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地球環境を守ろう!コミュのリサリサはリサイクルっていえるの?

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[地球の為にできる事から始めたい]コミュに掲載したものですが、こちらのコミュ参加者にも読んでいただきたいと思い掲載させていただきます。



初めてトピックを立てさせていただきます。長文です。携帯の方はご容赦を。


最近、国土交通省の施設(道の駅、高速の休憩エリアets.)などで、リサリサという冊子が目に付きます。発行者は経済産業省資源エネルギー庁です。
表紙には、「いろんなものにへんし〜〜ん くらしの中のリサイクル」「みんなにやさしいリサイクル☆エネルギー」といったフレーズが並び、そこから受ける印象は「国によるリサイクルの紹介やエコ生活の喚起を促す冊子」といったものです。
ところが、その内容は表紙から受ける印象とは全く違っていて、国の原子力政策の宣伝で占められており、掲載されている記事は現状と全く食い違っているものや、詳細を述べないために読者に誤った情報を植えつけるものが多く見られます。

例えば、「原子力発電所で発電を終えた燃料もリサイクルできるんです。(2〜3p)」という記述では、使用済み核燃料を再処理することによって生じる高レベル放射性廃液のことや、それによって廃棄物が数十〜数百倍に膨れ上がりかえって処分が難しくなることなどは記されていません。また、現状(2009年1月現在)では、再処理されたプルトニウム燃料を利用できる発電所は日本に一基もなく、将来もわずかな利用見込みしかないことなども、この冊子からは読みとることができません。

そのような問題の多い冊子であるにもかかわらず、市民団体の情報誌などを置くことのできない国の施設に堂々と並べられているのですから、非常に宣伝効果が高いうえに、その資金は私達の税金が使われているわけです。


[地球の為にできる事から始めたい]という思いのもとに集まったこのコミュニティのみなさんにとって、正確な情報を知ることもとても大事なことではないかと思い、私はこのトピックを立ち上げました。
「原子力はリサイクル」とか「原子力はCO2削減に貢献する」などといった宣伝を信じてしまい、その裏側で行われる「放射能による環境破壊」や「原子力施設を支えるために多くの被爆労働者を生み出す」などといった真実を全く知らずに、国の言葉を鵜呑みにして原子力を容認してしまうことは、果たして、「地球の為」に良い事と言えるでしょうか。
宣伝の裏に隠された真実を知り、その情報を周囲に広げていくことも、[地球の為にできる事]の一つではないでしょうか。
このような考えをよろしくご理解くださることを、切に望みます。


さて、冊子「リサリサ」の内容について少し詳しく述べさせてください。

青旗 「ウランの一番の特徴はリサイクルできちゃうこと!!」について
使用済み核燃料を再処理する六ヶ所再処理施設は、深刻な技術的欠陥により、現在試運転の段階で運転が停止しています。(詳しくは私のトピックをご覧いただければと思います。http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=34577541&comm_id=2499291 )
市民団体の研究者の中には、「もはや再起不能といってもいいのではないか」といった推測をする方もいるほど、事態は悪化の一途をたどっています。
そのうえ、せっかく再処理して抽出したプルトニウムも時間が経てば次第に劣化し、発電に使えなくなります。プルトニウム燃料を使用する予定だった「高速増殖炉もんじゅ」は1995年の始動時の火災事故から一度も発電することがないにもかかわらず、燃料の交換だけは頻繁に行われています。
電球 このように、使用済み核燃料を再利用するという計画は、全く救いようのない状況であるといえます。


