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アレクサンダーテクニークATJコミュのFM著・人類の最高遺産・核心部

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MSI第二部第三章、意識的な指導と調整の道筋、から抜粋
2012年6月14日つけ DJ訳

どうしても申し述べたかったので・・・・


ここから引用:
・・・・

ここでどうしても申し述べておかなければならない指摘をすると、それは、いくら体系的な身体訓練をしてもどれひとつ替わりにならず、現状況で被験者が上記に示した欠点を無くすことはできないという点であるし、なぜなら、そうした全ての訓練の指揮される前提が誤った概念の下にあれば、観点を使い方に置き筋肉を再調整し協調へ向かわせ有機体全体で動くことなどありえないからだ。

 さて順を追って、ある個人が四つの段階を経ながら習得していく当該原理、すなわち、意識的調整を見ていこう。第一段階で必要なことは、この人の明快な理解によって欠点を知ることであり、欠点を見つけて修正していくために要る。この療法にただ盲従するようなことなど彼はしない、道筋が本人に理解されていないようではほとんど何の価値も見いだせないからだ。この人は、原理を詳細まで完全に受け容れなければならない。第二段階でこの人は教授されて、自分に誤った概念があるからその結果として誤った動作が生じていること、そのうえ、こうした概念が意識的であろうと潜在意識的であろうとも、そこに気がつかねばならないことを知る。この人はさらに抑制することを教授され、それで最終的には様々な先入観を根絶して、精神的な指令や一連の指令系統が付随して生じるのをなくさなければならない。それでやっとこの人に出来るようになる正確な指導的指揮、それを続いて記述しよう。

 第三段階になったあかつきに、この人は、正確な精神的指揮を寄与して機構を含めるやり方を習得しなければならない、つまり、そこで明確に分化して自分のこころを知らねばならないし、この分化は、指揮を出すことと、そして、行動をなすために指揮され運用される筋肉群の途中で生じている動きと、この二者間にある。原理全体で意志決定と抑制は常に基礎となっており、それを認知しここで分化する。さて、この事例に戻りよくよく考えてみるならおそらく、私の生徒さんに対する要求は、指揮する(to order) ことであるし、そうやって脊椎が長くなり首がラクになって欲しいのであると、おわかりになるだろう。もしここで、ただ立案し欲求をこころに留めたままにする代わりに、この人が何かをやろうと、この身体動作を実際の動作に移そうとするならおそらく、相変わらず固めた筋肉群でクビ回りをがちがちにしたり脊椎を短くしたりするだろう、というのも、こうした動作は習慣的に関わってきた自分のこころより生ずるからで、脊椎を伸ばしているつもりであっても、筋肉群に収縮が起きるような古い連想に従って動いているからだ。他の全ての事例で言えることだが、この因果関係で強調される点は、手段のところに存在し、結果として掲げているところに存在しない、と、そう肝に銘じておかなければならない。欲しい結果をこころに持ったとたんにいつでも、直情や長らくの習慣が顔を出してきて、その結果を得るために習慣的にやってきたやり方になるだろう。こうした行動の起きるレベルは意識の下方へ何段階も降りたところであるし、もしそれが、意識的なレベルにまで持ち上がる場合があるなら、結果を得るにあたって正確な「そのとき最適な手段(means whereby)」を用いた時に限られる。

 第四段階とは、正確な指導的指揮を十分に訓練しこころから差し出せるようになった時である、つまり、結果を得るにあたり気づきを持てるように教師の指導を貰いつつやっていった時である、そうすると、行為に用いられる筋肉群を徐々に異なる組み合わせにする調整を意識的な指導の下に行えるようになる、そうすると、理知的な行動が生じてきて、一方で以前の、一連の習慣で考えの乏しい動きをやり結果的にゆがみを身体に起こさせるようなやり方が減っていくだろう。加えて明確に心に留めておかなければならないのは、全体を見ると、古い一連の動きは相互に関連した組合せであり、一つの分割不能で固定化された順序をなしていて、ひとつ何かが生じると必ず引き続いて後のことが生じることであるし、ある種の精神的な指揮が先頭列車となり、たとえば、「気を付け」、といわれると何が起きるか、それでおわかりになるだろう。

・・・・・

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たいへんノロイのですが、
やってま〜〜す。ウインク手(チョキ)

コメント(4)

かんたんにすると、
・当該テクニークは、世の中にある他の手法では代替できない。
・考えを変えないと、ワークは進まない。
>>
第二段階でこの人は教授されて、自分に誤った概念があるからその結果として誤った動作が生じていること、そのうえ、こうした概念が意識的であろうと潜在意識的であろうとも、そこに気がつかねばならないことを知る。
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どう見ても、単なるボディーワークには読めません。
全文の翻訳終りました。1月中に編集長に渡します。デザインやリライト・編集作業など、出版まではまだまだかかりそうですが、2014年中にはきっと本屋に並びますわーい(嬉しい顔)
おおきにありがとうございます。
2015年4月、
本当に今月中には書店に並びます。

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