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アムネスティ難民チームコミュの国際事務局 : 劉暁波の空の椅子

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今今年のノーベル平和賞授賞式には、一つの空席がある。威風堂々とした中、百年近い歴史をもつこの授賞式のために集まった大勢の招待客と要人らで埋まる会場で、本年度の受賞者である劉暁波の椅子は空いたままとなるだろう。

中国の基本的人権をめぐる、長きにわたる非暴力の闘いが称えられ、劉暁波はノーベル委員会のメンバーとともに、巨大なオスロ市庁舎ホールの壇上に席を並べるはずだった。彼はスピーチを行い、メダルと賞状を授与され、中国における法と政治の平和的な改革を呼びかけるはずだった。記念写真のためにポーズをとり、インタビューを受け、彼が立ち向かっている問題に対する、国際的な認識の高まりを束の間喜んだ後、家に帰るはずだった。

そのかわりに、彼は今、刑務所にいる。中国における基本的な人権の認知を呼びかける声明、「08憲章」のおもな起草者であることを理由に、「国家転覆扇動」の罪で11年の刑に服している。劉暁波は一貫して、判決は中国の憲法と基本的人権に違反していると主張している。しかし、自ら声をあげた大勢の人びと同様、彼は厳しく処罰されている。

ノーベル賞は、受賞者もしくは受賞者に近い親族が、賞を直接受け取るよう規定している。劉暁波の強制的な欠席は、1938年以来初めて、受賞式において賞の授与が行われないということを意味している。彼の代わりに、彼の妻が受賞することもできた。しかし、彼女は中国当局に拘束されており、現在は北京で自宅軟禁の状態にある。また、授賞式への出席を望んでいるその他大勢の人びとも、拘束下にあるか、もしくは中国からの出国を禁じられている。

中国政府はこの状況を、勝利とみているかもしれない。しかしそれは間違いである。激しい政治的圧力、脅迫と威嚇による一連のキャンペーンにもかかわらず、中国政府はノーベル委員会を、そして劉暁波を打ち負かしてはいない。なぜなら、受賞式の当日、満員の会場の1つの椅子は一人の重さを支えているが、劉暁波の空の椅子は、もっと多くの人をその上にのせているからだ。

その椅子は、現在も獄中にいる大勢の政治囚と良心の囚人、自宅軟禁下にある人びと、そして勇気を持って自らの意見を声にしただけで起訴されたり迫害された被害者たちの重さを支えている。法の罠に捕らえられ、子ども時代の輸血が原因で肝炎とエイズに感染したことに対する賠償をめぐり争ったことが原因で、無期限に投獄される可能性のある田喜(Tian Xi)、汚染された粉ミルクにより病気になった乳児たちのために裁きを求め、2年半の刑に服している趙聯海(Zhao Lianhai)、あるいは、中国当局によって山東省の何千もの女性たちが不妊手術と中絶を強いられたことに対する訴訟にかかわり、4年半の懲役刑の後に非公式な自宅軟禁下にある盲目の活動家、陳光誠(Chen Guangcheng)たちのような人びとが、そこには座っているのだ。

またその椅子は、政治的な圧力と根回し、それに経済的な脅しによって、国際社会に本授賞式のボイコットを促し、強要した中国政府の工作の試みを記録するものとなるだろう。現実は、圧力や脅しにもかかわらず、中国政府はほんの一握りの国々を丸めこんだだけで、彼らの要求が容認されないことを示したにすぎない。各国の政府と国際機関は、このような強い圧力に対し、これからも抵抗し続けなくてはならない。

国際人権デー60周年にあたり、中国政府の行動は、同国の劣悪な人権状況に対する世界の関心をよりひきつけることになるだろう。大規模な建設計画により、何百万もの人びとが家を追われた。天安門事件への怒りもある。チベットにおける虐待もある。そして現在も続く、法輪功に対する迫害がある。

これだけ強大な国家である中国がたった一人の人間に対してここまで怯えていることは、興味深いことだ。真実はこうである。劉暁波は、もはやたんなる一個人ではない。彼はノーベル平和賞の理念を、そして中国政府の圧倒的な力によって現在沈黙を強いられている無数の中国人の希望と念願を体現しているのだ。

中国政府は、劉暁波の椅子を空のままにすることには成功したかもしれない。しかし、劉暁波が不在の中、彼の空の椅子が雄弁に語っているのである。

サリル・シェティ
アムネスティ・インターナショナル事務総長

アムネスティ・インターナショナルは1977年にノーベル平和賞を受賞。

コメント(21)

★★★下記をコピー&ペーストして広く拡散をお願いします★★★


□■□ オンラインアクション ━━━━━━━━━━━━━━━

▽ 中国:人権派弁護士を今すぐ解放してください
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201603.html

アクション期間:2016年3月10日〜5月7日(予定)
目標アクション参加者数:1000名

○Facebook https://www.facebook.com/amnesty.japan
○ツイッター https://twitter.com/amnesty_or_jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□

中国では、人権派弁護士や活動家に対する大規模な嫌がらせや拘束
が起こっています。多くは解放されましたが、18人が正式に逮捕さ
れ、現在も拘束されています。その中には、無期刑になる可能性も
ある「国家政権転覆」容疑で逮捕された人もいます。

人権を守るために活動しただけの人びとを即時に釈放するよう、中
国政府に要請してください。

▽ 中国:人権派弁護士を今すぐ解放してください
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201603.html


