ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

妻が乳ガンにかかったら・・・コミュの闘病日記

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。
四葉のカタバミ様が奥様の闘病を書かれており、
大変勇気付けられておりましたので、
うちも家族の闘病記を綴らせていただきます。

どんな流れなのか、
いくらくらいかかるのか、
なるべく詳しく書いていこうと思いますので、
これから闘病される方、ご家族の方の参考になれば幸いです。

ご質問などもできるだけお答えしようと思いますので、
コメントで書き込んでください。

なお、個人特定を防ぐために
若干の日付や年齢をずらしたりしますのでご了承ください。
 

母:60歳
2月5日に、市の集団検診で乳がんが見つかる。

現在、東京医科大学病院にて闘病中(西新宿駅から徒歩3分)

コメント(11)

数ヶ月前から「しこり」が気になっていたそうで、
1月中旬に市の無料検診に申し込んでいたそうです。
2月5日に検診結果で「乳がんの疑い」というものがきて、
早めの受診を薦められたそうです。

ネットでどこの病院にするかを調べまくって、
1.自宅から通いやすい
2.駅から近い
3.評判が良い

主にこんな感じで病院を探して
東京医科大学病院にしました。
2月10日
市の検診結果を持って受診。
すぐに検査を行って
1cm程度の乳がんで、出来てからおよそ4年ほどの物。
進行が遅く良性の可能性もある。(母談のため詳細は不明)
といった説明を受けたそうです。

ガンの進行が遅いので
とりあえず手術は一ヵ月後に予約という形になりました。
 
2月15日
家族が呼ばれて、乳腺科の教授から一通りの説明を受けました。
先日の検査の際に母がすぐに手術を即決したので
順序が前後してしまったのですが、
手術を受けることのススメとメリットとリスクについて・・・

 ・腫瘍が良性という判断でも悪性になる場合がある。
 ・判断が遅くなるほど転移してしまう場合がある。
 ・部分摘出と全摘出があり、
 ・全摘出の場合で転移が無ければ抗がん剤治療は無い。
 ・部分摘出の場合は半年に一回程度の検診を行ったほうが良いなど・・・

メモを取っていなかったので、こんな感じの説明だったと思います。
30分ほど時間をかけてじっくりとお話してくださいました。
心強さを感じました。

病院のパンフレットがあり
この病院ではケアセンターが設けてあり、
色々な不安や質問、相談に答えてくれるとのこと。

先生の説明のパンフレットがあって、
教授、主治医の先生が乳腺科のプロであること、
安心して治療を受けられますといった内容でした。
また、患者への説明に力を入れている、治療方針なども書かれていました。

3月12日
手術が3月13日と言うことで1日前に入院の手続き。
受付番号の紙を受け取って15分くらい待ちました。

書類は「手術同意書」に本人と家族と保証人を記載する欄があり
それぞれ事前に記入して持参しました。

レンタル寝巻きとタオルに申し込みをしました。
1日400円で寝巻きとタオル・バスタオルを病室に持ってきてくれるサービス。
とても便利です。

退院までのスケジュール表が、
綺麗にカラー印刷されていました。
患者ごとに作成されるそうです。

当初の予定では1週間の入院予定でしたが、
手術後の経過が良ければ3日後くらいには退院できるという説明でした。
看護士さんも良い方で、今後の説明を詳しくしてくださいました。

夕方になり、主治医の先生がいらっしゃって
手術内容の説明や、手術日とその後の予定を
予定表も交えて丁寧に本人と家族にそれぞれ説明してくれました。
 ・エコノミー症候群を防止するためのストッキングを着用することと、
 ・手術ベットが狭いので転落防止のために身体を拘束することの同意書が必要ということ、
 ・血栓防止のために手術後はベットから降りない程度になるべく身体を動かして欲しいなど
そういった説明が10分くらいありました。

主治医の先生の説明が終わる頃に
手術部の看護士さんがいらっしゃって、
カルテを患部を本人と一緒に確認しながら
手術をする部分をマジックで印をつけました。
これは患者が本人であることと、左右を間違えないようにする為だそうです。
手術後には鼻に管が通っていたり、酸素マスクをしているが心配無いなど、
そういったところまで説明してくれました。
全部で15分くらいだったと思います。

これが終わった直後に麻酔科の先生が来て、
麻酔についての説明がありました。
 ・病歴や過去に手術を受けたことがあるか
 ・麻酔によって30000人に一人くらい強烈な拒否反応が出てしまうリスク
 ・全身麻酔の手順と、その後1日くらい吐き気や目眩があること
こんな感じのことを15分くらいかけて丁寧に問診と説明がありました。

このあと担当の看護士さんが、
一通りの説明に聞き忘れたことが無いか確認と、
治療方針の同意みたいなもののサインをして、
院内感染予防のため検便がある旨の協力依頼と、
面会者は必ずマスク着用、入室前の消毒について説明を受け、
売店で事前購入するべきもの「T字帯」「胸帯」タオル類の説明を受けました。
タオルはレンタルのものを使えるそうなので
T字帯と胸帯だけの購入で済みました。

面会時間(15時〜20時)終了まで病院内を探検したりしました。

当日は午後9時まで軽食は可、
午前0時からは水も不可となりました。
眠れない場合は睡眠剤の処方もしてくれるとのことでしたが、
特に必要なかったようです。

下剤を飲んでおなかを空っぽにしてから就寝したそうです。
 
上で書いた「当日9時まで飲食可能」と言うのは 「前日夜9時まで」の誤りです。

主治医の説明の中にあった項目で
・手術自体は30分くらいだけどリンパ節が腫れているので念のため見ること、
 もしリンパ節に転移があった場合は摘出することも同意しました。

