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今日のニュースコミュの2006年8月29日(火)-東京-快晴

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★ジョンベネちゃん殺害事件、カー容疑者の訴追断念

 AP通信によると、米コロラド州でジョンベネ・ラムジちゃんが殺害された事件で、地元検察は28日、DNA鑑定の結果、ジョン・マーク・カー容疑者の訴追を断念した。


★世界最高齢の116歳女性が死亡-エクアドル

 ギネスブックで世界最高齢と認定されていた116歳のエクアドル女性、マリア・エステル・デ・カポビージャさんが27日未明、入院先の病院で死亡した。家族が明らかにした。


★対話ロボットを病院に寄贈-子ども亡くした親たち

 闘病生活を送る子どもたちの話し相手にと、簡単な会話ができるロボット「よりそいイフボット」が28日、大阪府泉大津市の市立病院に贈られた。白血病で入院中にイフボットの試作機のモニターを務め、14歳の若さで亡くなった木田翔太君の母美恵子さん(53)が代表を務める埼玉県朝霞市の市民団体「全国にとどけよう コミュニケーションロボットと翔ちゃん基金」が寄贈した。

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★海底の液体CO2だまり-沖縄沖で初確認

 海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)の地殻内微生物研究プログラムの稲垣史生サブリーダーらは28日、沖縄・与那国島から北西50キロメートルの海底で、液体状の二酸化炭素(CO2)がたまっている場所を発見したと発表した。存在は予測されていたが確認は初めて。液体CO2中にはメタンも含まれ、CO2とメタンをエネルギー源とする微生物の存在も確認した。

 地球温暖化対策として深海底にCO2を投棄する研究が進められているが、液体CO2は強い酸性を持ち、深海生物への影響も危惧(きぐ)される。メタンと混合して投棄すれば緩やかではあるが生物活動により有機物への変換が期待できるなど新たな知見を導ける可能性があるという。

 高圧と高い酸度、無酸素という極限環境にある液体CO2の中で生物の存在が確認されたことは、CO2と氷が存在するということが分かった火星に、生命が存在するかどうかを議論するうえでも貴重な発見だという。

 CO2は圧力の高い深海で冷やされると液体となり、水深2400メートル以上では海水よりも比重が重くなるため浮いてこないと考えられている。今回、研究チームは水深1380メートルにある熱水チムニーと呼ぶ、熱水に含まれる硫化物によって煙突状の構造が形成されている熱水口で液体CO2を観察した。また、約50メートル離れた場所に液体CO2が面積で200平方メートル、厚み20センチ程度でたまっている場所を見つけた。

 マグマに含まれるCO2やメタンが海底表面で冷やされて液化したもので、液体でも通常は浮き上がってしまう。発見した液体CO2の“プール”は、硫黄が固まったものと液体CO2が水分子とくっついた「液体二酸化炭素ハイドレート」が上側にふたを形成していた。





★ゴルフ場入場2年ぶり増加・05年度日経調査

 日本経済新聞社が28日まとめた2005年度の「ゴルフ場主要コース調査」(回答218コース)によると、一コース当たり平均の入場者数は4万9813人と04年度から約2%増えた。前年度を上回るのは2年ぶり。最終黒字を確保したコースの比率は約65%と6ポイント近く上昇し、今年度の黒字予想は80%強に達した。景気回復や団塊の世代の退職に伴いシニア客を中心に増加。再建と淘汰も進み、収益改善が鮮明になってきた。

 調査では「60歳以上の来場者が増えた」と回答した比率が76.2%と、前年度を1.7ポイント上回った。女性が増えたゴルフ場は59%。全国で高齢者らも利用しやすいようカートの導入やレストラン・浴場の改装が相次ぎ、社員・キャディーを減らす一方でパート・アルバイトを増やすなど合理化も加速している。





★16歳の長男ら高校生2人逮捕-稚内の女性刺殺容疑

 北海道稚内市の病院パート職員の女性(46)が28日未明、自宅で刺殺体で見つかった事件で、稚内署の捜査本部は29日未明、通報者である高校1年生の長男(16)と友人の高校1年男子(15)を殺人容疑で逮捕した。長男は容疑を大筋で認めているという。

 調べでは2人は共謀して27日午後10時ごろ、女性の家で、刃物で女性の首など数カ所を切りつけ、殺害した疑い。死因は失血死だった。

 調べに対し、長男は当初「トイレに行くのに2階から1階に下りたら、血を流して倒れている母親を見つけた」と話し、金髪の男性が玄関から飛び出していくのを見たと説明していた。しかし、話にあやふやな点が多いことなどから詳しく事情を聴いていた。

「母の離婚が嫌だった」高1長男、母親殺害供述

 北海道稚内市の住宅で、病院パート職員の女性(46)が刺殺された事件で、高校1年生の長男(16)が28日、道警稚内署の捜査本部の事情聴取に対し、母親殺害を認める供述を始めた。

 同本部は殺人容疑で逮捕する方針。長男は動機について、親の離婚に不満を持っていたなどと話しているという。

 長男は28日午前0時ごろ、第一発見者を装って、隣家に119番通報を依頼したほか、同署に「金髪の男が玄関から逃げるのを見た」「27日午後9時ごろまで母親と一緒に過ごした後、2階の自分の部屋で音楽を聴いていた。悲鳴や物音には気づかなかった」と話していた。しかし、28日午後、自供を始め、「母親が離婚したことが嫌だった」などと動機を話したという。





★ジョンベネ事件、容疑者の訴追見送り…DNA一致せず

 ロイター通信によると、米コロラド州地検は28日、ジョンベネ・ラムジーちゃん殺害事件で逮捕された元教師、ジョン・マーク・カー容疑者(41)の訴追を見送ったことを明らかにした。

 同地検は、カー容疑者のDNA鑑定の結果、ジョンベネちゃんの下着から検出されたDNAは、カー容疑者とは別人のものだったと語った。





★「自立の手助けしたい」江川紹子さん、麻原被告四女の後見人に

 オウム真理教の麻原彰晃被告(51)=本名・松本智津夫=の四女(17)が28日、後見人の麻原被告の弁護人を解任し、新たな後見人としてジャーナリストの江川紹子さんの選任を、さいたま家裁越谷支部に申し立てた。江川さんは会見し、「家族から離れて自立する手助けをしたい」と語った。

 江川さんによると、四女は三女の監督下で兄弟と一緒に生活していた。三女には元信者から多額の献金が寄せられているという。四女は教団が起こした犯罪に悩み、「将来は父が奪った以上の命を助けたい」と考えて医者になることを希望。昨年末に家出をして、今年6月からは知人の家で1人暮らしをしている。

 四女は7月1日、江川さんに「家族や教団の束縛から逃れたい。もう、父の娘という理由で誰かから援助を受けて生きたくない」とのメールを送っており、これがきっかけで後見人になることを承諾した。江川さんは「麻原被告の価値観を引き継がずに、社会の中で役に立ちたいというのであれば助けてあげたいと思った」としている。

 後見人は民法上、未成年者に教育を受けさせる義務を負うほか、財産の管理や未成年者の住む場所を指定できる。






★7月の完全失業率4.1%、前月比0.1ポイント低下

 総務省が29日発表した7月の完全失業率(季節調整値)は4.1%となり、前月に比べ0.1ポイント低下した。完全失業者数は前年同月比21万人減の268万人となり、8カ月連続で減少した。また就業者数は6421万人となり、前年同月より11万人増加、15カ月連続の増加となった。

 完全失業率を男女別にみると、男性が前月比横ばいの4.2%、女性が0.3ポイント低下の3.9%だった。また完全失業者のうち、勤務先の人員整理や倒産などで失業した「勤め先都合」は59万人、「自己都合」は103万人だった。





★サイバーエージェント、ゲーム内広告参入・来月に新会社

 インターネット広告大手のサイバーエージェントは9月1日、オンラインゲームの画面を媒体に利用する広告を専門に扱う代理店を設立する。若い男性の長時間利用が多い特性を生かし、ゲームのプレー中に男性向け飲料や車、映画などの広告を表示する。ゲーム会社には広告料という新たな収益源が得られる利点を訴え、新形態のネット広告として利用を促す。

 新会社のアドプレイン(東京・渋谷)は資本金1500万円で、サイバーが全額出資する。ゲームの画面の中で広告を表示する場所や効果的な出し方などをオンラインゲーム運営会社に提案。そのうえで、消費財メーカーなどへの広告枠販売を仲介する。





