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黒田 博樹(広島東洋カープ)コミュの黒田情報もろもろ

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コメント(536)

広島黒田5勝!日米200勝へM2「1試合1試合」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1661316.html
<日本生命セパ交流戦:楽天0−6広島>◇10日◇コボスタ宮城
 広島黒田博樹投手(41)が8回まで毎回走者を許しながら、粘りの投球で無失点に抑えた。
 41日ぶりの5勝目で、日米通算198勝。大記録まで残り2勝とした。
 1回無死一塁から3者連続三振の立ち上がり。しかし本調子ではなく、2回に先頭打者に安打を許すなど、走者を背負う投球が続いた。「序盤の得点があったので、ヒットはOK。リズムだけ作って行こうと思った」。セットポジションからの投球でもテンポを意識。スタメンに左打者を5人並べた楽天打線に、高めに投じたバックドアもさえた。2回以降、毎回安打となる9安打も本塁は踏ませなかった。
 41日ぶりの白星に「勝てていなかったのは知っていた。それよりも1試合1試合、次の登板に備えてやるだけ」と冷静だった。いよいよ大記録達成も目前。それでも黒田は「まずは次の試合にしっかりとした状態で上がることを考えたい」と最後まで冷静に、そして早くも次の登板を見据えた。
広島黒田、イチローから刺激「僕もまだまだ」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1662803.html
広島黒田は、マーリンズ・イチローの偉業を静かに見守る。ピート・ローズが持つ歴代最多4256安打まで、イチローは日米通算記録で残り4本に迫っている。ヤンキース時代に2シーズンをともに過ごした1学年上の尊敬する先輩だ。記録も偉大。「刺激というか、レベルが違う」。簡単に語れることではなかった。
 普段からメールで連絡を取り合うなど親交が深い。「1つ上ですけど、バリバリやられている。僕もまだまだやらないと、とは思います。(記録は)1人のファンとして楽しみ」。意識する段階ではないが、自身も日米通算200勝まで残り2勝に迫っている。次戦は17日オリックス戦(マツダスタジアム)で最後の交流戦登板に挑む。ファンを沸かせてチームに勢いをもたらす意味では黒田も同じ。レジェンドが海を越えて共鳴する。
広島黒田、6回3失点で日米通算199勝目ならず
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1664850.html
<日本生命セパ交流戦:広島6−4オリックス>◇17日◇マツダスタジアム
 広島先発黒田博樹投手(41)が6回6安打3失点(自責2)で降板し、今季6勝目を逃した。
 3回に安打と四球、ルナの失策も絡んで2点の先取を許した。5回には、クラークに再来日初安打となる1号ソロを浴びた。日米通算199勝目はならなかった。
広島黒田マツダで階段ダッシュ「刺激入れようと」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1666646.html
広島は21日、マツダスタジアムで全体練習を行った。
 登板間隔が空くため1軍登録を抹消中の黒田博樹投手(41)は練習メニューに階段ダッシュを取り入れた。
 マツダスタジアムの一塁側スタンドの階段を往復。汗だくになりながら下半身をいじめた。日米通算200勝まで残り2勝に迫る黒田は「間が空くし、入れられるところで刺激を入れようと思った。ローテも間隔が詰まってくると出来なくなるので」と説明した。
黒田、29日ヤクルト戦で登板
http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2016/06/27/0009227663.shtml
広島は28日からのヤクルト3連戦(三次、マツダ)に野村祐輔投手(27)、黒田博樹投手(41)、中村恭平投手(27)の順で先発する予定だ。現在、貯金14で、チームは18年ぶりの9連勝中。10連勝となれば1994年以来22年ぶりとなる。