「パパ、早く帰ってきて」

紙を持つ一人の男の子の動画が、2015年12月上旬、ネットに流れま
した。男の子は王泉泉ちゃん。父親はその年の7月から不在です。

泉泉ちゃんの父親、王全璋さんは中国で人権擁護に取り組む弁護士
です。2015年7月9日に始まった、人権派弁護士や活動家への激しい
弾圧のなかで、拘束されてしまいました。

2015年7月9日以降、一連の弾圧の標的となった弁護士や活動家は、
アムネスティが2016年2月5日までに把握しているだけでも、248人
にのぼります。拘束されていた人の多くは解放されましたが、18人
が正式に逮捕され、現在も拘束されています。このままでは、彼ら
/彼女らが裁判にかけられ、長期の禁錮刑を受ける可能性がありま
す。

▽ 中国:人権派弁護士を今すぐ解放してください
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201603.html


□■□ SNSで広めてください!  ━━━━━━━━━━━━━━

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★Twitterで「リツイート」する!
https://twitter.com/amnesty_or_jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□

アムネスティ・インターナショナル日本(Amnesty International Japan)
【緊急アクション:チベット語教育の必要性を訴えていた若者が拘禁】手紙、FAX、メールで今すぐ要請を!

チベット語教育の必要性を訴えていたチベット人の若者タシ・ワンチャクさん(30歳)が拘禁され、民族分離主義扇動罪で起訴されました。家族や弁護士への接触も許されておらず、有罪となった場合、最大15年の懲役となる可能性があります。

現在、中国では標準中国語のみが学校における言語となっており、ワンチャクさんは、チベット人が多い地域の学校におけるチベット語教育の導入を主張していました。また彼は、チベット人児童の多くが母語を話せなくなっており、チベット文化が徐々に衰退している、との懸念をソーシャルメディアで発信していました。

★タシさんの即時かつ無条件釈放を求め、手紙、FAX、メールで今すぐ要請を! 要請先などの詳細はこちら http://bit.ly/1VX5Cs8 (英語の例文あり)


アムネスティ・インターナショナル日本(Amnesty International Japan)

【一斉弾圧から1年:あなたも中国の人権派弁護士の自由を求めるアクションを!】

Thunderclap(SNS)でネット空間をメッセージで埋め尽くそう。

中国で今、前代未聞の規模で人権派弁護士や人権活動家が弾圧されています。今から約1年前、2015年7月9日に全国規模で始まったこの弾圧では、2016年6月8日までに248人の人権派弁護士や活動家が標的にされています。中国当局は、18人を正式に逮捕、その内14人を国家の安全に関わる罪で起訴しました。

さらに中国政府は最近、「弁護士制度改革推進に関する指針」を発表。弁護士や法律事務所の「違法行為への処罰」などが盛り込まれており、今まで以上に、人権派弁護士が活動をできなくなるように追い込もうとしています。

弾圧対象となった弁護士や活動家は、中国の憲法や国際法で認められた人権を守るために、多くの市民の代弁者となって活動していました。アムネスティは、熱心な人権活動のために拘束されているこのような人々の、即時釈放を求めています。

★「Thunderclap(サンダークラップ)」は伝えたいメッセージに対する賛同を募り、SNS上で同時に一斉拡散するツールです。このツールを使って、人権派弁護士の自由を求めるメッセージに賛同し、その拡散にご協力ください。やり方・詳細は http://bit.ly/29gCoR6


アムネスティ・インターナショナル日本 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)講演会

 「金正恩政権5年 人権状況はどうなっているか?」

〜北朝鮮内部からの報告から〜

日時:2017年2月2日(木) 18:30〜19:45

会場:アムネスティ・インターナショナル日本 東京事務所 

参加費:500円 (学生300円) 定員:70人

講師:石丸次郎 アジアプレスインターナショナル大阪オフィス代表


『リムジンガン』発行人、編集人

93年と94年に朝中国境1400キロを踏破。北朝鮮取材は国内に3回、


朝中国境地帯にはおよそ50回。これまで北朝鮮難民とのインタビューは約500人。

2002年より北朝鮮内部にジャーナリストを育成する活動を開始。2004年から

北朝鮮人による北朝鮮内部報告の発表を続けている。

{著書}「北朝鮮難民」(講談社現代新書)他

1980年、ソウル生まれ。立命館大学文学部日本文学科卒業後、

韓国・明知大学校 北朝鮮学科大学院博士課程修了。

{著書}「北朝鮮・ 驚愕の教科書 (文春新書)」他 

主催:(公益社団法人)アムネスティ・インターナショナル日本 コリアチーム
電話:03-3518-6777(東京事務所・平日10:00〜19:00)


e-mailamnestykoreainfo@gmail.com




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アムネスティ・インターナショナル日本 

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)講演会

 「金正恩政権5年 人権状況はどうなっているか?」

〜北朝鮮内部からの報告から〜



日時:2017年2月2日(木) 18:30〜19:45

会場:アムネスティ・インターナショナル日本 東京事務所 

参加費:500円 (学生300円) 定員:50人

講師:石丸次郎 アジアプレスインターナショナル大阪オフィス代表

『リムジンガン』発行人、編集人

93年と94年に朝中国境1400キロを踏破。北朝鮮取材は国内に3回、

朝中国境地帯にはおよそ50回。これまで北朝鮮難民とのインタビューは約500人。

2002年より北朝鮮内部にジャーナリストを育成する活動を開始。2004年から

北朝鮮人による北朝鮮内部報告の発表を続けている。

{著書}「北朝鮮難民」(講談社現代新書)他

 :宮塚寿美子 政治学博士 国学院栃木短大非常勤講師

1980年、ソウル生まれ。立命館大学文学部日本文学科卒業後、

韓国・明知大学校 北朝鮮学科大学院博士課程修了。

{著書}「北朝鮮・ 驚愕の教科書 (文春新書)」他 



主催:アムネスティ・インターナショナル日本 コリアチーム

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□■□ アクションに参加してください! ━━━━━━━━━━

