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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの勇者ライディーン

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1975年(昭和50年)4月4日から1976年(昭和51年)3月26日まで全50話がNET系で毎週金曜日19:00 - 19:30に放送された、東北新社製作・制作協力創映社のロボットアニメ。


ストーリー
長き眠りから目覚めた妖魔帝国が地上征服に動き出した。古代ムー帝国の血を受け継ぐひびき洸(あきら)は、ムーの守護神「ライディーン」と一体化し化石獣と戦うのだった。


スタッフ
監督:富野由悠季(当時:喜幸)(1〜26話)、長浜忠夫(27〜50話)
企画:東北新社、旭通信社
原作:鈴木良武
脚本:伊上勝、上原正三、高久進、安藤豊弘ほか
作画監督:安彦良和ほか
キャラクターデザイン:安彦良和
絵コンテ:安彦良和ほか
プロデューサー:小澤英輔、岸本吉功
音楽:小森昭宏
製作:NET、東北新社

主題歌
OP「勇者ライディーン」(作詩:山川啓介、作曲 編曲:小森昭宏、歌:子門真人、コロムビアゆりかご会)
ED「おれは洸だ」(作詩:山川啓介、作曲 編曲:小森昭宏、歌:子門真人、コロムビアゆりかご会)

LPレコード
日本コロムビア1975年8月発売
タイトル「アクションデラックス 戦え!勇者ライディーン」

全曲 作詩:山川啓介、作曲 編曲:小森昭宏

OP「勇者ライディーン」
「バラオが笑う」歌:こおろぎ'73
「戦え!ライディーン」歌:子門真人
「行こうよ洸」歌:子門真人、堀江美都子
「女の子だもの」歌:大杉久美子
「コープランダー隊歌」歌:こおろぎ'73

 B面

ED「おれは洸だ」歌:子門真人、コロムビアゆりかご会
「進め天下のレッド団」歌:こおろぎ'73
「神と悪魔」歌:子門真人
「飛べ!ゴッドバード」歌:子門真人
「海よ」歌:子門真人
「ぼくらの仲間ライディーン」歌:こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会




勇者ライディーン OP
http://www.youtube.com/watch?v=60Vr4nz5-Uw

CM ジャンボマシンダー 勇者ライディーン 1975 「アカガマキンニコ」
http://www.youtube.com/watch?v=wMPWouBLxZ4
(´・ω・) これは懐かしいCMもおまけなんだよねw

