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戦艦大和 YAMAT01945コミュの戦艦大和はいくら?

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別のコミュで立てたトピックですが、ここの方が専門家が揃っているようなので、ここにも同じものを。

大和の性能諸元とか、大和の技術がいかに戦後経済に役立ったとか、そういったことは広く知られていますが、いったい大和はいくらだったんでしょう?
 大和は、昭和16年当時の金額で1億4000万円余でした。これを現在の金額に換算してみましょう。

 まず物価基準で考えると、大和艦内の売店で郵便葉書が1銭5厘、酒1升が1円80銭、ラムネが1銭、タバコが4銭〜10銭でした。現在の価格の2千〜1万分の1程度のようです。もっとも、艦内の売店だから市価よりは安かったのでしょうが。
 次に国家予算の面から検討すると、昭和11年の一般会計予算は23億、昭和12年は28億でした。これが国債をどの程度含むのか判りませんが、現在の約80兆円と比べれば2万5000〜3万分の1程度です。

 ここで、当時から現在までの経済成長の影響を考えてみましょう。国際化・工業化が進んで、世界から安い原材料を調達し、アジアの安い国で大量生産できるようになった結果、物価は本来値よりも安くなっていると考えられます。つまり上記の2000倍よりはもっと大きな係数を考える必要があります。
 一方、国家予算の方は、税制の違いを無視することになりますが、日本が豊かになった結果、政府の財布も大きくなったと考えるのが普通で、上記の2万5000倍という係数よりは小さめに見積もるべきでしょう。

 こう考えると、当時1億4000万円余の大和は、現在の価値にして7000億〜1兆5000億円くらいではないかというのが私の仮説です。
 さらに数字の根拠を与えるために、以下のような情報をご存じの方がいらっしゃれば、教えてください。

(例)
○高等文官試験を通った官僚の初任給や局長級の給料
○兵卒から将官までの軍人の給料
○一般企業の大卒ホワイトカラーの給料
○旋盤工や土方など肉体労働者の給料
○米など食料品や日用品の物価
○金の価格
○現在のアメリカの最新鋭空母の建造費

コメント(11)

現代のイージス艦が1000億円でしたっけ?
そこから考えてもらいてふさんの試算は結構リアリティがありそうですね^^
現実にフルスケールの大和を作るのが夢なんですけど、前に調べた時は5000億円くらいだった気がします。
さっそくのレスをどうもありがとうございます。
>しーちゃん様
現代の旋盤工や溶接工の方々の収入は存じております。高卒の見習いで15〜16万から始まって、たいていは30〜35万くらいで頭打ちになると聞きました。
私が知りたいのは、昭和10年代後半の工員の給料なんですが、ご存じありませんか?

>メタ様
イージス艦は艦型にもよりますが、2〜3000億とのことです。ただし、イージス艦で最もカネを喰っているのはレーダーシステムと米軍へのライセンス料ですから、戦艦大和とは明らかにコスト構造が異なります。
まず、使用鉄鋼量や動員工員数からしてケタがいくつも違うはずです。姉妹間の武蔵に至っては、主砲が重すぎて陸送できないので、主砲運搬専用の輸送船を新たに建造したそうです。私の記憶が正しければ、大和の主砲は室蘭で鍛造されたはずですから、大和の主砲にも専門の運搬船が用いられたのではないでせうか。
そう考えると、ハイテク駆逐艦に過ぎないイージス艦なんかよりは遙かに高価だったのではないかと思うんですが。
以前どこかのメーカーのキットの説明書には、
「現在の新幹線の路線をそのままもう一度作れる金額」
みたいな記載がされてました。
>ボンド大佐、コメントかたじけのうございます(敬礼)!

消費者物価指数は1800倍ですか。
では、金価格はどうでしょうか。
1930年に浜口内閣で井上準之助が金解禁をやりましたね。
当時、石橋湛山などは新平価での解禁を主張しましたが、井上は旧平価での解禁を断行しました。ここで旧平価とは1897年制定の貨幣法に基づく水準で、新平価とは、直前の円ドルレートのこと。
旧平価:1円=0.5ドル=金0.75g
新平価:1円=0.4ドル=金0.60g

2006年5月現在の金価格が1g=2400円程度なので、金価格を基準に考えると当時の1円は現在の1500〜2000円のようですね。
やはり、消費者物価指数と同じ範囲に収斂しました。

すると、イージス艦と同じく3000億円弱ということになります。
前述のように、イージス艦はレーダーシステムが高価なわけで、船体価格は1000億を切っているのではないかと思われます。大和はその数倍もの鉄鋼を使用しているので、3000億程度という試算にはある程度の信憑性がありますね。

とはいえ、1億4000万円余という値段は国家予算の5%であったわけで、これを現在に当てはめると4兆円にのぼります。もっとも、戦後の経済成長による税収増の影響を割り引いて考える必要がありますが。

なお、現在の米原子力空母の建造費は2〜4000億くらいで、艦載機の購入にほぼ同額かかるので、総額7000億くらいでしょうか。大和も主砲等の艤装に多額の経費がかかったであろうことを考えると、このくらいの値段なのかな。

大和建造当時のいろんな職業の給料、米価などの資料を持っている人はいませんか?
当時の金額では1億4287万円したそうです。
(下記HPを御参照下さい。)
http://www.biwa.ne.jp/~yamato/yamato.htm

大和の大きさや性能に見合うだけのお金が掛かっていたと言うことなんですね。
同型艦の武蔵を建造した、三菱重工造船所に電話していくらかかるか聞いた方が早い気もします。
軍人の給料だけですが。
このサイトはいかがですか?
海軍コーナーに画像で給料一覧があるようです。
http://www.dii.jda.go.jp/msdf/fourmss/index.html

>まさ吉様
三菱は現役で軍艦作ってるので確かにそれがいいかもしれませんね。
でも現代日本の造船業界の場合、人件費が高すぎて当時と比べるの難しいかも、という気もします……。(というか、現代はあらゆる分野で人件費高すぎますから……)
> くじら様

これはかたじけない情報。
海上自衛官の俸給と比較すると、5000倍から1万倍といったところでしょうか。現在では中卒で入隊したばかりの自衛隊生徒と海将との間に、90倍もの格差はありませんから、なかなか比較は難しいですね。

ところで、現在発売されている5/24号のSAPIOに興味深い記事がありました。
 敗戦まで日本人が竹島で経済的営みをしてきたことの証拠文書で、竹島が正当な日本領であることの根拠となります。これによると、隠岐の漁師が明治初期から毎年竹島に渡ってアシカ猟をしていましたが、昭和10年の場合は人件費は一人あたり100円でした。出漁期間は約2ヶ月なので、単純計算で月収50円となります。
 しかし、絶海の孤島で男だけで共同生活する不便や危険手当のようなものが多分に含まれているはずだから、当時の普通の漁師の月収は20〜30円と考えてよいのではないでしょうか。くじら様提供の軍人俸給表では二等下士官から一等兵に相当する金額ですが、社会的地位の面でも釣り合いがとれていると思います。
 現在の漁師は歩合給を含まない保障給で月20〜35万ですから、約1万倍といったところでしょうか。もっとも、魚群探知機などのおかげで生産性が上がり、しかも漁業人口が減って一人あたりの実入りがよくなったことを割り引いて考えれば、5000〜7000倍でしょうか。

人件費を基準に換算すると、大和の値段は1兆円弱となりそうですね。

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