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月夜見 [ツクヨミ]コミュの2013 牡牛座満月と鞍馬のウエサク満月祭

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ブログより、こちらのコミュにも転載させていただきます。
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=17379



2013年、平成25年の鞍馬寺のウエサク祭、五月満月祭は5月24日(金)です。
しかし、満月となるのは翌日の25日(土)。
ではなぜ24日なのでしょうか。
詳しくは後述しますが、それは旧暦四月の十五夜だからです。
25日夜では満月を過ぎてしまい、満月をお迎えすることができません。
昔から旧暦では、十五夜の日にお祭をしてきました。

<photo src="v2:1942070959:l">
<div class="centerElement" style="text-align:center;"><span class="small">満月となるのは、5月25日の13時25分</span></div>


このウエサクというお祭はあまり日本ではなじみがありませんが、スピリチャルな方面ではとても大切に受け止められています。
それはどこから来るのでしょうか。
そのことにも触れつつ、このお祭の歴史をふり返りながら紐解いていきたいと思います。

とにもかくにも、シリウスを象徴するゲル=天狗がいる鞍馬は、もともとここが古代から宇宙とつながるための聖地だったのでしょう。

<photo src="v2:1942074176:l">
<span class="small">クリシュナムルティやシュタイナーを輩出した神智学の創唱者、ブラヴァツキー夫人は、ゲルについて「ヘルメスは古代エジプトに深淵する犬神。第3の目(松果体=アストラル視力)を持つ巨人で、鋭く赤い目、みかけはおそろしいが神に最も近い存在」と語る。日本では天狗として、今でも信仰されている。</span>


そして今年は、この満月が月蝕となり、金星から降臨したサナトクマラのお祭にあわせたかのように、5月下旬から金星と水星と木星の3惑星が集まって太陽系もお祭状態。

<photo src="v2:1942074181:l">
<span class="small">満月となる瞬間、このとき北アメリカや大西洋方面で半影月蝕となります。画像は、月−地球−太陽がほぼ完全直列する瞬間。そのときの太陽系を、地球の外からみたシミュレーションです。</span>


そして今気づきましたが、この満月祭は月のお祭ではあるけれど、古代の太陽信仰に由来する、宇宙の根源とつながる火と水の調和からきているのでしょう…


古くから、アジア各地では満月祭が執り行われてきました。
牡牛座の満月の日、ウエサク祭は1年の中でも最も神聖な日。
グレゴリオ暦でいえば、この5月の満月が1年の内で最も月の力があり、それを祭ることで人々は強力な力や平和を得られると信じられ、チベットのヒマラヤ山脈のウエサク峡谷にて古代から何世紀にもわたって行なわれてきたブッダの祭典。
このウエサク祭は、仏教がインドから広まったとき、アジア各地(チベット、タイ、ミャンマー、スリランカほか)など多くの国の文化に伝播し、それぞれの文化特有の方法で行われています。
そして日本では、室町時代から京都の鞍馬寺におけるウエサク祭が行われています。

また、近年になって神智学系のチャネラーたちがこの風習に言及するようになりました。
それは、高次元世界(内なる世界)のアセンディッド・マスターがすべて結集してブッダの生誕を祝い、東洋と西洋の結束をうたうときに天界と地上の間に通路が開いて、ブッタのみでなくキリストをはじめとする聖同胞団(ヒエラルキー)の大師方が集まり、この地球全体に祝福のエネルギーをふりそそぐ日。
この祭は世界中に広まり、多くの国で祭典が行われるようになりました。

京都の北に位置する鞍馬寺は、四天王のうち北方を守護する毘沙門天を本尊とし、千手観世音菩薩を安置する寺院として、鑑真の弟子である鑑禎により草創されました。
現在本殿には、左手に護法魔王尊(力)、中央に毘沙門天(光)、右手に千手観世音菩薩(愛)の三体が祀られており、三身一体で「尊天」と呼ばれています。
中でもこの護法魔王尊(魔王尊)は、地球の霊王であるサナト・クマラとされ、金星から650万年前の鞍馬山に降り立ったといわれています。
100年ほど前まで天台宗だった鞍馬寺は、その当事の管長が神智学を学んで宇宙の根源を感得され、天台宗を離れ独自の鞍馬弘教となったという経緯があります。
しかしそれは、もともとここが宇宙の根源とつながる場所だったということなのでしょう。