赤旗 「ウランって大きなパワーがあるんだ!〜1家族が一ヶ月で使う電気を300kWhとした場合、こんな小さなペレット一個で、約8か月分の電気をつくれるんだよ。」について
その小さなペレットを作るために、どれだけ膨大な放射性廃棄物が排出されるのかをご存知でしょうか。
ウラン鉱山から膨大なウラン残土とともに採掘し、濃縮することによって、やっと発電に使える燃料になります。↓
『30トンの燃料を作るために、ウラン残土が約240万トン、鉱滓(低レベル放射性廃棄物)が13万トンでると計算されています。』
http://www.nuketext.org/uranium.html#30ton
採掘・運搬・濃縮など全ての工程において化石燃料を必要とし、放射性廃棄物と深刻な環境汚染を引き起こします。(一例として↓)
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/nuclear_age/us/020519.html
また、発電後も核分裂が続くためそのまま放置しておくことはできず、大量の冷却水による温度管理が必要となります。燃料製造の工程とその後の管理によって「1家族が一ヶ月で使う電気」ほどの電力は消費されてしまいます。
電球 そのうえ、原子力による発電は利用効率が悪く、エネルギーの3分の2は温排水として海へ捨てられ、それに電力の消費都市までの送電ロスが加わります。


緑旗 「エネルギー資源の可採年数〜ウランあと100年、石油あと42年、天然ガスあと60年」について(中央図)
これも、原子力にとって都合よく加工された情報といえるでしょう。
可採年数とは、年々の採掘量や採掘技術をもとに計算されますが、石油や天然ガスの採掘・精錬技術は年々進歩しているため、これまで採掘が不可能だった場所も将来可能になることが予想され、現に石油は毎年のように新たな埋蔵量が加算されています。(参考↓)
http://cruel.org/other/oil/lotofoil.html
また、天然ガスは地球のマグマ活動に伴ってできるといわれ、ほぼ無尽蔵だという研究者もいます。
日本の周辺海域でも天然ガスの存在が確認されており、採掘の技術開発が進めば、日本独自のエネルギー資源の誕生になります。
『日本では、音波探査などによって、太平洋側の南海トラフに四兆立方メートルの天然ガスが埋蔵されている可能性が明らかにされていた。日本近海では二〇〇〇年現在、開発可能なメタンは、総量で七兆四〇〇〇億立方メートルと見られ、国内消費量の一四〇年分に達するのだ。
燃料電池が世界を変える(エネルギー革命最前線) 広瀬隆』
電球 このように、他の化石燃料が限りある資源であるかのように見せかけて、原子力への転換が必然であるかのように思わせようというわけです。


緑旗 「原子力発電所で発電を終えた燃料にはまだ使える電気のもとがたくさん含まれています。〜これだけ使えマス」について
先に述べたように、核燃料のリサイクルシステムは完全に破綻しています。ですから、「これだけ使えマス」と記された部分は、現実にはほとんど使えない状況であるということです。また、使用済み核燃料から抽出したプルトニウムを発電に使用する際には、それだけでは核爆発の恐れがあるので、新たに未使用のウラン燃料を加えなければいけません。つまり、使用済み核燃料の再利用によって、ウランの使用量が減るわけではないのです。
そのうえ、再利用はコスト高で原発事故の危険も高まります。使用後にはさらに処分の困難な放射性物質が生成されます。このような、全く利益のない再利用を「リサイクル」と呼べるものなのでしょうか?