 29日に登板する予定の黒田は、キャッチボールやポール間ダッシュなどで調整。「みんな自分で(連勝を)止めたくないという思いはあると思う。まずは自分たちで、できることをしっかりやってね。いつもと変わらずしっかり試合を作れるように。各投手がそうやっていけば、おのずと結果はついてくるので」と気を引き締めた。
 また、6連戦の初戦を任される野村は、強めのキャッチボールや短いダッシュなどで調整した。現在、ハーラー単独トップの8勝(2敗、防御率2・41)。「1試合、1試合が大事、長く投げられるようにしたい。チームの雰囲気もいいですし、勢いもあるので。勝てる試合を作れるようにしていきたいですね」と気合を入れた。
広島黒田「2度とない」満塁一掃打で200勝王手
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1670761.html
<広島8−1ヤクルト>◇29日◇マツダスタジアム
 広島黒田博樹投手(41)が6回、走者一掃の3点適時二塁打を放った。
 3点リードの6回。2死満塁から黒田はヤクルト成瀬の初球、内角低めの真っすぐをたたいて、前進守備の外野の頭上を襲った。今季27打席目での初安打が貴重な追加点をもたらした。
 「2度とないでしょう」と振り返る会心の当たりでリードを6点に広げ、自身の日米通算199勝とチームの11連勝に大きく貢献した。
広島黒田200勝達成 あす金沢中日戦で決める
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1673620.html
広島黒田が明日6日、日米通算200勝をかけて中日戦(金沢)に先発する。
 4日は今日、試合を行う富山で調整。「正直、今のところ実感はない。周りの皆さんが騒いでいるほど、現時点で意識はしていません。普通の登板と変わらぬ調整ができていると思います」。大記録達成を前にしても平常心を貫いた。
広島・黒田 200勝へ平常心「そこまで自分は意識してない」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/07/06/kiji/K20160706012911840.html
日米通算200勝に王手をかけている広島・黒田は、6日の中日戦(金沢)先発に向け、富山市民球場でキャッチボールなどで最終調整を行った。
 通常通り登板前日の報道陣への対応はなし。4日には「(200勝は)そこまで自分は現時点で意識してない。普通の登板に向けて調整するのとほぼ変わらなく調整できている」と平常心で順調ぶりをアピールしていた。
広島黒田次こそ200勝!13日巨人戦で決める
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1674432.html
<中日4−1広島>◇6日◇金沢
 わずか7球で2点を勝ち越された。広島黒田は6回、亀沢、平田には並行カウントから打たれ、ビシエドには初球を捉えられた。カウントを有利にしたい心理が手元を狂わせたか、3連打の球はいずれも高かった。19年ぶり金沢のマウンドは、皮肉にも19年前と同じ6回7安打3失点。結果も同じ黒星で、日米通算200勝は持ち越しとなった。
 「もう少し我慢強く投げないといけなかった。ボールが(中に)集まりすぎた。どうしても5回を過ぎてからストライクが欲しいところを捉えられた」
 試合後も淡々と振り返った。大記録がかかった試合という重圧も、過剰な意識もなく、マウンドに上がった。「記録どうこうではなく、目の前の試合にチームが勝つチャンスを与える投球をする。それは変わらない」。球場表示では最速146キロ。前回登板の19年前ほど球速はなくても、球を動かし、コースを突く投球を展開した。
 しかし2回、2死三塁から内角へのツーシームを石原が捕逸。先制点を許した。その後は粘った。味方打線が応え、6回には同点に追い付いた。流れが広島に傾きかけた直後、手元がわずかにズレたことで失点を重ねた。「結果的に6回の2点が一番痛かった」。それでも緒方監督は「クロ(黒田)はいつもチームの勝利のために投げてくれているし、言葉でもそれを発信してくれている」とベテランの姿勢をたたえた。次回登板は中6日で13日巨人戦。本拠地マツダスタジアムが濃厚だ。地元ファンが待つ広島で、今度こそ決める。