以下、鞍馬寺ウエサク祭のパンフレットより

<strong>五月の満月には天界と地上の間に通路が開け、ひときわ強いエネルギーがふりそそがれるという。
この夕、満月に清水を捧げ心のともし灯を輝かせつつ、ふりそそがれる神秘的なお力を身に受けて、自分とすべてのものの「めざめ」のため熱い祈りを捧げるのが、光と水と聖音の祭典「五月満月祭(ウエサク祭)」である。
祭典は三部に分かれ、第一部は「きよめ」の祈りで、祭典に集う人々は、まず自己と場の清浄のために魔王尊を讃仰する。
月が天頂に近づく頃、ひとりひとりが持つ純粋無垢な心の象徴の「心のともし灯」に灯が点される。
祭場がともし灯に埋まると、銀碗に清水を満たし月に祈りを捧げる。
次にともし灯を高く掲げて、真実に生きぬくための強い力を与え給えと「お力の宝棒」の加持を受け、月光のふりそそがれた明水をわかち頂き、慈愛のみ恵みを心に満たす。
そして第二部では、月光を受けながら大地に腰をおろし静かに「はげみ」の瞑想を行い、夜明けの近い第三部には、智慧の光を輝かせ真実に生きることへの「めざめ」を象徴する聖火が天を衝いて上がる。
最後に全員で「心の書」を唱え魂の夜明けを迎える。</strong>

以上、引用終わり


ウエサク祭の起源は、釈迦が降誕した日、悟りを開いた日、入滅の日が、全てヴァイサカ (Visakha)月の白分15日の夜であったという伝承から来ており、ヒンドゥーの占星カレンダーに従ってウエサク祭の期日が決められます。

<photo src="v2:1942074179:l">


このウエサク(Vesak/Wesak)という言葉は、サンスクリット語のヴァイサカ(Vaisakha)が変化したものなのです。
ヒンドゥー暦における月の置き方は黄道十二宮(12星座)に基づいており、ヒンドゥー暦第2の月「ヴァイサカ月」は「牡牛座の月」となります。
また陰暦としては1ヶ月を二分し、新月から満月までの月が満ちゆく期間を「白分(シュクラ・パクシャ)」とし、満月から晦日までの月が欠けゆく期間を「黒分(クリシュナ・パクシャ)」とします。

すなわち、ヴァイサカ(Vaisakha)月の白分15日とは、ヒンドゥー暦第2月の第1満月のことで、太陽が牡牛座から昇る満月の日、つまり「牡牛座の満月」となります。
旧暦では四月十五日の「卯月十五夜」であり、グレゴリオ暦では5月にあたるため「5月の満月」とも呼ばれています。


インドと南伝仏教(スリランカやタイなど)では5月頃に行うのに対して、日本の仏教はこのウエサク祭を重視してないようにみえますが、実はブッダの誕生日を祝う花祭りも、釈迦の命日を西行法師がうたった如月の望月も、もとはこのウエサク祭にあったのです。
日本に伝わった北伝仏教はインドから北方のガンダーラや中国を経て伝わりました。
仏教経典を中国語に翻訳するときに中国の暦が使われ、解釈の問題により「第2月」は二月や四月、「白分15日」は八日や十五日とされました。
そのため日本では一般に、誕生は旧暦四月八日の灌仏会(かんぶつえ)すなわち「花祭り」とし、入滅は旧暦二月十五日の涅槃会(ねはんえ)すなわち「如月の望月」としたのです。
ただし、密教へは旧暦四月十五日として伝わったのでした。

しかしここにも、実は釈迦の入胎が陰暦四月(G暦5月)頃で、出生は春先の陰暦二月だったという真実が、めぐりめぐって伝わったという可能性もあるのです。




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コメント(4)

クリシュナムルティやシュタイナーを輩出した神智学の創唱者、ブラヴァツキー夫人は、ゲルについて「ヘルメスは古代エジプトに深淵する犬神。第3の目(松果体=アストラル視力)を持つ巨人で、鋭く赤い目、みかけはおそろしいが神に最も近い存在」と語る。日本では天狗として、今でも信仰されている。
満月となる瞬間、このとき北アメリカや大西洋方面で半影月蝕となります。画像は、月−地球−太陽がほぼ完全直列する瞬間。そのときの太陽系を、地球の外からみたシミュレーションです。
ウエサク祭の起源は、釈迦が降誕した日、悟りを開いた日、入滅の日が、全てヴァイサカ (Visakha)月の白分15日の夜であったという伝承から来ており、ヒンドゥーの占星カレンダーに従ってウエサク祭の期日が決められます…

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