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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの電光超人グリッドマン 

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1993年(平成5年)4月3日から1994年(平成6年)1月8日までTBS系(一部地域を除く)で毎週土曜日17:30 - 18:00(関東地区)に全39話が放送された、円谷プロダクション製作の特撮テレビ番組。

ストーリー
翔直人、馬場一平、井上ゆかは、桜ヶ丘中学に通う中学2年のクラスメート。両親がインテリア店を営む一平の家の地下に、3人だけの秘密のラボを作っている。中古パーツを集めて組み上げたコンピュータ「ジャンク」を中心に、研究と開発の日々に明け暮れていた。

藤堂武史も、直人たちのクラスメートだが、陰湿な性格で、友達は誰一人おらず、コンピュータオタクとなり自室にこもってばかりいた。武史がゆかの家に怪獣ギラルスでハッキングを仕掛けていたその時、目の前に現れたのは、魔王・カーンデジファーだった。カーンデジファーは「ハイパーワールド」と呼ばれる異次元空間から逃亡してきた悪魔で、武史のコンピュータに寄生し「コンピュータワールド」に生きている。武史の負の感情に付け込んだカーンデジファーは、武史を意のままに操り、さまざまな怪獣を生み出し、地球を破壊・征服しようと企む。

直人たちはコンピュータワールドの異常に気付いた。そしてその時、一平がジャンクの中で描いていたCGグリッドマンに、カーンデジファーを追って地球にやってきたハイパーエージェントが乗り移り、電光超人となった。直人はグリッドマンと共にカーンデジファーと闘うため、グリッドマンと合体することを決意する。

こうして、グリッドマンとカーンデジファー、直人たちと武史の闘いが始まった。


基本的構成
武史が作った怪獣をカーンデジファーがコンピュータワールドで実体化させ、パソコン通信で何処かのコンピュータに侵入、暴れさせてプログラムを破壊し、その結果人間界が大混乱に陥る、というのが基本パターン。新しい要素を多く盛り込んだ意欲作であり、当時普及していなかったインターネットやコンピュータウイルスの登場を先取りした内容となっている。本編に登場する怪獣がウイルスに、グリッドマンはアンチウイルスソフトウェアに相当すると推測される。

武史とカーンデジファーがつけねらうのは機械化・オートメーション化がなされていて、コンピュータの欠陥が生じると致命的な被害を受けるような場所である。すなわち、諸悪の根源はカーンデジファーだが、人間に直接被害を与えるのは人間の作ったシステムの暴走である。コンピュータの異常に襲われた人間はうろたえ、無力さをさらけ出す。これは、機械化に依存しすぎた人間がしっぺ返しを食っていると見ることもでき、ストーリーの根幹は示唆的なものであると言える。しかし、最終的には直人たちの活躍により全て解決しており、機械の問題を解決するのもまた人間である、という希望的な面も見受けられる。ただし、この番組で発生したコンピュータ災害の中にはグリニッジ天文台のコンピュータを狂わせて世界中の時間を狂わせる、といったかなり不条理なものもあった。中盤からはそのような災害が多くなる。

この作品は、他のヒーロー物と一線を画している点がいくつもある。

一つは、怪獣の破壊対象が物理的なものではないという点である。怪獣が暴れるのも、それを退治するのもあくまでコンピュータの世界のことであるため、機械の異常の原因となる怪獣や、それを解決するグリッドマンの存在を知っている人間は、直人・一平・ゆか、そして武史の4人だけであり、大衆には、25〜26話で認知されるまで全く知られていない。視聴者によって、「町が物理的に破壊されず、むやみに死者を出さないので良い」「闘いのスケールが小さすぎる」とする相対する意見があり、賛否両論分かれている。

また、中心となる人物の年齢層が極めて若年である。14歳の少年がヒーローに変身する例は、特撮物としては非常に珍しい。さらに、それを支援するのも、敵対者も、同じく14歳であり、ストーリー全体が少年の視点で描かれている。

さらに、ヒーローの変形・合体形態が登場するのも当時の円谷作品としては珍しかったと言える。今でこそウルトラマンの変形は珍しくなくなったが、ウルトラマンG以前の円谷作品ではヒーローが大きく形を変えることはなかった。本作を機に、円谷作品でヒーローの変形が取り入れられるようになったと言える。

