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羽仁五郎コミュの羽仁五郎の資本主義ツイッターを読むときの心得

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【1】【羽仁五郎の資本主義ツイッター】

(出典:https://twitter.com/gorohani/status/1048715411703783425

羽仁五郎bot
@gorohani

資本の利益の支配によって経営されている新聞やテレビによって、我々は無知にされているばかりではない。我々は感覚を殺され、無感覚にさえされているのである。感覚をとりもどそう。これは我々が人間である限り、誰にでもできることなのだ。
8:23 - 2018年10月7日


(出典:https://twitter.com/gorohani/status/1048579513762734080

羽仁五郎bot
@gorohani

新聞やテレビが資本主義によって経営されている限り、資本主義の特権的支配の利益のために、われわれの切実な感覚を空虚な観念にすり替えることをやめさせることはできない。資本主義の利益の支配によって経営されない新聞でなければ、われわれの感覚を守るために資本主義とたたかうことはできない。
23:23 - 2018年10月6日




(出典:https://twitter.com/gorohani/status/1048534207700463616

羽仁五郎bot
@gorohani

これから起きるインフレは、戦争の直前段階ともいえる。インフレはファシズムを呼び起こす引き金なのだ。資本主義の経済体制は、必ず独占資本を生む。独占資本はインフレを生む。インフレは軍需産業にむすびつく。そして戦争、という決まりきったコースがある。もう最終コーナーをまわっているのだ。
20:23 - 2018年10月6日


*__________*

【2】【羽仁五郎は資本主義の何を否定しているのか】

これだけ読むと、資本主義でなくなれば社会主義や共産主義になれば解決すると聞こえてしまう。

しかし、羽仁五郎は、そんなことはいってない。

文章を切り取って張り付けるとそういう全体像が見えなくなり、ミスリードになる危険がある。


羽仁五郎は、資本主義の何を否定しているのか。
資本とは何か。

資本とはもっとも大きい集合で見れば「お金」。
お金を回転させて、【利潤を追求】する。すなわち、
資本主義の目的は、【利潤の追求】。
資本主義の選択する視点は、一応、自由競争と言うことだが、それは建前で、【お金】と言う【権力の支配手段】は、利潤追求のさらに上位に位置しており、
利潤追求にも【お金】と言う【権力の支配手段】をフルに活用するし、
競争を勝ち抜くためにも、【お金】と言う【権力の支配手段】はフル活用していて、
【お金】と言う【権力の支配手段】は、目的のためにはメディアから権力から学者、警察、検察、裁判官と、強大な資本になればなるほど三権さえこき使う、動かす、手段を選ばない、といったのが実態。

種子法の廃止にしてもそうである。
https://www.youtube.com/watch?v=cRzNTqDBA3o&t=1200s

【利潤の追求】は目的だが、この目的を遂行する手段として、国際金融資本(むろん独占資本)の【お金】という権力の支配手段は、法律まで動かす。日本の三権を動かす。

これは、利潤追求が悪いというような、良い、悪いという価値判断の問題ではなく、
利潤追求が悪い、→ 資本主義は資本を回転させる利潤の追求である →よって資本主義が悪い というような三段論法で把握するような簡単な問題ではなく、
利潤追求という目的を実現する、国家の三権さえ支配する お金のもつ「権力の支配手段」というものに着眼しなければならない。

裏の床屋が薄利多売で儲けようと1080円で大人の頭を散髪してせっせと働こうが、そんな自己資本の回転をしようが、何の問題もない。

しかし、お金という「権力の支配手段」で国家の三権さえ支配する。米国との日米合同委員会に毎月霞が関のトップ官僚が呼ばれて米国の言いなりにする行政を命令されて、国会も内閣も従う。反抗する政治家は殺されたりする。お金で動かないものは暴力という強硬手段に及ぶ。暴力的権力もこの強大な【お金】という権力を支配する資本団は、操る。

こういう構図を前に、利潤追求は何でもかんでもいけない、資本主義はいけないで済ますのはあまりに的外れではないか。

【お金】という【権力の支配手段】を、一部の強欲な資本団体(国際金融資本、独占資本)が自由自在に扱うことに、根源的な問題がある。

羽仁五郎の言わんとする独占資本追及の視線は、【利潤追求】という目的を実現する手段として使われている【お金】の【権力の支配手段】と【利潤追求】とが表裏一体の問題として扱われているために、本当の敵が見えなくなってしまっている。

