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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの007 ユア・アイズ・オンリー (For Your Eyes Only)

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1981年公開、ジョン・グレン監督のスパイアクション映画。007シリーズ第12作。イアン・フレミングの原作からは短編「読後焼却すべし (For Your Eyes Only)」のほか「危険」を使用。

概要
ジョン・グレン監督の1作目として、これまでの推理小説的、あるいは特撮作品と打って変わって大胆なスタントシーンで構成され、スーパーアクションムービーとなった作品。オープニングのヘリコプター・空中スタントから、カーチェイス、スキーアクション、銃撃戦、そして水中での格闘、ロック・クライミングと、スリリングなシーン満載の大作。


スタッフ
監督:ジョン・グレン
製作:アルバート・R・ブロッコリ
脚本 :リチャード・メイボーム、マイケル・G・ウィルソン
音楽:ビル・コンティ
主題歌:シーナ・イーストン
作詞:ミック・リーソン
作曲:ビル・コンティ
撮影:アラン・ヒューム
編集:ジョン・グローヴァー
脚本:リチャード・メイボーム
プロダクション・デザイン:ピーター・ラモント
美術:ジョン・フェンナー
特殊効果:ジョン・エヴァンス
視覚効果:デレク・メディングス
メインタイトル・デザイン:モーリス・ビンダー

キャスト
ジェームズ・ボンド:ロジャー・ムーア
アリスト・クリスタトス:ジュリアン・グローヴァー
ミロス・コロンボ:トポル
メリナ・ハブロック:キャロル・ブーケ
リスル伯爵夫人:カサンドラ・ハリス
エミール・L・ロック:マイケル・ゴダード
クリーグラー:ジョン・ワイマン
ハブロック:ジャック・ヘドレイ
ビビ・ダール:リン=ホリー・ジョンソン
ブリンク:ジル・ベネット
ゴゴール将軍:ウォルター・ゴテル
クラウス:チャールズ・ダンス
防衛大臣:ジェフリー・キーン
タナー:ジェームズ・ビリエ
フェラーラ:ジョン・モレノ
Karageorge:ポール・アンジェリス
アイオナ・ハヴロック:トビー・ロビンス
Apostis:ジャック・クラフ
サントス:アルキス・クリティコス
ニコス:スタッグ・ティオドール
ゴンザレス:ステファン・カリパー
海軍本部長:グラハム・クローデン
海軍副本部長:ノエル・ジョンソン
マグレガー:ウィリアム・ヘイランド
Bunky:ポール・ブロック
Rublevich:エバ・ルエバー=ステイアー
花屋女性店員:ロビン・ヤング
Mantis Man:グラハム・ホークス
デニス:ジョン・ウェルス
首相:ジャネット・ブラウン
Q:デスモンド・リュウェリン
マネーペニー:ロイス・マクスウェル

ストーリー
アルバニア沖で潜水艦に核ミサイル攻撃を指令するATAC送信機を装備した電子監視船セント・ジョージ号(St. Georges, Valletta)の網に爆弾がひっかかり沈没する。

調査を依頼された海洋考古学者・ハブロック氏とその妻。だが二人は帰省してきた娘、メリナの目の前で殺害される。

ハブロック氏の死により、何者かがATAC送信機を狙っているとかぎつけた英国情報部はボンドを派遣し、ハブロック殺害犯とその黒幕の調査を命じる。

一方、両親を殺されたメリナは、その復讐を果たそうとボンドの前に現れる・・・ボンドはATAC送信機を奪回できるのか?