なお、直人たちと武史は同じ中学校の同級生であり、互いに面識はあるものの、それぞれグリッドマンとカーンデジファーの側に立っているということには最終話まで全く気付いていない。

本作は当初、シリーズ中盤に武史が合体する悪の超人・カーンナイトが登場してグリッドマンのライバルとなり、終盤に武史が改心して直人たちの味方となる事で第二のヒーロー・グリッドナイト(後述のグリッドマンシグマとは異なる)が誕生する予定だったが、スポンサーが難色を示したために、この展開は見送られる事となった。その他、「コンポイド」と呼ばれるコンピュータワールドの住人が一度だけ登場したが、以後、アノシラスの偽者が出る17話を含めてまったく登場しなくなったり、当初は人の言葉を話していたジャンクが途中から話さなくなったり、武史がギャグキャラ化したりするなど、路線変更の痕跡が散見される。

時代を先取りし過ぎた難解な設定かつ全国ネットではない(『ウルトラマンメビウス』に近い放送形態)ため、大ヒットには至らず、当初50話の予定が39話に短縮された。近年、同様の設定のアニメ作品が多く製作された事もあり、「早すぎた名作」などとも言われる。とはいえ多数のファンから根強い人気を誇り、2005年1月にはDVDが発売された。コンピューターが普及した近年では、続編の要望も少なくない。


主な登場人物
翔直人(演:小尾昌也)
主人公で、桜が丘中学2年。普段はのんびり屋だが、情熱と笑顔が自慢の明るい性格。変身道具「アクセプター」によりグリッドマンと合体し、地球を守るために闘う。
馬場一平(演:須藤丈士)
桜が丘中学2年。普段は抜けた面があり、直人と共に悪ふざけをやるようなお調子者だが、ゴッドゼノンやダイナドラゴンなどの戦闘用マシンや武器の開発では類まれな才能と閃きを発揮する。自称芸術家。様々な女性に恋をして来たようだが、いつも失恋で終わっているらしい。
井上ゆか(演:服部ジュン)
桜が丘中学2年。成績優秀で、ネットワークやプログラムに強く、3人の頭脳である。直人に想いを寄せており、次第に惹かれていく。事件に巻き込まれてしまう事もある。
グリッドマン(声:緑川光 スーツアクター:岡野弘之、遠藤城利)
異次元・ハイパーワールドから魔王・カーンデジファーを追ってやってきた、実体を持たぬエネルギー体・ハイパーエージェントが、一平の描いたCG「グリッドマン」と合体して、2次元の存在となったもの。「アクセプター」という道具から発せられる「アクセス・フラッシュ」という光を直人が浴びることで、3次元のグリッドマンが形成される。様々な技と武器を用いて敵と戦う。直人とは一心同体であるため、直人の怪我や戦意喪失はグリッドマンにも影響する。
ジャンク(声:嶋方淳子)
直人たちが小遣いをはたいて作った自作のパソコン。グリッドマンと一体化していて、ジャンクがパワーダウンするとグリッドマンも消滅してしまう。
翔大地(演:岩岡真裕)
直人の弟で小学3年。気弱で、いつも馬場カナに振り回されているが、実はカナが好き。
馬場カナ(演:中武佳奈子)
一平の妹で小学4年。気が強く、おしゃまな女の子。直人が好き。
翔宗一郎(演:エド山口)
直人と大地の父親。いつもママに怒られている恐妻家。ケーブルテレビ局で働くサラリーマン。よく事件に巻き込まれる。特技はエレキギター。
翔道子(演:一柳みる)
直人と大地の母親。いつも手のかかる男どもに手を焼いている。犬が嫌い。専業主婦。
井上英世(演:伴直弥 現・伴大介)
良仁とゆかの父親。開業医をしている。この人も事件によく巻き込まれる人である。ただ、ほかの2人の父親に比べ出番が非常に少なく、2クール目以降は登場しない(諸事情の可能性あり)。
井上良枝(演:三谷侑未)
良仁とゆかの母親。良仁にかなり甘い。専業主婦
井上良仁(演:新井昌和)
ゆかの兄で東大医学部を目指して猛勉強中の浪人生。ゆか曰く「他の大学を受ければ受かるような頭を持っている」そうな。キャベツを丸かじりで食べるなど少々変わった所がある。
馬場寛司(演:片岡五郎)
一平とカナの父親。インテリア店を経営している。ほかの2人の父親並みに怪獣の被害にあう。
馬場彩子(演:津賀有子)
一平とカナの母親。夫と同じくインテリア店を切り盛りしている。
小金村巡査(演:小松正一)
直人の町の警察官。直人達から「小金持ち」というあだ名でからかわれている。
尼崎巡査(演:五森大輔)
小金村巡査の代わりに赴任してきた警察官。関西出身。直人達から「クチガサキ」と呼ばれている。
藤堂武史(演:菅原剛)
桜が丘中学2年。根が暗く、友達もいないため、コンピュータオタクとなり怪獣ギラルスを作り出した。ゆかの家をハッキングしていた事がカーンデジファーを引き寄せる結果になり、洗脳され、暗い性格もますます歪んでいった。ゆかに片想いしており、常に手紙を渡す機会を伺っているが上手くいかない。物語が進むにつれ、ゆかに対する恋愛感情が暴走し、次第にギャグキャラと化していった。最終回直前でカーンデジファーに見捨てられるが、3人に助けられ友達になった。
カーンデジファー(声:佐藤正治 スーツアクター:榎本貴志)
ハイパーワールドから逃げてきた魔王。地球に侵入した後、たまたまハッキングを試みていた武史のコンピュータに乗り移り、以後はそこに棲み付く。武史を洗脳して怪獣を作らせ、コンピュータシステムを混乱に陥れて地球征服しようと企む。サイズ(データ容量)は自在に変化出来るらしく。フロッピーディスクに入って移動した事もある。ただし、メディアが無くても自由に移動出来る。最終決戦で巨大カーンデジファーに変貌し、現実世界へ出ようとした。
ナレーション:真地勇志