▽【中国政府への緊急要請】劉暁波さんに適切な治療と自由を!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201706.html

アクション期間:2017年6月29日〜7月31日(予定)
目標アクション参加者数:1000名
要請先:李克強・中国首相

○Facebook https://www.facebook.com/amnesty.japan
○ツイッター https://twitter.com/amnesty_or_jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□

2010年ノーベル平和賞受賞者である中国の人権・民主活動家、劉暁
波(Liu Xiaobo)さんが末期の肝臓がんと診断され、刑務所外の病院
に移送されて現在治療を受けていることがわかりました。

劉暁波さんは病院に移されたとはいうものの、当局の監視下にあり
自由ではありません。そもそも劉さんの投獄は不当なものです。解
放され、自らが望む適切な治療を受けられなければなりません。

末期がんの劉さんにとって、事態は急を要します。
今すぐ、李克強・中国首相に要請してください。

▽【中国政府への緊急要請】劉暁波さんに適切な治療と自由を!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201706.html


1989年の民主化運動でも知識人として大きな役割を果たした劉暁波
さんは、2008年12月、中国の政治改革を求める「08憲章」を起草しま
した。この文書は暴力を唱導するようなものではまったくなく、自
由・人権・平等が人類共通の普遍的価値であり、共和・民主・憲政
が現代政治の基本的制度枠組みであることを訴えるものでした。し
かしこのことが原因で逮捕され、2009年12月、「国家政権転覆扇動」
という罪で懲役11年の判決を受けました。

その後、2010年12月には「民主化と人権の促進への貢献」を理由に、
ノーベル平和賞を受賞しましたが、その後も釈放されることはなく、
劉暁波さんの妻、劉霞さんも法的根拠のない厳しい監視下に置かれ
ています。

▽【中国政府への緊急要請】劉暁波さんに適切な治療と自由を!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201706.html


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《転送拡散歓迎》

【6月30日(金) 緊急集会「劉暁波さんに適切な治療と自由を!」のお知らせ】

2010年ノーベル平和賞受賞者で、根拠のない「国家政権転覆扇動」の罪で服役していた中国の人権・民主活動家、劉暁波(Liu
Xiaobo)さんが末期の肝臓がんと診断され、刑務所外の病院に移送されて現在治療を受けていることがわかりました。
アムネスティではこれまで、劉さんの即時無条件解放を求めてきましたが、この度の事態をうけ、改めて彼への適切な治療と自由を求める緊急集会を、下記の通り開きます。
急なことではありますが、皆様のご参加をお待ちいたしております。

緊急集会「劉暁波さんに適切な治療と自由を!」

日時:2017年6月30日(金)19時開会(18時45分開場)、21時閉会予定

場所:文京シビックセンター26階「スカイホール」
 東京都文京区春日1丁目16番21号(文京区役所と同じ建物)
 東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分
 都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分
 JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分
 地図→http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html

発言:麻生晴一郎(劉さんと交流のあったルポライター)ほか

事前申し込み不要、カンパ歓迎

主催:アムネスティ・インターナショナル日本 中国チーム
お問い合わせ
 E-mail:kitaidaisuke@gmail.com
(北井)

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▽【中国政府への緊急要請】劉暁波さんに適切な治療と自由を!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201706.html

アクション期間:2017年6月29日〜7月31日(予定)
目標アクション参加者数:1000名
要請先:李克強・中国首相

○Facebook https://www.facebook.com/amnesty.japan
○ツイッター https://twitter.com/amnesty_or_jp

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2010年ノーベル平和賞受賞者である中国の人権・民主活動家、劉暁
波(Liu Xiaobo)さんが末期の肝臓がんと診断され、刑務所外の病院
に移送されて現在治療を受けていることがわかりました。

劉暁波さんは病院に移されたとはいうものの、当局の監視下にあり
自由ではありません。そもそも劉さんの投獄は不当なものです。解
放され、自らが望む適切な治療を受けられなければなりません。

末期がんの劉さんにとって、事態は急を要します。
今すぐ、李克強・中国首相に要請してください。

▽【中国政府への緊急要請】劉暁波さんに適切な治療と自由を!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201706.html


1989年の民主化運動でも知識人として大きな役割を果たした劉暁波
さんは、2008年12月、中国の政治改革を求める「08憲章」を起草しま
した。この文書は暴力を唱導するようなものではまったくなく、自
由・人権・平等が人類共通の普遍的価値であり、共和・民主・憲政
が現代政治の基本的制度枠組みであることを訴えるものでした。し
かしこのことが原因で逮捕され、2009年12月、「国家政権転覆扇動」
という罪で懲役11年の判決を受けました。