【資本】が敵だったり、【利潤追求】という目的が敵だったり、資本を回転して利潤を得るという、【利潤の再生産】システムが敵だったり、実に照準が膨らんで、一般大衆にはとらえどころがなく、抽象化して資本主義が悪いとなったりしてないか。

【お金】が持つ【権力の支配手段】をこそ、問題にし、いかにこれをコントロールするかが重要なのだ。

例えば国家が民間から資本(お金)を取り上げて、全て資本は国家のお金にし、
それを回転させたら問題は起こらないか?
国家に資本(お金)という【権力の支配手段】が集中すれば、国家によるお金の【権力の支配手段】の問題が必ず起こる。

大切なことは、【お金】という【権力の支配手段】をいかにコントロールするのかという事だ。

羽仁五郎の資本主義批判は、現代のわれわれは、【お金】という【権力の支配手段】をいかにコントロールするのかという問題提起だと、読み替えて理解する必要がある。

【3】【お金と言う権力の支配手段は、国家の三権すら掌握する。メディアも人間の自然権をも自在に支配する手段となっている。】

デーモス(民衆)によるクラトス(支配;権力)が
democracyの語源でありまさに人民主権そのものだが、この人民の権力も【お金】と言う【権力の支配手段】は支配する。

羽仁五郎が、資本主義を否定し、資本主義が発達して資本の集中が進み、
独占資本【=物を生産する「産業資本」と、お金を貸して利息を取るだけの「銀行資本」が癒着したものが独占資本】となり、
【儲かれば何にでも金を投資すると言う巨大なお金の回転運動】を、【独占資本の回転運動】と位置付けて、巨大なお金の回転運動が、人間を【疎外】する、すなわち、【疎外とは人間が作り出した本来は人間の為になるはずの仕組みや概念が、人間の外に出て、逆に人間を抑圧すること】だが、
そうなってしまうことを羽仁五郎は批判している。

繰り返すが、
じゃあ、民間が、資本を回転させて、お金を回転させて、利潤を追求することをやめて、国家がお金を回転させてやれば、利潤を追求することはなくなるのか、
困ったこと、人間を疎外したりすることはなくなるのか、すなわち、人民の自然権は、守られるのか?

国家がお金を支配すると言うことは、お金の持つ【権力の支配手段】が国家に集中する。
【中央集権】。いまでも三権が癒着し権力の集中が起こっているが、全くその点では中央集権は解決しない。解決しないどころか、さらに【中央集権】が露骨になる可能性がある。

高徳の官が、支配すれば問題ないのか?
そんなうまい具合に神のごとき高徳の官がいてその支配が実現するのか?

権力は腐敗する。

羽仁五郎は資本による、お金による【権力の支配手段】を、資本主義批判として表明しただけではない。

国家は、国家による国家権力を行使して、【国家から人民への社会統制】をするが、
逆に【人民から国家への国家権力への逆社会統制】が必要であり、
この逆社会統制が人民主権であり、
この逆社会統制が絶対優位に立たない仕組みは、人民主権ではない。

すなわち、【中央集権】は、人民主権を抑圧し、すなわちdemocracyを抑圧し、すなわち、人民の自然権を抑圧する。

羽仁五郎は、【中央集権】こそ、もっとも害毒な仕組みだとしてそれをさせないために、「国家 対 自治体」、と言う【自治権の確立】をもって国家と対峙することを重要と主張し、『都市の論理』なる名著も発表した。

中央集権もまた、【お金】という【権力の支配手段】をもろに、露骨に行使している。
予算、お金を握り、支配している。

即ち、中央集権批判もまた、お金による【権力の支配手段】への批判とオーバーラップする。

【4】【羽仁五郎は資本主義をやめたらみな魔法のように解決するなんて一言もいってないのだ。社会主義になれば、何でもかんでも解決するなんて一言もいってないのだ。】

社会主義となり、国家から人民への社会統制に対する、人民から国家への逆社会統制がないとなれば、もはや中央集権一色だ。
資本主義批判の羽仁五郎がそういう中央集権もだめだと批判しているこの一見矛盾を理解するにはどうすればいいのか。羽仁五郎は人民主権の確立をいい、人民の視点を言っているが、中央集権の国家体制ではそんなものはおぼつかない。

では、一体羽仁五郎の資本主義批判と中央集権批判と人民の視点、即ち人民主権の確立、基本的人権という自然権が事実の法であるとする主張、自由への確信、これらをひっくるめて羽仁五郎はどんな理想郷を描いていたといえるのか。