青旗 「Q:再処理工場からの海への影響はないんですか?」「A:再処理工場から出る排気や排水の中には、放射性物質が含まれておる。そこで外に出す前に、できる限り放射性物質を取り除き、安全を確認したうえで海や大気に放出しておるんじゃ。再処理工場から放出される放射性物質による人体への影響は、施設周辺では年間約0.022ミリシーベルトで、法令で定められている値、年間1ミリシーベルトを大きく下回っておるんじゃよ。」(右図)
これも、都合のいい表現で真実を覆い隠しています。
再処理工場から年間に放出される放射性物質は、経口致死量にして47000人分にあたり、これは、広島・長崎の原爆で放出された放射性物質の1億倍に相当するものです。
http://homepage3.nifty.com/gatayann/control%20table%20liq.pdf
「できる限り放射性物質を取り除き」と言いながら、市民団体などから要望されているクリプトン85・トリチウムなどの大量に放出される放射性物質の除去装置は、コスト高を理由に取り付けようとしません。
「人体への影響は、施設周辺では年間約0.022ミリシーベルト」という数値も、企業による独自の計算であり、どのような計算なのか一般には全く知らされていません。
また、再処理工場周辺から予想を上回る放射能が検出されたり、
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071013151656.asp
地上最悪の毒物プルトニウムが誤って環境に漏出したりなど、
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0412/nto0412_17.asp
放射能規制が計算どおりにならない事象が数多くみられます。
そのうえ、「年間1ミリシーベルトを大きく下回っておる」という法令線量評価も、それが全く人体に影響がないという数値ではなく、その程度で我慢しなさいという「がまん線量」です。世界各地の核施設周辺で確認されている住民のガンや白血病などの発症数の増加は、20〜40年といった長期の潜伏期間を経た後に発現するものであり、現在大丈夫だから将来も大丈夫だという保証は全くありません。
国策を推進するに当たって、有害物質の危険性を国が過少に宣伝する傾向は、水俣病などの公害の経験からも明らかです。(これらの詳細な情報は私のコミュで述べていますので、よろしければそちらもご覧下さい。http://mixi.jp/view_community.pl?id=2499291 )

しかし、これらのこと以上にもっと大きな問題は、核施設から放出される放射性物質の寿命は総じて長いということではないでしょうか。中には千〜万年単位の半減期を持つものもざらにあります。これらは、私達が死んだ後も地球に存在し続け、それに接する環境や生き物を被曝し続けます。
1960年代の核実験による核物質は、現在では地球上のどこでも見られ、現在も原発などによる放出で、放射能の測定値は上昇し続けています。(参考↓)
http://cnic.jp/modules/news/print.php?storyid=336
この事実を深刻に受け止めるならば、「微量であればやむをえない」などといういいわけには耳を貸すべきではなく、[地球の為に]はこれ以上の放射性物質を環境に増やすことは絶対にしてはならないと考えます。



最後に、[地球の為にできる事から始めたい]コミュのみなさんにもう一つだけ知っていただきたいことがあります。
これまで述べたように、原子力によるエネルギーには様々な問題が山積しており、利用することのメリットも全くありません。それなのに、なぜ国は原子力が必要だと言い、推進し続けるのでしょうか?

物理学者の槌田敦氏は日本の原子力政策の裏には核兵器保有願望がはたらいていると言います。↓
http://www.asyura.com/sora/bd3/msg/814.html

原発の使用済み燃料から原爆の原料(プルトニウム)を抽出する行程は、核燃料サイクルの行程と全く同じです。
原発からも十分に核爆弾は製造できます。↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=38390804&comm_id=2499291

にわかには信じがたいと思う方も多いかもしれませんが、このような情報を念頭において、今後の原子力政策を注視し、場合によっては反対の声を上げていくことをみなさんにお願いします。

コメント(23)

もう一つ、資料を紹介させてください。
これは、とある地方紙に掲載された、資源エネルギー庁の宣伝広告です。
掲載文↓

『核燃料サイクルのための再処理工場がまもなく完成します。
原子力発電は、日本の電力の3分の1を担い、私達の暮らしを支えています。
また原子力発電は、発電時に二酸化炭素を排出せず、地球温暖化防止にも大きな役割を果たしています。
原子力発電に使用した燃料をリサイクルする「核燃料サイクル」は、資源をより有効に利用することで、エネルギー供給をさらに安定化し、同時に放射能のゴミも減らすことができます。
核燃料サイクルの中核を担う世界最新鋭の「再処理工場」は、青森県六ヶ所村でまもなく完成します。
燃料をリサイクルした後に残る放射能のごみは、地層深く処分することとしています。
今、その処分場の候補地を全国で募集しています。
処分場は、フィンランドなど諸外国の例も最高に、安全に、かつ地域の発展に寄与するような形で、地域と共生する姿をめざしています。
私達の暮らしがこれからも便利で快適であり続けるために、「原子力発電」と核燃料サイクル」について、これからも着実に推進してまいります。

