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☆流星群を見よう☆コミュの☆神話☆

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1回トピ立てて以来長いこと放置してたんで星に関する「神話」でも紹介しますね。  番外編ってかんじかな?  ちょっと長いです(^_^;)


「オリオン座」
 
 ギリシアの詩人ホメロスは、その叙事詩の中で「背の高いこの上ない美しい男子」とオリオン座の見事さを讃えています。真冬の夜空に輝くオリオン座の姿を見上げ、うっとり幸せな気分になったとしても不思議ではありません。 というわけで、世の女性たちがたくましくハンサムな狩人を放っておくはずもなく、月と狩りの女神・アルミテスとてその例外ではありませんでした。

 しかし女神の兄の太陽神・アポロンは、そのことがどうにも気に入りません。オリオンがいささか乱暴者でトラブルを起こしがちだったことをアポロンは聞き知っていたのかもしれません…。

ある日のこと、オリオンが頭だけを出して海の中を歩いているのを見つけると、アポロンは金色の光を浴びせておいて、妹のアルテミス女神を岸辺に呼び言いました。


「いくらお前が弓の達人だからといって、まさかあの遠くで光っているものまでは射当てられまい…。」

「お兄さま。 まぁ私の腕前を見ててご覧なさいな。」


女神はそう言うなり弓に矢をつがえ、金の光めがけて射かけました。 弓の達人アルテミスのことですから矢がそれるはずもなく、みごとに的を射抜き、光るものは海の中に消えました…。
 
 ところが、それが浜辺に打ち上げられてみると、なんと自分の愛するオリオンの変わり果てた姿ではありませんか。 アルテミスは深く悲しみ、大神ゼウスに願い出て言いました。


「私が銀の馬車で夜空を駆けて行くとき、いつでもオリオンに会えるように彼を星座にしてください…。」


そんなわけで、冬の夜、オリオン座のすぐ近くを大きく明るい月が通り過ぎていくというわけなのです。 オリオン座と月が並んで輝いている光景を目にすると、この星座神話がじつに悲しくもいじらしく思い起こされることでしょう。   完

月刊星ナビ 参照

コメント(11)

いい話しです(T_T)。神話いいですね(>_<)。
ちゃぼすけ
(´∀`)冬の星座の神話書こうと思ったけど、うろ覚えなので辞めときます。
こんなに切ない神話がったんですね。。。
知らなかった…
これからオリオン座を見る時は月も一緒に見てこの神話を思い出すと思います。。
夜空にはいろんな物語が詰まっているんだろうなぁ。
あれ??サソリから逃げて海に入ったんじゃ…
7月に書いた神話がまさか12月に掘り出されるとは思いませんでした 笑  
ありがとうございます♪
この神話もmillさんや松風さんが知ってる神話も間違いというわけではありません。 1つの星座で多数の神話を持つものもありますし、数ある神話の中でどの神話が本当のものと決められているわけでもありません
紛らわしくて申し訳ないですが、こういう視点の神話もあるんだと納得して頂けたら幸いです<(_ _)>
あと、みなさんも知ってる神話等あればぜひお教えください☆
オリオン座の神話は2パターンあるみたいですね。
この悲しいお話しも、蠍に刺されてっていう話しも両方知ってます。
初めは1つだったかもしれないけどどこで別れたんでしょうか・・・冷や汗
星座にまつわる神話大好きですハートまた、教えてくださいexclamation ×2

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