広島黒田、200勝へ調整「チームの勝ちを優先」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1676939.html
日米通算200勝にあと1勝としている広島の黒田博樹投手(41)が11日、マツダスタジアムで、先発が予定される13日の巨人戦に向けて調整した。
 6日の中日戦(金沢)では黒星を喫したが「チームの勝ちを優先して試合をつくるのは変わりない」と普段通りの表情だった。
 初勝利と通算100勝はいずれも巨人戦で挙げ、完投で飾った。「単なる巡り合わせ。どの相手でもやることは変わらない」と言うが、周囲の期待は高まる。「選手の背中を押すような雰囲気をつくってくれる」という本拠地で節目の勝利を目指す。
広島黒田、200勝また足踏み 7回途中6失点降板
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1678119.html
<広島0−6巨人>◇13日◇マツダスタジアム
 またも日米通算200勝はならなかった。広島黒田博樹投手(41)が7回途中、6失点で降板。ビハインドのままマウンドを降り、日米通算200勝は後半戦に持ち越しとなった。
 2回、先頭の阿部に初球真っすぐを右中間スタンドにソロ本塁打を運ばれ、先制を許した。さらに6回は2死三塁から再び阿部に一塁新井を強襲する適時打を浴びると、続く村田には内角球を左翼席に運ばれた。
 逆転を信じて7回のマウンドに上がるも、1死三塁から橋本到に適時二塁打、2死二塁から坂本に適時打を浴びてマウンドを降りた。6回2/3、110球を投げ10安打6失点。最後まで声援を送り続けたファンの期待に応えることはできなかった。
広島黒田「完璧に打たれた」村田被弾にファンため息
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1678223.html
<広島0−6巨人>◇13日◇マツダスタジアム
 広島黒田博樹投手(41)の日米通算200勝は、またもお預けとなった。前半戦最終ゲームの巨人13回戦(マツダスタジアム)に先発。6回2/3を投げ、今季ワーストの10安打を浴びて6失点と巨人打線に打ち込まれた。打線の援護にも恵まれず、今季5敗目。大台到達のかかったゲームは2試合連続で勝てなかった。
 見上げた白球は、無情にも広島ファンが集まる左翼席に着弾した。2点差に広がった6回。広島黒田は村田に対し、捕手石原のミット通りに内角低めへツーシームを投じた。狙ったコースへ軌道を描いた白球は、内角を狙っていた大砲によってはじき返された。記録達成を信じて集まったファンからは大きなため息がもれた。
 「展開上、あの本塁打が痛かった。完璧に打たれた。打ち方を見ると、そっちに頭があったのかな。今日の相手投手の状態を見ると、2点で抑えないといけなかった。自分としては勝負に行ったが、本塁打となった。力のなさ。地元で応援してもらって、結果で応えたいというのはある。5回までは何とかしのいだけど…」
 相手をたたえるしかなかった。立ち上がりからスプリットをカウント球、決め球、両方に使いながら、4回まで2安打1失点で滑り出した。だが、6回に暗転。無死二塁から2死三塁までこぎつけ、阿部の打球は一塁新井の正面へ転がるも、新井の手前でわずかにはねて右翼線に転がった。村田には試合を決定づける2ランを食らった。4点ビハインドになっても「行けるかと聞かれたら、行くしかない」と7回のマウンドにも上がった。だが、球が高めに浮き3本の長短打で2失点。7回途中、2被弾を含む10安打を浴び、今季ワーストタイの6失点でマウンドを降りた。
 前半戦最終戦を記録達成で飾れず、チームの連勝も4で止まった。緒方監督は「登板間隔が空くので、また節目の記録、勝利に貢献する投球をしてもらいたい」と変わらぬ期待を口にする。次回、後半戦最初の登板は23日阪神戦(マツダスタジアム)が濃厚だ。「常に次の試合、次の試合とやってきた。終わってしまったことはしょうがないので、次に向けて準備できることをやりたい」。2度の足踏みにも、いつも同じように次回登板を見据えた。三度目の正直で、ファンに歓喜を届ける。
広島黒田 200勝へ調整「通過点だと思う」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1682066.html
