80年代ブラック・コンテンポラリーの第一人者ルーサー・ヴァンドロスが、昨日、米ニュージャージーの病院で、54歳という若さでこの世を去った。死因は公表されていないが数年前から糖尿病や高血圧に悩まされており、2003年15枚目のアルバム"Dance With My Father"のリリース直後に脳梗塞で倒れ、闘病生活を送っていたため、それらの合併症ではないかと考えられている。
過去4度のグラミー受賞歴を持ち、これまで2500万枚以上のセールスを記録しているルーサーだが、ヒップホップ世代にはトゥイスタ(Twista)をスターダムに押し上げた、カニエ・ウェスト(Kanye West)プロデュースの大ヒット曲"Slow Jamz"に使用された"A House Is Not a Home"はもちろん、"Never Too Much"や"Georgy Porgie"などの人気曲でその名を知った者も多いだろう。
2004年にリリースされたR&B系スムース・ジャズ・ミュージシャンが一同に会したトリビュートアルバム"Forever, For Always, For Luther"に続いて、1ヶ月前には、マライア・キャリー(Mariah Carey)、メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)、ファンテイジア(Fantasia)、ワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)などが参加したジミー・ジャム(Jimmy Jam)&テリー・ルイス(Terry Lewis)の手によるトリビュートアルバム制作が発表されたばかりだった。