キャラクター・キャスト
主題歌「For Your Eyes Only」は1980年代に一世を風靡したシーナ・イーストンが歌っているが、これを歌う本人がオープニング・タイトルに登場する。シリーズを通じて主題歌を歌う本人がオープニングタイトルに登場するのは本作におけるイーストンが唯一の例である(ただし第20作『ダイ・アナザー・デイ』では主題歌を歌うマドンナが本編中に端役で出演している)。
主題歌候補として「For Your Eyes Only」は他にブロンディ(詞も曲も異なる)が歌っているが、最終選考でイーストンに敗れた。こちらを好む007ファンや評論家もいる。
M役のバーナード・リーが撮影前に逝去したため、彼への敬意を示し、今作ではMは登場しない(休暇中という設定)。
ボンドガール役のキャロル・ブーケは前作『ムーンレイカー』の撮影スタジオを見学に行った際にこの作品のヒロイン役に抜擢された。
トポルは、パーティの席でブロッコリの妻ダナにコロンボ役を指名された。
クリスタトス役のジュリアン・グローヴァーは、かつてジェームズ・ボンド役の候補になったことがある。
本作では、クロスボウを持った女性が両脚を開いて立ち、その脚の間の向こう側でボンドが銃を構えているポスターが作られた。その女性はシチェーションから考えるとキャロル・ブーケに思えるが、後ろ向きで上半身は写っていない。実際は誰であるか取りざたされた末、ニューヨーク生まれのジョイス・バートル(当時22才)であることが明らかになった。[1]
ゴンザレスがくつろぐプールにいる女性たちの一人を演じたテューラは、その後性転換した元男性であることが判明した。
大勢が食事するテラスのテーブルの上を、ジャンプしてきたボンドがスキーで滑走してめちゃくちゃにする。このとき、ワイングラスを片手に驚いて立ち上がる男は、助監督のビクター・トジャンスキー。彼は『私を愛したスパイ』、『ムーンレイカー』でも同様の趣向で登場し、今回が最後となった。

オープニングでボンドは妻トレーシーの墓参りをする。彼女は『女王陛下の007』でダイアナ・リグが演じ、エンディングでボンドと結婚式を挙げるが、その直後に仇敵スペクターの首領エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドによって殺された。墓標によると、1943年生まれ、1969年(『女王陛下の007』の公開年)没となっている。
続く場面でボンドを窮地に陥れるのは、スキンヘッドでペルシャ猫を抱いた車椅子の男。どう見てもブロフェルドのように思えるが、劇中では一切名前が出ず顔も写らない。これは、『サンダーボール作戦』の映画化権を持つケヴィン・マクローリーが、スペクターとブロフェルドの著作権が自分にあることを主張していたためである。ボンドはこの男を、ノース・テムズ・ガス・ボード社の建物の煙突の中に落下させ、以後シリーズにはブロフェルドらしき人物は登場していない。一方、マクローリーは1983年にショーン・コネリーの主演で『サンダーボール作戦』をリメイクした『ネバーセイ・ネバーアゲイン』を製作し、スペクターとブロフェルドを登場させた。
伯爵夫人リスル役のカサンドラ・ハリスは後に5代目ボンド役ピアース・ブロスナンの妻だった。

秘密兵器
本作は秘密兵器に頼らないボンドを描くという意図から、その登場は極めて少ない。

ボンドカーとしてロータス・エスプリターボが使用されたが、本格的なカーチェイスを行うのは、シトロエン・2CVである。本作に登場する2CVは、撮影用に、本来の水平対向2気筒エンジンの代わりに上位車種のGS用の水平対向4気筒エンジンを搭載している。
そのシトロエン・2CVによる迫力あるカーチェイス・シーンは、日本のアニメーション映画「ルパン三世 カリオストロの城」(1979年)の冒頭のカーチェイスシーンをヒントにしていると言われている。この「ルパン三世 カリオストロの城」のヒロインクラリスが逃走に使用する車もシトロエン・2CVである。
ロータス・エスプリ・ターボの一台目は、「盗難防止装置」のため、ガラスを割られただけで自爆してしまう。
二台目は当初Qの研究室に置かれており、後の場面でボンドが同乗したフェラーラにボタンをさわらないよう注意することからも、何らかの特殊機能は備えていたものと思われるが、活躍はせずに終わる。
セイコーの腕時計「セイコー ハイブリッド」を着用。衛星回線による通信機能を備え、音声通信と液晶ディスプレイへのメッセージ表示が可能。エンディングでは、女性首相(当時はマーガレット・サッチャーがイギリスの首相だった)からの通信が入るが、ボンドは毎回恒例の理由で黙殺する。この他に、同社の「ダイバープロフェッショナル」も使用されていると見られる[2][3][4]。
ロックの身元を割り出すのに、Qが開発中の「3-D・ビジュアル・アイデンティグラフ」を使用。モニターを見ながら対象者の立体画像を作成し、インターポール、CIA、モサド、西ドイツ警察などのファイルと照合できる。
この装置のある部屋に入る扉の暗証コードは、『私を愛したスパイ』の主題歌 "Nobody Does It Better" の最初のフレーズである。
この他に、Qの開発中の秘密兵器として以下のものが登場。
男が片腕にはめたギプスが、横ざまに半回転して人形の頭を打ち砕く。
人形が差した雨傘に水をかけると、刃が飛び出して傘が閉じ、人形に突き刺さる。それを見たボンドは、"Singing in the Rain"(『雨に唄えば』)をもじった駄洒落を言い、Qの不興を買った。