その後、2010年12月には「民主化と人権の促進への貢献」を理由に、
ノーベル平和賞を受賞しましたが、その後も釈放されることはなく、
劉暁波さんの妻、劉霞さんも法的根拠のない厳しい監視下に置かれ
ています。

▽【中国政府への緊急要請】劉暁波さんに適切な治療と自由を!
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中国:天安門事件から28年、続く弾圧

2017年6月15日

[国際事務局発表ニュース]

国・地域:中国

トピック:
1989年、政治改革を要求する学生が、数週間にわたり天安門広場を占拠し、抗議行動をした。6月3日から4日にかけて、人民解放軍が北京に入り、平和的に抗議する学生を少なくとも数百人殺害した。

天安門事件から28年目を迎えるにあたり、アムネスティは、政府に対し軍による弾圧について捜査を求めるとともに、表現、結社、集会の自由の権利を全面的に擁護するよう、あらためて要求する。
アムネスティは、引き続き政府に対し以下の要請をする。
天安門広場での軍による弾圧について、公正で独立した捜査を開始し、人権侵害の加害者の責任を問うこと。
天安門広場での軍による弾圧について、公正で独立した捜査を開始し、人権侵害の加害者の責任を問うこと。
人権侵害のあったことを公に認め、弾圧の死傷者全員に説明責任を果たすこと。
犠牲者とその家族に十分な補償を提供すること。
表現および平和的な集会の自由の権利の行使に対する嫌がらせや訴追をやめ、その行使で拘束されてきた人たちを直ちに釈放すること。対象者には、天安門での抗議行動の再評価を求めた人たちや、その犠牲者を追悼する人たちも含む。
政府はこれまで、弾圧による人権侵害の責任を認めず、加害者の拘束もしてこなかった。

その上、当局は、軍による弾圧を批判する意見やコメントを検閲し、天安門事件の犠牲者を追悼すると、嫌がらせ、弾圧、起訴をしてきた。
活動家の陳云飛(Chen Yunfei)さんは、2015年5月、天安門事件の犠牲者の墓参りをして逮捕され、今年3月、騒乱挑発罪で4年の実刑判決を受けた。
陳さんは、天安門でのデモに参加し、2007年、地元の新聞に天安門事件を追悼する広告を載せたため、居住監視に置かれたことがあった。
3月、符海陸(Fu Hailu)さん、陳兵(Chen Bing)さん、張 勇(Zhang Junyong)さん、羅富誉(Luo Fuyu)さんの4人は、天安門事件を追悼する白酒(パイチュウ。中国でよく飲まれる酒)のラベル作りを話し合ったため、国家政権転覆扇動罪で起訴された。弁護団によると、起訴状には、「4人は、6月4日の天安門事件を一般の人たちに思い起こさせるために、白酒とラベルを用意した」とあった。

天安門事件の犠牲者の親が設立した権利擁護団体「天安門の母たち」の主力メンバーの一人、徐 (Xu Jue)さんは、8年間の癌との闘病の末、4月に亡くなった。息子の呉向東(Wu Xiangdong)さんは、天安門事件の6月3日の夜、家を出たまま帰らぬ人となった。
呉さんは、長安街(「恒久的な平和の街」の意味)で人民解放軍の兵士の銃弾に倒れた。徐 (Xu Jue)さんは、当局の厳しい監視と脅迫にもめげず、息子のために正義と真実を求めて闘ってきた。
丁子霖(Ding Zilin)さんは、病気で徐 さんの葬儀に出られないため、手紙を書いた。
「徐 さん、私の大切な友、私は力の限りを尽くしたけれど、あなたが生涯の最後の一歩を踏み出すのを止められなかった。今私にできることは、ただ、あなたが安らかで平和であるように祈るばかりです。
徐 さん、あなたは普通の人が強く求めても得られない、鉄の意志を持っていました。あなたは、持てるすべての力で最後まで闘い、人生に見事な終止符を打ちました。私はいつもあなたを思っています。私の大切な友よ。いまだ叶わぬあなたの願いが実現するよう、私は全力を尽くします」

当局は、天安門の母たちの要求に応え、今こそ事件を捜査し、説明責任を果たし、補償を提供すべきである。
政府は今こそ、指導力を発揮し、天安門事件の犠牲者の家族の摘発をやめ、彼らの正義への願いを叶えるときだ。

アムネスティ国際ニュース


〜〜〜
転送歓迎
【映画『709の人たち---不屈の中国人権派弁護士と支援者たち』上映会】
香港から盧敬華監督、江瓊珠監督が来日! 上映後にトークイベント

2015年7月9日、中国で人権派弁護士や活動家に対する大規模な弾圧が始まり、
250人近い人々がその標的となりました(いわゆる「709事件」)。
それから2年。
そのうち6人が「国家政権転覆」や「騒動挑発」の罪で有罪判決を受け、3人が裁判を待っています。
また、拷問や行方不明の事例も報告されています。
アムネスティはこれまで繰り返し、このような弾圧をやめるように、中国政府に要請してきました。

参考:「709事件」2周年にあたりアムネスティが発表したニュースリリース(英文)
https://www.amnesty.org/en/latest/news/2017/07/china-end-ruthless-crackdown-human-rights-lawyers-activists/

「709事件」2周年にあたり、アムネスティ日本はヒューマンライツ・ナウ、
ヒューマン・ライツ・ウォッチ、東京大学阿古智子研究室と、
映画『709の人たち---不屈の中国人権派弁護士と支援者たち』の上映会を共催することになりました。
この映画は、拘束された弁護士のうち14名と、その家族・友人及び支援者に迫ったドキュメンタリー作品です。
今回の上映会は、日本での初めて上映する機会になります。
また、上映会後には、香港から来日した監督らとの質疑応答が予定されています。

劉暁波さんの処遇を巡り改めて明るみに出た、中国で今なお続く人権派弁護士や活動家への弾圧について、
ぜひこの機会に一緒に考えませんか。

内容(予定)
1 映画の上映(上映時間:92分、日本語字幕付き)
2 盧敬華氏及び江瓊珠氏(映画『709の人たち』〔原題『709人們』〕監督・製作者)との質疑応答・意見交換
 ※中国語で質疑応答を行いますが、日本語の逐語通訳が入ります。
日時
2017年7月27日(木)18:00〜 (開場17:30)

会場
東京大学駒場キャンパスKOMCEE K213教室 (東京都目黒区駒場3-8-1)
京王井の頭線「駒場東大前」下車
駒場キャンパスまでのアクセス:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map02_02_j.html
駒場キャンパス内の地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_55_j.html

参加費
無料ですが、カンパを歓迎します。

申込不要

問い合わせ
tako19710528@gmail.com

主催
ヒューマンライツ・ナウ
ヒューマン・ライツ・ウォッチ
アムネスティ・インターナショナル日本
東京大学阿古智子研究室




--
劉暁波さん関連

http://www.amnestymedia.org/story.asp?ID=AKPQH&title=Liu_Xiaobo__A_giant_of_human_rights&language=English


▽ニュースを公開
http://www.amnesty.or.jp/news/2017/0714_6943.html


▽オンラインアクション終了(終了一覧に移動)

https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201706.html

▽フェイスブック
https://www.facebook.com/amnesty.japan

▽ツイッター
https://twitter.com/amnesty_or_jp?lang=ja

▽Youtubeで動画公開
http://www.amnesty.or.jp/library/

□■□ 緊急アクションに参加ください! ━━━━━━━━━━

▽ 中国政府への緊急要請:劉霞さんを今すぐ自由に!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201707.html

アクション期間:2017年7月21日〜9月25日(予定)
目標アクション参加者数:1000名
要請先:李克強・中国首相

○Facebook https://www.facebook.com/amnesty.japan
○ツイッター https://twitter.com/amnesty_or_jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□

中国政府の弾圧に屈せず、民主化のために闘い続けた劉暁波(りゅ
う・ぎょうは)さん。7月13日に亡くなる最後まで心配していたの
は、妻、劉霞(りゅう・か)さんの身の安全です。夫の釈放を求め
てきた彼女は、2010年から当局の自宅軟禁に置かれ、厳しい監視下
にあります。この"罰"には法的根拠はありません。

自由を奪われ、家族や友人とのつながりを断たれてきた霞さんは心
身ともに衰弱し、うつ病も進行しています。

劉霞さんの自宅軟禁を解き、彼女を自由にするよう、今すぐ中国首
相に要請してください!

▽ 中国政府への緊急要請:劉霞さんを今すぐ自由に!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201707.html


中国では、政府に反対の意見を述べたり、批判したりする者が当局
による容赦のない弾圧を受けています。劉暁波さんも、こうした犠
牲者の1人です。

2008年に、自由と平等、人権尊重を訴えた宣言「08憲章」を起草し
たことが原因で逮捕され、「国家政権転覆罪」で懲役11年の実刑判
決を下されたのです。2010年にはノーベル平和賞を受賞しますが、
中国政府はこの受賞を厳しく批判しました。

獄中の暁波さんに代わり授賞式に出席する準備をしていた霞さんは、
当局によって自宅に軟禁されます。罪状も法的根拠の説明も、一切
ありませんでした。それから今日までの約7年間、霞さんは社会との
接触をほぼ断たれています。

2013年に自宅から流出した手紙には「働かせてほしい」「医師と会
わせてほしい」「夫からの手紙を読ませてほしい」という霞さんの
必死の想いが綴られていたといいます。

劉暁波さんの存在は、自由と正義を求めて立ち上がる世界中の人た
ちに勇気を与えてきました。その暁波さんのために、私たちが今で
きることは、劉霞さんの命と安全を守ることです。国連やノルウェ
ー・ノーベル委員会、欧州連合、米国政府も彼女の釈放を求める声
明を発表しています。

▽ 中国政府への緊急要請:劉霞さんを今すぐ自由に!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201707.html


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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□


【劉暁波さんを悼み、劉霞さんの自由を求める集会】
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2017/0804_6967.html

中国政府の弾圧に屈せず、人権と民主化のために闘い続けた劉暁波さん。
7月13日に亡くなる最後まで心配していたのは、妻、劉霞さんの身の安全です。
夫の釈放を求めてきた彼女は、2010年から当局による自宅軟禁に置かれ、厳しい監視下にあります。
この罰"には法的根拠はありません。
自由を奪われ、家族や友人とのつながりを断たれてきた霞さんは心身ともに衰弱し、うつ病も進行しています。
劉霞さんの拘束は、一刻も早く終わらせなければなりません。

