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地球環境を守ろう!コミュの記録的な暖冬 ----- 危機的な温暖化!! 

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始めまして この地球の温暖化に危機感を感じる一人です。
ちょっと 最近感じてることを.....。

皆さん、今年のこのひどい暖冬!! おかしいと誰もが思いますよね!!
冬の平均気温は例年よりもたった1℃しか高くないんです。
この地球、100年前と今の平均気温の差は+0.7℃と発表されています。
このたったの+0.7℃ですが、皆さんの子供の時代と今の気温が相当違うと感じてい
ませんか?
私の住む奈良の気候はこの30-40年で相当変わりました。 昔は 30センチぐらいの雪
が降っていた記憶があります。凍えそうな寒さも経験しています。
今や、もう奈良では雪が降らないどころか氷も殆ど張りません。そして、なんと言っても冬が寒くないです。12-1月には多少寒いと感じましたが、その他は秋か春の気候ですね!!寒くないです。
奈良の我が家の近くでは一月半ばから 水仙が咲き、うぐいすが飛び回っています。

日本各地の状況は?というと....
東京でも初雪が降る前に桜が咲き、東北では冬眠できない熊の出没が相次ぎ、氷が
張らずにワカサギ釣りができない状況です。
京都でも一月にタンポポが咲き、寒桜が五分咲きとのことです。
あの札幌の雪祭りの雪像作りも大量の雪をかき集めに大変なようです。挙句の果てに
雨が降り雪像は大きなダメージ!!
各地のスキー場も営業できないところが続出。
豪雪地帯でも『雪下ろし』の心配がないとのことです。
ゴルフ場だけはホクホクのようです。

これらの『暖冬現象』は平均気温にすると高々+1℃の差なんです。
IPCCの報告では 最悪の場合、2100年には 平均気温が+6.4℃上昇すると報告されています。
これは今年の冬の6倍、過去100年の平均気温の上昇の10倍も上がるというわけです。
0.7℃の上昇で30−40年前の寒さとの差、1度で 今年のような異常な暖冬になるわけです。
今年の暖冬はエルニーニョの影響に温暖化が加わったため、とされていますが、温
暖化がじわじわと進行しています。

韓半島でもその影響は現れています。
寒冷地型のにんにく、『ユクチョクにんにく』は毎年栽培面積が小さくなっています。
りんごは栽培地が消えてしまう危機に瀕しています。今韓国全土で栽培可能なあの『ふじ』は 2050年には江源道、チリ山、徳裕山などの高山でないと裁判できなくなるようです。
韓国の気象庁は 1910年の平均気温に比べて、現在の平均気温は1.5℃上昇したと分析しています。そして、雨の降り方も豪雨型になり、サクラの開花が早くなり、夏が長くなって冬が短くなっています。
この1.5℃の上昇は 日本の0.7℃に比べると倍で 韓国では温暖化は日本でのそれの二倍の速度で進んでいます。


地球の最近の歴史の中でも 温暖化したり寒冷化したりしています。 その気温の変化にはCO2の大気中の濃度が大きく関係しています。
この自然の寒冷化(氷河期)と温暖化(間氷期)は 次のような自然現象で起こっています。
?赤道付近の海水からのCO2の放出
海水中にはかなりのCO2が溶けていますが、それが何らかの理由で大気中に放出し始める。
?大気中のCO2濃度が増え、徐々に地球は温暖化していく。
?地球が徐々に温暖化していき、氷河、氷床が融解していく。
?南極の氷もすべて溶け、暖かくなり 南極にも木々が茂る。
?地球上の氷が消え、木々が生い茂ると この植物の光合成によりCO2 が消費され始めCO2濃度が徐々に低下する。
?CO2濃度の低下により寒冷化に転じる。

通常の自然の変化は上のような過程で起こります。これが氷河期、間氷期の気候の変化のシナリオです。
最近の南極の氷の調査で 上の間氷期(温暖期)でもCO2濃度は 300ppmを上回ったことはありません。すべて、300ppm 以下で起こっています。

しかし、今の地球はどうか?

