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今日のニュースコミュの2006年8月28日(月)-東京-曇

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★宮里優作がホールインワンを2度記録、米ゴルフツアー

 米男子プロゴルフツアーのリノタホ・オープンは25日、リノのモントルー・クラブ(パー72)で第2ラウンドを実施し、日本の宮里優作(26)が2度のホールインワンを記録した。同一ラウンドでの記録は、同ツアー史上、初めてだという。


★マッサが初PP-F1トルコGP予選

 自動車レースのフォーミュラ1(F1)今季第14戦のトルコ・グランプリは26日、当地のイスタンブール・パーク・サーキットで公式予選を行い、フェリペ・マッサ(ブラジル、フェラーリ)が1分26秒907のトップタイムで、自己初のポールポジション(PP)を獲得した。


★スクリューに巻き込まれ?アザラシの「ナカちゃん」死亡

 27日午後6時10分ごろ、徳島県阿南市那賀川町中島の那賀川河口付近の中州に、動かないアザラシがいると119番通報があった。すでに死んでおり、後ろ脚のけがの跡などから、獣医師が昨年11月から周辺にすみ着いていたアゴヒゲアザラシの「ナカちゃん」と断定した。


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★「ミツトヨ」核用測定機の関連ソフトも偽装輸出

 精密測定機器大手「ミツトヨ」(川崎市)による外為法違反事件で、同社が核開発に転用可能な三次元測定機をマレーシアに不正輸出した際、関連のソフトウエアも同時に無許可で輸出していたことが27日、警視庁公安部の調べでわかった。

 同社は、このソフトウエアが、国内販売向けのソフトウエアと同じ性能であるにもかかわらず、低性能で輸出規制には触れない商品だと表示していた。公安部は、同社の偽装工作の悪質性を裏付ける事実とみている。

 公安部の調べによると、ミツトヨは1990年代後半、ドイツの現地法人が中心となって、三次元測定機を正確に作動させるためのプログラムを組み込んだ「ジオパック」と呼ばれるソフトウエアを開発した。このソフトウエアを複製して商品化する作業は、宇都宮市内の工場で行われ、ミツトヨが三次元測定機を国内外に販売する際には通常、このソフトウエアが一緒に組み込まれている。

 外為法や関連政令では、機器類だけでなくソフトウエアについても、一定水準を超える性能の製品を輸出する際には経済産業相の許可を得るよう義務付けている。ところが、ミツトヨは、輸出向けの三次元測定機に組み込むソフトウエアが国内販売用と同じ高性能の商品であるにもかかわらず、輸出規制に該当しないことを意味する「アンコントロールド」と表示。国内販売用より性能が低いよう偽装していた。

 同社社長らの逮捕容疑となった2001年10月と11月のマレーシアへの無許可輸出でも、三次元測定機にこのソフトウエアが組み込まれていたことが確認されており、同社のマレーシア現地法人を経て、「核の闇市場」とかかわりのある現地企業に流れていた。

 また、公安部では、同年にタイや中国に輸出された三次元測定機について、組み込まれたソフトウエアを調べた結果、輸出規制に該当する性能を持っていることを確認したという。

 このソフトウエアについて、同社の担当者は外部に、日本製ではなくドイツ製だと説明していたという。公安部では、ドイツから正規に輸出されたことを装うことで、日本の法令に抵触していないことを主張する意図があったとみている。





★旅客機墜落、49人死亡 米ケンタッキー州

 27日午前6時19分(日本時間同日午後8時19分)ごろ、米ケンタッキー州レキシントンからジョージア州アトランタに向かったデルタ航空5191便が、ブルーグラス空港を離陸直後、約1.6キロ離れた森に墜落した。乗客46人と乗員4人の50人が乗っており、49人が死亡した。生存者1人が病院に搬送されたが重体。

 連邦航空局によると、墜落の原因は調査中だが、本来のものの半分の長さしかない誤った滑走路から離陸した可能性があるという。当時、周辺の天候は悪くなかった。同機は午前6時5分に管制塔と最後の交信後、墜落した。

 墜落したのは、米デルタ航空の子会社、コムエアーが運航しており、機種はボンバルディア社のCRJ100型機。





★「子供を助けることだけ…」3児転落死亡で無念の両親

 福岡市東区で、同市博多区千代1、会社員大上哲央(あきお)さん(33)一家5人の車が同市職員運転の車に追突され海に転落した事故で、長男紘彬(ひろあき)ちゃん(4)、二男倫彬(ともあき)ちゃん(3)、長女紗彬(さあや)ちゃん(1)を失った哲央さん、かおりさん(29)夫妻は27日、読売新聞の取材に応じ、無念の表情で事故当時の様子や現在の心境を語った。