劉暁波さんを悼み、霞さんの自由を求める集会を開催いたします。
お二人との親交が深い及川淳子さんをお迎えし、お二人について語っていただきます。
特に、これまで「暁波さんの妻」という紹介の仕方がされることの多かった霞さんについて、その人となりについてご紹介いただきます。
皆様のご参加をお待ちいたしております。

日時:8月4日(金)19:00〜21:00(開場:18:30)
場所:東京・港勤労福祉会館「第一洋室」
(JR田町駅下車、三田口徒歩5分。都営地下鉄三田駅下車 A7出口でてすぐ左隣。第一京浜国道沿い〔芝5丁目交差点かど〕)
 http://www.city.minato.tokyo.jp/shisetsu/shokokaikan/kinrofukushi/01.html

講師:及川淳子(おいかわ・じゅんこ)さん
 桜美林大学専任講師。
 専門は現代中国の知識人・言論空間に関する研究。
 劉暁波・霞夫妻との親交が深い。

参加費:無料(カンパ歓迎)
お問い合わせ:アムネスティ日本 中国チーム(北井)kitaidaisuke@gmail.com
主催:アムネスティ・インターナショナル日本

*劉霞さんを自由にするよう中国政府に求める、オンラインアクションを展開中。
 詳細はアムネスティ日本ウェブサイト(https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201707.html)をご参照ください。

--
NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170805/k10011088131000.html



ラジオ・フリー・アジア

http://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/renquanfazhi/nz-08042017115003.html


グループ、チームの皆様

お疲れ様です。
スピーキングツアー2017「不屈力 ― 亡命から5年
盲目の人権活動家、初来日」の日程・詳細が確定いたしましたので、お知らせします。

今年のゲストは、なんと!あの陳光誠さんです。
ご存知の方も多いかと思いますが、陳さんは、中国ではだしの弁護士”として名を馳せた活動家です。
アムネスティとしても、支援をしてきた方です。

幼いころに病気で視力を失い、目が見えないことで、差別を経験した彼は、独学で学んだ法律を武器に障がい者や女性、地方で暮らす貧しい人たちに取り組みました。
しかし、「一人っ子政策」で女性たちが強制的に堕胎させられたことを告発しようとしたため、政府から激しい弾圧を受けるようになります。

そして、5年前、家族を守るために、生き延びて活動を続けるために、命がけで中国を脱出し、米国へ渡りました。
初来日となる今回の講演では、ご自身の経験と支えてくれた人たちのこと、さらに中国での弾圧の実態を語ります。

またとない機会です。
是非、ご友人、ご家族をお誘い合わせの上、お近くの会場にご来場ください。

中国チーム、各地域で活動するグループの皆様の協力の下、このプロジェクトは成り立っております。
また、講師への謝金、渡航費、国内滞在費・移動費等合わせて、このプロジェクト全体でおよそ300万円かかっております。
皆様のご寄付もお待ちしております。

<スピーキングツアー・スケジュール>

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▽ 札幌講演(北海道)
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2017/1021_7044.html

■10月21日(土)13:30―16:30(13:00 受付・開場)
■会場:北海道大学・遠友学舎
■参加費:無料

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▽ 盛岡講演(岩手)
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2017/1022_7046.html

■10月22日(日)14:00―16:30(13:30受付・開場)
■会場:エスポワールいわて
■参加費:無料

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▽ 鎌倉講演(神奈川)
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2017/1028_7047.html

■ 日時:10月28日(土) 13:30―16:30(受付・開場:13:00)
■ 場所:鎌倉恩籠教会 2階 会堂
■ 参加費:一般 500円、学生・障がい者 無料(学生証、障がい者手帳を提示)

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▽ 東京講演
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2017/1029_7048.html

■ 日時:10月29日(日) 14:00 - 17:00(受付・開場:13:30)
■ 場所:明治大学駿河台校舎アカデミーコモン2F A2・A3室
■ 参加費:無料

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▽ 徳島講演
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2017/1101_7049.html

■ 日時:11月1日(水) 18:30―20:30(受付・開場:18:00)
■ 場所:とくぎんトモニプラザ4階会議室2
■ 参加費:無料

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▽ 広島講演
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2017/1103_7050.html

■ 日時:11月3日(金) 14:00―16:00(受付・開場:13:30)
■ 場所:合人社ウェンデイひと・まちプラザ 研修室C
■ 参加費:一般 1,000円、学生・障がい者 500円(学生証、障がい者手帳の提示)

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▽ 京都講演
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2017/1104_7051.html

■ 日時:11月4日(土) 14:00 - 17:00(受付・開場:13:30)
■ 場所:京都大学吉田キャンパス・総合人間学部棟1102教室
■ 参加費:一般 1,000円 学生・障がい者 無料(学生証、障がい者手帳の提示)

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▽ 名古屋講演(愛知)
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2017/1105_7052.html

■ 日時:11月5日(日) 14:00 - 16:30(受付・開場:13:30)
■ 場所:名古屋市市民活動推進センター集会室
■ 参加費:一般 500円 学生・障がい者 無料(学生証、障がい者手帳の提示)

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中国:香港「雨傘運動」参加者多数 起訴のおそれ

2017年10月 3日
[国際事務局発表ニュース]

