚いています。

転入以来、生ゴミの処理が気になっていましたが、ひと月ほど前、夏の到来をきっかけに、土中埋め込み式のコンポスターを購入しました。
日々のゴミの量が激減し、また副次的には、それまであまり注意を払わずに燃やすゴミと一緒にしていた、細かなミックスペーパー類も仕分けするようになり、今では燃やすゴミは週一度、小さな袋に入れて出す程度になりました。
その効果に驚いています。
また、生ゴミを土に埋め戻すのは、単にゴミとして捨てることと比べ、精神衛生上においても、よい効果を生み出すことが分かりました。
残念なのは、昨年まで住民のコンポスター導入に積極的な姿勢を示していた市政が、諸般の事情で後退したと見受けられ、補助額が縮小されてしまったことです。
長い目で見れば、コンポスターに対する市の補助と積極姿勢は対費用効果上でも有効なものと思われますが。

家庭ゴミとして残る問題の一つは大量に発生する容器包装プラスティックですが、有効な解決法は見いだせずにおります。恐らくこの問題は消費者一個人では解決のつかない問題でしょう。
解決の糸口の一つはレジ袋ではないでしょうか。
レジ袋なら個々人の削減努力が結果に反映されます。買い物の際には、極力買い物カゴなり古いレジ袋を持参するなどしていますが、溜まる一方だったレジ袋が徐々に減っていく様子は、見ていて気持ちのいいものです。
そうした気持ちがよりいっそうのゴミ減量化の意識へとつながっていく原動力になると思います。
こうした問題も、何らかの形で、全市的に推進できないものかと考えます。

大型ゴミに関しては、産業界、行政、消費者の意識は高まりを見せつつあるように思われます。
人間の作り出すあらゆるモノは、全て限りある地球資源を元にしているわけですから、リサイクルの意識は限りなく高めていく必要があります。

リサイクルに関しては、気になっているものの一つに放置自転車があります。気をつけ始めると、街の至る所に放置されたままになった自転車の姿を目にします。
駅前などの目につきやすく、実際の障害にもなる場所では警察なども対処に乗り出すのでしょうが、それ以外の場所では、ゴミとしても扱われず、管轄も曖昧なようで、いつまでたっても野ざらしのままです。
調べてみると、回収された放置自転車でさえ、半年は自転車溜めのような所で、持ち主の現れるのを待って野ざらしのまま保管されるようで、業者に払い下げられてリサイクルされることがあるにしろ、さらに使い物にならない状態になってしまうようです。
保管のコストもばかにならないように思えますし、いろいろな制約がありましょうが、もう少し効率的なリサイクル方法はないものかと考えます。

住民一人一人の生み出すゴミは、現在、誰もが不安に思う地球の温暖化や地球環境の破壊と密接に関わった、非常に基本的な問題だと思われます。
基本的であるが故に、個々人の小さな努力が有効に、かつ、即効的に現れる場でもあります。
廃棄物の減量努力は地球環境意識を高める上でも非常に意義あるものと思います。
最初に述べたように、逗子市民は環境意識に優れ、マナーの点でも非常に優れています。
この点をさらに押し進めてゆけば、ゴミ減量化に関して、全国に範を示す、モデル的な市となることも大いに可能ではないでしょうか。
是非この推進審議会の活動に参画して、自らの環境意識を実践的に高めつつ、公共空間としての市全体にも貢献できればと考えます。」