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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの地球(テラ)へ 【アニメーション映画】

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竹宮惠子が「月刊マンガ少年」(朝日ソノラマ)に1977年1月号から1980年5月号にかけて連載した全4部構成のSF漫画作品。及び、派生作品のタイトル、総称。

概要
当初は3回で終了する予定でスタートしたが、第4話で一旦第1部が完結。その後、断続的に第4部まで3年半にわたり連載が続いた。竹宮は夢に見た“涙を流すナキネズミ”のイメージを元に第1部を描き、初期構想では第1部のみの短編にするつもりだった。

マンガ少年に最終回が掲載された直後にアニメ映画版が公開され、話題を呼んだ[2]。単行本化の際には、雑誌掲載の原稿に加筆、修正がなされた。第4部においては大幅な修正が行われ、S.D.の解釈などが雑誌掲載時と異なっている。

1978年度星雲賞コミック部門、第25回(1979年度)小学館漫画賞少年少女部門を受賞。1995年には文庫化し、2006年の時点では10版まで出版されている。2007年4月には新装本が出版された。ラジオドラマ版(1979年)、アニメ映画版(1980年)、テレビアニメ版(2007年)がある。

あらすじ
現代から遠く離れた未来―S.D.(Superior Dominance:特殊統治体制、西暦3千数百年)の時代。

科学の発展により文明が高度化し、ワープ航法によって宇宙へ旅立つことができるようになった時代、「人類が地球を窒息させている」と結論付けた一部の人間の考えにより、人類の手ではもはや修繕不可能なまでに進んだ環境破壊で生命滅亡の淵にある地球を再生するため、全ての人間がマザーコンピュータとともに植民惑星へ退去した。

人類は出生から成長、死に至るまですべてコンピュータによって完全に管理されていた。無作為に選び出された精子と卵子を受精させ、人工子宮により『赤ん坊』として生きられるようになると、無作為に選ばれた養親によって『目覚めの日』(=14歳の誕生日)まで安心かつ健全、しかも画一化された教育惑星で育てられる。『目覚めの日』前後になると、星のマザーコンピュータによって《成人検査》が行われ、今までの記憶の消去と地球人として生きるための知識の注入を受け、“大人”としての教育を受けるべく、さらに高度な教育が受けられる“エデュケーショナル・ステーション”に送られる。

しかし、成人検査をパスできない人もいる。また、この成人検査の過程で誕生するのは“大人”とみなされた人間だけではない。超能力保持者“ミュウ”も誕生させていたのだ。ほとんどのミュウは、感情過多などの兆候からESP(エスパー)チェックにより深層心理まで分析され、排除されてきた。だが、管理体制の実態を見抜き脱出に成功したミュウ達は集団を作り、人類にミュウの存在を認めるよう働きかけてきた。しかし、その願いは未だ通じていなかった……。

地球から遠く離れた植民惑星アタラクシアで育った少年ジョミー・マーキス・シンは、『目覚めの日』の数日前から不思議な夢を見ていた。1人の盲目の美少女と青い髪の若者が会話している場面である。ジョミーの正体はミュウであったが、その強靭な精神力でESP検査や深層心理分析といった検査をことごとくクリアしてきた。

しかし、『目覚めの日』に成人検査を受けている最中、夢に出て来た青い髪の若者―ソルジャー(ミュウの長の称号)・ブルーに助けられ、成人検査が施す洗脳から逃れることができた。“不適格者”(=ミュウ)と診断されたジョミーは抹殺されそうになるが、そこへミュウの手助けが入り、ジョミーは混乱の中ミュウの船へ迎えられることとなる。

最初は戸惑い、抵抗心剥き出しだったジョミーだが、障害の補完として超能力を持つ他のミュウとは違い”健常者かつミュウ”であった事から、新しいソルジャーとなるようブルーに請われ、彼の記憶と精神を受け継ぎ“ソルジャー・シン”となる。

一方、統治者候補で“無垢な者”としての養育を受け、執行機関「メンバーズ・エリート」の一員となった同い年の青年がいた。彼の名はキース・アニアン。親友サム達とは違い、成人検査を受けた記憶も幼い頃の記憶も一切持たない彼は、様々な出来事の中で、徐々に自身の正体とミュウの廃絶の可能性の有無を見出しながら出世コースをひた走る。

この二人の接触は、十数年にもわたるミュウと人間の戦いと、地球の新時代の幕開けに繋がる様々な事件が起こすこととなる。ミュウも人間も葛藤し、悩み、苦しみ、悲しみを味わいながら、戦いに身を投じていく。

果たして、ジョミー達ミュウは地球(テラ)へたどり着くことができるのか……?