その他
原題の “For Your Eyes Only” は「あなたの目だけに(止め置きください)」、つまり原作の邦題である「読後焼却すべし」や「他見無用」、「極秘文書」という意味の慣用句である。邦題ではなぜか頭の For を取ってしまったため、「あなたの目だけ」という意味をなさない語句になってしまった。

ボンドがギリシャ、メテオラの絶壁から蹴落とされて宙吊りになる場面では『私を愛したスパイ』のオープニングで英国旗のパラシュートダイブを行った、リック・シルベスターがスタントを担当した。
そのメテオラでは当初、「エロと暴力に満ちた007映画」ということで修道僧達の反発をまねき、修道院の屋根に撮影反対を訴える派手な布が覆い被せられていた。
縄で縛られ海をボートに引きずられるシーンは、フレミングの小説『死ぬのは奴らだ』のラストシーンを参考にした(当然ながら映画版『死ぬのは〜』にそのシーンはない)。
本作に出てくる潜水艇ネプチューン号は、プロダクション・デザイナーのピーター・ラモントがデザインし、『私を愛したスパイ』でロータス・エスプリの潜水モデルを製作した、ペリー・オーシャノグラフィック社が製造した。
沈没船でボンドたちを襲う一人乗り潜水艇は、イギリス、オーゼル(OSEL:Offshore Submersible)社のマンティス(MANTIS)。
潜水用具の提供は、スキューバプロ社。
ボンドの履くスキー板は、オーリン・マークVI。ビンディングはチロリア。スキーブーツはガルモント。
スキーウェアの提供は、ドイツのボグナー社。その創業者の息子ウィリー・ボグナー(Jr.)が、『私を愛したスパイ』に続きスキー・アクション・スキーの撮影を担当。

コルティナダンペッツォの街中と雪山でボンドを襲うオフロード・バイクは、ヤマハ・XT250。公開当時、同型車が上映劇場に展示されたり、特番に登場したりした。
オープニングでボンドを迎えに来るヘリコプターには、Universal Exports(ユニバーサル貿易)と書かれているが、これは007シリーズの英国情報部が隠れ蓑としている会社名。
メリナの両親が殺される場面や、ボンドとロックの対決シーンなどは、ギリシャのコルフ島で撮影された。カジノのシーンは、同島にオーストリアのエリザベート皇后が建てたアレキオン宮殿が使われた。シトロエン・2CVのカーチェイス・シーンは、スペインのマドリッド近郊という設定になっているが、実際はこれもギリシャで撮影された。
雪山のロケが行われたコルティナダンペッツォは、1956年の冬季オリンピック開催地で、スケート・リンクやスキーのジャンプ台などでも撮影が行われた。本作の公開時、007映画最大の市場であるアメリカでは、レークプラシッドオリンピック開催の翌年にあたり、ウィンター・スポーツへの関心が高い時期だった。
ソ連KGBのゴゴール将軍の乗るヘリコプターは、ソ連が開発しポーランドで生産されたMi-2が使用された。
ボンドとゴゴール将軍とは、前ニ作『私を愛したスパイ』と『ムーンレイカー』では曲がりなりにも協調路線を歩んできたが、本作ではATACの争奪戦を繰り広げる。2年前の1979年にソ連のアフガニスタン侵攻が起こり、翌1980年には、アメリカを始めとする西側諸国がモスクワオリンピックをボイコット(ただしイギリスは参加)するなど、東西の緊張が高まっていたことが背景にあるが、エンディングではデタントの期待が描かれている。
監督ジョン・グレンのシンボルは鳩。彼の監督した007シリーズには、鳩の登場シーンがある。本作では、ボンドがメテオラの断崖を登る際、岩陰から急に飛び立ち彼を驚かす。

日本語吹き替え
TBS『水曜ロードショー』

ロジャー・ムーア:広川太一郎
キャロル・ブーケ:戸田恵子
トポル:小林清志
リン・ホリー・ジョンソン:潘恵子
ジュリアン・グローバー:穂積隆信
翻訳:木原たけし
演出:小山悟
調整:小野敦志
2006年11月22日発売 DVD アルティメット・コレクション

ロジャー・ムーア:広川太一郎
キャロル・ブーケ:沢海陽子
トポル:水内清光
ジュリアン・グローバー:有本欽隆



(´・ω・`)これも音楽良かったよね

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