キャラクター:キャスト

地上人
ひびき洸(ひびき あきら):神谷明
考古学者の父、響一郎とムー帝国の帝王ラ・ムーの娘レムリア(日本名ひびき玲子)の1人息子。ライディーンの操縦者として運命付けられている。設定年齢15歳で臨海学園にかよう高校生(または中学生)。学校ではサッカー部に所属し学園のアイドル桜野マリとは互いに好意をもつ間柄。二枚目のわりには血の気が多く、ケンカっぱやい。そのためかサッカー部の面々は洸を慕っており、レッド団というチームまでつくっている。あんがい天然ボケな面も持つが熱血漢であり、妖魔帝国と果敢に戦う。第1話以来スパーカーというバイクを乗り回していて、通学にも用いている。父が妖魔帝国に石にされ、母は行方不明という過酷な状況で戦い続けるが、周囲の助けもあり明るく振舞っている。しかし妖魔帝国のこととなるととたんに我を忘れ、特に母親がらみでは周囲の状況を省みずに暴走気味になることもしばしばだった。ライディーン出現後はムトロポリスのコープランダー隊に所属しているはずだが扱いは完全に別格だった。
桜野マリ(さくらの -):高坂真琴、柴田清子(27話以降)
臨海学園のアイドル。洸のみまりっぺと呼ぶ。東山博士の養女である。サッカー部のマネージャーであり、周囲も公認のカップルである。家を空ける事が多い父と行方不明の母を持ちほとんど1人暮らしの洸の生活全般の面倒を見る母親代わりでもあった。洸がライディーンに乗ることになってもそれは変わらず、持ち前の明るさと行動力でサポートしていた。明日香麗が超能力でライディーンの存在を知りコープランダー隊に入隊して以来何かにつけてやきもちを焼くという少女らしい面も見せている。自分のせいで洸の目が一時的に見えなくなったときの戦いではスパーカーを操縦し洸にフェード・インさせただけではなく、スピットファイターで敵にはりつき洸(ライディーン)の目の代わりにすらなった。後に明日香麗に変わってコープランダー隊に入隊し名実ともに戦うヒロインに成長した。作品中のお色気要員でもあり、頻繁にパンチラがあった。ボインダーが燃料切れになったときに乗組員全員で服をくべたことがあり、男は全裸、彼女もスリップ一枚の下着姿になったことがある。(下着をくべた方がよく燃えたのではないだろうか・・・)
神宮寺力(じんぐうじ ちから):井上真樹夫
コープランダー隊所属のパイロットでブルーガーを操る。クールで口が悪い。操縦の腕は超一流で複葉機でライディーンを援護したことすらあった。実戦経験があったらしく猪突猛進な洸を馬鹿にしていたが自分も案外と熱血漢であり、ブルーガーで化石獣に突っ込んでいくこともしばしばであった。また交通事故で弟を亡くしているらしく家族を思う気持ちは強い。最終回直前で圧倒的な力を持ち傷つけることさえ困難な大魔獣バラゴーンに特攻し戦死する。それもバラゴーンに対抗するためにラ・ムーの星を発動させた場合、レムリア(洸の母)が死んでしまうことを知っての行動だった。愛称はミスター。
荒磯ダン(あらいそ -):山下啓介
洸を慕うサッカー部の仲間。レッド団の団長であり洸の親友。猿丸「大先生」に頼み込んでボインダーを造ってもらい、ライディーンの援護も行なった。戦力としてはあまり役には立たなかったが、最終話では洸を救出する働きを見せる。
明日香麗(あすか れい):江川菜子
霊感に長けている超能力少女。落ち着いた雰囲気を持ち大人の女性を感じさせるが元は暴走族に入っていた過去がある。修道院にもいたらしく初登場はシスター姿であり、妖魔帝国の化石獣の気配を察知できる力を持つ。当初はオカルト的な要素を引き受けるキャラクターとして考えられていたようだが、後述の制作状況の変化からオカルトを廃する動きになったためか、番組中盤で洸の父と祖父がチベットに行くのに同行してコープランダー隊を離れる。マリにはやきもちを焼かれていたが、彼女はライディーンにひかれていたので洸にはあまり関心が無かったらしい。
猿丸太郎(さるまる たろう):西川幾雄
ムトロポリス所属の天才青年。日々ムートロンの解析に余念が無い。丸眼鏡をかけた彼の外見はうだつのあがらない貧乏学生のようだがムトロポリスの中でもライディーンの構造解析では1番優れていた。ライディーンの改造を試みるが失敗し、その後機体の解析から強化のための封印を見つけ出したのも彼である。戦闘にはあまりかかわらなかったが、貴重な後方支援として活躍した。レッド団のボインダーを作ったのも彼である。
東山大三郎(ひがしやま だいざぶろう):木原正二郎
未来工学研究所、通称ムトロポリスの所長。資金がどこから出ているのかわからないが巨大な基地を建設・運営している能力は高いといえるだろう。博士という肩書きを持っているが考古学が専門のためか白衣は着用せず、もっぱら作業服のようないでたちだった。コープランダー隊の隊長も兼ねる。桜野マリの養父。
ひびき玲子=レムリア(- れいこ):日比野美佐子
ムー大陸の王ラ・ムーの娘であり洸の母親。実は12000年以上前の人物。妖魔帝国に対抗するべく眠りについていたがバラオの復活を前に目覚め、考古学者の響一郎と結ばれ洸を生むが、迫り来る妖魔帝国の脅威に対抗するためラ・ムーの星を探していた。これは使用すればムートロンを最大パワーで運用することができるが、使用者の命を奪うものでもあった。最終話でラ・ムーの星を発動させ死亡する。