みんなで考える。これからのエネルギー。これからの原子力。
資源エネルギー庁』


言うまでもなく、これも私達の税金を使って掲載されています。
これが市民団体による原子力の問題を指摘する新聞広告である場合、経費は賛同者を募って集め、しかも掲載内容には新聞社の検閲が入り、主張を100%通すということはできません。
ですから、この広告は、政治権力を利用した、非常に不公平なものだといえます。

また、掲載文の一行一行に見過ごすことのできない欠落した情報と問題点をはらんでいますが、偏った情報しか知ることのない一般の読者の方々にとっては、あっさりと読み流していまいかねないものとなっています。
それらに関する詳細な指摘は後ほどいたしますが、私が特に憤りを感じずにはいられないのが、以下の文章です。↓

『私達の暮らしがこれからも便利で快適であり続けるために、「原子力発電」と核燃料サイクル」について、これからも着実に推進してまいります。』

原子力は、放射能の問題、環境破壊の問題、建設から廃炉までの多大な資金の問題、大事故や震災の問題など、多くの負担や不安を地域住民だけでなく国民全員に、そして半永久的な廃棄物管理の必要があるため、私達の子孫末裔に対しても強いるものです。
それなのに、私達国民にこれを推進するべきか、止めるべきかといった選択の機会は全くなく、ただただ日本政府による決定事項として押し付けられています。
一昨年、憲法改正のための国民投票法が国会で可決されましたが、国民投票がもっとも必要なのは、「原子力を推進するべきか否か」の判断であり、そのための正確な情報提供をすることこそが為政者の責務ではないかと考えます。
特に、使用済み核燃料の再利用に関する取り組みは全く機能しておらず、いたずらに空や海を放射能で汚すだけのものとなっています。「核燃料サイクルは一刻も早く断念せよ」という思いは、日本国民の大多数の賛同を得られるものと考えます。
これまでのような、国民不在のやりかたをいつまでも可能にさせておいては、本当に「地球が危ない」と私は思います。皆さんはどう思いますか。
のーたりんを野放しにしていることのほうが「地球が危ない」
国の宣伝広告だって、出版社の事前チェックは入るよ。
3 ぱぷーさんへ
>のーたりんを野放しにしていることのほうが「地球が危ない」

まったくそうですね。
おそらく、リサリサのような、詳細な検証にまったく耐えられないパンフレットが、資源エネルギー庁名義で出されるということは、資源エネルギー庁内部に相当数ののーたりんがいるということでしょう。
そして、それらののーたりんを生きながらえさせているのは私達の税金なわけです。
いや〜、このようなのーたりんをいつまでものさばらせておいては、ほんとに「地球が危ない」ですね。
十分耐えられると思うのだが。
>例えば、「原子力発電所で発電を終えた燃料もリサイクルできるんです。(2〜3p)」という記述では、使用済み核燃料を再処理することによって生じる高レベル放射性廃液のことや、それによって廃棄物が数十〜数百倍に膨れ上がりかえって処分が難しくなることなどは記されていません。

再処理した場合、再処理しない場合に比べて高レベル放射性廃液は減ります。
再処理しなくても、どうせガラス固化体にするんだから、高レベル放射性液に持っていくわけで、そのトータル量は減ります。

その代償として増える廃棄物は低レベル放射性廃棄物であり、高レベル放射性廃棄物に比べて処分は容易です。廃棄物の質を無視して、単純に量だけの話で批判するのはアンフェアでしょう。
むしろ、処分は容易になります。


トータルとして、廃棄物処理にかかる手間はあまり変わらないのに、燃料は増えるんです。そもそも日本以外じゃ実現してるわけですし。別にそんな人類に不可能なテクノロジーというわけでもない。

そもそも、再処理しないんだったら、数年後には最終処分場が必要なんですよ。
最終処分場の場所を確保して、建設するのなんて不可能でしょう。
、このようなのーたりんをいつまでものさばらせておいては、ほんとに「地球が危ない

