今日のニュースコミュの2005年9月6日（火）-東京-雨

★台風１４号、九州上陸へ

★運河「水抜き」して排水-ニューオーリンズ

★女子複、杉山組は８強逃す
└混合複では準々決勝進出

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★台風１４号、九州上陸へ

　強風で倒れた信号機＝鹿児島市で　大型で強い台風１４号は、九州のほぼ全域を風速２５メートル以上の暴風域に巻き込みながら鹿児島県の南海上を北上、６日にも、勢力を保ったまま九州沿岸に上陸する恐れが強まった。１４号は大きな暴風域を伴っているうえ、速度が遅いことから、進路にあたる地域では暴風雨が続く可能性がある。高潮の被害も懸念され、気象庁は警戒を呼びかけている。気象庁によると、６日午前９時現在、１４号は鹿児島県串木野市の南西約４０キロの海上を時速約２０キロで北に進んでいる。中心気圧は９５０ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は４０メートルで、中心の北東側２８０キロと南西側２４０キロの範囲が暴風域となっている。

　７日午前０時までの２４時間の最大雨量は、九州南部で８００ミリ、九州北部と四国で７００ミリ、近畿と東海で３００ミリ、中国と関東甲信、東北でそれぞれ１５０ミリ、北陸１００ミリと予想されている。宮崎、鹿児島、沖縄県などでは、強風で転倒するなどして計９人が負傷。５日夕には、鹿児島県垂水市で土砂崩れが起き、男性１人が行方不明となった。また、日本航空と全日空は５日の九州発着便などの計２１４便を欠航させたほか、６日午前の九州と四国の発着便の大半を欠航させることを決めた。鉄道ではＪＲの東京発大分行き「富士」など九州発着の寝台特急計１０本すべてが運休となった。


【宮崎・椎葉村で土石流】

　３人不明…住宅４棟流される

　宮崎県に入った連絡によると、６日午前７時４０分ごろ、同県椎葉村上椎葉で、土石流が発生、住宅４棟が流され、うち２棟は全壊、２棟が半壊した。３人が行方不明になっており、４〜６人との情報もある。県は自衛隊に災害派遣要請をした。







★旅客機墜落で149人死亡
└15人生存＝インドネシア運輸相

　インドネシアのマンダラ航空の旅客機が５日、離陸直後に同国第３の都市で北スマトラ州首都メダンの住宅密集地に墜落した。ハッタ運輸相はメダンで記者会見し、この事故で乗客・乗員１０２人、メダン住民４７人が死亡したと述べた。当局者によると、墜落したボーイング７３７─２００型機後方部に座っていた１５人は生存している。生存者の中には２才以下の幼児１人もいるという。

　墜落したマンダラ航空機はジャカルタ行きの便で、乗客１１２人と乗員５人が搭乗していた。生存者の１人は病院のベッドの上でメトロテレビに対し、「離陸したが何か激しく揺れ始め、左側に急に曲がった後に激突した。火のかたまりが機内前方から後ろに向かってきた」と話した。病院担当者によると、乗客の１人の日本国籍の３才女児も死亡した。女児はインドネシア人の祖母とジャカルタに向かう途中だった。マンダラ航空の担当者は、墜落原因を調査中としながらも、犯罪である公算は極めて小さいと述べた。







★運河「水抜き」して排水-ニューオーリンズ

　超大型ハリケーン「カトリーナ」で市域の８割が冠水した米ルイジアナ州ニューオーリンズで５日、排水作業が本格化した。今後、決壊した市北西部の運河の水抜きをして「空」にした上で、住宅地などにたまった大量の水を流し込む。ニューオーリンズでは、雨水や生活用水を市北部のポンチャートレーン湖に排出するため、何本もの運河が南北に平行に走っている。５日付の米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、このうち８月３０日に最初に決壊した「１７番通り運河」は４日夜までに修復された。陸軍工兵部隊によると、今後は損壊の恐れがある他の運河を点検する一方、１７番通り運河の水を湖に流すなどして空にし、市内にたまった水をポンプで同運河に送り出す予定。