今現在のCO2 濃度は 産業革命以前の 280ppm よりも 100ppm増えて380ppmとなっています。
それも 高々200 年という短い間に………。そして、まだまだ加速して増えている状況です。
この状況に対して 多くの人たちが警鐘を鳴らしています。


●過去の温暖化----5600万年〜4900万年前の地球
今のCO2レベルは 産業革命以前の280ppmより増えて、360-370ppmですが、2100年にはそのレベルは今のまま排出を続けた場合、1000ppm程度にまで 達すると予想している報告(予想に幅があり、その一番高いケース)もあります。
 過去の地球の歴史の中で今から5600万年〜4900万年前の地球のCO2濃度が 1125ppmだったということが明らかになっています。

その時の地球はどうだったのか?

その時の地球には 氷、雪の類は全くなく、南極大陸は深い緑に覆われていたそうです。 海面は今よりも相当高かった(100m以上)そうです。
2100年にそうなるとは言えませんが、そうなる条件が整ってしまうわけです。2100年からは地球は南極が緑に覆われていた姿に向かって進んでいき、数世紀後にはそのときに似た姿になるのでは、と思われます。

●温暖化の暴走----生物の絶滅
過去の地球の歴史の中で地球上の生物の大部分が絶滅したことが 5回あります。そのうちの4回には CO2にによる 温暖化が関係してます。
その中でも P/Tという地層の境で起こった絶滅が 今の地球の将来を予言してい
るように思われます。
そのP/T 絶滅について紹介します。

P/T 絶滅-----生物の絶滅と温暖化
今までの長い地球の歴史(地球が出来て46億年、生命誕生から38億年)の中で、地球上の生物の 96%が死滅したとされている『PT絶滅』というのがあります。
 まだ、原因ははっきりしているわけではありませんが、仮説として 以下のストーリーが提唱されています。
これにも 『メタンハイドレート』の分解が大きく関わっているようです。
 その仮説を紹介します。
そのPT絶滅が起こったのは約2億5000万年前とされています。その頃の地球は今のような大陸の配置ではなくて、すべての大陸が集まってくっついた パンゲア大陸 が出来たところでした。
 これは大陸移動と呼ばれ、今のような7大陸に分かれたり、また 集まって一緒になったりというのを 数億年周期で繰り返しているようです。2億5000万年前はその大陸がひとつになった時期でした。この大陸移動は地下のマントルの対流によって起こっています。したがって、火山活動と密接な関係があるわけです。

 ということで PT絶滅 の引き金になったのは
シベリア高原で起こった大噴火だと言われています。その痕跡が残っているようです。
 この大噴火で大量のCO2(現在の大気中のCO2量の15倍の量)が大気中に放出されたとされています。
 そして、そのCO2は地球の温室効果をもたらし、その温暖化により地中の メタンハイドレート をとかし、大量のメタンガスが大気中に放出されたとしています。
 その結果、温暖化が加速され、赤道付近で平均気温が+8〜9℃の上昇、極付近で +20〜25℃の上昇が起こり地球上の生物の殆どが絶滅したとされています。
 メタンは特定の微生物によって作られますが、その微生物はC12を好む微生物です。そして、このPT地層では C12が通常よりも多いことが分かっています。
 また、今の海では、極付近が冷たいためその付近の海水が海底に沈みこみ、南から暖かい海水が流れ込む(海流)ことによって海水が循環し海水中の酸素濃度が保たれていますが、この大気の高温化により極付近も暖かくなり、この海水の循環が起こらなくなり、海水中の酸素がなくなり、海中の生物も絶滅したと考えられています。
 PT絶滅の地層(1000万年間)には それまで大量にいたプランクトンの化石が全くなく、絶滅したことの証拠とされています。

このときの絶滅は約1000万年という長い時間をかけて起こったことです。
でも、今の地球上でもこれと同じ絶滅が進行しています。この急激な気候の変化についていけない生物種は 2050年までに全体の約40%いて それが絶滅してしまうであろうと言われています。この間高々200-300年です。ものすごいスピードです。
PT絶滅以上のすさまじいスピードの変化です。
自然の絶滅スピードの100倍のスピードといわれています。
かけがえのない種が失われつつあります。
 