これはジシンさんの事か。。ははは。!
ちょっと真面目な話、原子力発電所の使用済み核燃料の再処理・再加工しての燃料としての使用は立派なリサイクルだと思うのだけどな。
リスクは有るとはいえ、使い捨てよりよっぽど良いだろう。

いわゆる地球にやさしいエネルギー資源としては、太陽光が一番であるとおもうけど、現状を考えると、コストや効率の面でまだまだだと思う。
個人の希望としては核融合なんだけれども、太陽光にしても核融合にしても、軌道に乗るまでは現状の原子力発電で時間を稼ぐしかないんじゃないか?
>6
再処理しない場合、使用済み燃料が固体であることから、ガラス固化はしません。
>再処理しない場合、使用済み燃料が固体であることから、ガラス固化はしません。

六ケ所ではガラス固化がいまだにできません。
、とある方から回ってきたメッセージを、転載大歓迎とのことですので、早速掲載させていただきます。


足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ の「あしもと通信」Vol.58(2009.1.1号)より抜粋

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

JARO(日本広告審査機構)という社団法人があります。
広告の内容に関する苦情を審査する機関ですが、ここで、ある見解が示されたそうです。

「原発はクリーン、とするCMの表現は不適切である」


きっかけは、原発はクリーンであるという電気事業連合会のCMに 対するライターさんからの苦情申し立てです。
電気事業連合会は「発電の際にCO2を発生させないクリーンな 発電方法」と言う表現をとっているので虚偽にはあたらない、と していました。
ところが、JAROが11月25日付文書(非公開)による 電気事業連合会への通達は「このCMは誤解をまねく」というもの でした。
「クリーンという言葉には『放射能汚染のない・・・』という訳が ついてくる。また、 『発電時にCO2を出さない』という表現も 苦言を呈する研究者の存在、紛らわしく一般に誤解を招く表現なので 自粛するように」
この見解を示すに当たっては、JAROは学識研究者や専門の方に 相談したそうです。
なお、この通達は非公開とされています。
理由は、JAROは民間組織であり、法的な指導力があるわけではなく 目的は「広告内容を改善してもらう」に尽きるのだそうです。 広告主へは、審査の結果報告をして、公表はしないようにとお願いして いるのだそうです。
しかし、原発を地球温暖化の切り札などという電力会社側の言い分が 適切でないことが示されたわけです。脱原発に向けてこの通達を広めていきましょう。
非公開の通達の内容をどうやって知ったの?守秘義務違反?
アメリカが原発推進やめたから、日本も方針切り替えるんじゃないですかね?
しかし原発のCO2排出量に与える影響は去年の数字を見て驚きましたが・・・。
昨日の朝日新聞に浜岡原発立替の解説記事がありました。
廃棄物の97%は再利用か産廃に。残り3%が放射性廃棄物として放射能レベルに応じて処理されるそうです。
廃棄物は2基で約54万トン。1万6千トンの放射性廃棄物が出る計算。
全国55基の原子炉のうち、築30年以上のものは17基。
これから廃炉が増えてくるから国も処分場確保に必死なんでしょう。
私がこの記事見て思ったのは、原発ジプシーとか問題になってた時期って原発の建設ラッシュだったんだなぁ。と。
今でも原発ジプシーっているんだろうか。
>今でも原発ジプシーっているんだろうか。

ええ、いますよ。建設ではなく定検です。一箇所で2ヶ月ぐらい・・・終われば次の原発・・・
016魔法使いセンちゃんさん
返信ありがとうございます。
定検でしたね。
小学生の時に原発ジプシーの本を読んだんですよ。
地元が広島で原爆の話もよく聞いてたから・・・
子どもの自分には同じくらいの恐怖に感じたものです。

風力発電の人体への悪影響も最近よく話題になってるし、
エネルギー問題の解決は本当に難しい課題だと思います。
何か提言できるほどの情報は持ち合わせていませんが
盲信的になることなく、色んな立場の意見を聞きたいと思います。
前回コメントの補足です。