 「バックミラーに光が見え、『来る』と思った瞬間にすごい衝撃を受けた。気付いたら車が空を飛び、海に落ちていった。死ぬと思った」。哲央さんは自宅前で、事故の瞬間を振り返った。子供たちを助けようとして負傷した右手に包帯が巻かれていた。転落後は「とにかく子供を助けることだけを考えた」という。

 逮捕された福岡市職員をどう思うかとの質問には、「今は子供たちのことが一番。何も言うことはない」と答えるのが精いっぱいだった。

 かおりさんは東区の葬祭場前で取材に応じた。子供たちを助けようと何度も海に潜った時にけがをしたのか、足を引きずっており、手には愛児が写った十数枚の写真。「息子は馬に乗るのが好きで……」と声を詰まらせた。「落ちた時は自分のそばに子供たちが見えました。『みんなで生き抜くぞ』と思い、助けなければという気持ちでいっぱいでした」とだけ話した。





★マッサが初PP F1トルコGP予選

 自動車レースのフォーミュラ1(F1)今季第14戦のトルコ・グランプリは26日、当地のイスタンブール・パーク・サーキットで公式予選を行い、フェリペ・マッサ(ブラジル、フェラーリ)が1分26秒907のトップタイムで、自己初のポールポジション(PP)を獲得した。

 チームメートのミヒャエル・シューマッハー(ドイツ)は、首位に0秒37差の2番手。フェラーリ勢のフロントロー独占は今季4度目となった。3番手には昨季王者のフェルナンド・アロンソ(スペイン、ルノー)が入った。

 トヨタ勢は5番手にラルフ・シューマッハー(ドイツ)がつけたが、エンジン交換で規則違反を指摘され、決勝のスタート順が15番手に繰り下げられた。ヤルノ・トゥルーリ(イタリア)は13番手。ホンダ勢は前戦ハンガリーGPを制したジェンソン・バトン(イギリス)が7番手、ルーベンス・バリチェロが14番手。

 スーパーアグリ・ホンダ勢は山本左近が21番手、佐藤琢磨が最下位の22番手だった。





★米国在住の男性、ウェブカメラで英国の強盗事件を目撃

 英国北部に設置されていたウェブカメラの映像を見ていたアメリカ人男性が、米国の自宅から4589マイル離れた場所で発生した強盗事件を目撃、警察に通報して犯人逮捕の手助けをした。

 お手柄だったのは米テキサス州ダラス在住の男性で、この日はインターネットを使用してビートルズ・ファンのメッカ、英国・リバプールにあるマシュー・ストリートのライブ映像を見ていたという。すると、スポーツ用品店に侵入しようとしている数名の人物を発見、彼はすぐに警察に通報した。英マージーサイド州警察の広報担当は、「ダラスに住んでいる男性から、『マシュー・ストリートのウェブカメラで、強盗事件を目撃した』との通報があったのです。彼は直接イギリスの現地警察に通報してきたのです」とロイターに語った。すぐに警官が現場に駆けつけ、3名の容疑者が逮捕された。






★行楽中の事故相次ぐ・8月最後の日曜日

 8月最後の日曜日の27日、全国の海や山などで行楽中の事故が相次ぎ、共同通信の集計で5人が死亡、5人が行方不明となり、7人が負傷した。神奈川県三浦市の海岸沖で、川崎市の幼稚園児冨山楓矢斗ちゃん(5)が浮いているのが見つかり、病院に運ばれたが死亡。京都府木津町の木津川では、近くに住む無職松岡真さん(71)がアユ釣り中に流されて亡くなった。

 和歌山県有田市の港では、釣りに来ていた大阪府泉佐野市の鉄工所経営向井昂三さん(62)が車ごと海に転落して死亡。高知県越知町の仁淀川でも、遊泳中の愛媛県西条市の会社員市川孝さん(41)がおぼれ、死亡した。

 山の事故では長野県白馬村の北アルプスで落石があり、登山中の女性2人を直撃。東京都西東京市の主婦竹内芙美代さん(63)が死亡、もう1人の女性(58)が軽傷を負った。





★徳島の人気アザラシ-ナカちゃん死す

 徳島県阿南市の那珂川で27日、アゴヒゲアザラシの「ナカちゃん」が死んでいるのを、通行人が見つけた。昨年11月からすみ着き、人気者になっていた。岸辺にはナカちゃんの死を聞きつけたファン約50人が集まり、別れを惜しんだ。