キャラクターとしてのグリッドマン
身長:ミクロ〜70メートル(単位は地球に出た場合)
体重:0〜6万トン(単位は地球に出た場合)
直人と合体した直後は等身大だが、ゆかの作った巨大化プログラムを胸から取り込むことで怪獣と同じぐらいの大きさに巨大化する。
活動時間:10分間(コンピュータ=ワールド内)
最高飛行速度:光より早い
エネルギーランプ
普段は青色に輝いているが、グリッドマンのエネルギーが減る、もしくは本体ともいえる手作りパソコンである「ジャンク」のパワーダウンの状態になると、点滅と警告音を発して活動の限界を知らせる。
レーダーイヤー
トライジャスター
グリッドマンの胸部の3つの青色の部分。怪獣によって破壊されたコンピュータ=ワールドを元通りに修復する光線『フィクサービーム』を放射する器官。
テクタリオン=アーマー
クリスタルコンバーター
胸部の中央の黄色の部分。ここにエネルギーが溜まっている。
グランアクセプター
直人がグリッドマンと合体する(コンピュータ=ワールドに入る)ためのアイテム『アクセプター』と同じ形をしており、直人がグリッドマンと合体後はグリッドマンの左腕に宿る。必殺技である『グリッドビーム』はここから発射される。
グラビティメタル
グリッドマンの足にあり、重力をコントロールすることで飛行することができる。
アクセスコード
直人とグリッドマンが一体化したときに打ち込む戦闘コード。このコードが打ち込まれないと、グリッドマンはジャンクから出動することが出来ない。コードは『GRIDMAN』。普段はゆかが打ち込んでおり、一平が『GRIDOMAN』と打ち込んだために出動できないというシーンもあった。

アクセプター
グリッドマンから直人に送られたアイテム。いつもは直人の左腕にあり、事件が発生したり、コンピュータ=ワールド内に怪獣が出現し、グリッドマンが直人を必要とした際には呼び出し音『Gコール』が鳴り、直人を呼ぶ。直人がグリッドマンと合体した後も左腕に宿り、必殺光線を放つ『グラン=アクセプター』となる。また、金色のボタンを押す事で、直人たちがジャンク内部にいるグリッドマンを呼び出す事ができる。直人が「アクセス・フラッシュ」と叫び青色のボタンを押すことでジャンクに入り込み、グリッドマンと合体する。


