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壁を和にする。コミュのmixiで載せた日記…「障害のある人に対して」

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以前スーパーで買い物をしてた時のこと、
私の耳の補聴器を見て何を思ったか、
顔を隠しながら歩いていった男性がいる。

一応、顔を(こっそりね)確認したけど、知らない人だった。

顔見知りだがそんなに親しくなく、気まずいから知らんぷりした…
というのではなく、単に補聴器を毛嫌いしての行動?
…と思いながら、軽くだけどショックを受ける。

世の中には、こんな幼稚な行動をする人が、まだいたのか…
耳に障害があるなんて、ろくなやつじゃねえ、という偏見かな…

他にも電車の中で隣り合った人が私の耳の補聴器を見て、
ハッとした様子でこちらをまじまじ見つめたり、
あるいは見なかったフリで、ぷいっと横を向いたり…

そういった振る舞いを目にするたびに、
あのね、もうちょっと、自然に振舞ってくれない?と思う。

まぁ、こういった行動をする人は、そんなにいないけど。

障害を示すものに対する反応が幼稚な人は、
日常の中でそういったものに接する機会が全くないのだろう。

あっても、めんどくさいことや嫌なものから、逃げてる。

ちなみに、目が見えない人や足が不自由な人といった、
明らかに日常生活の大変な障害を持っている人に対しては、
一言「手伝えることはありますか?」と声をかけると、
とっても喜ばれるという。

もし手伝えることがなかったとしても、
その温かい気持ちは、彼らの中に残るだろう。

あ、これは、お年寄りの方々にも言えることやね。
年を取ると目が見えにくくなって、足も動きにくくなるし…。

耳が聞こえない人に関しては、
何か音声の放送があった時などに、辺りを見回して、
もしいたら、内容を教えてあげたりするのが良いと思う。
(念のため言っとくけど、無理に探す必要はない…)
(世界でも、平均して5%ぐらいしかいないから)

耳に障害がある人は、補聴器の有無で判別できるが、
最近は人工内耳をつける人も増えてきたので、
これは補聴器よりも更にわかりづらい。

人工内耳は、頭の中に埋め込んでいる機器なので、
髪の毛に隠れ、補聴器よりも見えにくくなった。
(耳に障害があることを知られたくない人には、
 人工内耳はひとつの選択肢ではある)

補聴器も人工内耳もそうだけど、
あまり人目について欲しくない、
なおかつ高性能であって欲しい、
という要求に応えて、小さくなった。

まぁどうしても人目につく部分に関しては、
逆に目立つスケルトンカラーにするなど、
開き直りが増えてきてるけどね。

人々の意識が障害への理解を示せるところまで来て、
従来の肌色のボディは逆に隠そうとしてるのが見え見え、
ださいからアピールしちゃえ…ということで、
最近はカラフルになってきているんだ。

私の補聴器も、スケルトンのオレンジ色だし。

まぁ、それを見ても冒頭のような反応をする幼稚な人には、
ため息しか出ないが…。苦笑

この日記がリンクしてる記事の性同一障害とは、
また違った話なんだけど…

要するに、世間にいる理解のない人々の行動が、
障害を持ちながら生きる人々の心を傷つけている、
ということを言いたかった。

「障害は、触れちゃいけないもの」
「障害は、醜いもの」
「障害は、可哀想なもの」
「障害は、マイナス」

そういった振る舞いが、彼らの心に傷をつける。
同じ人間なのに、どうして、汚いもののように扱うのか?
そうすることによって、自らをも傷つけているの、知らないん?

と、私はいつも思うのである。

人間としての尊厳・威信に自ら傷をつけ、
結果、周りから見放されて、堕ちてゆく。

この振る舞いは、誰も見てないから、いい…?

いや、見てる。
自分の中の、「良心」というものが。

誰でも持つそれは、成長の度合いによって、
発揮される割合も違ってくるのだけど。

普段の振る舞いが清く良いものであれば、
「良心」は曇らずに、その姿を発露する。

逆に、普段の行いが私利私欲にまみれていると、
「良心」は曇ってしまい、隠れてしまう。

でも、「良心」というのは、間違いなくある。
ひとりひとりの人間の、心の中にね。

誰もがその「良心」を100%発揮できると、
間違いなく、皆が喜ぶ世の中になるのだ。
傷つく人なんて、いなくなる。

まずは、カタチから入るのでも、結構。

喜びあふれる世の中にするためには、
心無い発言・行動は控えて、
思いやりある発言・行動を示そう。

「見たくない」と蓋をしたりせず、
真正面から、向き合おう。

…という、世の中への提言でした。

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http://mixi.at/agjVJzW
<性同一性障害>自殺や自傷増加 誤解などでリストラ対象か (毎日新聞 - 10月11日 21:45)

以下記事全文

 心と体の性の不一致に苦しむ性同一性障害の人たちが自殺を図ったり自傷行為をしたりする率が、リーマン・ショックで世界経済が落ち込んだ08年以降、それまでの下降から上昇に転じ、社会的な認知が進む以前のレベルに逆戻りしていることが、岡山大の調査で分かった。性同一性障害の悩みに加え、誤解や偏見からリストラの対象にされやすいなどの経済的な要因が追い打ちをかけているとみられる。



 岡山大病院は、性同一性障害に関する国内最大の医療拠点。調査は、院内にジェンダークリニックが開設された98年から昨年までの14年間に受診した1452人を対象に初診時、自殺未遂や自傷行為などの有無を尋ねた。



 自殺未遂や自傷は、クリニック開設翌年の99年には50%が経験していたが、戸籍上の性別変更を認める特例法が03年に制定されると、翌04年から下降傾向に転じ、07年には9.9%まで低下。だが、経済状況の悪化を受け、08年から再び上昇。10年には約40%まで逆戻りした。自殺を考えたことがある人も、99年の80%から07年には約31%まで下がったが、10年には約60%に戻っていた。



 同大学の中塚幹也教授(性同一性障害学会理事長)によると、処方したホルモン薬が切れても交通費がないため受診できなかったり、費用の高さを理由に手術をあきらめる人が、ここ数年で明らかに増えているという。【丹野恒一】

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