妖魔帝国
プリンス・シャーキン:市川治
妖魔帝国の悪魔王バラオに使える悪魔人の王子。仮面をかぶっているが外すと美形という、後の美形悪役キャラの元祖とも言えるキャラクターである(もっとも素顔が美形かどうかは評価の分かれるところである)。指揮官として悪魔世紀復活を目指して地上侵攻を目指すがライディーンの抵抗に苦戦し、バラオの怒りの波動を受けて苦しむさまは後に定番化した。失敗続きの部下まかせにせずみずから作戦を企画立案して行動することも多い。得意としているのは情報戦らしく、ライディーンこそ悪魔の手先であると情報操作を行ない、ライディーンによく似た化石獣ギルディーンを出撃させたり、人間に化けて臨海学園に潜り込み、洸を痛めつけたりしている(人間名、砂場金吾:すなば きんご)。プリンスとされているが実はラ・ムーの血縁にあたる人物であり、洸とも血縁関係にあったとされる。しかし本人は最期までそれを知ることなく、巨大シャーキンとなりライディーンと戦い、果てた。
アギャール:相模太郎
妖魔帝国の戦闘指揮官。将軍というたいそうな肩書きに反しておっちょこちょいでプライドが高いが実力が伴わない無能な指揮官であった。ライディーンに負け続けた結果、悪魔憲法により将軍をクビになり最後にとったライディーン必殺作戦は、帝国に命を狙われていると臨海学園に逃げ込むというものだった。
ダルタン:仁内建之
アギャールの後任の戦闘指揮官。アギャールに比べて冷徹、残忍だったがライディーンに勝てなかった。
ベロスタン:肝付兼太
妖魔帝国の祭祀長で化石獣復活を行なう。「い〜の〜ち〜さ〜ず〜け〜よ〜〜〜」という呪文(?)で石を化石獣に変える。わきに「シャ〜キ〜ン」と言う神官も複数抱えていたが、バラオの怒りで妖魔帝国が崩壊した際に巻き込まれたと思われる。
バラオ:滝口順平
妖魔帝国の帝王。石像に封印されていたがシャーキンらの敗北と共に復活、巨烈兄弟を率いてライディーンを苦しめる。
豪雷巨烈(ごうらいきょれつ):加藤精三
シャーキンが死の間際にバラオに捧げた祈りのためにヒマラヤから復活したバラオの側近。化石獣よりも強力な巨烈獣を操る。激怒巨烈の兄にあたるが仲が悪い。かなりずるがしこく頭脳派ではある。
激怒巨烈(げきどきょれつ):飯塚昭三
シャーキンが死の間際にバラオに捧げた祈りのためにゴビ砂漠から復活したバラオの側近。化石獣よりも強力な巨烈獣を操る。豪雷巨烈よりも巨漢で大男だった。頭を使うことは苦手。
ナレーション:仁内建之