人民の基本的人権を保障した国家であり、
それは、お金という権力の支配手段で支配されない国家、社会であり、
国家 対 自治体 の対立構造の必要性を説いたように、社会統制の双指向性をもって
国家権力をコントロールする社会、国家のシステムである。
裏の床屋さんが自己資本を回転させようが、「種子法の廃止」に反対し、かつ、無農薬のコメ、安全な米を自己資本で作り販売する資本家が儲けようが、そんな利潤追求を標的にしているのではないのだ。

【5】【では、どうすればお金の権力の支配手段を人民がコントロールできるのか。】

1.人民主権を確立すること。
近代社会契約以後の国家の約束定義、「国家は人民が作った。人民個人個人の自然権を守る為に、人民が国家を作った」この約束定義を継承し、そのような国家を作ること=人民主権の確立。
換言すれば、論理という資源の解放を果たすことだ。

2.日銀というお金を発行する中央銀行を国有化する事。
詳しくは、読まれたし。

『公共貨幣』
山口 薫 著
東洋経済新報社
https://goo.gl/fVk9aH

上記本にでてくるが
(出典:ベンジャミン・フルフォード:『仕組まれた円高』青春出版社 2012年
P.46)
*引用開始*

2007年に日本銀行が公開した株主構成は、政府出資者55%、個人39%、金融機関25%、公共団体等0.33%、証券会社0.1%、その他の法人2.6%。日本の商法では、
企業が発行する株式の三分の一超の33.4%を持つと、株式会社で重要事項の決議を単独で否決することが可能となる「拒否権」が手に入る。


*引用終了*

この拒否権を持つことで日銀出資のメリットはある。

たとえば、日銀の損益計算書は、
2012年度の資料において、
国債利息6225億円計上
しかし国債保有高125兆3556億円。1%の利息でも1兆2535億円あるのに、その約半分しか計上しない。所得隠し。
外国為替収益6809億円。なのに、3018億円を外国為替等取引損失引当繰越金として3018億円計上。所得隠し。
このカネが日銀の各種決定権を持つ連中や国家中枢に流れていると推察できる。



羽仁五郎はまだ日銀の正体をつかんでなかった。視野に入ってない。
日銀なるものが、民間銀行であり、このお金を発行する日銀には、会計検査院が(まっとうに)はいらない。

(注:「日銀は、国政調査権さえ入り込めない。
2018年10月20日13:22
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1968829762&owner_id=38378433」)

やろうと思えば何でもごまかせる。
さらに日銀の会社で言えば株主は明らかにされない。
国際金融資本家や皇室が大口らしいが、巨大企業も大口らしいが、過半数を持ってなくても拒否権は掌握してる。(日本の商法では、企業が発行する株式の三分の一超の33.4%を持つと、株式会社で重要事項の決議を単独で否決することが可能となる「拒否権」が手に入る。)
株主にひれ伏し、彼らが拒否権を示すようなことはしない。→株主の私物化。

「私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば、誰が法律を作ろうと、そんなことはどうでも良い。」 マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(1790年の発言)

金の第4番目の定義は
「お金は権力の支配手段」
(お金で国家の権力機関、三権の権力者、霞が関も、自在に支配する権力を持っている)

ロスチャイルドはこういう思想でイングランド銀行と言う中央銀行を私物化し、ロスチャイルド、ロックフェラーなどその他、一握りの国際金融資本家は、ほぼ世界の中央銀行を掌握してると言う。

なんのことはない、独占資本は産業の資本の集中以前にはじめからあり、その魔の手が各国の中央銀行の私物化がはじめからあり、三権は支配し、メディアも支配し、その影響力がドンドン、トリクルダウン、すなわち、滴り落ちてひろがってきただけだ。

ちなみに、日本の大企業の株の支配権は事実上すべてこうした国際金融資本に握られている。(●資本を日本の企業が出している=日系企業。この分析はナンボのものなのか。
2015年01月22日12:01
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1937910441&owner_id=38378433

膨大な国債の利息はこうして国際金融資本家に河口のように集まる。国民の税金として吸い上げて日銀経由で闇から闇に吸い上げられ、労働者環境圧迫で吸い上げた利益も、政府が株つり上げて儲けさせたキャピタルゲインも株主配当も吸い上げられる。消費税も。

これに逆らう政治家も官僚も裁判官も学者もメディアも暴力的権力と無尽蔵に発行できる金による権力の支配手段で黙らせ、従える。

日本共産党さえ、日銀を社会問題にしない。日米合同委員会を口にしない。
情緒的価値判断をあおるアジはするが、ガス抜き役。

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