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月夜見 [ツクヨミ]コミュの暦注【干支】

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干支(かんし/えと)は、「十干」と「十二支」の組み合わせで「六十干支」となります。


◆十干(じっかん)
  
 甲(こう・きのえ)→木(き)の兄(え)
 乙(おつ/きのと)→木(き)の弟(と)
 丙(へい/ひのえ)→火(ひ)の兄(え)
 丁(てい/ひのと)→火(ひ)の弟(と)
 戊(ぼ/つちのえ)→土(つち)の兄(え)
 己(き/つちのと)→土(つち)の弟(と)
 庚(こう/かのえ)→金(か)の兄(え)
 辛(しん/かのと)→金(か)の弟(と)
 壬(じん/みずのえ)→水(みず)の兄(え)
 癸(き/みずのと)→水(みず)の弟(と)

十干はそもそも「人間の指の数」から生まれたといわれています。
そして、陰陽(兄弟)と五行(木火土金水)の組み合わせで出来ています。
陰陽を表す「兄(え)」と「弟(と)」の「兄弟(えと)」から、干支全体も「干支(えと)」と呼ぶようになりました。


◆十二支(じゅうにし)

 子(ね/し)
 丑(うし/ちゅう)
 寅(とら/いん)
 卯(う/ぼう)
 辰(たつ/しん)
 巳(み/し)
 午(うま/ご)
 未(ひつじ/び)
 申(さる/しん)
 酉(とり/ゆう)
 戌(いぬ/じゅつ)
 亥(い/がい)

木星は十二年(厳密には11.86年)で天を一周します。
古代中国の書「爾雅(じが)」によれば、天空にある木星の位置を示すものとして十二支が生じたとされます。
年の十二支は、五惑星の中で最も尊貴とされた木星の運行に拠っているのです。

木星は太陽や月とは逆に西から東に向かって移動するので、反対方向に木星を反映させた想像上の星を設けて、これを時計と同じように東から西へ移動させて「太歳(たいさい)」と呼び神霊化しました。
木星と同じ速度で巡る太歳は、一年かけて天の十二区画の中の一区画ずつを移行していきます。
その年の太歳の居処に「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の十二支として配されました。
つまり、太歳が寅の処にいる年は寅年、卯にいるときは卯年ということになります。

この十二支に鼠・牛・虎・兎・竜・蛇等の動物が結びつけられるようになったのは、紀元前5〜3世紀の中国の戦国時代だといわれます。
本来の十二字の象意は、十干と同じく植物の発生・繁茂・伏蔵の輪廻をあらわすものでした。
こうした抽象的な概念を周辺諸国や庶民に伝えるのは難しいことだったため、なじみ深い動物に仮託して伝えたことが始まりだといわれています。
そして十二支は年月日をはじめ、時刻や方位までその使用範囲を拡げてゆきます。


こうして中国の暦は、古くから数字の代わりに干支(六十干支)を用いてを表記していました。
年干支は、紀元前2世紀頃の漢の時代に入ってから使用された記録が残っています。
干支の特徴として、もし改暦などがあっても順番が変更されることは有りませんので、歴史上の出来事の年月日特定に大変役立ちます。
ちなみに、60歳(数えで61歳)になると生まれたときと同じ干支に戻ることから、この年齢を暦が還る「還暦」と呼びます。
日干支の歴史は古く、中国で亀の甲羅や動物の骨に刻まれた甲骨文字により、紀元前14世紀頃の殷の時代には「十干」が使われていたことがわかっています。
その後「十二支」が組み合わされ「六十干支」が用いられるようになったのは、5〜600年ほど後の周の時代から。
この単純さと継続性から、それ以来日干支の順番は連綿と現在まで続いています。

さらに本来は占いとは無関係だったものが、後から占いがこれを利用するようになりました。
干支に割り振られた陰陽五行の解釈から様々な「暦注」を生み出す元になりましたが、正式には「暦注」の中には入れるべきではないとされています。
有名な「丙午(ひのえうま/へいご)」は「火の兄」であることから、勢い、気性が大変激しく、これが女性の場合結婚相手に災難を及ぼすという風潮は、江戸時代中頃から始まったといわれています。
現在でも、ひのえうま年生まれの女性はやや少ないそうです...





▽一日の始まり 〜年初と時刻の関係
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15343990&comm_id=1110372
▽旧暦(和暦)=太陰太陽暦(立春正月)
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=14342196&comm_id=1110372
▽暦注【九星】と【六輝(六曜)】
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▽暦注【十二直】
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▽暦注【宿曜(二十八宿と二十七宿)】
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...

コメント(4)

今日、1月20日は大寒と満月が重なりました。
日の干支では亥の日。
明日が子、明後日が丑で艮(うしとら)となります。
つまり、1月23日はヒフミの丑の日。
翌24日に向けて大切な日となりそうです。

月で見ても、陰極まる冬至の霜月は子月。
師走(丑月)と正月(寅月)で艮。
年で見ても、艮(丑年→寅年)最後の大晦日から卯年へ向かってます。

明けの明星(金星)=虚空蔵菩薩は丑寅の守護神。
丑艮の金神は国常立大神。
今はそんな感じで、鬼門となる丑寅を越えて夜明けとなるエネルギーに満ちてます!!!
↑訂正

【誤】 明日が子、明後日が丑で艮(うしとら)となります。つまり、1月23日はヒフミの丑の日。

                        ↓   ↓   ↓

【正】 明日=21日が子、明後日=22日が丑、23日が寅で艮(うしとら)となります。つまり、1月23日はヒフミの艮。
本日2010年師走三十日は干支でいうと「寅年/丑月/子日」となります。

明日の2011年睦月朔日「卯年/寅月/丑日」へ向けて、一気に生まれ変わりましょう!

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