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特定失踪者問題コミュの北、新たな拉致疑惑 10年不明の辻出さん 政府に情報、再捜査へ

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【北、新たな拉致疑惑 10年不明の辻出さん 政府に情報、再捜査へ】
9月8日8時7分配信 産経新聞

 平成10年に三重県伊勢市で失踪(しっそう)した女性が、北朝鮮に拉致されているとの情報が中朝関係筋から政府に寄せられていたことが7日、複数の政府関係者の話で分かった。女性は政府認定の拉致被害者や特定失踪者リストにも含まれておらず、捜査当局は拉致事件での立件を視野に再捜査を開始する方針を決めた。当時、現場近くに不審船の出入りがなかったかどうかなどを洗い直す。政府の拉致問題対策本部もこうした情報を把握、強い関心を示している。この女性が拉致されていることが確認されれば、18人目の拉致被害者になる。

 北朝鮮の金正日総書記は昭和60年代以降の拉致を否定しており、この拉致疑惑が事実であれば、北朝鮮の主張がまた一つ根底から崩れる可能性が出てきた。

 女性は宮崎県生まれで、伊勢市の地域雑誌「伊勢志摩」の編集記者をしていた津市の辻出紀子(つじで・のりこ)さん=失踪当時(24)。辻出さんは平成10年11月24日深夜に退社した後、行方不明となった。

 三重県警は、辻出さんが知人男性から伊勢市内の損害保険会社駐車場に呼び出されていたことを把握、事情聴取したが「当日夜に会ったが、付近の県道で車から降ろした後は知らない」などと話し、捜査は「迷宮」入りとなっていた。

 しかし、今年春ごろ、政府関係者に北朝鮮事情に詳しい中朝関係筋から「辻出紀子さんという方が北朝鮮にいるのではないか」との情報が寄せられていた。この際、日本側は「辻出さんの『つ』の字も出さなかったのに、先方から辻出さんの名前をフルネームで言った」(関係者)という。

 辻出さんに関しては、平成18年夏にも「北朝鮮で似たような人を見た」との情報が脱北者から寄せられたが、日本のNGOが調査した結果、別人と判明したこともあった。

 ただ今回、辻出さんの拉致情報が別ルートからも寄せられたことで、三重県警などは拉致事件の可能性を含め捜査を洗い直す方針だ。

 政府関係者は「第三国の人間が、拉致被害者や特定失踪者にもなっていない人の名前を知っているのは不自然だ」として高い関心を寄せている。

 北朝鮮による拉致事件をめぐっては、金総書記が小泉純一郎首相(当時)との平成14年9月の日朝首脳会談で日本人拉致を認めた上で、関係者の処罰や再発防止を約束。今年8月の日朝実務者協議では北朝鮮がすべての拉致被害者の再調査を行うと約束した。

 北朝鮮側は1日の福田康夫首相の辞任表明に伴い、再調査のための調査委員会設置を延期すると日本政府に通告したが、辻出さんの新たな拉致疑惑が浮上したことで、今後の日朝協議にも影響を与えそうだ。

                   ◇

 ■辻出さん拉致疑惑の経緯
 【平成10年11月23日】
 津市の辻出紀子さんがタイ旅行から帰国
 【24日昼ごろ】
 辻出さんは旅行写真の現像を写真店に依頼
 【同日午後11時ごろ】
 同年春に知り合った三重県内の男性が辻出さんに電話し、辻出さんを勤務先の三重県伊勢市内の出版社近くの損害保険会社駐車場に呼び出す。辻出さんは勤務先を退社
 【同日午後11時15分ごろ】
 辻出さんが駐車場で男性と携帯電話で会話
 【25日】
 駐車場で辻出さんの車を発見。バッグや携帯電話は見つからず。失踪後も預金を引き出した形跡なし
 【その後】
 ・男性は県警の事情聴取に対し、駐車場で辻出さんと会ったと認める。「1時間ほど駐車場で話した」「1〜2時間車に乗せて話し、近くの県道で降ろした後のことは知らない」などと供述
 ・この後、男性は別件の容疑で逮捕。「無罪になったら(辻出さん事件のことを)すべてを話す」と言っていたが、無罪判決を受けた後、明らかにせず

コメント(2)

【「またか」家族に憤り 北の拉致調査委設置延期】
09/05 12:57更新 産経ニュース

 北朝鮮が日朝実務者協議で約束した拉致被害者の再調査に関する「調査委員会」の設置延期を連絡してきたことに、被害者家族からは5日、「またか」「経済制裁の強化を」と憤りの声が上がった。

 家族会代表の飯塚繁雄さん(70)は「家族にとっては歯がゆく、残念だ。したたかな北朝鮮だから、様子を見ながら自国に有利に進めるよう虎視眈々としている。解決がまた長引いてしまう」と肩を落とす。

 見送りの口実を与えた形となった福田康夫首相の辞任表明には、「北朝鮮が動き出した時期に首相を辞めてしまう。(拉致問題で)北朝鮮との関係がどうなるとか考えていないのではないか」と疑問を投げかけた。

 横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父、滋さん(75)は「北朝鮮の合意を守らない態度は問題。(日本政府は)北朝鮮が言ってきたことをそのまま伝えるのではなく、強く抗議してほしい」と訴える。

 これまでに何度もでたらめな再調査結果を示してきた北朝鮮だけに、家族には、また“口約束”に終わるのではないかと強い不信感があった。

 家族会事務局長の増元照明さん(52)は「今までの経緯から、北朝鮮がこのような戦術に出てくることは分かっていたが、北朝鮮がやるべきことをやれば済むことで、日本の政局は関係ない。それを理由に解決の拒否を許せば、時間を無駄にするだけ。約束を守らないのなら、日本は経済制裁を強めるべきだ」と語気を強めた。
【拉致疑惑の辻出さん両親が会見「どこまで本当か分かりかねる」】
9月8日21時40分配信 産経新聞

 三重県伊勢市で平成10年に失踪(しっそう)し、北朝鮮に拉致されているとの情報があることが分かった津市の辻出(つじで)紀子(のりこ)さん=失踪当時(24)=の両親が8日、三重県庁で会見し、今後は拉致と一般事件の両面で捜査することを望むとした。
 また、会見に同席した特定失踪者問題調査会の真鍋貞樹副代表は、同会も同様の情報を把握していることを明かしたうえで、これまで非公開にしていた辻出さんの拉致の調査を公開に切り替え、政府にも働きかけるとした。
 会見で、辻出さんの父の泰晴さん(61)は「私には具体的な話はなく、(拉致が)どこまで本当か分かりかねる」と前置き。そのうえで「北朝鮮に拉致されているなら、生存している可能性が高いので親としてはありがたいが、たとえ拉致と認定されても解決されるかどうか難しい」と複雑な心境を明かした。
 母の美千代さん(59)も「情報の出所が分からない以上、逆に利用されているんじゃないかと疑いも持っている」と当惑ぎみの様子。それでも「ここまできたら拉致もという気持ちがある。(一般の事件捜査と)2つ平行でやっていかないといけないと思う」と話した。
 一方、真鍋副代表は辻出さんの拉致疑惑について、本紙の報道前に把握していたことを認めたうえで「これまでは情報を確認する術がなかった」とした。
 また、辻出さんが北朝鮮にいる場合は、日本政府に国内の捜査をこれまで以上に進めることや、北朝鮮に辻出さんの帰国を強く求めることを表明した。

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