『「原発はクリーン」不適切と裁定 電事連広告にJARO裁定
東京新聞2009年1月30日 19時52分
JAROは神奈川県の男性の苦情申し立てを受け、学識経験者7人でつくる審査委員会で審議。「安全性について十分な説明なしに、発電時に二酸化炭素(CO2)を出さないことだけをとらえて『クリーン』と表現すべきではない」と結論づけ、電事連に通知した。
 申し立てによると、広告は昨年4月発行の雑誌に掲載された。男性は翌月、JAROに「事故時の放射能汚染の危険性があり、到底クリーンとは言えない」と申し立て。電事連は「発電の際にCO2を出さないという特長をクリーンと表現した」と説明していた。』
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009013001000993.html

ぜひとも、「核燃料はリサイクルできる」という表現も取り締まってほしいものです。
実際にリサイクルできるんだから、リサイクルできると書いて何が悪いんだろう。
危険・警告危険・警告危険・警告 六ヶ所再処理工場最新情報! 危険・警告危険・警告危険・警告

これもとある方からいただいた情報ですが、転載可ということですので紹介します。
なお、先に掲載した2コメントは、修正版が来たので削除させていただきます。


『最近の再処理工場の状態をお知らせします。
今、六ヶ所の再処理工場はもっとも危険な状態です。

 高レベル放射性廃液をガラス固化する行程が出来ずに、この超コンクな放射性の廃液(近付いただけで20秒で即死)が小学校のプール一杯分の量が溜まっている(チェルノブイリで放出された死の灰の9,2倍。最近、フランジのナットの締め付けが悪くて漏れ出た量150リットルだけで、広島原爆の死の灰の21倍もある。ただし、これはあくまでセシウム137の量の比較です。チェルノブイリや広島原爆の死の灰の成分とまったく同じではないので、誤差は生じます。他の核種についての発表が無いので、正確な計算は出来ません。
 世界的に再処理工場の爆発事故は報告されているだけで28回もある。一番ひどいのが旧ソ連時代のウラル核惨事。爆発事故で1000メートル上空に死の灰が舞い上がり、1万人避難。再処理工場の爆発事故のほとんどの原因は死の灰を硝酸溶液に溶かすことにある。硝酸は火薬の原料。これに燃えるもの(有機物など)が混ざればまさに火薬。有機物も溶剤として使っている。さすがに水溶液のままでは火薬も爆発しないが、ひからびたらおしまい。放射能が多すぎて放出される放射線だけで発熱し(出来立てのガラス固化体は2000ワットの熱が出る)常に冷却しなければならない代物。電源が喪失したらおしまい。
 「再処理工場直下に活断層。それもM8クラスの可能性あり」と活断層の専門家が指摘しても、それは無視されている。もし六ヶ所で大地震が起きたら、電源喪失とか、パイプ(総延長1300キロメーター)の破断など何が起きるか。青森県と岩手の北部全員避難ぐらいの事故が想定されている。風が北風でないのを祈るだけ。そんな綱渡りの状態です。
 マスコミが報道しないって、たいへんなことです。皆が知らないので、そんな危険な状態でも何もしない。「直下に活断層」の報道も、共同通信から30以上の地方紙が掲載したのに、中央紙はどこも掲載しなかった。