今の地球は最初のCO2が増える引き金が人為的なものであるだけで 上のPT絶滅と同じシナリオを進むのではと危惧されます。
今、すでに永久凍土が溶け出し、メタンガスが噴出しています。メタンガスのCO2の23倍の温室効果をもつガスです。これによる温暖化の暴走がすでに始まっているかも知れません。

今、必要なのは;
?エネルギーを節約
 家庭で使う電気製品を選ぶとき、エネルギー消費量を考える。
?自動車
 燃費のいい自動車を選ぶ----ディーゼル車、ハイブリッド車等、それに続く燃料電池車。
?植林
 木を増やして光合成によるCO2の消費量を増やす。
?政治家
 温暖化を行動の根幹とする政治家を選ぶ。
 大量排出国の説得ができる政治家が必要です。
 温室効果ガスの低減法案を次々に出して、ひとつひとつ実現していくことができる人が必要です。
 原子力発電を推進できる人----これについては 当面の措置として容認し 反対派を説得できる人が必要と思います。
?科学者に対しては;
CO2の固定化・低減技術の早期開発・実用化
?産油国に対しては 今までのオイルマネーをCO2固定化等の温室効果ガスの低減技術の開発に提供すること。
?自動車業界
 自動車の排気ガスからのCO2の排出を限りなく『0』に近づける開発を推進すること。


ということだと思います。
今すぐ始めないと我々の次の世代、その次の世代には 住めない地球になっているかも知れません。

コメント(31)

今地球上の森林と海水が吸収できるCO2の量は 30億トン/年、それに対して われわれの放出している CO2は なんと 約60億トン/年です。
これを削減するのは 相当の覚悟が必要ですね。
でも、CO2排出量を 地球が吸収可能な量に抑えないと 毎年増えるばかりです。
生きた地球を残すには なんとか 30億トン/年の 地球が吸収可能な量にしないと 温暖化は止まりません。
超大国アメリカの首都が寒いとこに在る限り、温暖化は進行するような気がしています。
温暖化の影響で日本が暖冬だとは思いますが、
ほかの国では例年になく寒い冬だった場所もあるそうですよ。

例えばLAやカトマンズで雪が降ったり、インドのデリーも
今年はいつもよりずっと寒かったそうです。

温暖化というか、異常気象でしょうか。
温暖化が進むと気候(大気)の揺らぎが大きくなると言いますよね。
極端に暑くなったり、寒くなったり、大雨が降ったり、旱魃になったり。

あまり良い例ではないですが、なべでお湯を沸かしている時にそのことをよく思います。
穏やかだった水面が温まってくると、いろんな状態を取るようになりますからね。
ナオタケさん
アメリカも『不都合な真実』のアル・ゴアさんの告発以降、少しずつ世論が盛り上がっているようです。ブッシュが大統領でいる間は難しいかも知れませんね。でも、アメリカの市民の半分は温暖化を真剣に考えだしました。ヒラリーさんにこの後を託しましょう!!
きっと動いてくれると思います。また、動かざるを得ないように世論を盛り上げないといけないと思います。
gramercy さん
温暖化がすぐ気温の上昇には繋がらないようです。いろいろと気象が複雑に絡むようです。たとえば、イギリスは温暖化が進むと シベリアのようなものすごく寒い気候になるといわれています。イギリスに流れ込む暖流が止まってしまうからです。それ以上は私もよく分かりませんが、確かに異常気象ですが、温暖化故の異常気象だと考えています。
温暖化が進んでいることは紛れもない事実だと思います。
もりのなか さん
そうですね。ご説明ありがとうございます。
温暖化が進む過程ではいろいろ異常なことが起こります。
局部的に.....
低気圧の巨大化、内陸部の高温化・乾燥、海流の流れの変化など 私もよく分からないことがいろいろ起こるのだと思います。
特に海岸部と内陸部の気候の差は極端に違ってると思います。
なる さん
コメントありがとうございます。
今年の冬は雪らしい雪を見ていません。大変さびしいですね。10年もするとこれが当たり前になるのだと思います。
残念ですね。
私はおそらく地球上に氷、雪が全くなくなるところまでは 少なくとも進むと思っています。今すぐ地球に優しい生活をして CO2の排出を減らしたとしても その効果が現れるのは相当先です。残念ながら 進んでしまいます。
肝心なのは 多少住みにくくなってもいいですが、住めない地球にしてはいけないということですね。
それには 人類全体の危機意識がまず必要ですね。
なるさんの言うとおりですね。
ここ当面技術開発は温暖化防止に限定してもいいくらいですね。それくらい地球上の技術者が結束して立ち向かうべきだと思います。
地球上の森林が吸収できるCO2の量が減ってしまっているのですから、それを別の方法で補う必要がありますね。
一日も早く 有効な対策が取れるように......。 
アメリカはブッシュの後は 温暖化の話し合いの席に戻ってくると思います。ヒラリーさんが そして、ヒラリーさんが 中国、ロシアを如何に説得してくれるかだと思います。期待したいと思います。
メタンハイドレートについて

