1992年には米国ブラックミュージック界の大御所ミュージシャンであるジェームス・ブラウンがカップヌードルMISOのCMキャラクターに起用され話題となった。彼の楽曲「Get Up(I Feel Like Being Like A)Sex Machine」の中のフレーズ「Get Up!」が日本人の耳には「ゲロッパ(ゲロンパ)!」と聴こえるという事もあって、それを「ミソッパ!」というフレーズに置き換え彼本人が歌うというセルフパロディ的な内容であった。日本の音楽ファンにはまさかと驚きをもって迎えられたと同時に、それまで彼を知らなかった日本国民に対してもその存在を広く認知させる出来事となった。近年、このMISOはしばらくカップヌードルのメニューからは外されていたが、味をリニューアルし再びラインナップに加わったのは、奇しくも彼が亡くなる前月の2006年11月であった。
CMソング 「ボーンフリー・スピリット」(ロブバード) 「そして僕は途方に暮れる」(大沢誉志幸) 「ff(フォルティシモ)」(HOUND DOG) 「翼の折れたエンジェル」(中村あゆみ) 「ガラス越しに消えた夏」(鈴木雅之) 「地図をください」(遊佐未森) 「太陽と埃の中で」(CHAGE and ASKA) 「CHANGE YOURSELF」(布袋寅泰) 「ONLY YOU」(プラターズ) 「This Is Love」(宇多田ヒカル) ほか
カップヌードルのCMソング10曲を集めたCD「CUPNOODLE CM SONGS COLLECTION」が2006年11月22日にソニー・ミュージックダイレクトから発売された。このCDには笠井紀美子とデューク・エイセスが歌った初代CMソング「日清カップヌードル ハッピーじゃないか」も収録されている。