 阿南市消防本部に「ナカちゃんと見られるアザラシが、頭部から血を流して動かなくなっている」と通報があったのは午後6時10分ごろ。普段よく姿を見せる中州から約600メートル下流の別の中州で、岸辺を通り掛かった通行人の男性が見つけた。午後8時50分すぎに、駆けつけた獣医が死亡を確認。体形や古傷の位置などからナカちゃんと断定した。28日にとくしま動物園(徳島市)で死因を調べる。顔の左側に大きな傷があり、口から出血していた。異物の誤飲、かっ血による肺損傷との情報もある。

 国土交通省那珂川河川事務所のサイトには、市民からの目撃情報が書き込まれており、最後の目撃情報は24日の午後4時ごろ。護岸ブロック付近を泳いでいたというものだった。ナカちゃんは昨年11月から那珂川に出没。中州で寝そべる愛らしい姿から人気者となり、県内外からも見物客が訪れていた。今年3月には阿南市の名誉市民となっていた。

 6月には右後ろ足に船のスクリューによると見られる切り傷が確認されたことから、先月末に同河川事務所や消防本部、市、県などからなる「ナカちゃんに関する行政連絡会」が、保護のあり方などを協議していた矢先だった。

 岸辺にはナカちゃんの死を伝え聞いた近所の人らが集まり、シートにくるまれた死がいを乗せたトラックを見送った。声を上げて泣く人、「ナカちゃん」と呼び続ける人も。近所の無職山口政利さん(66)は「とても寂しい。ナカちゃんの姿を見るのが毎日楽しみだった」と肩を落とした。






★パロマ工業に回収の緊急命令検討 経産省、月内にも決定

 パロマ工業の瞬間湯沸かし器で中毒事故が相次いだ問題で、経済産業省は同社に対し、消費生活用製品安全法に基づき対象製品の回収などを命じる緊急命令を出す検討に入った。週明けにも命令の可否や必要性を協議し、月内に決定する。命令が出されれば、昨秋の松下電器産業の石油暖房機に続き2例目となる。

 パロマ工業は事故が起きる危険がある7機種について、すでに点検や回収を進めている。7機種は約26万台出荷されたが、製造年が古いため廃棄されたものが多く、同省の今月23日までのまとめでは最大4万戸余りで現存する可能性がある。同社やガス会社は1万8211件の点検を済ませ、留守宅や点検を拒否した人などを除き、「ほぼ一巡した」(同省)段階だという。同省は今月10日に同社への立ち入り検査を実施。その後、行政処分の可否を検討してきた。

 同法は、製品の欠陥で消費者の生命・身体に重大な危害が発生したり、発生する急迫した危険があったりする場合、回収などの応急措置を命じることができると定めている。違反すると、1年以下の懲役や100万円以下の罰金が科される。






★パロマ工業に回収の緊急命令検討 経産省、月内にも決定

 パロマ工業の瞬間湯沸かし器で中毒事故が相次いだ問題で、経済産業省は同社に対し、消費生活用製品安全法に基づき対象製品の回収などを命じる緊急命令を出す検討に入った。週明けにも命令の可否や必要性を協議し、月内に決定する。命令が出されれば、昨秋の松下電器産業の石油暖房機に続き2例目となる。

 パロマ工業は事故が起きる危険がある7機種について、すでに点検や回収を進めている。7機種は約26万台出荷されたが、製造年が古いため廃棄されたものが多く、同省の今月23日までのまとめでは最大4万戸余りで現存する可能性がある。同社やガス会社は1万8211件の点検を済ませ、留守宅や点検を拒否した人などを除き、「ほぼ一巡した」(同省)段階だという。

 同省は今月10日に同社への立ち入り検査を実施。その後、行政処分の可否を検討してきた。

 同法は、製品の欠陥で消費者の生命・身体に重大な危害が発生したり、発生する急迫した危険があったりする場合、回収などの応急措置を命じることができると定めている。違反すると、1年以下の懲役や100万円以下の罰金が科される。






★漫画で日中高校生120人が交流 「ますます好きに」

 漫画を通して日中の高校生が交流する「日中交流漫画展」(外務省主催)が27日、都内の会議場で開かれた。中国で大人気の日本の漫画を利用して日本の印象を変えてもらうのが狙い。中国の高校生たちは「日本の漫画がますます好きになった」と目を輝かせた。

 日中間で毎年千人規模の高校生が相互訪問する交流事業の一環で、北京などから21日に来日した生徒約60人と、滞在先の家庭の高校生ら約60人が参加。中国で幼少時代を過ごした山内ジョージさんら漫画家4人が出席した。

 漫画家たちが壇上で実際に漫画を描いたほか、生徒の似顔絵も描いた。生徒たちがホワイトボードに動物やアニメキャラクターなどを描くと、漫画家森田拳次さんは「私より上手。立場がない」とユーモアを交えて講評した。