ちょっとこの説明を忘れていましたので、ここで説明します。
メタンハイドレートというのは メタンと水が低温・高圧という条件下で固体の形になっています。
寒冷地にも大量にあるのですが、海底にはもっと大量にあることが分かっています。その埋蔵量は今ある化石燃料の総量の二倍で 現在大気中にあるCO2の20倍の量らしいです。(炭素量換算で)
そして、この『メタンハイドレート』は温度が低い間は固体として固定されていますが、気温や海水温が上がると簡単に分解して大量のメタンガスが大気中・海中に放出されます。

 過去、数度短期間に7℃程度、温暖化し、地球の環境がガラッと変わってしまい、多くの種が絶滅してしまったことがあるそうです。そのときもこの『メタンハイドレート』の分解が関与しているのではと言われています。
 メタンガスが海中に放出されると海水中の酸素がなくなり、海に棲む生物が死滅してしまいます。
 寒冷地の『メタンハイドレート』は気温が上がると簡単に分解します。海底の『メタンハイドレート』は簡単には分解しないそうですが、でも過去には分解していると考えざるを得ない事象があるようです。
 CO2--->温暖化---->メタンハイドレートの分解---->更なる温暖化
 という悪循環が始まりつつあるように思えてなりません。

今、シベリアの永久凍土が融解し、メタンガスの放出が始まっています。もうあまり時間の余裕はないと思います。
温暖化の暴走まで.....

メタンは太古の植物が微生物によって分解されて発生したものです。
『温暖化関連ニュース』
CNET Japan - 2007年2月22日

水源がまず枯渇--地球温暖化で専門家が警告
文:Michael Kanellos(CNET News.com)

 地球温暖化で最初に影響を受けるのは、水かもしれない。

 Lawrence Berkeley National Laboratoryのディレクターであり、代替エネルギーの研究費増額に奮闘する世界有数の科学者、Steven Chu氏をはじめ、多くの識者が、地球の温度上昇によって氷河や湖などの水源が急速に枯渇すると予測している。

 Chu氏は、水の供給が激減すれば、その影響は甚大かつ深刻なものになると述べ、一部ではそうした影響がすでに見られていると話す。同氏は、1997年にノーベル物理学賞を共同受賞した人物だ。

 今週に入りサンフランシスコで開催された「Cleantech Forum」の講演で、Chu氏は「夏期には黄河が干上がるようになった」と語った。

 ヒマラヤ山脈の氷河や融雪を水源とする黄河は今、水量を減らしつつある。世界人口の多くがヒマラヤ山脈から生み出される水を利用していることから、こうした兆候は一般的にもよいものとは言えない。

 米国では、カリフォルニア州およびネバダ州にかけて広がるシエラネバダ山脈の積雪量が、2100年までに30〜70%減少する見込みだという。

 減少率が20%にとどまった場合でも、芝生に水をやったり、トイレを頻繁に流したりすることを止めねばならないだろう。50%以上の減少率なら、カリフォルニア州の人口までもが減る可能性がある。積雪量が大幅に減少すれば農業も大打撃を受け、州外への移出はさらに加速すると、Chu氏は述べている。