★ガス風呂釜中毒死、21年間で89人…経産省調査

 経産省の総点検委員会が行った調査では、昨年までの21年間に、ガス風呂釜による一酸化炭素(CO)中毒事故が109件発生して89人が死亡したほか、ガス湯沸かし器の排気筒によるCO中毒事故も71件発生して38人が死亡していたことが分かった。

 事故が起きた風呂釜は自然排気型で、換気不足が主な原因。メーカーは約10社に及ぶが、製品自体の問題点は確認されていないという。死亡した89人のうち、1985〜89年に43人が死亡、その後、徐々に事故は減り、2000〜05年の死者数は3人だった。





★保険料不正免除で1752人処分、社保庁職員の約1割

 国民年金保険料の不正免除問題で、社会保険庁は28日、不正な事務処理に関与した職員と、その上司ら計1752人の処分を発表した。

 このうち停職1〜2月の6人を含め、国家公務員法に基づく懲戒処分は169人。村瀬清司・社保庁長官についても、監督責任を問い、川崎厚労相による訓告とした。組織改革の一環として、民間企業経験者の中から、社会保険事務所長を公募することも発表した。

 今年3月に発覚した京都社保事務局の事案にかかわった8人はすでに処分済みで、一連の不正免除問題の処分者は、社保庁職員全体の約1割となる。また、既に退職している112人については処分の対象にできないため、減給処分などを受けた場合の相当額について自主返納を求める。

 停職処分となったのは、前静岡社保事務局長ら社保事務局の幹部で、本人の意思を確認しないまま、免除手続きを行う違法行為を主導するなどした責任が問われた。停職以外の懲戒処分の内訳は、減給が81人、戒告が82人。社保庁本庁では、担当の国民年金事業室長が、京都社保事務局での事案発覚後の調査で、不正事案の一部を把握しながら、対応が不適切だったとして、減給(10分の1)1月とされた。

 また、社保事務所長以上で処分を受けた人のうち、違法な手続きを主導し、調査に対しても虚偽の報告をするなどした25人については、9月の人事異動で降任・降格とする方針。処分とは別に、社保事務所の課長から、村瀬長官まで約3700人の職員について、給与の一部を自主返納する。






★世界最高齢の116歳女性が死亡-エクアドル

 ギネスブックで世界最高齢と認定されていた116歳のエクアドル女性、マリア・エステル・デ・カポビージャさんが27日未明、入院先の病院で死亡した。家族が明らかにした。フロリダ州在住の孫、カテリーネ・カポビージャさん(46)によると、マリアさんは肺炎を患い、亡くなる2日前からグアヤキルの病院に入院していた。

 マリアさんは1889年9月14日生まれ。同じ年に生まれた人物としては、ハリウッドの「喜劇王」チャップリンや、ドイツの独裁者ヒトラーがいる。1917年に結婚し、1949年に夫が死去。5人の子どものうち娘2人、息子1人は健在で、20年前からは長女夫婦と同居していた。孫が12人、ひ孫が20人、玄孫(やしゃご)が2人いる。

 家族によると、若いころは刺しゅうや絵画、ピアノ、ダンスなどを楽しんだ。毎日3回の食事を欠かさず、昼食に少量のワインを飲むほかは酒やたばこを口にしなかったという。2005年12月、家族がギネスブックに申請し、世界最高齢と認められた。

 ギネスの担当者によると、マリアさんより11カ月遅く生まれた米テネシー州のエリザベス・ボールデンさんが、新たに世界最高齢となる見通し。男性では、米自治領プエルトリコのエミリアノ・メルカド・デル・トロさん(115)が最高齢とされている。






★監禁8年の女性、居場所は非公開-家族とも面会せず

 8年前、10歳の時に誘拐され、23日にウィーン近くの村落で見つかったナターシャ・カンプシュさん(18)は、家族といったん再会した後、非公開の場所に保護されている。両親らの抗議に対し、警察は「カンプシュさんの意思を尊重している。本人は面会を望んでいない」と説明している。