 北京の高校2年李源(リ・ユアン)さん(16)は「有名な漫画家と会えて感激。日本文化の理解が深まった」。神奈川県の高校1年岡庭瑞穂さん(16)は「中国人は硬いイメージがあったが、話してみると私たちと変わらない」と感想を話した。

コメント(4)

★<ミツトヨ不正輸出>無許可で技術指導
└「核の闇市場」流出も

 大手精密測定機器メーカー「ミツトヨ」の不正輸出事件で、同社が三次元測定機を輸出したマレーシアの「スコミ・プレシジョン・エンジニアリング」(SCOPE)に対し、技術指導も無許可で実施していたことが警視庁公安部の調べで分かった。外為法では「役務(技術など)の提供」も許可が必要で、同法違反の疑いがある。指導の様子を撮影したビデオもリビア側に流れたとみられ、公安部は「核の闇市場」へ技術も流出したとみて捜査している。

 調べでは、同社は01年10、11両月、シンガポールの子会社からマレーシアの孫会社を経由して測定機2台をS社に輸出。技術指導は最初の1台の据え付け工事の際、孫会社の現地社員が実施した。指導の様子を、S社側はビデオ撮影していたという。

 据え付けられた測定機は解体され、アラブ首長国連邦・ドバイの会社経由でリビアへ運ばれ、国際原子力機関(IAEA)の査察で見つかった。IAEAやマレーシア当局の捜査に対し、リビア側は、このビデオが同国内に持ち込まれ、S社から使い方を教わったことを認めているという。

 公安部の任意の聴取に対して、ミツトヨの複数の本社社員は「販売先は子会社や孫会社に任せ切りで、転売先について関心を払わなかった」と同社のずさんな管理体制を供述。「闇市場」への技術流出の危険性についても無警戒だったことを認めている。

 核開発技術については、闇市場の中心人物、カーン博士がパキスタン当局に対し、リビア、イラン、北朝鮮への供与を認めている。公安部は「核関連技術は国際的に管理が厳しい。入手困難な測定機の操作情報は貴重だったはず」とみており、流出の経緯についても関心を寄せている。
★飲酒事故「二度となくして」

「助けたかった」無念の父−3児の通夜・福岡

 飲酒運転の福岡市職員の追突事故で亡くなった同市博多区の会社員大上哲央さん(33)の長男紘彬ちゃん(4)、二男倫彬ちゃん(3)、長女紗彬ちゃん(1)の通夜が27日夜、同市東区の葬祭場でしめやかに営まれた。

 会場の祭壇には、笑顔の遺影が並んだ。好きだったクワガタやカブトムシのおもちゃや、博多祇園山笠の祭りで着た法被、家族の写真、風船などの思い出の品も飾られた。雨の中、約400人が弔問に訪れた。

 終了後、哲央さんは3児の祖父謙一さん(62)とともに報道陣に応対。「大勢の方に来ていただいて、初めて現実を受け止めなければと思いました。子供たちは何も罪がなかったから、本当に申し訳ない」と涙ぐみ、飲酒事故による悲劇について「過去にもたくさんの事故があって、それでもなくならないことが悲しい」「二度と起こらないようにしてほしい」などと訴えた。

 参列者によると、妻かおりさん(29)は会場で気丈に振る舞っていたが、声を出すのもつらそうな様子だったという。

 通夜の前には、山崎広太郎市長が弔問。哲央さんは「助けたかった。分かりますか、その気持ちが」と無念の思いをぶつけ、謙一さんは「お帰りなさいと迎えてくれる子がもういない」と声を絞り出すようにして飲酒運転撲滅を求めたという。
★<ビラ配布>「住居侵入」否定し無罪-東京地裁

 東京都葛飾区のマンションに共産党のビラを配布するために侵入したとして、住居侵入罪に問われた僧侶、荒川庸生(ようせい)被告(58)に対し、東京地裁は28日、無罪(求刑・罰金10万円)を言い渡した。大島隆明裁判長は「ビラ配布の目的だけであれば、共有部分への立ち入り行為を刑事上の処罰の対象とするとの社会的通念は、いまだ確立していない」と指摘し、住居侵入罪の成立自体を否定した。

 公判で弁護側は「ビラ配布は政治的表現の自由の一つとして憲法で保障されている。玄関はオートロックではなく、ドアポストにビラを配布しただけで住居侵入罪は成立しない」と、無罪か公訴棄却を主張。検察側は「立ち入り拒否の張り紙が掲示されており『侵入』に当たることは明白。政治的意見の表明であっても、他人の権利を侵害することは許されない」と指摘していた。