 もっとも、世界のある地域の山脈や山岳では、積雪はむしろ増えている。乾燥地帯はより乾燥し、湿潤地帯では降雨量が増えていくというのが、大半の専門家の見方だ。だが、降雪および降雨量が増えても、温暖化のせいで山脈は水を確保できず、ほとんどが使用される前に流出してしまうのだという。

 「温暖化の影響を家庭で最初に受けるのは、おそらく水だ。貯水に関する問題は、日に日に深刻化している」(Chu氏)

 複数の新興企業やGeneral Electricなどの一部大手企業は、海水や廃水を浄化し、人間が利用できるようにするシステムへの投資を増強し始めている。

 Cleantech Venture Networkの会長Nicholas Parker氏は、「水問題はさらに顕著化するだろう」と予想している。
こういうサイトがありました。CO2説を否定、温暖化しても南極の氷は厚くなっている、北極の氷が解けても問題なしだそうです。http://psychology.jugem.cc/?eid=57
温室効果の主役は水蒸気で二酸化炭素は脇役とか、暖冬は個人的には過ごしやすいですが、夏は年を追うごとにより猛暑になるのでしょうか。そちらの被害のほうが恐怖です。
ごめんなさい。私は知識はあまり持っていないのでみなさんのようなお話はできないのですが。。。
去年の暮れから本当に温暖化がしんぱいで、節電やごみの分別など今まで異常に心がけています。車も極力使わないように。
以前テレビでゴアさんの話を聞いてますますなんとかしなきゃ!!!と思いました。
人間は『誰かがなんとかしてくれる』と思いがちですが。。。
『自分でなんとかしないと』

一人一人が本当に行動しないと本当にだめですよね。。。

駄文失礼します。。
赤翁さん

 急に議論に割って入ってすいません。赤翁さんの紹介してくれたサイト、途中まで読んでみましたが、びっくり仰天!! 高校の科学も理解できていない人に、温暖化のメカニズムを語るのはやめていただきたいですね! その時点で読む価値もないことがわかり、その先は読んでません。

以下は、サイトからの引用です。

>さらに言うと、二酸化炭素はもう大気中に十分多く、吸収効率は飽和状態になっています

 1気圧の大気圏で、二酸化炭素が飽和することはありません。レベルが低すぎて、話になりません。

 懐疑論者の多くは、科学を理解できておらず、何らかの事情で「まずは反対ありき!」で理論展開されている方がほとんどです。必ず、どこかに意識的な嘘が存在します。

 しっかりと正しい知識を身につけましょう!!
>赤翁さん

極地の氷は海面上昇には影響していません。
別のトピでも説明しましたが、

■海面上昇は、海水温の熱膨張によって起こる。

ということです。
極地の氷を議論するのは意味ないです。

おっしゃる通り、北極の氷がすべてとけたとしても、
海面上昇はゼロです。
「氷山の一角」という言葉が示すとおり、北極で水面上に出ている氷は10%です。
氷は溶けることで体積が10%減るので、体積の増加は±0です。

他にも、「海水の温度上昇による海水の蒸発」があるので、
こちらも海水面を下げる要因になります。

これらの要因を差し引いても海水の熱膨張の方が大きいため、
海水面が上昇すると予測されています。
かっぱさん

20世紀の海面上昇は、熱膨張のほうが少し大きかったようですが、21世紀以降の海面上昇の主な原因は氷が溶けることによる、と考えられています。もちろん、グリーンランドなどの陸上の氷ですよ。とりあえずはIPCC第四次報告書などをごらんください。
グリーンランドも南極も降る雪と融ける氷の差ですね。
今はまだ融ける分の殆どが降る雪で補われているという状況だろうと思います。
今後、徐々に融ける量が増えて行って 氷床も小さくなるのだと思います。
その時期はシミュレーションの前提の置き方で誤差が出るのだろうと思います。IPCCの第四次報告がたまたま穏やかな前提条件だったということで 第五次はもっと深刻なものになるのでは、と思います。
したがって、第三次より 何センチ少ないという議論はあまり意味がないと思います。
南極、グリーンランドともすべての氷床が融ける途中の話をしているだけですから.....。
温暖化は海水も着実にあっためています。海流の変化、漁業への影響が危惧されています。
私もこのまま進んだ場合の改定のメタンハイドレートの崩壊が恐ろしいです。

