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環境的投資革命コミュの勉強シリーズvol.6 環境問題って???

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少し間が空きましたが、勉強シリーズvol.6は、環境の問題ってそもそもなんだっけ、という話です。

結論:環境問題は「気候変動」の問題が最重要課題のようだ。


環境問題、環境問題、っていうけれども、そもそも何が問題なんだっけ、と分からなくなりがちです。

Wikipediaを調べて見ましょう。

環境問題:(出典:フリー百科事典『ウィキペディア』)
環境問題(かんきょうもんだい)とは、人類がより良い生活を目指した結果、気候などの変化によって発生した問題の総称である。
昔から、人類は自然環境を資本として利用しながら文明を発展させてきた。このため原始的な狩猟採集生活に比較してはるかに高い生産力を実現し、文化的な生活を保つことができたのである。しかし、環境に過大な変化をもたらすことが逆に人類の生活を脅かす結果になる事態もみられる。


気候の変化により発生した問題、となっていますね。
英語では、Climate Changeです。しかし、日本ではこの表現はあまりポピュラーではないように思います。

日本では環境問題というと、大気汚染、水質汚染、ゴミ問題、ダイオキシン、その他化学汚染、など、身近な公害系の問題を「環境問題」と捉える向きがあるためです。

ウィキペディアには、以下のような記述もあります。

環境問題に含まれる諸問題は、地球規模の影響がある地球環境問題と、有害物質による健康被害など、地域の環境問題(公害に近い)に分類することができる。これらの解決は、必ずしも両立できない場合がある。
例として、乗用車のエンジンにヨーロッパではディーゼルエンジンが、日本や米国ではガソリンエンジンが推奨される。ヨーロッパでは、燃費が良く二酸化炭素排出量の少ないディーゼル機関が地球環境保護に有用である点が、日本では有害物質の排出量が多いディーゼル機関が健康被害をもたらす点が重要視されているのである。
自動車エンジンの例にのみついて言えば燃料電池技術の開発など、両者を両立しうる解決法が提案されてもいる。しかしそのような解決策が今のところない例として、水力発電や風力発電が有害物質を排出せず地球環境への負荷は低いものの、森林破壊や騒音被害など地域の環境へ負荷を与えているというジレンマを生じていることなどが挙げられる。


勿論、公害問題は重要な課題であるには変わりありません。公害による健康被害は人権侵害の可能性があり、解決されるべき問題です。

ただ、ここでは、より解決困難な問題として、地球規模の環境問題を考えたいと思います。

気候変動の恐ろしさについては、NHKスペシャル「気候大異変」がよくまとまっていました。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060219.html

一言で言えば、気候が変動してしまうと、地球の環境が激変してしまい、社会構図そのものを変えてしまう可能性がある、ということです。そして、それは既に起こり始めています。

その中で私が最も注目するのは、気候変動により現在の先進国の土地が、極めて住みにくい土地になってしまう、という点です。例えば、アメリカは象徴的な例です。アメリカ南部地域の大半は、気温が上昇する関係で50年後以降は熱帯性の伝染病が広まる地域になる可能性が高いとされています。加えて、カトリーナ級のハリケーンが普通に発生する地域になります。

そうすると、アメリカの国土が危機にさらされます。
しかし、アメリカは強大な軍事力を持つ世界最強の国家です。

先日の私の原爆に関する日記(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=191970106&owner_id=4684454)ではありませんが、国土が事実上失われていく危機的事態に陥った強大な軍事国家は、一体どういう行動に出ると考えられるでしょうか。

答えは無数にありますが、最悪のケースは「正当化された侵略」です。当然、大きな戦争に発展することでしょう。

つまり、CO2増→温暖化→気候変動→社会不安→(戦争?)という恐ろしい構図が見えてきてしまいます。

温暖化の原因はCO2排出量の増加だけではありません。しかし、これが大きな影響を与えている、との科学的根拠が今年度発表されるIPCCの第4次報告書に多く記載される予定です。

マイケル・クライトン氏が著書で、地球温暖化のIPCCの論拠に反論する類のものを出版していますが、これにはブルッキングス研究所が出した反論書があるので、参考にしてみてください。
http://www.brookings.edu/views/op-ed/fellows/sandalow20050128_jap.pdf

一方、アル・ゴアが中心となって製作したドキュメント映画「An Inconvenient Truth(邦題:不都合な真実)」が米国で大ヒット中です。ここでは、温暖化がいかに恐ろしい問題なのかを映画で訴えています(Officialサイト: http://www.futsugou.jp/
(レポート:http://greenz.jp/index.asp?REPORT_NUM=117

日本では、10月に上映されます。

私は今年が環境元年になる、と勝手に言って廻っていますが、まさにそのような流れになってきている今日このごろ。ようやく、温暖化について科学的根拠が示され、実際の被害が出始めているのが、この1−2年なのです。

そういうわけで、世界各国においてグローバルイシューとして「気候変動の問題」が最重要・最優先課題になっているんだな、ということが多少感じて頂けたのではないかと思います。

それを前提とした場合、では自分達はどういう行動を取ることができるのか、もう少し踏み込んでいえば、そういう世界の潮流の中で、自分達はどういう行動を取れば「勝てる」のか、次回はその辺りに入っていって見ましょう。