主な登場メカ
ライディーン
12000年前、伝説上の大陸ムー大陸で妖魔帝国の侵略に対抗するため、超古代文明のムー帝国の王、ラ・ムーの命により開発された。普段は人面岩内部に金色の素体状態で格納されているが、ラ・ムーの血筋を引く操縦者のひびき洸(超能力者風に描写されるが、ライディーンの操縦以外に特別な能力を発揮する事はない)が「フェード・イン」することで、彼の念動力がキーとなって稼働する。全長52.0メートル、体重350.0トン。材質はムートロン金属で、動力源となる神秘のエネルギー、ムートロンの作用により、戦闘で受けたダメージは素体状態の時に自己修復される。物語中盤で強化改造を試みた際には改造を受け付けず、搭載しようとしたガトリングミサイル砲が溶接機の熱で溶けてしまったほど素体状態の防御力は高い。また妖魔帝国は触れるものをみな石化させる黒い稲妻を用いるが、ライディーンには効かず、呪術攻撃に対する耐性も備わっている様である。が、そのため妖魔帝国に対抗できるのはライディーンのみであり、通常戦力による支援はまったく期待できないという過酷な戦いを強いられることにもなった。
操縦席は左胸内部にあり、洸の腕に操縦用のサブアームを連結させて腕部を操作する。ただし、ゴッドバードへの変形時などにレバー操作を行なっているが、その際にライディーン自身が連動したアクションを行なっていないため、常時連動しているわけではなく、必要に応じて切り替えが行なわれるか、あるいは精密動作時のみ補助的に使用されていると思われる。ライディーンとひびき洸は一体であり、初めて強化された巨烈獣と戦った際にライディーンが敗れ洸が戦死するシーンがあるが、ムートロンの力によりライディーンも洸もよみがえっている。またこの戦いで武器が通用しなかったこともあり先述の強化が試みられたが失敗、しかしライディーンは自ら封印を解きより強力な武器が使用可能になった。中にはゴッドボイスのように諸刃の剣のような武器も存在したため、戦いはますます過酷になったといえる。
主な武器・技
ゴッドゴーガン
左腕装備の弓を用い、背中から取り出した矢を射る。矢の先端には左手の指先からエネルギー光が移る描写がある。
ゴッドゴーガン束ね撃ち
ゴッドゴーガンを一度に何本も束ねて打つ技。
ゴーガンソード
巨烈獣の出現にともないライディーンみずからが封印を解いた強化武器の一つ。ゴッドゴーガンの弓の部分を剣のように利用できる。
ゴッドブロック
右腕装備の万能武器。盾として用いる場合こう呼ぶ。
ゴッドブロック・ビッグスピン
封印されていた強化武器の一つ。ゴッドブロックが大型化し、回転して防御力を上げる。
ゴッドブーメラン
右腕装備の万能武器。変形させて取り外し、投擲してブーメランとして用いる場合こう呼ぶ。
大型ゴッドブーメラン(ジェットブーメラン)
封印されていた強化武器の一つ。ブースターによって加速し、ブーメランとしての破壊力を上げる。
ゴッドブレイカー
右腕装備の万能武器。先端を延ばし剣として用いる場合こう呼ぶ。
スピンブレイカー
ゴッドブレイカーの派生武器。先端を延ばさずに回転させることで回転ノコギリのように使用する。
ゴッドブレイカー・エネルギーカッター
封印されていた強化武器の一つ。ゴッドブレイカーの間合い外の敵を無接触で斬る。
ゴッドミサイル
みぞおちのあたりから発射される鳥形飛翔体。相手にあたって爆発する。
ゴッドアルファ
発射前に「念動光線」と叫ばれる全身から放つ光線。竜巻のような描写もされている。
ゴッドバード・アタック
猛禽類を模した戦闘機形態であるゴッドバードにチェンジして敵に体当たりする。この際、エスパーレーダーという一種の透視光線で敵の急所を確認する事もある。
エスパーバーン
ゴットバード形態の頭部の眼から放つ破壊光線。
ゴッドバード・スピン
ゴッドバードにチェンジし、きりもみ状に回転しながら敵に体当たりする技。
ゴッドバード・クロー
ゴッドバードにチェンジし、両腕のツメで相手を攻撃する技。
ゴッドサンダー
ゴットバード形態で落雷を受け、その雷のエネルギー纏って体当たりする荒技。
ゴッドバード・ヘッドカッター
封印されていた強化武器の一つ。ゴットバード形態での頭部と胴体部が分離し、頭部(ヘッドカッター)と頭部の外れた箇所から突出する巨大な刃物やドリルとで敵へ体当たりし破壊力を強化する二段攻撃。
ゴッドボイス
封印されていた強化武器の一つ、洸の「ゴッド・ボイス!」の発声で胸が開いて展開する三連装の超音波砲。搭乗者の鬨の声を超音波に変換して相手に叩きつけ、粉砕する。ただし使用した場合巨烈獣は倒せるものの、操縦者の洸にも被害が及ぶ(操縦者の生体エネルギーを極限まで消耗させる)武器であった。現に使用時、洸は毎回衣装をボロボロにしていた。発射のためのキーワード、鬨の声は「ゴッド・ラ・ムー!」。因みに初めて使用した時、洸は「ゴッド・ボイス!」を再唱しているが、この時には強化ガラス一枚にひびを入れる程度の威力しか出なかった。
スパーカー
ひびき洸の乗る武装特殊バイク。洸のライディーンへの搭乗(フェード・イン)は、このスパーカーでのジャンプによりライディーン素体との物理接近を図り、頭部からのキャプチャー光を受け、超科学的にフェードを浸透通過することによって行われる。洸が乗り捨てた後のスパーカーはライディーン腹部から伸びるバイクラダーに誘導され格納される。主人公の通学にも用いられる。
人面岩
岬の突端にある岩山に巨大な人面を彫りこんだ謎の古代遺跡。ライディーンの整備基地の遺跡であったことが判明した。素体状態のライディーンを内部に収納しており、発進時は岩そのものが中央から左右に分かれ開く。
ブルーガー
対妖魔部隊コープランダー隊の重戦闘機。機首は平たい顔の様な形状で、両目の部分がコクピット。主にライディーンと共に戦い、または後方支援を行う。機体両側面が90度下方に折れ曲がり伸びてキャリアアームになり、これによってひびき洸の「フェードイン」を支援することもある。
武装   爆雷