広島黒田博樹投手(41)がマツダスタジアムで行われた投手練習で汗を流した。
 キャッチボールや遠投、ダッシュで調整した。日米通算200勝にリーチをかけながら、前々回、前回と足踏みしている。次回は23日の阪神戦(マツダスタジアム)で登板予定。「やることは変わらない。個人的なことでまわりの選手に余計な気をつかわせて申し訳ない。通過点だと思う。その後に、それ以上の大きな目標がある。そこに向かってやっていければいいと思います」と意気込んだ。
広島黒田が日米200勝「数多くのサポートあった」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1683393.html
<広島7−0阪神>◇23日◇マツダスタジアム
 広島黒田博樹投手(41)が23日、今季7勝目を挙げ日米通算200勝を達成した。阪神相手に7回を投げ被安打5、無失点。今季最多の9三振を奪った。打線も初回に3点を挙げるなど大量7点を援護した。6月29日に199勝目を挙げた後、2度足踏みも三度目の正直で大台に到達した。
 試合後は「まさかこういう日を迎えられるとは思ってなかったのでうれしい。そこまで勝ったのかな、という気持ち。日本でも海外でも、数多くのサポートがあったからここまで勝てた」と海を渡り、広島に復帰を経ての偉業を振り返った。
  200勝は国内では過去24人が達成。日米通算での達成は近鉄と米大リーグのドジャースなどで活躍した野茂英雄に次いで、日本人選手2人目。
広島黒田「痛かった」筒香弾浴び201勝目ならず
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1687020.html
<広島5−7DeNA>◇30日◇マツダスタジアム
 日米通算201勝目はならなかった。広島黒田博樹投手(41)は5回にDeNA筒香に月間16本目の本塁打を浴びるなど、6回5安打5失点。日米通算200勝を挙げた次戦は悔しい結果に終わった。
 3回までは1安打投球で滑り出した。だが4回。中軸の梶谷、筒香を警戒した結果、連続四球で一、二塁。続くロペスに左翼へ先制適時二塁打を浴びると、倉本にも右前適時打を浴びた。さらにスクイズで失点した。
 自らの適時打で2点差とした6回、今度は警戒すべき打者に制球をわずかに乱した。2死から3番梶谷への初球フォークを拾われると、センターバックスクリーン左へソロ。4番筒香には2ボールから浮いたフォークをライナーで右中間へ運ばれた。「2死から、痛かったですね…」。連続被弾に思わず、天を仰いだ。
黒田がグラブを叩きつけて怒り露わに 11安打3失点で5回降板
http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2016/08/06/0009361166.shtml
「広島2−3巨人」(6日、マツダスタジアム)
 広島の黒田博樹投手がNPB復帰後ワーストとなる11安打を浴び、5回3失点で7敗目を喫した。
 初回1死一、三塁で阿部、村田を打ち取り無失点発進したが、2−0の二回に1失点。2−1の五回は先頭・長野の二塁打をきっかけにピンチを招くと坂本の右前適時打で同点。さらに村田の中越え適時二塁打で逆転を許した。
 五回を投げ終えると、グラブをベンチにたたきつけて悔しさをあらわにした右腕。試合を振り返り「立ち上がりの状態は悪くなかったが、回を追うごとにコントロールミスが多くなった。グラブ?戦っているので、打たれたら悔しいです」と言葉を並べた。
 緒方監督は五回での交代について「本人はもう1、2回は行きたかったと思うけど。球数が増えていったから。でもランナーを出しても粘って投げてくれたと思う」と話した。
黒田投手はできれば中10日で回してほしいけれど、
岡田くんも離脱した今、それも難しいんでしょうね。

去年は中4日で勝ち投手になったりしたけれど
やはり体力的にも限界が近づいてるのかな、悲しいけど。
今季で引退だろうから、1試合でも多く、黒田投手の投げる姿を観たいです。
広島黒田、山本浩二氏から名球会ブレザー受け取る
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1692688.html
<広島1−2阪神>◇10日◇マツダスタジアム
 広島黒田博樹投手(41)が試合前、日米通算200勝の表彰を受けた。
