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汚れを落とす成分にも得て、不得手がある。栄養学の栄養素の性質を知ることにより
容易に汚れ落としが出来る。
脂肪酸にも、飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸と、大きく2種類に分けることが出来る。
また、不飽和脂肪酸も一価不飽和脂肪酸と、多可不飽和脂肪酸の両脂肪酸に分け
られる。
飽和脂肪酸とは主に動物性の油脂から作られたものある。ナトリウム石鹸で容易に
汚れを分解除去が出来る。
他方、 一価不飽和脂肪酸とは炭素が１個の鎖状で繋がった脂肪酸で主に植物油脂
から作られたもので主成分はオレイン酸で構成されています。
後１方の多可不飽和脂肪酸とは炭素が複数個鎖状に繋がった脂肪酸で主成分はリノール酸で構成されています。また、アロマオイルも不飽和脂肪酸の類に入ります。
一可及び、多可の不飽和脂肪酸はアルコール系石鹸（水酸化カリューム及び、無水エタノールで鹸化反応された石鹸の事）で鎖状に繋がった炭素を解き放さないと容易に汚れの分解除去出来ません。
アルコール系石鹸には、グリセリン。エタノール。Ｄリモネン も含みます。
良い例が、樹木の樹液が衣類等に付着したとき（例えば松脂等は）、ナトリウム
石鹸や揮発油のドライで処理をしても除去は出来ません。
濃度の濃いアルコール系の石鹸で湿布処理をして取り除くと良いでしょう！
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あと一点良い例を！ 少し前になりますが、エステサロンにてマッサージ療法を
施し中に顧客の着用していた衣服に、大量のマッサージオイルを不注意で溢してしまい
慌てたエステサロンのオーナーは、顧客に代わりの衣服を着替えさせ
大量にマッサージオイルの付いた衣服をドライクリーニング処理の店に洗濯の依頼を
しましたが！ ほとんどオイルが残留したままで！ 別処理で染み抜きも依頼したが！
残念ながら！ べっとりと付いた染みは残ったままでした。
エステサロンのオーナーは、顧客からお気に入りの衣服でビンテージものなのに
どうしてくれるのだと強く迫られる羽目になり、困り果てていました。
丁度私の店の常連客、何時も良く染みを付けては持ち込んでいた私の店の顧客と
エステサロンのオーナーが友人関係にあった関係で、困りごとの相談をされ
いつも染み抜き洗濯の処理をしている店に、ダメもとで頼んであげると私の店に
まわりまわってマッサージオイルの染みが大量についた衣服が持ち込まれました。
運よく、私の店では水洗い専用の洗濯処理なので！
アルコール系の洗剤に、Ｄリモネン、グリセリン、エタノールを付加した
染み抜き処理剤を塗り、４０度程度のお湯に先の溶剤で漬け込み液を作り
しばらく漬け込み処理の後、全体にブラシ掛けを施し綺麗な水で濯ぎを数回繰り返し
最後の濯ぎは、クエン酸でリンス濯ぎを施し脱水後にか自然構想の上アイロン仕上げと
なりました。 出来上がりは上々でオイルマッサージに使うオイルは完全に除去が！
改めて！ 洗剤と言えども得て！ 不得手のあることを判明確認しました。
エステサロンのオーナーは、多額の弁済金の請求から逃れることに！
一時は、いくら請求されるかと不安いっぱいで悩んでいたようです。
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２０１４年10月０１日 株式会社 マツミヤ 松本 勝治
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