1980年4月26日に東映によりアニメ映画化された。前年に大ヒットした「銀河鉄道999」に続く人気コミックの映画化作品として期待されたが、アニメを制作した経験のない恩地日出夫が監督に就任したことで、アニメとしては異色の作品となったこともあり、作品内容は賛否が分かれた。しかし原作者自ら「私の作品で『地球へ…』が最も有名になったのはアニメ化された為かもしれない」と語っているように最初の映像化作品であり、原作との違いも含めて「地球へ…」を語る上で欠かせない作品である。

映画版は、オリジナルにはないラブストーリーや戦闘シーンが追加され、原作とは違った雰囲気のものとなっている。このことを質問された作者は、「映画化を許諾した時点で全く別の作品と思っているので、全く気にしていない」という趣旨のコメントをしている。特に目立った相違点としては、

地球(テラ)の運命。物語のクライマックスから結末にかけての展開で、原作と大きく異なっている。
原作 -“コンピュータに左右されるのはもう御免だ”とキースがコンピュータ・テラを止めた為、地球内部は崩壊、パニックになる。人間もミュウもマグマと溶岩が噴出する地上で死に、フィシス他ごく少数だけが生き残る。
映画 - コンピュータ・テラは動き続ける。人間はマザーコンピュータの爆発に巻き込まれて多数が死に絶えるが、地上にまでは被害が及ばなかったため、救助に降りてきたミュウ達に助けられる。人間とミュウは手を取り合い、自然がほぼ完全に再生しつつある地上で助け合いながら混乱を乗り越えた。トォニィは戦争が終われば自分はただの災厄になるだけだと判断し、25人の有志とともに地球を離れる決意をする。そして、遠い惑星から地球を見守り、人間とミュウが完全に共存できた時に再度地球に呼びかける決意をして旅立つ。
トォニィがジョミーとカリナの間に生まれた子になっている。
上記の要件ゆえにカリナの設定年齢が高い。
ミュウ側の宇宙船や兵器が生物(貝類)を想起させるデザインとなっている(原作ではSFによくあるメカニックな意匠)。
などが挙げられる。

主要な役に有名俳優を多数起用し、アフレコ時、主要キャラクターはコスプレをしながら行なった。本作品の公開に先立って声優コンテストが行われ、砂子弘美、木内一裕の2名が優勝した。

VHS、LDで発売されている。DVDは2007年6月21日にリリースされた。

スタッフ
監督 - 恩地日出夫
脚本 - 恩地日出夫、塩田千種
アニメーション演出 - 笠井由勝
キャラクターデザイン・作画監督 - 須田正己
メカデザイン - ひおあきら、須田正己他
音楽 - 佐藤勝
主題歌 - ダ・カーポ 「地球へ…」/「愛の惑星(プラネット) ―All we need is love―」
制作 - 東映動画

声の出演
ジョミー・マーキス・シン - 井上純一
キース・アニアン - 沖雅也
ソルジャー・ブルー - 志垣太郎
フィシス - 秋吉久美子
ジョナ・マツカ - 薬師丸ひろ子
トォニィ - 古谷徹 子供時代は川島千代子
セキ・レイ・シロエ - 神谷明
グランドマザー - 岸田今日子
コンピュータ・テラ - 久松保夫
テラズ・ナンバー5 - 増山江威子
マザー・イライザ - 池田昌子
カリナ - 小山茉美
サム・ヒューストン - 石丸博也(DVD解説書に訂正記事)
リオ - 三景啓司
アルフレート - 塩屋翼
船長ハーレイ - 野田圭一
ゼル機関長 - 柴田秀勝
クフ艇長 - 戸谷公次
ドクター - 八奈見乗児
エラ - 野口すみえ
パパ - 田中崇
ママ - 藤田淑子
教授 - 北川国彦
ミュウの少年A - 間嶋里美
ミュウの少年B - 鈴木富子
警官 - 佐藤正治
看護婦 - 中谷ゆみ
白衣の男 - 岸野一彦
声優コンテスト優勝者 - 砂子弘美、木内一裕



(´・ω・`) 今回は映画を取り上げて見ましたw

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