 26日から27日にかけ、カンプシュさんと数時間にわたって面会した弁護士の話によると、カンプシュさんは「安全な場所」に滞在している。同年代の若者と会って会話を楽しむなど、精神状態も安定しているという。警察はオーストリア通信に「本人が希望すれば、どこへ行くのも自由。今後についても本人次第だ」と述べ、警察が監視下に置いているのではないことを強調した。

 一方、27日付のオーストリア紙クリアによれば、カンプシュさんの母親は「ナターシャはまた閉じ込められてしまった。この状態を本人が希望しているわけがない。娘には母親が必要なのに」と訴えている。またAPA通信によると、父親は「娘と会って写真を撮り、親戚に見せたい」と申し出たが、警察は「写真が報道機関などに流出する恐れがある」との理由で、これを拒否したという。

 オーストリアの精神科医ら専門家は、「誘拐事件の被害者が家族との信頼関係を取り戻すには時間がかかるのが普通」と指摘している。






★小学校の1割に外国人配し、英語教育充実 文科省方針

 小学校での英語教育を充実させるため、文部科学省が、来年度から、全国の国公私立小学校の約1割にあたる約2400校をカバーする外国人指導助手(ALT)を配置するなどの取り組みを進める。同時に、指導方法や教材などを盛り込んだ総合サイトを同省が開設し、教員に情報提供する方針だ。

 このため、文科省は来年度の概算要求に約38億円を盛り込んだ。小学校での英語教育は現在、主に「総合的な学習の時間」を利用してゲームや歌などを通じて英語に触れる活動が行われている。9割以上の公立小学校が導入しているが、学校ごとに活動内容のばらつきが大きかった。

 文科省によると、どの学校でも使えるように統一的な補助教材やCDを作製、全国約2万3000校に配布する。このうち約2400校では、ALTのほかに、英語圏での就学、勤務、生活経験のある英語に堪能な地域の人材を活用したり、コンピューターを使ったIT教育を充実させたりする。また、教員の指導力を高めるため、国として初めて小学校英語に特化した研修を始めるという。

 小学校英語をめぐっては、中央教育審議会(文科相の諮問機関)の専門部会が今年3月に小学5年生から週1時間程度の「必修化」を提言し、中教審で議論が進められている。






★ペット避難セット、おいしい非常食も-防災フェア

 人間はおいしい非常食で、愛犬や愛猫は組み立て式テントもある専用避難セットで、災害にそれぞれ万全の備えを――9月1日の「防災の日」が近づき、百貨店やスーパー各社が人間用とペット用の防災用品で品ぞろえを競っている。

 小型テントがつく「犬用」「猫用」の非常用リュック(左下)は約1.4キロ。人間が背負うことになる=東京都中央区の三越日本橋本店で

 三越が8月上旬、インターネットで先行販売した犬、猫用の避難セットは、簡易えさ入れなど9点で1万4700円(税込み)するが、予想を上回る20袋が売れた。お値段は人間用より高めだが、「2匹いるから2袋欲しい」という愛犬家もいて、店頭販売も好調だ。イトーヨーカ堂も8月、ネットでペット用の取り扱いを始めた。

 一方、人間用には「非常持出袋」などの表示がない「おしゃれ」感のあるかばんを用意し、PRも非常食のおいしさなどを重点にしている。

 東急百貨店東横店では、大根やちくわなど7種類入りのおでんの缶詰(378円)が好調で、2回も追加仕入れした。三越日本橋店は9月2〜3日、食感のよい非常用クラッカーの試食販売をする。高島屋は防災用品カタログに、和牛コンビーフや有名ホテルのスープを掲載している。






★対話ロボットを病院に寄贈-子ども亡くした親たち

 闘病生活を送る子どもたちの話し相手にと、簡単な会話ができるロボット「よりそいイフボット」が28日、大阪府泉大津市の市立病院に贈られた。白血病で入院中にイフボットの試作機のモニターを務め、14歳の若さで亡くなった木田翔太君の母美恵子さん(53)が代表を務める埼玉県朝霞市の市民団体「全国にとどけよう コミュニケーションロボットと翔ちゃん基金」が寄贈した。

 イフボットは5歳児程度の会話ができ、顔にある108個の発光ダイオードで数十種類の表情もつくる。面会時間後の夜間、独りぼっちになる子どもたちの孤独感を和らげるためにつくられた。翔太君は04年2月、白血病のため、埼玉県内の病院に入院。骨髄移植には成功したが、合併症で04年10月に亡くなった。