◇マクドナルド、ハリケーン被災地の従業員への給与支給を継続

　米マクドナルドのスポークスマン、ウィリアム・ホイットマン氏は５日、大型ハリケーン「カトリーナ」の被災地に勤務する従業員全員に今後も給与を払い続けると表明した。同社の別のスポークスマン、ワルト・ライカー氏は４日、同社がハリケーンに被災した約１３０店舗の従業員に給与を支払わず、家探しなどの生活支援だけを行っていると発表していた。ホイットマン氏は、「残念ながら、われわれが共有した情報は正確でなかったようだ。被災地の従業員への給与支給は続ける」と述べた。米ニューヨーク・タイムズ紙は４日、同社のほか、ウォルマート・ストアーズ、ユナイテッド・パーセル・サービス（ＵＰＳ）などが、被災地の従業員への給与の支払いを停止したと報じていた。








★児童ポルノの疑い１２０点、国会図書館が閲覧制限

　児童ポルノのはんらんが問題になっている中、国立国会図書館（東京都千代田区）は、蔵書のうち児童ポルノの疑いのある１２０点について館の許可がないと見ることのできない閲覧制限を始めた。

　これだけ大量の制限は創立から５７年の歴史で初めて。法律上、同館にはほぼすべての出版物が納められ、原則公開することになっているが、昨年の児童買春・児童ポルノ禁止法改正により児童ポルノ本の閲覧に違法性が出てきた。館は「違法出版物は放置できないが、過剰な制限も好ましくない」と法律のはざまで悩む。国立国会図書館法は、広く頒布される出版物について出版社や省庁に納本を義務づけている。文化財蓄積や国会審議の資料収集などのためで、同館は最大限国民が享受できるようにする義務を負う。しかし、わいせつなものやプライバシー侵害にあたるものもあり、同館は裁判の有罪判決などを根拠に閲覧制限してきた。１９４８年の創立から完全な利用禁止が１４８点、部分的閲覧など条件つき制限が５０点。わいせつな写真集や雑誌などが多いが、省庁が誤って納めた非公開の内部文書も半分近くを占める。

　１８歳未満の裸などを扱った児童ポルノとみられる本の納入が目立ち始めたのは、８０年代後半から９０年代初め。当時はまだ規制する法律が整備されておらず、制限の根拠に乏しかった。９９年の児童買春・児童ポルノ禁止法の施行で公然陳列が禁じられたが、図書館のように申し込んだ個人に閲覧させる行為までは違法と解釈されなかった。ただ、同館では疑いのある本は閲覧場所をガラス張りの別室とし、複写も認めないように自主規制した。さらに、昨年７月の改正法施行で、児童ポルノの提供行為が幅広く禁じられ、館が今春、法務省に相談したところ「図書館が所持するのは基本的に閲覧目的。明らかに児童ポルノとみられる書籍は所持すべきでない」と閲覧に加えて所蔵も同法違反になる可能性を指摘された。同館では、蔵書を調べて７月から疑いのある本を順次選定。いずれも同法施行以前に発行された雑誌や写真集などだが、閲覧者に名前と住所、勤務先、閲覧目的の記入を求めた上で許可するかどうかを判断する条件付きの閲覧制限を行っている。制限があるとは言え、閲覧自体は可能なままとなっていることについて、同館は「一定の歯止めにはなる。裁判などで違法と断定されていない書籍まで我々が児童ポルノと決めつけるわけにいかず、慎重になった」と説明している。館では今後、さらに数百冊について利用制限を検討するほか、制限のあり方や所持の妥当性について法務省や警察庁などとも協議を進める考えだ。








★４０秒間ブレーキ操作なし
└宝塚線脱線で中間報告

　死者１０７人、負傷者５５５人にのぼったＪＲ宝塚線（福知山線）の脱線事故について、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は６日、快速電車の走行状況などをまとめた中間報告と事故防止に向けた４項目の建議を北側国交相に提出、公表した。制限速度７０キロのカーブに時速１１５キロ前後で進入した快速電車は、その直前の約４０秒間、まったくブレーキをかけていないことが明らかになった。

　快速電車は始発の宝塚駅付近などでも自動列車停止装置（ＡＴＳ）が働くなどしており、走行中、通常では考えられない運転操作が複数回あったことが確認された。中間報告によると、快速電車は塚口駅手前で直線の最高速度１２０キロを超える１２５キロ前後になり、数秒間、通常のブレーキをかけた。この後約４０秒間、１３８０メートルにわたってまったくブレーキはかけておらず、制限速度７０キロのカーブに入る際、１１５キロ前後のスピードが出ていた。カーブを約２５メートル進んだ地点でようやくブレーキを作動させたが、ほとんど減速しないまま１１０メートル走行。先頭車両が大きく左に傾き、時速１００キロ前後で脱線し、マンションに突っ込んだ。脱線時刻は同１８分５４秒前後と判明した。

