ヨーロッパ諸国のアーチスト達コミュのVARTTINA/Kokko

そろそろ…季節ですね♪
フィンランドの混声合唱ユニット、ヴァルティナ。

ヴァルティナが世界進出を果たして、ドーナル・ルーニーの立ち上げたレーベルからワールド・ワイド盤を出したりする頃から、例えばモンゴル系のホーメイとか、他の音楽との異種配合なんかも試みるわけですが…とにもかくにもこのユニットの妙味って”北欧的な素朴さ”が醸し出すポップさ、なんだと思います。そんな意味でも、メジャーな世界配給としては初めてのこの一枚。空色とジャケの雪景色がなんともヴァルティナの演る音楽を端的に表した格好のサンプル的な作品が、この「コッコ」。ユニットの（一聴すると）シンプルなコーラスの魅力がそのまんま、ちょっとゴージャスなバックにサポートされて届けられています。

まるで北欧の少女達が楽しげに太陽のもと草むら（雪に覆われた？）でコーラスしているかのような、ポップで素朴、そしてちょっぴりエキゾチックな珠玉の曲満載の一枚。
ブルガリアン・ヴォイスのようなものは、ある意味重く聞き入ってしまう面もあるかと思いますが、そのヘン、ヴァルティナの方がついつい何か仕事をしながらでもかけて、一緒に口づさんでしまうような親しみやすさがあります。

1. Tuulilta Tuleva
2. Kokko
3. Ottajat
4. Korppi
5. Pyry
6. Halla
7. Iro
8. Merten Kosijat
9. Omani
10. Pojaton
11. Emoni Ennen