今回の水温が上がっているのが 200-1200mの深さということですから、メタンハイドレートのあるところも含まれています。このまま気温、海水温が上昇していく危険を感じます。
以下、昨日の記事です。
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流氷の“ふるさと”も温暖化

 流氷の「ふるさと」、オホーツク海から遠く北太平洋にかけての水深約200〜1200メートルに横たわる「中層水」の水温が過去50年間に最大約0・7度上昇したことを、北海道大低温科学研究所の若土正曉教授らのグループが突き止めた。

 地球温暖化が原因とみられ、オホーツク海や親潮域の豊かな漁場に悪影響を及ぼす可能性がある重大な変化とみられる。

 同グループは、北太平洋やオホーツク海の計6万3000カ所の水温と海中の酸素量について、1955〜2004年のデータを解析。その結果、オホーツク海で水温が最大約0・7度上昇、生物の呼吸に必要な酸素量は最大で1リットル当たり0・7ミリリットル減と変化が見られた。こうした傾向は親潮域や、北太平洋北西部にも広がっていた。

 海氷は氷点下30〜40度の強風がシベリアから吹き付けるオホーツク海北西部の沿岸域でできる。一部は流氷となり北海道まで到達する。海氷ができる際に重く冷たい「ブライン」という水が作り出されて深く潜り、中層水を形成。鉄分などプランクトンや魚に必要な栄養分は中層水の流れによって北太平洋まで運ばれ、親潮域を豊かな海にしているとされる。

 今回、中層水の長期的な温度上昇が確認されたことで、オホーツク海の海氷を作るシステムが温暖化で弱まっていることが裏付けられる上、栄養分の運搬力も低下しつつあると推測できる。

 若土教授は「温暖化の影響が海の深い層にまで及び、大きな広がりをみせていたことに驚いている。この海域を海洋資源の宝庫といえる海にしている特有の海洋循環システムが、温暖化によって大きく狂い始めている」と警鐘を鳴らしている。

[mikkansprts.com 2007年2月26日20時16分]
海面上昇で砂漠が潤うって事はないのかな?
海面上昇に関する一部科学者の指摘です。
正しい指摘ではないかと思います。

http://www.janjan.jp/world/0702/0702270743/1.php
酔平さん
海水で砂漠が潤っても 塩が出来るだけですよ。植物は育たないですよ。淡水でないと.....
変換ミスです。
21 . 改定--->海底
でした。
アメリカねブッシュ政権も世論に押されて変わりつつ有りますね!!
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時事通信2007/03/04-06:59
温暖化で干ばつや水不足も=ブッシュ政権、危険性認める−米紙

 【ワシントン3日時事】地球温暖化によって水分の蒸発が促され、米国内でも干ばつの危険性が拡大、米国の北西部や南西部では水不足が生じる恐れがあるとの内容の報告書をブッシュ政権が3日までにまとめた。同日付のニューヨーク・タイムズ紙が報じた。ブッシュ大統領は温暖化を「深刻な問題」と認めているが、具体的な危険性について言及するのは異例。この報告書は米政府が近く国連に提出する。
琵琶湖も死にかけていますね!!
魚がいなくなるのは 時間の問題ですね!!
また、これと同じことが早晩太平洋、大西洋でも起こります。海洋の酸欠が.... 大食料問題ですね!!
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滋賀・琵琶湖:北湖の深層「富栄養化」、温暖化で循環不完全 生態系、急変の恐れ

 滋賀県・琵琶湖の北湖(琵琶湖大橋以北、最大水深約104メートル)の深層でこの半世紀の間に、富栄養化をもたらす栄養塩の濃度が数倍上昇したことが分かった。

 分析した県琵琶湖・環境科学研究センターの専門家は、地球温暖化の影響で表層と深層の水循環が不完全となり、栄養塩が蓄積している可能性を指摘。気候変動などで生態系が急激に変化する「レジームシフト」の兆候の恐れもあるという。