 球団などから目録を授与され、最後に名球会理事長の山本浩二元広島監督からブレザーを着させてもらった。初めて開幕投手を任せられた恩師から「おめでとう。これからが大変。チームのために頑張ってくれ」と声をかけられながら袖を通すと、山本氏から持たれた左手を高く上げた。表彰後は「まだ実感が湧かない」と言いながらも、頬を緩めた。
黒田「悔しい」筒香から3K熱投実らず…それでも巨人負けて6・5差のまま
http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2016/08/14/0009386632.shtml
「DeNA2−1広島」(13日、横浜スタジアム)
 広島が延長十回、今季5度目のサヨナラ負けだ。先発の黒田博樹投手(41)が、7回を8安打1失点の粘投。35本塁打の4番・筒香から3三振を奪うなど、気迫の投球でナインを鼓舞した。延長戦は今季14試合目で7勝6敗1分け。ただ、2位・巨人も敗れてゲーム差は変わらず6・5。切り替えてカード勝ち越しを狙う。
 今季14度目の延長に突入した一戦は、無念のサヨナラ負け。試合後、バスへ続く長い通路。前を向いて歩く黒田は、届かなかった勝利を悔いた。7回を8安打1失点。同点のまま降板となったが、マウンドではナインを必死に鼓舞した。
 「ここまできたら自分の成績どうこうじゃない。チームを勝たせたかった。それができなかったのが悔しい」
 1球、1勝の重みが増す終盤戦。最後はバットすら振らせなかった。六回1死一、三塁。打撃主要3部門で5傑に入る筒香に、真っ向勝負で挑んだ。フルカウントから6球目。最後は外角のボールゾーンから、入ってくるスライダー「バックドア」で見逃し三振に斬った。続くロペスは最速149キロで遊ゴロに。ピンチを脱した。
 初回、2死一塁での筒香との対戦。初球、梶谷は二盗を決めた。走るなら走れ−と、4番との対戦に全力集中。1−1から、内角高めのカットボールでファウルを取ると、4球目は同じコースの低めに、ツーシーム「フロントドア」を投げ込み空振り三振を奪った。四回も同球で見逃し三振に。強打者を完全に封じた。
 シーズン残り34試合。広島で初めて経験する優勝に刻一刻と近づいている。接戦が続く終盤戦。20年目のベテランは「個人的に重圧のない登板は経験がない」という。米大リーグヤンキース移籍2年目の13年シーズン。首、肩に痛みを抱える中、けん制で一塁に向けないほど深刻だった。
 それでも11勝で、200イニング到達。意地だった。「日本人がナメられてたまるか、と。その気持ちでマウンドに上がった。そういう日って意外と好投できたりするんよ」。常に逆境と闘ってきた。共に広島に戻った新井と2人、ベテランが快進撃を支えている。
 先発での日米通算200勝は次戦以降にお預けとなった。ただ、筒香相手に3奪三振。3併殺に熟練の技が凝縮された。「石原のリード通りに投げたら、いい結果になった」。好結果も敗戦に声は沈む。それでも107球の熱投は、ナインの心に響くはずだ。マジックは最短で17日に点灯する。25年ぶりの悲願へ前だけを向いて戦う。
広島黒田7回無失点、野茂に並んだ日米最多201勝
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1698058.html
<広島2−0ヤクルト>◇20日◇マツダスタジアム
 広島黒田は7回まで88球、2安打無失点と好投した。7回2死まで12アウトをゴロで奪うと、最後はバレンティンをスプリットでバットを振らせた。日米通算200勝を達成した7月23日阪神戦以来の今季8勝目でチームの連勝を5に伸ばした。
 初回は2安打を浴びた。「ブルペンから体も動かず、いつも以上に思った球を投げられずに苦しかった。開き直って、石原のリード通りにテンポ良く投げた」。立ち上がりを無失点で切り抜けると、2回以降は球を低めに集めた。山田、川端、畠山ら主力を欠くヤクルト打線にも、細心の注意を払った。外野への飛球もわずかに3つだった。
 投球だけではない。4回1死一、三塁で迎えた打席では、一塁線へスクイズを決めて先制点を奪った。投打で試合を支配した黒田に対し、緒方監督は「今日は黒田でしょう。打つ方でも打点を挙げてくれた」と最敬礼だ。