 「イフボットと最期まで一緒だった。親にも言えないことをきっと話していたと思う」と美恵子さん。息子のように闘病中の子どもたちを励まそうと、家族や仲間と昨夏から募金活動に取り組み、今回第1号の寄贈にこぎつけた。イフボットには「翔ちゃん」と名付けた。基金は寄贈するイフボットの名前をすべて「翔ちゃん」にするという。「翔ちゃんにいろんな所に飛んでいってもらいたい」という願いからだ。

 募金の問い合わせは同基金(048・468・5805)へ。

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★モデル“日本代表”に14歳柳沢さん

 モニカ・ベルッチ(37)、キャメロン・ディアス(33)らを輩出したモデルの世界大会「エリート ルック2006」日本大会が28日、都内で行われ、東京都の中学3年生・柳沢実佑さん(みゆ、14)がグランプリを獲得した。

 応募者約3000人のの頂点に立った柳沢さんは176センチの長身。「モデルを勧めてくれた祖母にまず伝えたい」と笑顔。兵庫・芦屋市から応援に駆け付けた祖母・長崎康子さん(75)は「小学生のころからグングン背が伸びておしゃれも好きだから、できればなったらとは言ったけど、本当になれるなんて」と孫娘の快挙に相好を崩した。

 柳沢さんは11月1日からタイで行われる世界大会に日本代表で出場する。
★重要犯罪の捜査強化-警察庁、治安再生へ重点7項目

 警察庁は29日、治安再生に向けた重点施策を公表した。「(殺人、強盗など)重要犯罪の捜査の強化」「組織犯罪・来日外国人犯罪対策」など7項目で、重要凶悪犯罪を対象にした公的懸賞金制度導入など一般からの情報提供を促す試みを盛り込んだのが特徴。平成19年度末をめどに実現を図る。

 犯罪増加の歯止めを目的に、15年8月に策定された「緊急治安対策プログラム」以来の総合的施策。「摘発への取り組みなどを強める」とし、同プログラムに追加すべき施策などをまとめた。実現に向け、19年度予算概算要求には2785億5500万円(前年度比7.4%増)を計上した。

 7項目の残りは(1)安全・安心なまちづくり(2)テロ対策(3)サイバー空間の安全確保(4)交通安全対策(5)治安基盤の強化。

 「重要犯罪捜査の強化」では、情報収集の新たな手法として匿名通報事業の試験的実施も盛り込んだ。犯罪を見逃さないよう検視にコンピューター断層撮影(CT)による検査を活用する。

 「組織犯罪対策」の柱は、テロ組織への資金流出やマネーロンダリング(資金洗浄)の対策。来年の通常国会で「犯罪収益流通防止法案(仮称)」の制定を目指す。金融庁の特定金融情報室(FIU)が警察庁に移管されるのを受け、資金洗浄情報を分析するデータベースの整備なども進める。

 「テロ対策」には20年に日本で開催される主要国首脳会議(サミット)への対応や、北朝鮮による拉致事件の解明推進などを盛り込んだ。

 地方警察官の増員は、17年度から始まった「3カ年1万人増員構想」に基づき、残りの3000人を要求。FIU移管などを踏まえ、警察庁職員の増員も図る。
★女性は賄賂を受け取らない傾向?

 ロシアの警察浄化策-女性警察官のみの交通警官隊が誕生

 ロシアで、女性警察官のみの交通警官隊がはじめて誕生する。警察の上層部は、女性警官は男性警官ほど汚職が激しくないと信じているのだ。

 現在、交通警官のほとんどは男性で、しばしば賄賂と引き換えに交通違反を見逃している。こうした悪習が、ロシアの道路交通を世界でも最も危険なものにしていると考える人は多い。毎年、およそ3万5000人が事故で死亡している。

 『イズヴェスティア』紙は、「26人の女性警官からなる初の女性交通警官部隊が(ロシア南部の)ボルゴグラードの中心部をパトロールします。女性は賄賂には屈しないということを証明する調査結果が出ています」との地方警察署長ミハイル・ツクルクの発言を紹介した。
現在、交通取り締まりの任務についている女性警官の数は、ごくわずかだ。
★ハリケーン「カトリーナ」から1年
└復興進まぬジャズの街