 同センターの熊谷道夫・琵琶湖研究部門長らが水深80〜90メートルの観測データを精査した。栄養塩の一種「硝酸態窒素」の濃度平均値は、55年ごろ0・05ppm以下だったが、00年ごろには0・25〜0・30ppm程度に上昇。さらに「リン酸態リン」は、75年以前には0・005ppm以下だったが、00年ごろ0・015〜0・025ppm程度に上昇し、現在に至っている。【服部正法】

毎日新聞 2006年9月10日 東京朝刊
オーストラリアも動き出しました!!
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照明替え明るい未来
温暖化抑止へ豪政府が運動
(Chunichi Web press 20070311)

 地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの削減はなかなか進まない。そんな中、オーストラリア政府は先月、白熱電球を電球形蛍光灯に切り替える国家では世界初のキャンペーンを始めた。照明を切り替える省エネ効果は一体、どれほどあるのか? 

 (岩岡千景)

 同政府は医療用などを除き、家庭や商業施設で使われている白熱電球の販売を段階的に規制。電球形蛍光灯への切り替えを進め、五年後の二〇一二年までに四百万トンの温室効果ガスを削減することを目指す。

 温室効果ガスは、石炭や重油などを燃やして電力をつくるときに排出される。このため電力の消費を減らせば、地球環境への負荷も減らすことになる。

 では、消費電力はどれだけ違うのか。松下電器産業によると、六〇ワット形の場合、従来の白熱電球が五四ワットなのに対し、最新の電球形蛍光灯は一〇ワットと、五分の一以下=図参照。

 ただ、価格は白熱電球が百円前後と安く、電球形蛍光灯は千二百円前後と十二倍も高い。だが「意外に気づきにくいのが、長期的な経費」と、同社の加瀬秀樹照明・管球商品チームリーダーは説明する。

 寿命も十倍違うため、切り替えると消費電力は電気代にして約一万円の節約になるという。

 日本では、照明が一般家庭の消費電力に占める割合は、エアコンの次に多く、冷蔵庫と並ぶ16・1%(二〇〇五年度)。照明の中身をみると、ほぼ三分の一に当たる九・三個が電球だ。このうち省エネ型の電球形蛍光灯は三・二個にすぎず、白熱電球が六・一個とまだまだ多い。

 このため、消費者団体「地球温暖化防止・省エネ東京連絡会」が照明の切り替えによる節電効果を消費者セミナーで伝えるなど、草の根で切り替え運動は広がっている。

 同連絡会の田嶋いずみさんは「電球を切り替えるだけで、照明の消費電力の80%を減らすことができ、電気代も五分の一にできる。白熱電球と変わらない色や形の製品もある。このことを、もっと知ってほしい」と話す。

 環境経済に詳しい永井進法政大教授も「省エネ型の商品選びは有効な温暖化対策。日本も掛け声だけでなく、具体的な目標や規制を決めて国民的な動きにする契機をつくるべきだ」と語る。

 世界自然保護基金(WWF)オーストラリアによると、地球温暖化で気温が一度上がると同国ニューサウスウェールズ州で干ばつが70%増え、一−二度上がると世界最大の珊瑚(さんご)礁「グレートバリアリーフ」の珊瑚の60−80%が白化する恐れがあるという。

 同国における家庭のCO2排出量の中で、照明が占める割合は5%。車や冷暖房、他の電化製品が占める割合の方が圧倒的に多いが、商業施設では27%に上る。

 電力生産は主に火力発電で、CO2を多く排出する石炭に依存する割合が多く、国民一人当たりのCO2排出量は世界トップ級。CO2排出削減について定めた「京都議定書」は、米国と同じく批准していない。

 WWFジャパン自然保護室の山岸尚之さんは「照明の切り替えは有効な一策で前進だが、温暖化防止には総合的な対策と世界の協調が必要。議定書を批准しそれらを進めていくべきだ」と指摘している。
EU(欧州連合)は8日、ブリュッセルで首脳会議を開き、

京都議定書後(2012年以降)を想定して、
2020年までに温室効果ガス排出量を1990年比で
20%削減することで合意しました。

(パチパチパチ)これは私からの拍手です。

さらに、その目標達成のために

水力・風力・地熱・太陽光などの
再生可能(自然)エネルギーの利用割合を
EU全体で現在の6%から20%に増やす

方向で検討を開始しました。

(パチパチパチパチパチ)これは私からの拍手です。

これは画期的な内容ですね。
温暖化防止に大きく貢献することは間違いなしです。

成功を期待したいし、
全世界がこの方向で進んでいくことを
強く願っています。
これでアメリカも動き出すでしょうね!!
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米・ゴア元副大統領 議会で温暖化防止訴え<3/22 20:45>

 映画「不都合な真実」に出演するなど、世界中で地球温暖化の危機を訴えているアメリカ・ゴア元副大統領が21日、今度はアメリカ議会で、温暖化防止に向けて行動するよう訴えた。議会公聴会は入場制限が行われるほどで、アメリカ国内の関心も高くなっている。
 ゴア氏は、2000年の大統領選挙に敗北したが、自ら出演して温暖化の危機を訴えた映画「不都合な真実」が今年のアカデミー賞を獲得するなど、存在感はむしろ増している。21日も「アメリカは生まれながらの世界のリーダーです。その世界は今、地球規模の切実な危機に直面しているのです。今、アメリカの道徳観が問われているのです」と述べ、二酸化炭素の排出量を直ちに凍結させることなどを提案し、議会側の行動を強く求めた。

 公聴会には民主党の大統領候補本命、ヒラリー・クリントン上院議員も出席していたが、ゴア氏は出馬の意思を見せていないにもかかわらず、「タイム」誌の最新調査では、民主党関係者の支持率13%を獲得し、クリントン上院議員、オバマ上院議員に次いで第3位につけている。

 21日は共和党議員から厳しい反対論も飛び出したが、背景にはゴア氏再評価への警戒感もあるようだ。
(日テレニュース24 20070322)
温暖化のアジアへの影響
Yomiuri online 20070328より
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温暖化で穀物収穫減、アジアで1億人超が飢餓の恐れ
 来月2日からブリュッセルで始まる会合で採択予定の国連「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)第2作業部会報告書のうち、地球温暖化によるアジアへの影響を詳述した報告内容が28日、明らかになった。

 石油など化石燃料を多用した場合、2050年代にはアジア各地で穀物の収穫量が最大で3割減少。食物価格が高騰し、1億3200万人が新たに飢餓状態に陥る可能性があると警告している。

 温暖化の原因と将来予測に関する第1作業部会報告書が先月まとまったのに続くもので、温暖化が人間活動や生態系に及ぼす影響を地域ごとに評価している。

 報告書は、このうち日本やロシアのシベリアを含むアジア地域について、すでに多くの国で穀物収穫量が減少し始めており、発展途上国で増大する食糧需要をまかなうのがより難しくなっていると指摘。その要因として、温暖化による気温の上昇に加え、洪水、熱波、干ばつといった極端な天候の頻発を挙げた。

 将来的には、穀物収穫量が1990年と比べて、2020年代に2・5〜10%減少、2050年代には5〜30%も減ると予測した。冬の気温が0・5度上昇した場合、インドでは単位面積当たりの小麦の収量が減少するほか、2度上昇の場合は、中国で米の収穫が5〜12%減少する可能性があるとした。

 水産業も、海温が上昇して魚の生息域が大きく変化し、熱帯の海では稚魚が死滅しやすくなり、東アジアから東南アジアに至る広い海域で漁獲量が減少する。ヒマラヤ山脈では、“天然のダム”の役割を果たしている氷河の融解が加速し、その雪解け水に依存する7億人以上の生活が脅かされると警告した。現状の速度で融解が進むと、ヒマラヤの氷河は2035年までにほぼ消滅するとも指摘している。

 一方、ロシアでも熱帯性のマラリアやダニが媒介する脳炎の罹患(りかん)率が徐々に増加していると指摘。インドや中国では、デング熱の感染リスクが5割以上あるハイリスク集団が増え、高温ストレスによる死亡率も高まると予想している。

 また、シベリアの永久凍土が解けて針葉樹林に置き換わり、多くの生物が絶滅するほか、日本ではブナ林の9割が今世紀末までに消滅すると指摘している。

(2007年3月28日14時34分 読売新聞)

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