合体形態
グリッドマンは、後述するサポートメカと合体することで、その能力を飛躍的に増強することができる。

合体超神サンダーグリッドマン
13話にて初登場。サンダージェット、ツインドリラー、ゴッドタンクの3機と合体した状態。身長88メートル、体重16万トン。パワーに優れるが、動きは遅い。
17話でゴッドゼノンが破壊されて以降しばらく登場しなくなったが、32話で復活した。
両肩のドリルを発射して敵を貫くドリルブレイクを使えるほか、必殺技としてサンダーグリッドビーム、サンダーグリッドファイヤーを使用できる(多用しているのは前者で、後者は33話のみ使用)。
合体竜帝キンググリッドマン
26話にて初登場。キングジェットと合体した状態。身長93メートル、体重20万4千トン。ベノラに大苦戦するグリッドマンを助けるために完成した。合体する時はダイナドラゴンが送り込まれる。
動きの素早さに優れるが、パワーや耐久力はサンダーグリッドマンより劣る。毒ガスを防ぐガスマスクの機能も持つ。
両腕にとり付けられたペネトレーター砲からキンググリッドランチャーを発射できるほか、必殺技としてキンググリッドビームとキンググリッドファイヤーを使用可能(後者は34話、37話のみ使用)。


主題歌
OP:「夢のヒーロー」(作詞:大津あきら/作曲:鈴木キサブロー/編曲:岩本正樹/歌:坂井紀雄)
ED:「もっと君を知れば」(作詞:大津あきら/作曲:鈴木キサブロー/編曲:岩本正樹/歌:坂井紀雄)
レーベル:ビクターエンタテインメント

スタッフ
企画:円谷皐
プロデュース:円谷一夫、小山信行、井上博
キャラクター原案:ジャパンタップス
シリーズ構成:江藤直行、平野靖士
監督:曽我仁彦、神澤信一、村石宏實、川崎郷太、小中和哉、北村義樹、石井てるよし、高野敏幸
脚本:平野靖士、平野美枝、川崎ヒロユキ、静谷伊佐夫、神戸一彦、新藤義親、右田昌万、大川俊道
特撮監督:佐川和夫
特撮監修:高野宏一
音楽:戸塚修
CG:秋元きつね
SFX:大里俊博
操演:亀甲船
光学アニメーション:日本エフェクトセンター
造型:開米プロダクション、ボンクラフト
音響:スワラプロダクション
衣装:東宝コスチューム
スタジオ:東宝ビルト
協力:富士通、三菱自動車、宮田工業

アクション
グリッドマン:岡野弘之 遠藤城利
怪獣:三宅敏夫、西村敦也、田中普史

備考
放送前の仮タイトルは「電光超人ビッグマン」で、第1話の決定稿脚本にも表記されていた。
大阪の毎日放送は当時17:30からニュース番組『MBSナウ』を編成していたため、1週遅れの土曜17:00からの放送だった。
グリッドマン放送終了後、雑誌「てれびくん」に「電光超人グリッドマン 魔王の逆襲」がオリジナルフィルムストーリーとして連載された。魔王カーンデジファーの弟、魔王ネオカーンデジファーが兄の復讐のために現れる。それを阻止するためにグリッドマンと共に現れたグリッドマンの弟、グリッドマンシグマが武史と合体してネオカーンデジファーと戦う。戦いの舞台は現実世界に拡大している。
『パワーレンジャー』が空前のヒットを収めた流れを受けて、『スーパー・ヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』へと再編集されアメリカで放送された。アマチュアバンドの少年たちが主人公で、敵の少年は容姿端麗・頭脳明晰で冷静沈着なキャラクターとなっている。名称も「サーボ(グリッドマン)」「ゼノン(ゴッドゼノン)」「ドラゴ(ダイナドラゴン)」と変更。なお、海外版は全53話。
円谷プロダクション創立30周年記念で製作され、当時としては珍しいVTR方式で製作された作品である。(参考:全怪獣怪人大辞典-中巻- 竹内博:監修、英知出版:2003年刊)
富士通が製作に協力していた関係で、劇中にFM TOWNSや富士通専門誌『Oh!FM TOWNS』が登場した。
ロケは主に稲城市・多摩市で行われた。
2006年の『ウルトラマンメビウス』第27話にて、本作へのオマージュ的演出が行われている。詳細はこちらを参照。また97年の『ウルトラマンティガ』では、本作にも参加していた脚本家の右田昌万による話(第36話「時空をこえた微笑」)の中で、異次元からゴルドラスが出現する新興住宅地が本作の舞台と同名の「桜ヶ丘」となっている。本当に同一かは不明。






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