 この日は広島土砂災害からちょうど2年だった。「頭には入っていました。広島の街が少しでも元気になればいい」。日米通算201勝目となる先発200勝で、2位巨人とのゲーム差7を死守。広島の街をさらに元気にするゴールへ、緒方広島は加速した。
広島黒田72球6回3失点で降板
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1701170.html
<中日4−11広島>◇27日◇ナゴヤドーム
 広島黒田博樹投手(41)が6回3失点で降板した。
 立ち上がりは両サイドをつきながら緩急に使い、凡打の山を築いた。4回まで1人の走者も出さない完全投球も、5回に1死二塁から堂上に右前適時打を浴びた。2点リードとなった6回は1死三塁からエルナンデス、高橋に連続適時二塁打で同点。リードを守りきれなかった。
 試合序盤の好投から一転、中盤に失点を重ね、球数72球で交代した。
黒田&新井に県民栄誉賞!競泳の金藤も 25年ぶりVの前に大きな勲章
http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2016/08/31/0009440913.shtml
広島県の湯崎英彦知事(50)は30日、記者会見で広島の黒田博樹投手(41)、新井貴浩内野手(39)と、リオ五輪の競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した金藤理絵(27)に、県民栄誉賞を贈呈すると発表した。いずれも初受賞となる。
 黒田は7月23日の阪神戦(マツダ)で、史上2人目の日米通算200勝到達。盟友・新井との同時受賞に「うれしいです。まさかこの年齢で2人そろって、受賞できると思っていなかったので」と、素直に喜びを口にした。
 また、新井は4月26日のヤクルト戦(神宮)で、史上47人目の2000安打を達成した。「光栄です。自分でいいのか…という気持ちですよね。まわりの方が評価してくれてのものなので、うれしい」。25年ぶりの優勝は目前に迫る。悲願を前に投打のベテランが、大きな勲章を手にした。
広島黒田5回3失点降板
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1704620.html
<ヤクルト3−1広島>◇3日◇神宮
 広島黒田博樹投手(41)は5回5安打3失点で降板した。
 1回に1点をプレゼントされたものの、3回に逆転を許した。四球と安打で1死満塁となり、三ゴロの間に追いつかれた。さらに2死一、三塁となってからは西浦に右前適時打を浴びた。5回にはまたしても西浦に左前適時打を浴びて3失点。9勝目とはならなかった。
広島Vビールかけ駐車スペースで!黒田愛車を泡洗車
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1705647.html
男気(おとこぎ)の愛車も黄金色の泡まみれじゃ!? マジック4の広島が今日6日からマツダスタジアムで中日3連戦に臨む。2位巨人の結果次第だが、本拠地胴上げの可能性も十分で、祝勝会の準備も5日、本格化した。ビールかけに用意される本数は4800本。祝勝会会場を駐車スペースに利用する黒田博樹投手(41)も、愛車とともに至福の瞬間? を心待ち。25年ぶりの美酒を盛大に味わう舞台が整ってきた。
 最短Vは明日7日。広島は驚異的なペースでマジックを減らし、ゴールは目の前に迫ってきた。91年以来の優勝を彩る祝勝会も、25年ぶりの歓喜にふさわしいものとなりそうだ。関係者によると、ビールかけに用意されたビールは4800本という。昨季セ・リーグ覇者ヤクルトの1000本の4倍超。パVのソフトバンクもビールの本数は3000本だった。05年阪神、13年楽天の5000本に迫るものだ。
 会場はマツダスタジアム一塁側コンコース下にあるスペースだ。神宮での戦いを終えたナインは、この日が広島への移動日。主役となる選手の帰還と時を同じくして、この日から業者が会場設置の作業に取りかかった。快速マジック減らしに「思わぬスピードで(優勝が)近づいている。それにしっかり対応したい」(野平真広報室長)とうれしい悲鳴も上がる中、急ピッチで準備が進められている。前回Vを経験した球団職員は数人しかおらず、連日フル回転で舞台を整える。
 10日からは東京ドームでの巨人戦だけに、本拠地Vに選手の奮闘は欠かせない。今カードでの登板予定はない黒田は「地元で決められれば最高。明日(6日)からの3連戦で決めたいとみんな思っている」と、ナインの思いを代弁した。ちなみに、今回の祝勝会会場は、黒田が普段は愛車をとめるスペースでもある。「鈴木さん(球団本部長)から当日もとめるように言われた。(ビールかけが洗車代わりとなり)洗車しなくて済むからいいかもね」と舌も滑らかだった。
 天然芝のグラウンドでのビールかけが実施不可のため、前回V時のようにファンから見える場所での祝勝会ではないが、サプライズも準備。優勝決定後、球場内で緒方監督だけでなく、数選手がマイクを握る異例の「優勝会見」を行うことが決定。地元ファンと喜びを共有したい球団の意向だ。黒田の男気コメントや新井の男泣き、鈴木の決めセリフ「最高でーす!」が聞けるかもしれない。
広島黒田、巨人戦先発へ「やることは変わりません」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1707347.html
広島黒田博樹投手(41)ら先発投手陣が9日、マツダスタジアムで投手練習を行った。
 10日巨人戦(東京ドーム)に先発する黒田はキャッチボール、遠投、ショートダッシュで調整。「やることは変わりませんよ、うちが完璧に有利なのは変わらない。変える必要はない」と話した。
 その後、東京へと入った。
広島優勝に黒田が泣いた「ファンにお礼を言いたい」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1706096.html
<巨人4−6広島>◇10日◇東京ドーム
 何という巡り合わせだろう。四半世紀ぶりの広島美酒の日。先発マウンドに立ったのは、黒田博樹投手(41)だった。
 6回3失点の粘投で勝負強さを発揮し巨人を下しての優勝星。マウンド上でできた歓喜の輪で新井の姿を見つけると10秒ほど抱き合い、お互いの胸で泣いた。
 「最後だと思って目いっぱいいきました。(涙は)いろいろ思い出すことがあって感極まった。(広島に復帰して)よかった。25年、待ってくれたファンにお礼を言いたい」と話した。
 再び時が動き始めたのは14年オフ。メジャーでの巨額契約を断り、日本球界復帰を決断。15年2月16日の会見で語った。「06年に最初のFA権を取得した際の最終戦でファンの人たちに心を動かしてもらったので、今度は逆に自分がそのファンの人たちの気持ちを動かせれば良いかなという気持ちが一番強かった」。男気と表現される言動の背景には、いつも人を思う気持ちがある。
 7月23日阪神戦で史上2人目の日米通算200勝を達成し「今年のチームは20年やってきた中でもベストなチーム。最後はそのチームメートと優勝したい」。その右腕の姿に、どれだけの人の心が突き動かされただろう。
 この日も闘志がほとばしる場面が。4回表に逆転した直後、巨人マイコラスが安部に死球をぶつけたシーンで激怒。三塁ベンチ前でキャッチボールしていたが、マウンドに近づこうとして止められたが、その心意気はベンチの誰もが感じとっていた。
 自らのためだけでなく、ファンのため、友のために戦う男。野球の神様は、黒田だからこそ、最高の舞台を用意してくれたに違いなかった。
広島・黒田、新井、22日に県民栄誉賞授賞式
http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2016/09/16/0009495181.shtml
広島は16日、黒田博樹投手と新井貴浩内野手が受賞した「広島県民栄誉賞」の授賞式が、22日の阪神戦(マツダスタジアム)の試合前に行われると発表した。
 湯崎英彦広島県知事から表彰状および記念品として彫刻家・圓鍔勝三氏製作のブロンズ像「あおぞら」が贈られる。
CS第3戦へ異例調整法!広島・黒田、18年ぶり教育L登板へ
http://www.sanspo.com/baseball/news/20160921/car16092105030001-n1.html
広島・黒田博樹投手(41)が10月3日から宮崎で開催される秋季教育フェニックス・リーグに参戦することが20日、決まった。同12日から始まるクライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージに向けての調整が目的。秋季教育リーグでの登板となれば、入団2年目の1998年に投げたハイサイリーグ(沖縄開催)以来、18年ぶり。男気右腕が若手に交じり、日本シリーズ進出へ汗を流す。