スピットファイター
ブルーガーの上部(「額」の部分)に格納されており、分離して単独行動することができる、一人乗りの小型戦闘機。機体後部の推進用ファンで飛行する。
ムトロポリス
人面岩付近に建造された、ライディーンの支援を目的とした基地。コープランダー隊はここに待機しており、敵の接近が確認されればただちにブルーガーで出動する。二枚貝のような形状をしており、閉じて防御形態をとることができる。
ボインダー
マジンガーZのボスボロットに相当する、お笑い担当ポンコツロボ。洸をキャプテンと慕うサッカー部の面々が猿丸の助力で(というよりほとんど彼一人が)製作した。ライディーンを支援しようとはするものの、「Z」において回を進める毎に貢献度を増していったボロットと違って大抵は役に立たず、しばしば足手まといとなる。まれに敵の気をそらす程度の役に立つ事も。命名由来は胸部にバネ仕掛けのパンチンググラブを二基備えていることによるが、勿論、化石獣に届くようなリーチはない。
ドローメ
妖魔帝国の戦闘機的な位置づけである、蛸や烏賊に似た形状で触腕を2本持っている下級妖魔獣。攻撃手段は、口吻から溶岩弾を射出したり、これを触腕で投げつける。
ガンテ
妖魔帝国の戦闘母艦の位置づけである巨大な妖魔獣。無数のドローメを引き連れて飛来する。人間の手を岩でグロテスクに造ったような姿で、指先相当の部分に五つの頭部を持つ(「岩手」)。作戦行動時にはアギャールが搭乗している。
メカガンテ
ガンテの後継母艦。サイズと、「指に頭部を持つ人の手の形の五首竜」というモチーフはガンテと共通だが、その名のとおりガンテより機械的なフォルムを持つ。
化石獣
妖魔帝国が地上侵略の為送り込む怪獣。ベロスタンが儀式を行なって岩石にバラオの力を込める事で誕生(あるいは復活)する。形状も能力も様々である。
巨烈獣
豪雷・激怒の巨烈兄弟が作り出す怪獣。製造工程は不明である。兄弟は互いにライバル意識の塊である為、毎回冒頭にそれぞれの巨烈獣を持ち寄ってバラオの面前で対決させ、勝った方をライディーンに差し向けるという展開が行なわれた。通算成績は13戦6勝5敗2引き分けで激怒巨烈の勝ち。途中からバラオが2体を合体させて「合体獣」を創り出すようになったので勝負は無くなった。



放送リスト
大魔竜ガンテ
化石巨獣バストドン
鋼鉄獣ガーダ
大マドン東京全滅
強襲!超音獣ビイラ
奪回!巨大トータスの人質
分裂獣スカールを砕け!
逆襲!双頭魔獣シバ       
恐怖!マンモーの冷凍作戦       
対決!化石人ジャガーの恋
殺し屋ギルディーンの陰謀
火球獣アルガンドスの痛撃
妖変美女シュラガの愛
暗闇魔獣ダアクルの洞窟
宝石魔獣ダイヤンの復讐
海竜ドローズデンの地獄攻め
不死身ゴーレモンの悪魔裂き
壮烈アギャール必死の電撃
巨獣ゴンガー魔腕の唸り
残忍!悪魔提督ダルタン
強撃!翼獣ムチールの罠
乱撃!魔鳥コンドルの爪
妖力鎌ギラーと轟撃モグロン
分身魔獣キバンゴの怪拳!
灼熱獣モドロスの炎
妖獣ガメレーン地獄の大進撃
シャーキン悪魔の闘い
地獄の巨烈獣大あばれ!
七つ目獣レーザルを叩け
怪力ガンマー脳天つぶし
恐怖のテツダンさかさ落とし
ドライガー心臓破り作戦
破壊魔獣11の秘密
ガルジャー謎の秘密兵器
熱火竜サラマンダーの炎
地獄の射手マダンガー
ザイクロン激突カーレース
再生魔獣ダングスを砕け!
怪鳥獣ギガールの爪
黒い殺人鬼ジェットクロス
強力合体獣ガードンの罠
サンドキラー恐怖の砂嵐
殺し屋合体獣シャーゴン
キバガーダ猛火攻め
死神ギルモラー悪魔ばさみ
ガビローン魔の死刑台
激怒巨烈地獄の叫び
豪雷巨烈軍団の挑戦
バラオ最後の賭け
輝け!不死身のライディーン



アニメ史上の評価
スーパーロボットアニメ黎明期の作品である故、初めて尽くしとなる。創映社(後のサンライズ)の三作目作品で初のロボットもの(SF作品としては『ゼロテスター』に次ぐ2作目)。『伝説巨神イデオン』、『機甲界ガリアン』、『巨神ゴーグ』などに繋がる、初の伝奇ロボ(発掘兵器)。

