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◆ 近江の歴史と文化と人 滋賀コミュの◆近江神宮と天智天皇、競技かるた大会(二)

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◆近江神宮と天智天皇、競技かるた大会(二)

◆◇◆百人一首とかるた遊び、「競技かるた」の名人位決定戦・クイン位決定戦

 「競技かるた」(※注1)というのは、明治三十七年(一九〇四年)から始じまった百人一首を使った「かるた」のことである。「かるた遊び」は古くから行われてきたが、ルールを統一して全国で大会が行われるようになったのはこの年からである。

 現在では「全日本かるた協会」が全国各地で年間を通して「競技かるた大会」を開いていて、小学生から大人まで約十万人もの人が参加しているそうだ。滋賀県大津市の近江神宮では毎年一月に「競技かるた」の名人位決定戦・クイン位決定戦 の決定戦が行われ、「競技かるた」(※注2)の最高位が決められる(※注3)。

◆◇◆百人一首とかるた遊び、全国高校小倉百首かるた選手権大会

 高校球児の夢の舞台が甲子園であるように、高校生かるた選手にとって目標となっているのが、毎年七か八月に近江神宮において開催される高校選手権大会である。高校選手権は、大学選手権よりも長い歴史を持ち、昭和五十四年(一九七九年)八月十八日に第一回大会が開催されました。今年は、第二十八回全国高校小倉百首かるた選手権大会(競技かるた大会)が七月二十二日から、滋賀県大津市の近江神宮内の近江勧学館で始まる。全国の予選を勝ち抜いた高校の代表生徒たちが熱戦を繰り広げる。団体戦は七月二十二日、個人戦は七月二十三日に行われる。

※参考Hints&Notes(注釈)☆彡:*::*~☆~*:.,。・°・:*:★,。・°☆・。・゜★・。・。☆.・:*:★,。・°☆

(※注1) 現在、行われている「競技かるた」が始まったのは、明治三十七年です。もちろん、それ以前にも「かるた競技」は楽しまれていたが、ルールは場所によって様々であった。それを統一して、早く札を取るための方法を分析し、「競技かるた」を確立したのは、明治のジャーナリスト黒岩涙香でした。

 黒岩涙香は新聞「萬朝報」に「かるた早取り法」の特集記事を掲載して、第一回の全国競技会を、東京日本橋の常磐木倶楽部で開催した。その後、大正時代から昭和初期にかけて「競技かるた」は全国的に広がる。 そして昭和二十三年、戦争のために中断していたかるた界を復興、統一して「全日本かるた協会」が設立され、 平成八年八月より社団法人として活動している。

(※注2) 「競技かるた」は、藤原定家によって選出された「小倉百人一首」の「歌かるた」札を使用して行なわれる競技である。現在競技かるたを行う団体としては社団法人「全日本かるた協会」があり、その傘下に全国約百の競技団体がある。競技人口は約十万人とも言われる。

 競技のルールについては、一般的にはかるたと聞くと、大勢で札を囲んで、読み手が読んだ和歌の下の句の書かれた取り札を探す場面を想像する。これはいわゆる「お座敷かるた」あるいは「散らし取り」と呼ばれるゲームである。

 競技かるたは、大まかなルールはお座敷かるたと同じだが、それを一対一で行ない、取った枚数で勝敗を争うのではなく、先に手元の札を無くした者が勝ちとなる点で異なっている。

 また、競技かるたの試合において使用されるのは、小倉百人一首の札百枚のうち五十枚のみで、残りの札五十枚は読み手によって読まれるものの、その場には存在せず、取られることのない「空札(からふだ)」となる。この空札があるために、その場に無い札を触るお手つきが発生し、競技の面白さが増す。

(※注3) 「競技かるた」の名人位決定戦・クイン位決定戦 は、大津市近江神宮で毎年一月に開催されます。「競技かるた」の最高峰を決定する大会で名人戦は昭和三十年、 クイン戦は昭和三十二年から実施している。 全国の四段以上の選手が、男女それぞれトーナメント戦を行い、 勝ち抜いた選手が一月に現役の名人、クインに挑戦するという型式で行っている。


スサノヲ(スサノオ)

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