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試写会・映画館にてんやわんやコミュの『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』[ 2008年8月23日公開 ]

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字幕版。吹き替え版両対応とします。

●Introduction
遠い昔、はるかかなたの銀河系で繰り広げられるフォースをめぐる善と悪の争い。銀河系の支配を目論むパルパティーン、ドゥークー伯爵、グリーバス将軍らが率いる邪悪な敵からの危機が迫る中、宇宙の運命は勇敢なアナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、そしてアナキンの新たなパダワンであるアソーカらジェダイの騎士たちの手に託された。両者の激しい戦いが続くなか、驚くべき新事実が明らかになる…。

物語の舞台はエピソードIIとエピソードIIIの間で、これまで深く描かれることのなかった伝説の“クローン大戦”を中心に描かれる。アナキン・スカイウォーカーや、オビ=ワン・ケノービ、ヨーダ、パドメ・アミダラといったお馴染みのキャラクターをはじめ、アナキンのパダワンであるアソーカをはじめとした新たなヒーローたちも登場。さらに銀河系の支配を目論むパルパティーン、ドゥークー伯爵、グリーバス将軍らが率いる邪悪な敵も姿を現す。実写版では描ききれなかった驚くべき新事実が満載の一作。(作品資料より)
[ 2008年8月23日公開 ]

コメント(1)

 ボディチェックのため遅々として入れれず長蛇の列が並ぶところを我慢して行ってきました。
 シリーズお決まりの『遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・』のオープンニングシーンは歓声と拍手が。小地蔵もこれだけでクグッと感激しました。
 そしてさすがクローンウォーズとうたっているだけに、のっけから激しい戦闘シーン。さすがに人物を見ると3Dアニメに見えますが、戦闘シーン特に宇宙戦では実写シリーズとさほど変わらない映像でした。この辺は3Dアニメの描写技術の進歩を感じましたね。
 とにかく雲霞のごとく押し寄せる分離派のドゥークー伯爵の軍隊に対し、共和国のクローン部隊は押されつつも、ケノービやアナキンジェダイの騎士たちの活躍によって反撃していきます。3Dアニメのいいところはジェダイの騎士たちの戦い方が、よりスピード感を増して描かれていることです。実写版では充分描けなかった空中バトルも迫力ありましたよ。
 新キャラのアソーカは、気の強さでいい味だしていました。生意気なんだけれど、やることもきっちりこないタイプ。気むずかしくて孤高なアナキンでも思わず頼りにしてしまう相棒役にすっかりなっていました。
 ということで、スターウォーズに迫力あるバトルシーンを求めているファンにとっては大満足な作品です。
 その反面、シリーズの?から?にかけてアナキンのダークサイドへの心理の変23化やパドメとの恋などはほとんど触れられず、実写版の心理面での深みを求めてきたファン層にとって、薄っぺらい作品に見られてしまうでしょう。
 フォースの光と闇の力の相克にもあまり触れられず、ヨーダの登場シーンも少なめ。フォースあってこそのスターウォーズという向きには、失望するかもしれません。
 それでもシリーズを通しで見た北ファンにとって?から?に大きく空いたクローン戦争のエピソードの穴を埋めるのに充分な話でありました。
 まだまだ本作では、?の冒頭のような決着はついておらず、充分続編が作られる要素を残しており、今後が楽しみです。
 ラストのエンディングテーマは、実写版と同じもので、感涙もの。これで当分聞き納めというのが、誠に惜しむ限りですぅ〜。

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