富野喜幸初監督ロボット作品。安彦良和キャラ、貴種主人公、搭乗者を選ぶロボット、非対称ロボ、パワードスーツ型操縦系、無理のない変形、再生化石獣、美形敵役の萌芽であるプリンス・シャーキンなど、枚挙に暇がない。エネルギーカッターのアイディアはライトセイバーに先行する。

ただし貴種主人公はバビル二世、搭乗者を選ぶロボットはアストロガンガー、パワードスーツ型操縦系はジャンボーグA、再生化石獣は仮面ライダーの再生怪人と、アイデアそのものは既に先行している作品があるものの、ロボットアニメでは今作品が初と言えそうだ

そして、毎回特定の必殺技で敵を倒すというアイデア自体は既にウルトラマンに見られるが、ロボットアニメではこのライディーンのゴッドバードが確立し、『超電磁ロボ コン・バトラーV』に繋げた。ライディーンより先にグレートマジンガーがサンダーブレークで敵に止めを刺すという必殺技的な使い方をしていたので、グレートマジンガーが最初という意見もある。が、サンダーブレークは戦いの途中で使われる事もあり、別の武器で倒すこともあった。それに単にサンダーブレークを発射するだけなので、必殺技としては演出が弱い。それに対しゴッドバード・アタックは、これが通用しなければ敗北するというまさに切り札、必殺技として描かれている。そしてその必殺技は、ゴッドバードチェンジ→照準セットで敵の弱点をサーチ→体当りで破壊という流れがあり、作品中の最大の見せ場として効果的に演出されている。この「必殺技=最大の見せ場」という図式を作ったのがライディーンなのである。

当時の超能力・オカルトブームを追い風とし、『海のトリトン』以来、富野喜幸が得意とする伝奇ロマン系の企画だったが、初監督の気負いもあり、伏線やキャラ設定を活かしきれず、ストーリーも混迷した挙句に監督交代を余儀なくされた。放映局NET(後のテレビ朝日)の「オカルトブームに迎合せず、徹底批判する」という方針に抵触し、その内容から伝奇色を減じる路線変更を余儀なくされたのだった。

※この経緯について後年富野はインタビューで述懐している。 『ライディーン』は元々先行する『マジンガーZ』『ゲッターロボ』等と差別化を図るためオカルト設定を取り入れて企画された。しかし、3話までの作画・1クール(13話)までの話が固まったところで、後から決まった放映局プロデューサーから「局には昨今の過剰なオカルトブームに批判が寄せられているので内容変更せよ」との指示が出たのだった。 已む無く4話から路線転換を図るが、その後も富野には放送局、代理店、スポンサー、製作現場等それぞれの立場からバラバラの意見が出される。板挟みになった富野はこれらをまとめ切ることが出来ず、騒動の責任を取らされて解雇になったのだった。 (2005年6月10日(金)産経新聞インタビュー「私の失敗」より)

だが原作の鈴木良武と、富野に代わって監督となった長浜忠夫の頑張りで明朗な物語を紡ぎ出し以後の長浜アニメと称される路線を確立。富野自身も後任となった長浜の演出を見て、かなりの影響を受けたことを述べるなど、後の『機動戦士ガンダム』の誕生を文字通りに準備したのだった。

大鎧とベルボトムとツタンカーメンのマスクをモチーフにしたデザインは、放映から30年以上経ってなお「ロボットアニメ史上最も流麗なデザイン」との評価を受けている。デザインはバンダイの村上克司。

最近ではアサヒ飲料の缶コーヒー「WONDA 100年BLACK」のTVCMにもその姿が登場(数秒間。但し、映像はモノクロ)。2007年早春には本作をモチーフとしたテレビアニメ作品『REIDEEN(ライディーン)』の放送が予定されている。(アニメーション制作はProduction I.G)

コメント(4)

これは超合金持ってましたよ〜(^^♪
デザインは今見ても全く古さを感じさせませんね。
これもロボコン同様にお年玉もって買いに言ったときには品切れで
仕方なくゴットバードの超合金しか買えませんでした
(´-`).。oOなぜか頭が飛ぶんですよ〜変でしょ〜〜
ゴッドバードのみの超合金、今なら結構レアかも(笑)

>なぜか頭が飛ぶんですよ〜変でしょ〜〜

それはきっと「ヘッドカッター」を再現したかったのかも^^;
読んでると結構、深いですね。ロボットアニメといえど色んな要素が絡んでいる。

超合金、僕も持ってました。ライディーンはやっぱりそのカッコ良さが子供ながらに好きだったんだなぁ。

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