■「どうなるかわからない」将来に不安

 大型ハリケーン、「カトリーナ」が米国南部に甚大な被害をもたらして1年。「ビッグ・イージー」の愛称通り、気楽でのんびりした暮らしで知られるニューオーリンズは節目の時を、なお続く混乱の中で迎える。

 ブッシュ大統領も28日から29日まで当地に滞在、復興状況の視察や被災者激励を行う予定だ。だが、復興は遅々として進まず、人々は新生活への展望を持てないままでいる。


≪トレーラーハウス≫

 ニューオーリンズは今年2月、恒例のマルディグラのカーニバル(謝肉祭)を催し、復活を内外にアピールした。1周年を前に、市中心部、フレンチクオーターでは、ネオンがきらめき、ジャズが流れる中で、観光客がそぞろ歩いている。

 だが、最も激しく被災した地域の一つ、黒人居住者が多数を占めるフレンチクオーター東方の第9区に足を向けると、まだがれきが残り、仮設住宅としてのトレーラーハウスが廃虚となった住宅の前にずらり並んでいる。

 その1台の前で、建設作業員、マイク・パーキンスさん(41)が家族ととともに食事を取っていた。トレーラーハウスには家族がくつろげるようなスペースはない。

 「カトリーナ以来、ここは毎日が日曜日の早朝みたいにがらんとしている。残った住民もみんなトレーラー暮らしさ。家を再建できたという話は聞かないね」。そう話すパーキンスさんの背後には、窓もドアも壊れたままの一軒家が、内部をむき出しにさらしていた。

 「今の気分は、と聞かれれば、明るいというにはほど遠いというほかない。確かに、ダウンタウンはぴかぴかになった。でも、おれたちとは別の世界の話だ。このトレーラーハウスだって、18カ月の期限付き貸与だ。これからどうなるのか」

 今月、発表された米シンクタンク、ブルッキングス研究所の報告書は、住宅市場の活況と観光産業の復活を明るい兆候に挙げる一方、社会基盤の復旧の遅れは深刻だと指摘した(別表参照)。災害前に約48万人を数えたニューオーリンズの人口は、まだ20万人前後までしか回復していない。


≪心を病む人々≫

 米医師会の調査では、ニューオーリンズの10万人当たりの自殺者数は災害前の9人から災害後は26人に増えた一方、市内の精神科医192人のうちカトリーナ後に戻ってきたのは22人にとどまる。

 調査したリチャード・ワイズラー氏は米誌ニューズウィークに、自殺率上昇の理由を「すべてがばらばらになってしまったことだ。通常、自然災害に直面した際、被災者は困難をくぐり抜けるため団結するが、カトリーナでは被災者が各地に離散したままになってしまった」と指摘している。



≪ガンボ復活目指し≫

 こうした中、医師、ジャスティン・ラングレン氏は「離散してしまったニューオーリンズの『失われた民』へ」として、29日に故郷を思い出し、「カトリーナ・ディナー」を食べようとホームページで呼びかけた。

 ディナーのメニューは自由ながら、「ガンボは不可欠だ」と、ラングレン氏は語る。ガンボとはさまざまな材料を用いた南部名物のごった煮のことで、そこには、ばらばらになった人々をもう一度、結びつけたいとの思いが込められている。

 通りを流していたタクシー運転手、ジュン・ズールーさん(38)も「ニューオーリンズはガンボみたいな街。多様な人々が違いを抱えつつも混ざり合って生きてきた」と趣旨に大いに賛同する。

 だが、そのズールーさんも「この街がどうなるのか1年たっても宙に浮いたままだ。10年後、全体のにぎわいを取り戻しているのか、本当にわからないんだ」と、将来への不安は隠さなかった。
★幼児3人死亡事故の福岡市、五輪招致行事を自粛

