夕食を食べに行くが、やはりどこもガラガラ。みんなホテルや宿で食事しているのだろう。歩いているとひっきりなしに呼び込みのおばちゃんが、うちで食事しろとしつこくついてくる。おばちゃんを振り切って、ギターの弾き語りのおじさんのいる店に入る。ハンバーグセットとオムレツセットとビールを注文。客は私達だけ。食事中、ず〜っと私達だけのために唄ってくれた。クラッシックギターでチリやスペインの物悲しい唄だったが、うまい。聞き惚れてしまった。でも2人だけなので、違う意味でも物悲しかった。そこを出て、Casa de la Trovaに行くが、やはり何もやっていない。その向かいの店でライブをやっていたので入ってみる。ビックリしたのは、ウッドベースの表側が普通は外に盛り上がってるのに、このベースは平というか、どちらかというとへこんでいる。大丈夫なのか??もう1つバンドを見てから再びCasa de la Musicaに行く。さっき通った時は閑散としていたのに、この時間になると凄い数の人達が集まっていた。カーフも来ていた。ここに出るバンドは大所帯のたぶん有名バンドでPAも充実、しかも野外で爆音でタダ。他の店にお客さんが入らないわけだ。
ホテルに帰り、飲みながらテレビを見ていると、北野武の『座頭一』が始まった。字幕なのでもちろん日本語。うれしい。最後まで見てしまったが、こちらの人にはわかるんだろうか?どう訳されてるんだろ?トリニダーでガナルカナルタカを見るなんて。