　宝塚駅に回送電車で入線する際には、駅の手前２５０メートルでも加速を続け、ＡＴＳによる非常ブレーキが作動して緊急停止。伊丹駅でも約７０メートルオーバーランした。中間報告はこれまでの調査で判明した運転操作内容など事実関係の記載が中心で、事故原因には言及していない。しかし、車両の不具合や線路のゆがみなど、事故につながりそうな不具合は見つかっておらず、調査委は大幅な速度超過が脱線の主原因と見ている。最終報告は１年以上先と見られている。建議の内容は、（１）ＡＴＳの機能向上（２）二重衝突を防ぐ列車防護の確実な実行（３）走行状況を記録する装置の設置と活用（４）速度計の精度確保。

　ＡＴＳの機能向上に関して調査委は、カーブやポイントでの速度超過を防ぐ必要性があるとした。

　また、ＪＲ西日本で０４年度、ＡＴＳの非常ブレーキがかかる運転ミスが４６件起きていたと指摘。ミスの状況を正確に把握し分析することが再発防止につながるとして、列車の位置や速度を正確に記録する装置を備える必要があるとした。



◇死者は１両目４３人、２両目４５人と特定

　兵庫県尼崎市のＪＲ宝塚線（福知山線）脱線事故で死亡した１０７人のうち、運転士を含む４３人（男性２７人、女性１６人）が１両目、４５人（男性２２人、女性２３人）が２両目に乗車していたことが、兵庫県警捜査本部（尼崎東署）の調べで分かった。３両目でも女性の乗客１人が死亡していたことが初めて確認された。残る１８人（男性１０人、女性８人）については不明で、引き続き解明を目指す。また、９月１日現在で負傷者のうち１４人（男性３人、女性１１人）が入院しており、うち女性１人が重体だという。

　捜査本部は、多数の死傷者が出た要因を解明するとともに、「どのような状況で死亡したのか知りたい」という遺族らへの要望に応えるため、事故当時の乗車状況の再現を進めている。９月１日までに、負傷した乗客約５５０人のうち、５１９人から事故当時の状況を聴取。事故を目撃した付近住民からの聴取もほぼ終えた。搬出状況や遺品の場所、助かった乗客の証言などから、死亡した１０７人のうち８９人の乗車車両が特定できたという。






★ＤＶＤを借りた２２歳の男追う
└相模原の女性殺害事件

　神奈川県相模原市の会社員松原加代子さん（２２）が自宅アパートで殺害された事件で、犯行翌日の８月３０日に同市内のレンタルビデオ店が貸し出したＤＶＤが殺害現場で見つかり、県警の捜査本部は、ＤＶＤを借りた２２歳の男を防犯カメラの映像などから特定した。松原さんは２９日未明から早朝にかけ殺害されたとされ、県警は男が事情を知っているとみて行方を追っている。

　捜査本部の調べでは、ＤＶＤはアダルトもので、松原さんの室内にあった。このＤＶＤや室内、殺害後に別の場所で見つかった松原さんのバイクやヘルメットから、男の指紋が検出されたという。バイクは松原さんが２８日に買ったばかりで、事件発覚当日に現場から約２００メートル離れたマンション駐車場で発見された。捜査本部は、バイクを盗んだとされる窃盗容疑で、ＤＶＤを借りた男の逮捕状をとった。松原さんの遺体は今月１日、自宅アパートで布団の下から見つかった。アパートの周囲の部屋の住人らは、８月２９日未明から早朝にかけ、松原さん方からうめき声や大きな物音を聞いている。松原さんはこの時間帯に殺害されたとみられる。物音がした当時、住人の１人が松原さん方のベランダをのぞき込んだ際、男物とみられるスニーカーを目撃していた。








★楽天、米ネット広告大手を買収へ　
└米進出の足掛かりに

　インターネット商店街最大手の楽天は６日、米ネット広告大手「リンクシェア」（本社ニューヨーク）を買収し、完全子会社化する、と発表した。リンク社は、個人のブログやホームページに企業や商品の広告を掲載し、商品が売れるなどの成果に応じて報酬を支払うネット広告「アフィリエイト」で世界最大規模。楽天は今後、同社を足掛かりに、世界最大の電子商取引（ＥＣ）市場である米国に本格参入する。買収総額は約４億２５００万ドル（約４６０億円）。発行済み株式約２７６３万株を創業者らから譲り受ける。リンク社は９６年に設立され、アフィリエイト事業で成長。０４年６月期の売上高は３２００万ドル（約３４億円）。顧客にデルやアップルコンピュータなど５００社以上を持ち、１０００万以上の個人ブログやホームページで広告を掲載している。楽天は、リンク社が顧客と結んだＥＣネットワークをいかすとともに「リンク社を世界のネット市場の動向をつかむ羅針盤」と位置づけて積極的に企業買収を行い、事業拡大を図っていく。







★女子複、杉山組は８強逃す
└混合複では準々決勝進出

　テニスの全米オープン第８日は５日、当地のナショナル・テニスセンターで行われ、女子ダブルス３回戦で杉山愛（ワコール）ダニエラ・ハンチュコバ（スロバキア）組は晏紫、鄭潔組（中国）に３―６、６―３、５―７で敗れた。杉山はケビン・ウリエット（ジンバブエ）と組んだ混合ダブルス２回戦ではアナベル・メディナガリゲス（スペイン）ガストン・エトリス（アルゼンチン）組を６―３、６―４で下し、ベスト８入りした。男子シングルス４回戦で、３度目の優勝を狙う第７シードのアンドレ・アガシ（米国）はフルセットの末、準々決勝に進んだ。女子シングルス４回戦では、第２シードのリンゼイ・ダベンポート（米国）や昨年準優勝のエレーナ・デメンチェワ（ロシア）らが勝ち上がった。






★ガソリン高騰、「愛馬」で通勤
└車の代わりに「愛馬」で通勤する男性

　ガソリンの価格が値上がっている米国で、車の代わりに「愛馬」で通勤する男性が現れた。ノースダコタ州マイノット近郊に住む自動車整備士のジム・ジャントさんは、約２５キロ離れた職場まで毎日、車で通勤していた。ジャントさんは同僚とガソリン価格の値上がりについて話していた際、「１ガロンの値段が３ドルを超えたら、愛馬で通勤する」と冗談めかしていたという。

　このアイデアに同僚は笑ったが、ジャントさんはガソリンが１ガロン＝３ドル２０セントとなった先週から、いつもより早起きして、愛馬での通勤を始めた。ジャントさんの愛馬は、穏やかな性格で体力があるアメリカ原産のクオーターホース「パティ（メス、１４歳）」。車通勤よりも、５分ほど時間がかかるだけ、と話している。ジャントさんの仕事中、パティはトラックの後ろでおとなしく干し草を食べながら、ジャントさんの仕事が終わるのを待っているという。






★64人の女子高生が妊娠した高校＝米オハイオ州
ブッシュ政権の“禁欲教育”が逆効果か？

　米オハイオ州カントンのティムケン高校では、現在、490人の女子高生のうち約13％にあたる64人が妊娠しており、その高い割合が全米で話題となっている。同高校3年生のモニカ・セルビーさん(18)は現在、妊娠6ヵ月。「毎日泣き通しだったの。なんで妊娠なんかしたんだろうと自分を責めました」。大きいお腹を抱えて授業に出る恥ずかしさ、養子縁組を考えなくてはならない心の葛藤が彼女を悩ませている。

　専門家は、この10年間、全米で高校生の妊娠率は下がってきたものの、このところ、また上昇の兆しが見られると指摘する。アルカンサス大学のジェイ・グリーン教授は、都市部で妊娠の経験がある10代女性の割合は20％に上るという調査結果を昨年発表した。都市部の若者は、他の地域に比べ、避妊具を使用しない傾向があるという。さらに、2001年からブッシュ政権が全国的に進めている“禁欲教育”が逆効果をもたらしているのではないかと指摘されている。ティムケン高校に通う16歳の娘レイチェルさんの妊娠に戸惑いを隠せない、母親のジョアン・ヒントンさんは、「生徒が性体験を持っていることを見て見ぬふりをするのはやめて、現実を直視すべきです。“禁欲教育”がうまく行ってないのは明らかで、こんな教育だったら避妊具を与えたほうがましです」と、性教育の充実を訴える。

　カントンでは昔から10代の妊娠が多かったというものの、現在は「ごく普通の子」が妊娠するケースも多くなっているという。ヒントンさんは、「うちのレイチェルはオールAの優等生で、私たち親は、毎日、嫌というほど“セックスやドラッグ、飲酒はだめよ”と言い聞かせていたのに…」と嘆く。一方、現在、妊娠8ヵ月で、出産後1年生に復学する予定のレイチェルさんは、「多くの生徒が性体験を持っているけど、避妊の知識はあまり持っていない」と言う。「いわゆる“悪い子”だけでなく、どんな子でも私のようになる可能性があるわ」。レイチェルさんも、生まれてくる赤ちゃんを養子に出す予定だ。　






★サーファーVSサメ-南オーストラリア・海の恐怖

　オーストラリアのサーファーが、腕や脚に噛みついてきた体長4メートルのホオジロザメを連続パンチで撃退した。目撃者が語る。ジェイク・ヘロンさん(40)は日曜日、南オーストラリアのエアー半島でサーフィンを楽しんでいた。この地域はサメが棲息していることで知られている。ヘロンさんは自身の子どもふたりが海岸から見守るなか、サメに襲われた。「サメが近づいているのに誰ひとり気がつきませんでした。サメは彼をサーフボードから叩き落とし、水中に沈ませました。脚がロープでボードに結んであったのです」サーファー仲間のクレイグ・マターナさんは言う。

　「彼はサメを蹴ったり殴ったりしました」フィッシェリー・ベイの海岸から事件を目撃したジャスミン・バックランドさんは月曜日、ラジオで語った。「サーフボードが波間から飛び出して、巨大なサメが泳ぎ去っていくのを見ました」「サメは二度に渡って彼を攻撃しました。脚、そして腕です。サーフボードは二つに噛み砕かれました」漁業を営むヘロンさんは腕を20針、太腿を40針縫って療養中だ。

　この事件から2週間以内にも、南オーストラリア州の州都アデレードの海岸からダイビングに赴いた海洋生物学者が、おそらくホオジロザメと思われる攻撃で死亡している。昨年の12月にも、アデレード海岸で18歳のサーファーがホオジロザメに殺されている。南オーストラリアの海岸近くの一帯は、恐ろしいホオジロザメにとってお気に入りの狩猟場である。オーストラリア全土では過去14ヶ月に4件の死に至る攻撃が起こっている。オーストラリアで記録に残っている最も古いサメの攻撃は1791年のもので、以来、過去200年間に625件のサメ被害が報告されており、うち190件は死者が出ているという。






★菊間アナらの立件見送り-宮城県警

　ジャニーズ事務所の人気グループ「ＮＥＷＳ」の飲酒問題で、宮城県警は６日までに、メンバーの少年（１８）と飲酒したフジテレビの菊間千乃アナウンサー（３３）と同社社員らの立件を見送ることを決めた。県警は菊間アナや同社社員らから事情聴取した結果、未成年者の飲酒を制止する義務がある未成年者飲酒禁止法上の監督者には当たらないと判断した。県警によると、少年は７月１４日夜、同社社員らが仙台市内で開いた食事会で飲酒。さらに翌１５日未明、菊間アナらが別の飲食店で少年と酒を飲んだ。少年は１人でホテルに帰る際、通りがかった車をけってトラブルになり、仙台中央署に補導された。この問題でフジテレビは常務ら役員３人と菊間アナら社員７人を減俸や減給処分とした。








★新人登竜門・文芸賞に中３の三並夏さん

　山田詠美さんらを輩出した新人作家の登竜門、文芸賞（河出書房新社主催）第４２回受賞作に、静岡県在住の女子中学生、三並夏（みなみ・なつ）さん（１５）の「平成マシンガンズ」が決まった。堀田あけみ、綿矢りさ、羽田圭介さんの１７歳が同賞の最年少受賞だったが、２歳更新する。三並さんは現在３年生で、本名や学校名などは公表していない。同社によると応募数は２０００作を突破し、過去最高。同時受賞は青山七恵さん（２２）「窓の灯（あかり）」。受賞作は来月７日発売の「文芸」冬号に掲載される。







★幼児の９６％ヘルメットなし
└自転車同乗の負傷事故

　幼児を自転車に同乗させたことがある保護者の９５・４％が幼児用ヘルメットを着用させず、１３・１％が転倒などで幼児の負傷を経験していたことが、全日本交通安全協会のアンケートで６日までに分かった。負傷した幼児の９６・３％はヘルメットを着けていなかった。
　一方で、幼児のヘルメット着用義務化について保護者の過半数が「なじまない」などと消極的な回答をし、後を絶たない“ママチャリ”事故の実際と安全意識の乖離（かいり）が浮き彫りになった。警察庁は「保護者への安全教育の充実とヘルメット着用の啓発活動を推進する」としている。
　調査は２−３月に、全国の幼稚園や保育所計８０カ所に通う幼児の保護者を対象に実施。７１９４人が回答した。