 福岡市職員が飲酒運転し、幼い子供3人が死亡した事故は、同市の2016年夏季五輪招致活動にも波紋を広げている。

 市と地元経済界でつくる「福岡・九州オリンピック招致推進委員会」は、29日に計画していた2000人規模の応援決起大会の中止を決めた。

 国内候補地が決まる30日、市役所に集まり、決定までの様子を伝えるテレビ中継を見るイベントは規模を縮小。

 推進委は「事故の重大性から、お祭り的なことは自粛した」と説明している。

 同市広聴課には28日午後5時までに、抗議の電話が約120件、メール約800件が寄せられ、職員11人が対応に追われた。「職員教育もできないのに、五輪の候補地に名乗りを上げるべきではない」との声も相次いだという。
★<福岡追突転落>容疑者の両親が「おわびの言葉」

 福岡市東区の「海の中道大橋」で、一家5人が乗ったRV車が追突されて海中に転落、幼児3人が死亡した事故で、ひき逃げ容疑などで逮捕された同市職員、今林大(ふとし)容疑者(22)の両親が29日、弁護士を通じて「おわびの言葉」を公表した。

 両親は「かわいいさかりの大切な大切な3人のお子様の尊い命を奪ってしまい、(被害者の)家庭のお幸せと未来を一瞬にして断ち切ってしまったという現実と、私たちの息子が起こした恐ろしい現実を受け止めることで精いっぱいです」と事故後、初めて心境を明かした。

 また「あまりにも事が大きすぎて、どのようにおわびすればよいのか見当もつきません。今は3人のお子様のご冥福をお祈りさせて頂きたいと思います」などと結んでいる。

 今林容疑者の父親は地域の消防分団に所属しており、今回の事故当時は一家5人の救助活動にも加わっていたという。
★<スキミング事件>首謀者中国人「ゲン」を追え

 中心人物「ゲン」を追え――。
 被害総額約8億4100万円、被害者209人に上ったゴルフ場を舞台にしたキャッシュカード(銀行カード)のスキミング事件。警視庁などは日本人と中国人の計26人を逮捕し、公判は今も続くが、通称名「ゲン」を名乗る中国人の男の存在がクローズアップされている。

 警視庁捜査3課はゲンが事件の首謀者とみており、「国内のカード偽造事件の全容を知る男」と位置づけているが、2年に及ぶ捜査でも行方はおろか、本名すら判明していない。

 調べでは、ゲンは身長約180センチ、42〜43歳。当初は「テン」とも名乗っていた。中国人と分からないほど流ちょうな日本語を使い、13年ほど前、学生として来日。上海出身とされている。

 03年夏、ゲンは日本人グループのリーダー、藤原高広被告(35)を仲間に引き入れた。「クレジットカードと違い偽造銀行カードは、一度に金をたくさん口座から下ろせて、もうかる。スキミングしてくれれば、手数料を払う」。

 藤原被告はゴルフ場の元支配人(公判中に死亡)を仲間に引き入れ、複製した貴重品ボックスのマスターキーを使って客のカードをスキミング、暗証番号も入手し、中国人グループにデータを引き渡していた。

 捜査3課は当初、別の男が首謀者とみていたが、逮捕者の供述などからゲンの存在が浮上。しかしゲンの姿を確認したのは、04年6月に渋谷区代々木で日本人と接触した際と、7月1日夕にJR上野駅で他の仲間と寝台特急「北斗星」で北海道に向かった時などの数回だけ。

 5メートルごとに建物の壁に張り付いて後方を確認したり、9階にあった関係先マンションの部屋に出入りする際、深夜でも非常階段を使用するなど、異常なまでに警戒する姿だった。

 北海道に同行した仲間ら3人が神奈川県警に入管法違反容疑(旅券不携帯)で現行犯逮捕されると、藤原被告とも連絡を絶ち、行方をくらませた。ゲンが首謀者だったと判明する半年前だった。

 データの受け渡し場所は、JR代々木駅周辺の路上や地下のカラオケボックス。日本人グループにアジトを隠し、偽造カードは盗品の銀行カードにデータを上書きする用心深さだった。逮捕された中国人はゲンについての供述を拒み、捜査側がゲンを特定する材料は、ぼやけた写真が残った以外になく、指紋すらも取れていない。

 捜査幹部は「スキミング事件以後も、ゲンが中国人のカード偽造グループで中心的役割を担っている可能性は高い」として、偽造カード事件の摘発を進めているが、その影は今のところ確認されていない。

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