 原燃は高レベル放射性廃液の漏れた量を最初は21リットルと発表していましたが、後の社長の記者会見で150リットルに訂正しました。風呂桶半分ぐらい。その時の記者会見でさらに怖い事が発表されました。
 この内回収されたのがたったの17リットルで、「漏れた液が回収されるまでに蒸発して4,4倍の濃さになっていた」と発表しました。でもすごいですね、もたもた回収に手間取っているあいだに自己発熱でどんどん蒸発して、すぐに4倍の濃さになってしまうのですから。蒸発して量が少なく見えた為に、「漏れがたいした事は無い」と勘違いした節があります。
 回収出来なかった分の133リットルは全部ひからびてしまったのですが、「未回収分は強い放射線で自己発熱し、蒸発した」と説明しました。聞き流せば「蒸発し、無くなった」ように聞いてしまう恐ろしさがあります。「ひからびた」という言葉を使えば、「水は飛んでもそこに死の灰は残っている」と気付くのだが、記者達は納得してしまったようです。いずれその死の灰は人が制御できない状態でしょう。燃えだす可能性も考えられる。硝酸塩は火薬の原料ですから。問題は有機物が混入している量。有機溶媒のTBP(プルトニウムを取り出す時に使う)が放射線で劣化して水溶性に変わって溶けている分がどのくらいなのか、肝心の情報を原燃は公表していません。
 まさかとはおもうのですが、回収する時にウェス(ボロ布)を使わないですよね。これをやると、有機物が入り込んでまさに火薬。ただその残骸が置いてあるだけなら燃えだすだけですが、密閉(放射能が強いので密閉する可能性大)して仕舞っておくと爆発の危険が。こんな間抜けはいないとは思いますが、一寸心配です。今までの間抜けさを見ていると。
(続く)
(続き)
 今回のフランジからの漏れは断続的に漏洩注意報が鳴っていたのに、廃液漏れとは考えず、数日放置したとの事。イギリスの最新鋭のソープ再処理工場の高レベル放射性の液が漏れ出た事故と似ている。漏れが40立方メートルと、かなわないが、ソープの事故でも、漏れを計器が知らせていたのに、最新鋭だから、そんな事は起こるはずが無いと、計器の誤作動と思い込んで傷口を広げてしまった。今回もポタポタと滴り落ちて風呂桶半分ぐらい溜まるのにはかなりの日数が経っているのだと思う。
 ところで、なぜフランジから漏れたのでしょう。原燃の説明では、「圧力がかかりすぎた」みたいな事を行っていますが、私の考えではドリルの作業(フンズマリを開通させるために行った)の振動でフランジのパッキンがずれたのではないでしょうか。2カ所も同時に漏れるという事は、そういう原因がなければおかしい。2カ所とも偶然にというのは変で、何かの原因があるはずだと思います。

 ガラス固化体ができず、撹拌棒で突っついたら棒が曲がってしまい(1000度以上の中に金属の棒を突っ込むのだから曲がって当たり前)、抜けなくなり、無理に引き抜いたらレンガが落ちてしまう。追い打ちをかけるようにフランジからの漏れ。これら全てを遠隔操作でやる。四苦八苦している様子をみていると、アメリカの企業が再処理から手を引いたことが、いまさら実感できる。その時の理由が「あまりに放射能が強くて(全て遠隔操作、発熱量の多さ)技術的に困難で採算があいそうにない」というもの。これが1970年代のこと。
 アメリカは、原爆を作らねばならないから、軍事用の再処理工場は稼働しているのでしょうが。軍事用と商業用ではかなり違う。軍事用は原爆用のプルトニウムを取り出すのが目的だから、原子炉から使い切っていない核燃料を使う。それにたいして商業用は使い切った燃料を使うので、死の灰の成分も多種、量も多い。軍事用より数段難しい。
1950年代終り頃に、海外に派遣された再処理技術調査団がそれも知らずに、軍事用のものを見て、「再処理技術は確立されている」と勘違いし基礎研究を軽視した(元原研の研究者市川富士夫氏指摘)。その付けが今のどうしようもない状態を生み出している。「商業用再処理は採算があわず撤退」というのが世界の流れ。いつまでもこだわって金を浪費し、世界一高い電気代を払わされている日本ってなんなんでしょう。』



工場内の管理でさえこれほど戸惑っている状況を見れば、地価300mへの最終処分など、土台不可能な話といえるでしょう。
現在、マスコミは積極的に報道しませんが、これ以上不手際が重なると、大爆発がいつ起こってもおかしくない状況に陥っているようです。

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