コメント(10)

NHKスペシャル見ました、よかったです。

1人1人の小さな活動も大切ですが、日本だとそれさえすればいいという風潮がある気がします。
(世の中の流れを変える大きな活動が必要だと思っています)

ゴアさんは、地道に活動を続けられてたんですね、感激です。
(2000年の選挙のときはショックでしたが (^^; )

映画は、まわりの人にすすめてみようと思います。
>わらわらさん

是非、映画見に行きたいですよねっ。

Officialウェブサイトで、告知編が見れますが、なかなかグッとくる感じですよね。

http://www.futsugou.jp/
私は、実はカトリーナ被災者です。1階建ての家の中に3メートルもの水が入り、全てを失いました。
あり得ない規模の災害だったということで、やはり、自分にこうも直接的に被害が来ると何かを始めなければ、と強く思うものですね。
(洪水はハリケーンそのものというより、行政の経費削減による全く意味をなさない状態だった堤防の決壊が原因ですが)

ゴアさんは、ずっとグローバルワーミングについてやってきて、2000年の選挙活動の時もかなりそのことを主張していたらしいですが、「メディアがあまりとりあげなかったんだ」、と去年やった特集番組でなげいてました。
>わらわらさん
 私もNHKスペシャル見ました。戦慄する内容でしたね。

 >1人1人の小さな活動も大切ですが、日本だとそれさえすればいいという風潮がある気がします。
(世の中の流れを変える大きな活動が必要だと思っています)

 私もそう感じて、このコミュにやってきました。

 とはいえ、とりあえずは小さな活動しか出来ていないのが現状ですが・・・(^^;)
>まきばおうさん

そうなんですよ。だから複雑。でも、そこに答えを見出していかなくちゃですね。
>madocaさん

そうですか!カトリーナで被災されたのですね。大変でしたね。

是非、ゴアさんの活動を応援してあげてください。そういう応援のつながりが大事だと思います。
>うりぼうさん

チリも積もれば山となります。

投資行動はどうでしょう。

チリも積もればファンドとなります。

小さい活動でも、集積するノウハウを使う事で大きい事ができるようになります。この8・9月限定で募集してます僕の会社のファンドは正に日本初で、個人の意志のあるお金を集めて投資行動を起こしていくファンドです。ご興味があれば、是非参加して下さいネ。(無料会員募集中だったりします)

http://www.sustainable-investor.co.jp
こんにちは *
地球環境問題の原因は、それぞれの国の人々の暮らし、地域の環境問題、公害などの集まりですよね。
地球温暖化も、毎日私たちが乗る乗り物や、それら工業品をつくる工場などから出る温室効果ガスが主な原因ですよね。足もとの環境汚染が“塵も積もれば山となる”のように、世界中から積もり積もって地球環境問題に発展したと思います。
これを解決するには、また、“塵も積もれば山となる”で解決しなければならないと思います。
だから、地球環境問題と公害を切り離して考えるより、それぞれの地域が地道に公害や地域の環境問題を解決することが、地球規模の問題の改善にも繋がると私は思います。
発展途上国も今ものすごい開発を行っていますが、やはり公害問題が生じています。中国などの大国の公害は地球環境問題に拍車をかけると思います。だから、やはり公害を甘く見たり、地球環境問題と切り離して考えてばかりだと、“灯台もと暗し”になってしまうような気がします(´`)
また、いきなり“地球規模の解決を!”と言われても、私たち一般人は、気が遠くなります。
しかし、“まずは地域の環境問題の解決を!”と言われれば、協力すればできるような気がしてきます *
みんなが自分の足もとから取り組んでいくことが大切だと私は思います^^
もちろん、地球環境問題と公害とを、切り離して考えざるを得ない場合、ジレンマもあります。
でも、日本は、あまりにも公害と環境問題を切り離し過ぎだと思います。公害は終わった問題、という意識があるような気がします…
新たな公害も生まれています(>_<;)
*yuka さん

おっしゃる通りですね。
2つは切り離して考える「べき」ではない問題です。

先月、スウェーデンに行ってまいりました。
ナチュラル・ステップという国際NGOに行ってきました。
この団体は持続可能性を実現するための4つのシステム条件、というものを定義しているNGOです。

ナチュラル・ステップの考え方では、地球規模の環境問題と公害問題を切り離して考えてはいません。
あくまで、エコシステムという地球環境を壊さない社会システムは何か、という視点であり、2つはその観点から優劣は無い、という発想です。

まさに、こういう考え方こそ、正しい発想だといえます。
この勉強シリーズの記事を書いたのは、もう半年近く前になりますが、その後、ナチュラルステップのカールヘンリクロベール博士の教えもあり、私もだいぶ考えを変えてきました。

まだまだ、私も勉強して成長していかねばなりません。

是非、一緒に行動して参りましょう。

(宣伝)そういう訳で、ナチュラルステップとも組みながら、日本初の森林を元気にするぞ、という森林ファンドを立ち上げ中!是非一度、私の会社のウェブサイトにも遊びにきてね。メルマガ無料登録募集中。

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