 判決はまず、マンションへの立ち入りが許されるかどうかについて「他人の住居の平穏を不当に害することは許されず、憲法だけを根拠に直ちに正当化することは困難。目的や態様に照らし、法秩序全体の見地から社会通念上容認されざる行為と言えるか否かによって判断するほかない」と指摘した。

 そのうえで(1)政治的主張のビラ受領で、住民の平穏が侵害されるとの不安感を抱くことは少ない(2)配布の際の滞在時間は7、8分程度でプライバシー侵害の程度もわずか(3)ビラ投かんでの立件はほとんどない――などと判断。「立ち入り拒否の張り紙は商業ビラの投かん禁止とも読み取れ、マンション側が政治目的のビラ配布を禁じていたとしても、その意思表示が来訪者に伝わる表示となっていない」として、正当な理由のない違法な立ち入り行為に当たらないと結論付けた。

 荒川被告は04年12月23日午後2時20分ごろ、葛飾区の7階建てマンションに入り、共産党の「都議会報告」などのビラを3〜7階27戸のドアポストに入れた、として起訴された。注意した住民が現行犯逮捕し、23日間にわたり拘置された。

 ビラ配りを巡っては、東京都立川市の防衛庁官舎に自衛隊イラク派遣に反対するビラを配って同罪に問われた男女3人を1審・東京地裁八王子支部が無罪(04年12月)としたが、東京高裁が昨年12月に罰金10万〜20万円の逆転有罪判決を言い渡した(被告側が上告中)。


▽岩村修二・東京地検次席検事の話

 検察の主張が理解されず遺憾である。判決内容を検討し、上級庁とも協議の上、控訴の要否を判断したい。



▽弁護団の話 

 当然の結論。憲法が保障する言論の自由の重要性を明確にすることで「憲法の番人」としての司法の役割が見事果たされた。検察が控訴することは断じて許されない。



▽土本武司・白鴎大法科大学院教授(刑事法)の話

 ビラ配りなどを禁止するとの張り紙がされており、ビラ配りを拒否する住民の意思は明白だ。政治的主張の表現行為であっても「住居の平穏」という他人の権利を侵害することは許されない。違法性が軽微とはいえ、ゼロでないのであれば有罪とすべきで、裁判所の判断に誤りがあると言わざるをえない。



▽白取祐司・北海道大大学院教授(刑事訴訟法)の話

 判決は住民の不安感や不快感に配慮しつつ、刑事罰の対象にすべきだという社会通念は確立されていないと判断して、無罪とした。社会常識に沿った妥当な結論だ。

 一方で、憲法で保障された表現の自由を十分に考慮していない点には不満が残る。無罪になったとはいえ、起訴されたことで、被告自身は大きな社会的ダメージを受け、市民運動への萎縮(いしゅく)効果も生じさせた。

 特定の政治的活動を狙い撃ちにして起訴した検察の責任が問われるべきだろう。
★喫煙、女子中高生 母譲り?

 吸わぬ親と1.8倍の差…厚労省研究班
 
 両親に喫煙・飲酒習慣があると、その子供が中高生になって喫煙・飲酒する割合が、両親に習慣がない場合に比べていずれも大きく、父親よりも母親の影響を受けていることが、厚生労働省の研究班(主任研究者・林謙治国立保健医療科学院次長)の調査でわかった。

 林次長は「子供を指導する前に親を指導することが必要」と指摘している。この結果は、27日に大阪市で開かれる思春期学会で発表される。

 この調査は、厚生労働省研究班が全国の中高生、のべ約32万4500人にアンケートし、1996年度から4年ごとに2004年度まで実施。今年度になって、林次長が再分析を加えた。

 04年度の調査によると、喫煙する母親を持つ女子の喫煙率は、喫煙しない母親を持つ場合の1・81倍で、飲酒する母親を持つ女子の飲酒率はそうでない場合の1・66倍。父親が喫煙や飲酒をする場合は、それぞれ、しない場合の約1・3倍だ。

 男子も、母親が喫煙・飲酒する場合はそうでない場合の約1・5倍で、父親が喫煙する場合の影響力よりも高かった。母親の影響の強さについて、林次長は「父親は家庭生活への関与が薄く、母親の方が接点が多いからではないか」と推測している。

 一方、喫煙する男子の両親の6割以上が、女子では両親の4分の3近くが、子供は吸っていないと思っている。飲酒の場合も8割近い父母が子供は飲んでいないと楽観的。林次長は「親の生活を正すことが、子供に悪い習慣を身につけさせない最大の近道」としている。

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