2014年9月から79日間も続いた民主化デモ「雨傘運動」では、おしなべて平和的であったにも関わらず、多数のデモ参加者が逮捕された。3年経った今も、逮捕された人たちは、起訴されるか否かわからない中途半端な状況に置かれている。
この状況は、表現の自由である平和的デモへの圧力となる。とりわけ香港の自治権や民主主義など、デリケートな問題にかかわるデモへの参加を抑制しかねない。起訴か不起訴が決まらないのは、被拘束者を法的に曖昧な状況に置くことであり、香港の人たちの人権への弊害ともなる。

委縮圧力

政府の発表によると、デモ期間中の逮捕者は、955人に達した。デモが終わってからも、デモの中心人物ら48人が逮捕された。
逮捕された人たちの容疑はさまざまだったが、「違法な集会」や「無許可の集会」もあった。多くの逮捕者は拘束を解かれたが、「起訴に足る証拠が出てくれば、再逮捕して裁判にかける」と言われている。
48人の中には、2015年に「違法な集会」容疑で逮捕された副教授の戴 耀廷(Benny Tai)さん、牧師の朱耀明(Chu Yiu-ming)さん、陳健民(Chan Kin-man)さんが含まれている。
今年3月、彼らの容疑は、さらに曖昧な「治安妨害」に代わった。この容疑で有罪なると、最高7年の刑を受ける。
今月初め、アムネスティは香港の袁国強・司法長官宛てに、逮捕された人たちの法的立場を明らかにすることを文書で求めた。それに対する司法省の回答は、「8月31日現在、逮捕者225人に司法手続きを取ったか、手続き中だ」ということだった。
また、起訴された人たちのうち、2人には、暴力行為があったことを強調した。アムネスティは、一部で小競り合いがあったことは認めるが、抗議活動は、概して平和的だったと認識している。一般の人たちが参加する集会において、一部少数の人たちによる暴力行為があったとしても、集会全体が制限や禁止、あるいは散会させる十分な理由とは言えない。
平和的なデモに参加する権利は、国際人権法と、香港の法律でも保護されているはずである。

曖昧な罪状

国連自由権規約委員会はこれまでに何度も、香港の公安条例における「違法な集会」など曖昧な規定とその執行は、国際人権法上の平和的な集会の権利を十分に満たしていない、と非難してきた。
8月、学生リーダーだった 之鋒(Joshua Wong)さん、周永康(Alex Chow)さん、羅冠聰(Nathan Law)さんの3人は、雨傘運動が起きるきっかけを作ったデモでの役割を問われて有罪判決を受け、6カ月から8カ月の刑を言い渡された。
曖昧で恣意的な解釈が可能な法律を適用し逮捕・起訴することは、民主主義を促進する動きを封じる狙いがあり、極めて政治的である。
アムネスティ国際ニュース
2017年9月26日


以下、転送・転載歓迎
**********

陳光誠氏講演会
不屈力 ― 亡命から5年 盲目の人権活動家初来日

5年前、ある人権活動家の亡命が世界の注目を集めました。
中国で"はだしの弁護士※"として名を馳せていた陳光誠さんです。

アムネスティ・インターナショナル日本は、来る10月18日からの約3週間、
陳光誠さんをお招きし、全国8カ所で講演会を開催します。
初来日となる今回の講演では、ご自身の経験と支えてくれた人たちのこと、
さらに中国での弾圧の実態を語ります。

陳光誠さんの経験を通して、今も中国で人権のために闘っている活動家たちの
ために、私たち一人ひとりができることを一緒に考えませんか。

※正式な弁護士資格は持たないが、法律家の不足している農村部などで
法律相談などの活動をする人のこと。

日時:11月4日(土)14:00-17:00(受付・開場 13:30)
講演:陳光誠さん
ファシリテーター:城山英巳さん(時事通信社外信部編集委員)
場所:京都大学吉田キャンパス・総合人間学部棟1102教室
〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html
参加費:一般 1,000円 学生・障がい者 無料(学生証、障がい者手帳の提示)
申込は下記イベントページにあるフォームから
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2017/1104_7051.html
要事前申込
主催:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
スピーキングツアー2017
http://www.amnesty.or.jp/human-rights/speaking_tour/2017/

【賛同金へのご協力のお願い】
陳光誠さんを米国より日本にお招きするのに、渡航費、宿泊費、国内移動費、
通訳手配などの経費で約282万円が必要です。
皆さまの賛同金で全国8カ所の講演会を支えてください。
3,000円以上で報告書を、50,000円以上でオリジナルTシャツを差し上げます。
▽ 寄付をする(賛同金の項目にチェックを入れてください)
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/donation/donate.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□■□ オンラインアクションに参加ください! ━━━━━━━

▽ 拷問の危機にある中国の人権派弁護士を救おう!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201710.html

アクション期間:2017年10月12日〜2018年1月上旬(予定)

要請先:中国公安部長(公安相)

★Facebookで「シェア」する!
https://www.facebook.com/amnesty.japan

★Twitterで「リツイート」する!
https://twitter.com/amnesty_or_jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□

中国の人権派弁護士・高智晟さんが、2017年8月13日、消息を絶ちました。
その後、北京の警察施設で拘束されているらしいことは分かりましたが、詳細はいまだに不明です。
中国共産党や国家主席を批判したために、拘束されていると考えられます。

