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アレクサンダーテクニークATJコミュの人類の最高遺産・序文

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「自己の使い方」は
完全に翻訳が終りました。
出版社には手渡してあり
出版の約束もいただいていますが
泣き顔
なかなか出版まで時間がかかります。

どんどんやってますよ、わしは。
今日は
MSI「人類の最高遺産」から序文を紹介します。



人類の最高遺産(初版1910年)
FMアレクサンダー著

その新版への序文
ウォルター=カーリントン著 1996年8月ロンドンにて
引用

「1910年にロンドンでこの書物が初めて出版されたときには、アレクサンダー氏が自分のテク二―クを教え始めてから既に15年ほど経過していました。実践的な実演をやらないで、言葉のみでワークを解説するのはたいへんに困難であるにもかかわらず、彼はどんどん注目されるようになり、劇場や舞台関係者だけでなく、医療関係者や他の一般的な人からも支持されるようになっていました。

・・・・略・・・

彼は本書を、「人類の最高遺産・文明社会における人類の進化に関わる意識的な指導と調整」と名づけました。しかし皆さんは大抵、書名の後半部を見落としています。実のところ今日では、このテク二―クは身体の手法であるとほとんどの人が思っていらっしゃるようで、論点は、頭―首―背中の関係、(言い換えると、プライマリーコントロール「初めに起きる大切な調整」と彼が記述しているもの)にあるから、レッスンの概要は、アレクサンダーテク二−ク教師が訓練を積んだ手技を用いて、生徒は精妙に整えられバランスの取れた自然な姿勢になるものだと解釈されています。

しかし、アレクサンダー氏にとっては、意識と思い方、理性と道理のほうがずっと重大事でした。まず初め、彼は自助努力する手段の必要にかられ、何が間違っているのかを認知するように見ていき、そうするうちに、誤ったことをやらないように反復練習することが重要だとわかりました。その結果へ向けて、「身体」を適正に使う研究が必要不可欠となりましたが、しかしそこで、どのように機構が働くのかを知ろうとするなら、すなわち「頭は前に上に行かなければならない」し「背中が長く広くならなければならない」とするなら、知識なしには無意味であり、どのように思考するのか、どのように脳を使うか、どのように意識的な抑制をするのか、言い換えると、どのように同意を保留したまま行くべき方向へ進むのか、(すなわち、意識的に意志を用いて、自己全体が適正に働くように確立すること)を知らねばなりません。彼にとっては意識的な指導と調整こそが重大案件でしたから、「人類が所有している素晴らしい潜在能力が発揮されるように得心することであり、それは伝達可能な遺産として意識的なこころを理解することだ。」と明言されています。」
引用終わり

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