麻酔科の先生の説明で
・麻酔から覚めるまで経過室で観察してから病室に戻るそうで
 全部で3時間ほどだそうです。

というのが抜けていました。
すいません。

手術当日です。
 夕方からの手術なので、お腹すくのかなと思ったら
 点滴が栄養剤が入っているそうで、
 あまりお腹はすかないそうです。
 若干緊張しているものの元気な様子でした。

15時から手術の準備。
エコノミー症候群防止ストッキングを試行錯誤しながら
勝手になんとか着用したところで看護士さんがお迎えに着ました。
胸帯、T字帯と手術着への着替えをして車椅子で出発。

家族は病室のフロアで終了を待つとのことでしたので、
持ってきた小説を2冊ほど持って読んでいました。

18時に看護士さんに呼ばれて、
5階の手術部で手術の説明があるとのことで向かいました。
執刀した先生が手術内容を詳しく説明してくれました。

 ・手術は問題なく終了したこと
 ・リンパ節に転移があったので2/3を摘出したこと
 ・取った細胞を精密に検査して結果は4週間後ということ
 ・抗がん剤治療と放射線治療になる可能性が高いこと

その後、患者が戻ってくるまで病室で待機になりました。

主治医の先生がいらっしゃって
 ・執刀医の先生と同じ説明を受けました。
 ・抗がん剤治療で髪が抜けてしまうので
  早めにかつら等を用意したら良いなどのアドバイスもいただきました。

先生のPHSが鳴って「そろそろエレベーターで戻ってくる」という連絡が入り、
家族と一緒にエレベーターホールにお迎えに行きました。
18時半頃にベットに乗って戻ってきました。
意識は朦朧とした状態で顔色も真っ青でしたが会話が可能で、
吐き気がある、術部が痛いなど言っていましたが、
これは普通の人の反応で心配なく、とりあえず朝までの我慢だそうです。

ベットの上では自由に動いてくださいという指示でしたが、
本人はあまり動けない様子で枕の位置を変えるにも
家族がやったりしました。

翌朝からは朝食も出て普通に過ごせるそうです。

主治医の先生も心配ないと言ってくれたので
20時の面会時間終了で帰りました。

追記
 18階建ての高層ビルになっている病院なので、
 地震でめっちゃ揺れますのでちょっとした覚悟が必要です。

 看護師さんの説明では
 免震設計だそうなので揺れで地震を受け流すため
 仕方が無いそうです。

 普段でもなんとなくゆらゆらしてる感じなので、
 たまに酔う方もいらっしゃるそうです。
 
入院&手術費など・・・
合計9日間の入院の費用が出ましたので参考までに。

入院料           810円
医学管理料      2,340円
投薬              63円
手術          133,557円
病理診断        8,190円
診断群分類(DPC)  93,195円

小計         238,160円
高額療養費   △152,791円

【その他】
食事負担金       5,200円(非課税)
差額別途代2人部屋 85,500円(課税)

小計 90,700円

総支払い金額 180,349円でした。
(医療報酬点数79,385点)

ただ、保険金は請求してから支払いまで2〜3週間かかるそうで、
この金額は支払いまで自己負担で支払わなければいけません。
病院によっては待ってくれるそうですので、主治医に相談してみてください。
うちではクレジットカードで支払いました。(ポイントもつきます)

 
退院してから約1ヶ月間に切り取った細胞を調べて、
今後の治療方針が決まるそうです。
 
9日間の入院は・・・
自宅の都合とリンパを摘出したということで
念のため長めに入院にしていただいたもので、
実際には3日目で退院も可能でした。

手術後の当日は麻酔が覚めきっていないのと、
手術をしたショックで顔色も悪く、やつれていましたので、
家族で大変心配していたのですが、
翌日の面会時には顔色も良く、朝食も完食していて
軽い体操をしたり、売店まで買い物に出ても
全然平気なくらい回復していました。

2人部屋の隣の方は手術の翌々日に退院されていました。
(合計3日間の入院でした)
しばらく間が開いてしまいました。

手術後は3週間に一回の間隔で通院して、
点滴を受けております。
一回に付き約50,000円。
これを3週間に1回で計8回行きます。

3月の手術以降、ようやく点滴治療が終わろうと言うところです。
体調は点滴後数日は倦怠感があるなど辛いようですが、
歩けないほどではないようです。

点滴治療が終わると放射線治療が始まるそうです。
これが土日を除く毎日通院で、一回に付き約4,000円くらいだそうです。
25回放射線が終われば、とりあえずの治療終了だそうです。

最初の診断で家族全員がショックで眠れない日が続きましたが、
手術が終わった頃から落ち着いてきて、
今はひとまず安心感に包まれております。

また進展がありましたら更新したいと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
あれから一年以上が経過しました。

今では2ヶ月に一回程度通院して検査を受けておりますが、
一回だけ腫瘍マーカーに反応があったと言うことで
精密検査を受けたところ異常なし。

髪も無事に生えてきまして、
以前と同じ生活が戻ってきております。

若い頃に入った保険だから・・・と続けていたガン保険は、
「ガンが発見されたら一回だけ支払われて終り」とか、
「入院にのみ支払われて通院には保険が利かない」なんてのがあって、
たとえ若い頃に入ったガン保険で保険料が安かったとしても、
先進医療保障が付いていたり、通院でも保険金が支払われるタイプに
変更するべきだったのではないかと思っております。
これを機会に家族全員のガン保険を見直しました。

リンパ節まで切除したのが心配ではありますが、
今のところは健康な日々が戻ってきております。

これで一旦この記事は終了させて頂きたいと思います。
皆様の心の負担や心配が少しでも軽くなりますよう祈っております。
 

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

妻が乳ガンにかかったら・・・ 更新情報

妻が乳ガンにかかったら・・・のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング