Jose James 今よりもトラディショナルなものにするつもりだった。その核になるべくジョン・コルトレーンの曲(「Equinox」「Central Park West」「Resolution」)を録音して、最初はOKが出ていたんだけど、途中でアルバムに使用する許可を出してもらえなくなってしまい、アルバムの路線そのものを変えることになった。
Jose James ううん、ジャイルスはA&R、エグゼクティヴ・プロデューサー的な立場にいて、ジュニア・マンスと「Spirits Up Above」をやったり「Love」「Park Bench People」「Red」を録音したセッションには立ち会ってくれた。 でも彼も世界中を飛び回って忙しいからね(笑)。
Jose James ジュニアは1曲だけのスペシャルゲストだ。レギュラーグループはピアノのノリ・オチアイ、ベースのアレクシ・デヴィッド、ドラマーは2人いて、よりメロディアスなスタイル(タイトル曲や、今回アルバムからは漏れたコルトレーン・ナンバーなど)を得意とするルーク・デモラッシュと、レギュラーのドラマーであるスティーヴ・ライマン。彼の方がハードなスタイルのドラマーだ。
それ以外にはゲストで、オマー・アブドゥル・カリム(トランペット)、ガル・ベン・ハイム(ギター。イスラエル出身)、ライアン・ブラム(キーボード、「Love」の共作者)など。みんなニュースクール(New School For Jazz & Contemporary Music)時代の仲間なのさ。だから出身もバラバラ。
音楽にとっては素晴らしいことだよ。いろんな国籍の人間が一つの音楽を作るってことは。
--- 彼らとはどのくらい一緒にやっているんですか?
Jose James スティーヴ・ライマン、ノリ・オチアイ、アレクシ・デイヴィッドとはここ1年くらい一緒にやっている。
--- ライヴも?
Jose James ああ。それがメインのグループだ。これから始まるツアーではピアノがエラン・メーラーに変わるけどね。
--- 10回のセッションを行ったといっていたけど、レコーディング場所はニューヨーク?
Jose James すべてニューヨークのLofishというスタジオで録音したよ。
--- レコーディングはどうでした? 何かレコーディングに際してのエピソードなどはありますか?
Jose James スタジオにはオバケがいてさ!まじめな話だよ。レコーディングは深夜のムードが好きなので、すべて夜間に行っていたんだけど、深い時間になればなるほど、そしてスタジオにこもる時間が長くなればなるほど、変なことが起こるようになったんだ。