敬和学園高等学校コミュの厚木武男先生の訃報について　-敬和学園高校関係者の皆さまへ-

２０１１年５月２０日（金）午後７時頃
敬和学園高等学校の元英語教師である厚木武男先生が御年６５歳にして亡くなられました。
日課である山歩きの最中に心筋梗塞を発症されたそうです。

宏子夫人より電話口にてお話を伺う機会がありました。
周囲の人にも知らせて欲しいとの頼みを受け、その内容をここに記載いたします。

厚木武男先生は定年後、牧師を目指して神戸西宮の「神戸ルーテル神学校」にて、学ばれていました。
大阪は四条畷市の実家に奥様を残し、神戸の寮に住み込んでの学生生活です。
寮の裏手にある摩耶山を毎朝歩くことと、毎週末は奥様の待つ実家に帰ることが習慣になっていたそうです。

５月２０日（金）、その日は朝から授業があり、日課の登山には夕方出かけられたそうです。
１８時頃、厚木先生から奥様に電話がありました。
「今、山を登っている。これからそっち（大阪の家）に帰る」という内容でした。

それから１０分後、再び電話が掛かってきました、
「胸が痛い」。深刻な様子ではなく、クリスチャンである厚木先生は「良くなるように祈っておいて」とも付け加えられたそうです。
愛妻家で、奥様の話ばかりされていた先生の顔が目に浮かびます。

さほど心配はしていなかった奥様ですが、２０時になっても帰ってこないことを不思議に思い、寮に確認の電話を入れました。
寮の部屋にもいないという事で、学校の先生方４人が山へ捜しに向かいますが、見つかりません。
救急車の出動履歴を照会しても該当は無く、その後、警察による捜索が始まりましたが、朝５時に撤収。登山客の通報を待つ事になりました。
翌朝、神学校の先生有志が山へ向かい、休憩所の茶屋に入ったところで、「誰かが倒れている」と正に今通報をしようという登山客に遭遇しました。

５月２１日（土）の朝９時頃に発見された厚木先生は、昼頃に灘警察へ運ばれ、午後になって奥様の確認を受けました。

まるで眠っているようで、いつもの寝顔とおんなじだったそうです。

事件性は無くとも、事故死となると解剖検査が必要だという事で、ご遺体の引き取りは翌日、５月２２日（日）になりました。その日は一日、ご自宅で安置されました。

５月２３日（月）に通夜（葬送前夜式）が、２４日（火）に葬儀・告別式が京都市相楽群精華町にある福音自由教会祝園チャペルにて執り行われました。
葬送前夜式の様子に関しては尼崎バプテスト教会のブログにも書かれています。
http://blogs.yahoo.co.jp/amagasakibap/24351878.html

厚木先生のご家族や親戚は皆、葬儀に間に合いました。
神戸ルーテル神学校の先生や生徒、厚木先生の通われていた２つの教会から各１００名ずつ出席しました。
前夜式には敬和学園高校元校長の榎本先生が伏見から駆けつけました。

身内だけのつもりの葬儀は、思いの外、大勢での見送りになったようです。

厚木武男先生はこの５月５日に満６５歳を迎え、来月に神学校を卒業予定でした。

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以上が宏子夫人より伺った顛末です。「家族は皆、元気です」とも言付かりました。

また、奥様とコンタクトが取りたい方や、直接、厚木先生に会いに行きたいという方には、連絡先や住所を教えて良いとの許可を得ています。

梅田謙が窓口になりますので、ご連絡ください。
但し、訪問などは心身が落ち着いてから（７月以降）にして欲しいそうです。ご配慮ください。

以上の内容を、厚木先生と縁のある方には報せてあげてください。
宜しくお願いいたします。

敬和学園高校３６回生
梅田謙

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 06月07日 22:49

最近mixi開いてなくて、今初めて知りました。
30回生の私達とは、厚木先生は途中から入ってきた先生という記憶なので直接のつながりは薄いのですが、それでもちゃんとお顔は覚えてます。
まさかお亡くなりになってたなんて・・・。
今は少しはご家族の方も落ちつかれたのでしょうか？

厚木先生のご冥福とご家族の皆様に神様のお守りがありますようにお祈りいたします。

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