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〜Safe Driving〜安全・安心運転コミュの親の安全意識

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皆さんは車に子供(特に幼児)を乗せるとき、
どのようにしているでしょうか?

1.チャイルドシートを取り付け、そこに乗せている。
2.チャイルドシートのない後部座席に子供だけで乗せている。
3.後部座席で親が抱っこして乗る。
4.助手席で親が抱っこする。
5.助手席に子供だけ乗せている。

これらのうち、正解は1のみです。法令上もそう決められています。
しかし、実際に走っている車を観察していると、2〜5の状態で車を走らせている親が非常に多いことが分かります。特に、2や5のケースで子供を好き放題に車の中で遊ばせている親が非常に多いのです。

いつも「事故が起こらなければいいが」と願いつつ見ていますが、そんな中で、また痛ましい事故が起こってしまいました。
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ワゴン車の横ドアから女児転落、後輪でひかれ死亡…大阪

(7月2日3時9分配信 読売新聞)

1日午後1時40分ごろ、大阪市浪速区元町1の国道交差点で、大阪府東大阪市の建築業男性(45)運転のワゴン車が右折中、後部右側のスライドドアが突然開き、二女(3)が路上に転落して右後輪にひかれた。二女は病院に運ばれたが、頭などを強く打ち、約1時間半後に死亡した。

浪速署の調べでは、ワゴン車の後部座席には、生後6か月の長男を抱いた妻(35)と長女(4)が座っていたが、二女はチャイルドシートに座らず、立ってスライドドアの横に行き、遊んでいた。

ドアには、子どもが誤って開けないよう、内側から開けられなくするチャイルドロック機能がついているが、当時はロックしていなかった。

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亡くなった子の両親には酷かもしれませんが、私はこの両親に全く同情する気になれません。感情としてわき上がってくるのは、亡くなった子が不憫、そして、両親の安全意識の欠如に対する呆れと怒りです。


今一度、法令を見直してみましょう。

1.改正道路交通法の施行期日:平成12年4月1日

2.改正内容

自動車の運転者は、6歳未満の幼児を乗車させる場合には、一定の免除事由に該当する場合を除き、その幼児にチャイルドシートを使用させなければならない。

(チャイルドシート)
道路運送車両法の「保安基準」に適合するもので、幼児の発育の程度に応じた形状のものでなければならない。

罰則等: 罰則・反則金はないが、違反点数1点が付される。


免除事由

[1]
傷病、障害の療養上や健康保持上、チャイルドシートの使用が適当でない幼児を乗せる場合。

[2]
構造上、チャイルドシートを固定することが出来ない座席に幼児を乗せる場合。
※いわゆる幼稚園バスでシートベルトが備えつけられていない場合も、これに該当する。

[3]
固定できるチャイルドシートの数を超えた幼児を乗せる場合。
※乗車人員制限内の員数で、固定できるチャイルドシートに乗せることが出来る人数以外の幼児に限る。

[4]
著しい肥満などの身体的理由により、チャイルドシートを適切に使用させることが出来ない幼児を乗せる場合。

[5]
授乳やおむつ替えなど、日常生活上欠くことの出来ない世話を行う場合。

[6]
乗合バス又はタクシーの運転者が、旅客である幼児を乗せる場合。

[7]
いわゆる過疎バスなど、運輸大臣の許可を受けた自家用バスの運転者が、その運送のため幼児を乗せる場合。

[8]
応急救護のため、医療機関や官公庁などに緊急搬送する必要がある幼児をその搬送のため乗せる場合。


今回の事故で、親側に過失があったことは明白です。今回のケースでは、ワゴン車ということもあり、乗車定員は7〜8人であると思われます。従って、チャイルドシートは子供の人数分、つまり3つ装備されていることが必要であり、運転をしていない母親が子供の隣に座って子供を監視するべきでした。

しかし、亡くなった子はチャイルドシートに座らせず、ドアの横で遊ばせていた、というのです。しかも、ドアにはロックすら掛けていませんでした。

さらに、今回は無事でしたが、母親に抱かれていた生後6ヶ月の子供も、もし衝突事故でも起こしていたら死亡していた可能性が非常に高いのです。

「子供は軽いから、抱っこしていれば大丈夫」と考える人が非常に多いのですが、衝突事故の際は車と乗員に数十Gもの力がかかります。いくら軽い子供でも、衝突時には体重が数百キロにもなるのです。いくらしっかり抱いていても、子供は親の手から離れ、弾丸と化してダッシュボードやフロントガラスに突っ込んでいきます。当然、子供が無事でいられるわけがありません。

ですから、どんな状況であれ子供は必ずチャイルドシートに縛り付けておかなければなりません。「子供が嫌がる」「窮屈がるのでかわいそう」という親がいますが、それならば子供を車に乗せるべきではありません。子供が嫌がるのは、車に乗せるときのしつけがされていないからです。

今回の事故は本当に残念です。両親もきっと反省していることでしょう。
「チャイルドシートに乗せていれば・・・。」
「ドアにロックを掛けていれば・・・。」

同じような事故を繰り返さないためにも、子を持つ親にはしっかりとした安全意識を持つことを願ってやみません。法令が云々以前の問題で、大切な子供の命がかかっていることを常に意識して欲しいのです。

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