高さんは以前拘束された際に、拷問を受けたと語っていました。今回も同様の危険があります。
拷問や虐待を防ぎ、高さんが一刻も早く自由の身となるよう、中国政府にメッセージを送ってください。

▽ 拷問の危機にある中国の人権派弁護士を救おう!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201710.html

・共同通信:https://this.kiji.is/293679134170219617?c=62479058578587648
・時事通信:https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102300993&g=pol

・産經新聞(10月30日掲載)
:http://www.sankei.com/world/news/171030/wor1710300030-n1.html
・読売新聞(10月31日掲載)
・NHK: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171029/k10011203291000.html
・NHK-BS: https://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/catch/archive/2017/10/1030.html
・日本テレビ:http://www.news24.jp/articles/2017/10/30/10376658.html
・新唐人:http://jp.ntdtv.com/


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世界人権デーイベント いま中国の人権問題を考える
映画『709の人たち---不屈の中国人権派弁護士とその家族たち』上映会とトークイベントのお知らせ

 2015年7月9日、この日を境に中国では300人ともいわれる規模で一斉に弁護士や活動家に対する取り締まりが行われました。約30人が拘束され、そのうち、逮捕、起訴され、有罪判決を受けた人もいます。依然、拘束を解かれておらず、どこで、どのように過ごしているのかさえ、わからない人もいます。事件の背景には、中国の民主化を警戒し、現体制の崩壊を恐れる習近平政権が、法律のエキスパートである弁護士たちに制裁を加えたとの指摘があります。
 中国の人権派弁護士たちは、社会的弱者の権利擁護のために奔走してきました。夫や友人、知人の早期釈放を求める家族や支援者は、国際社会の関心と支援が力になると言います。日本では弁護士について、あまり報じられてはきませんでしたが、拘置所や監獄で弁護士らがどのような扱いを受けているのか、ほとんど情報がなく、懸念する声が上がっています。国際社会が関心を示すことで、彼らが適切な扱いを受けるようになるかもしれません。
 夫の帰りを待つ妻や子どもたちの心の叫びを、隣国の日本からも聞いてみるべきではないか。そのような問題意識から、このたび、本イベントを企画いたしました。映画からは、弁護士とその家族、支援者が必死に生きる姿が伝わってきます。彼らの訴えを通して、人として、何を大切にすべきであるのか、何を追求すべきであるのかを共に考えたいと思います。
 なお、映画上映後には、映画監督の池谷薫氏、神戸大学の梶谷懐氏、東京大学の阿古智子氏によるトークセッションを行います。



日時:2017年12月7日(木)18:00開場、18:30上映開始(21:00終了予定)

場所:大阪市立総合生涯学習センター 第一研修室
大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階(http://osakademanabu.com/umeda/access)

参加費:500円
申し込み不要
問い合わせ:tako19710528@gmail.com

主催:認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ 関西グループ

共催:神戸大学現代中国研究拠点

協力:ヒューライツ大阪(一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター)、公益社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本

<アフタートーク 登壇者プロフィール>
池谷薫:1958年、東京生まれ。同志社大学卒業後、数多くのテレビドキュメンタリーを演出する。劇場デビュー作となった『延安の娘』(02年)は文化大革命に翻弄された父娘の再会を描き、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー映画賞ほか多数受賞。2作目の『蟻の兵隊』(06年)は「日本軍山西省残留問題」の真相に迫り記録的なロングランヒットとなる。3作目の『先祖になる』は東日本大震災で息子をなくした木こりの老人が自宅を再建するまでを追い、ベルリン国際映画祭エキュメニカル賞特別賞、香港国際映画祭グランプリ、文化庁映画賞大賞を受賞。4作目の『ルンタ』(15年) は非暴力の闘いに込められたチベット人の心を描く。2008年から13年まで立教大学現代心理学部映像身体学科の特任教授を務め、卒業制作としてプロデュースした『ちづる』は全国規模の劇場公開を果たす。著書に『蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相』(07年・新潮社)、『人間を撮る ドキュメンタリーがうまれる瞬間(とき)』(08年・平凡社・日本エッセイスト・クラブ賞)がある
。2017年9月より甲南女子大学文学部メディア表現学科教授。

梶谷懐:1970年大阪府生まれ。神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。神戸学院大学准教授などを経て、現在、神戸大学経済学部教授。専門は現代中国経済論。著書に『現代中国の財政金融システム――グローバル化と中央‐地方関係の経済学』(11年・名古屋大学出版会)、『「壁と卵」の現代中国論――リスク社会化する超大国とどう向き合うのか』(11年・人文書院)、『日本と中国、「脱近代」の誘惑――アジア的なものを再考する』(15年・太田出版)、『日本と中国経済――相互交流と衝突の100年』(16年・ちくま新書)がある。

阿古智子:1971年大阪府生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。大阪外国語大学、名古屋大学大学院を経て、香港大学教育学系Ph.D(博士)取得。在中国日本大使館専門調査員、早稲田大学准教授などを経て、2013年より現職。現代中国の政治・社会変動、農村の社会関係資本、農村から都市へ向かう出稼ぎ労働者、土地・戸籍制度、知識人や市民社会の動向などを研究している。著書に『貧者を喰らう国―中国格差社会からの警告』(14年・新潮選書)、『超大国・中国のゆくえ5 勃興する「民」』(共著、16年・東京大学出版会)がある。
以上


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