10月12日から始まるCSファイナルステージへ、41歳ベテラン右腕が異例の調整に入る。畝投手コーチが「もちろんクロ(黒田)にも投げてもらう」と10月3日から始まる宮崎フェニックス・リーグに参加することを明かした。実戦感覚を保ち、体の状態を上げるために、メジャーで79勝した年俸6億円右腕が、18年ぶりに秋季教育リーグに登板する。
 25年ぶりの優勝を決めた10日の巨人戦(東京D)で勝利投手となり、翌11日に出場選手登録を抹消。緒方監督も「これまで満身創痍(そうい)で戦っていた」と古傷の首痛や、それに伴う右肩痛を改善するために時間を与えた。
 体のメンテナンスが完了すれば、25日のヤクルト戦(マツダ)で7年連続の2桁星をかけて戦列に復帰する予定。レギュラーシーズンが終われば、宮崎へ。わずか1勝に終わったプロ2年目、前身のハイサイリーグの1998年10月13日の日本ハム戦(沖縄)以来の教育リーグ登板となる。
CSのファイナルステージではジョンソン、野村と続いて3戦目の14日での登板が有力。フェニックス・リーグでは6日の西武戦(天福)で最終登板し、中7日でCSに向かうことが濃厚だ。
 黒田はこの日はリフレッシュのため、マツダスタジアムでの投手指名練習には参加しなかった。
 「CS、日本シリーズとね、短期決戦になってくるので、今まで以上にチーム一丸となって、戦っていきたいなと思います」とすでに気持ちは日本一へ向いている。ベテラン右腕が異例の調整を踏み、32年ぶりの日本一へ全力を注ぐ。
広島黒田「尊敬できる方」引退表明三浦をねぎらう
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1713377.html
広島黒田博樹投手(41)が20日に現役引退を表明したDeNA三浦をねぎらった。
 長年しのぎを削ったエース同士。共にアテネ五輪にも出場するなど、切磋琢磨(せっさたくま)した。
 「身近な先発投手。長年エースとしてやってこられた。アテネも一緒だったし、一選手として尊敬できる方だった」と話した。
広島黒田7年連続2ケタ勝利 激走で逆転呼び込んだ
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1718566.html
<広島3−1ヤクルト>◇1日◇マツダスタジアム
 投げて、打って、走って、広島黒田博樹投手(41)が7年連続2桁勝利を記録した。激走が逆転を呼び込んだ。1点を追う6回。中前打を放ち二塁進塁後、エルドレッドの左前打で三塁を蹴って一気に本塁を駆け抜けた。一塁のときから第2リードを繰り返した好スタートが同点を呼び、松山の勝ち越し打を生んだ。
 投げては1回に1点を失うも、2回以降は要所を締め、5回から完全投球。「一発勝負になると走者が出ようが、1点に抑える、最少失点に抑えることが大事。今日はそれができたんじゃないかなと思います」。7回82球でCSへ向けた最終登板を終えた。
 2桁勝利には冷静だ。「先発の勝ち負けは自分自身でコントロールできない。毎年ケガをせずコンスタントに投げてこないと、そういう数字にはならない」。積み重ねた投球回は日米通算3340回2/3。「簡単なように見えて大変なこと。その準備をしてマウンドに上がってそれだけのイニングを投げていくことは大変。ただ、それを聞くとあちこち痛くなる」。参考記録ながら工藤(現ソフトバンク監督)の3336回2/3を超え、歴代16位となった。
 球団最高勝率での優勝を先頭に立って引っ張った。日米200勝を達成した記念につくった腕時計、赤いオリジナルの「G−SHOCK」とTシャツをチームメートや裏方全員に自費でプレゼント。常にチーム一丸を胸にした。「準備の仕方は体を見ながら、コーチと話をしながら決めていきたいなと思います」。実戦形式の調整登板を経て、14日先発へ。戦いはまだ終わっていない。黒田の目がそう言っていた。
広島黒田、決戦へ気迫「今まで通りの戦いをやる」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1722915.html
広島は10日、本拠地マツダスタジアムでナイター練習を行った。練習中にCSファイナルステージの相手がDeNAに決まると、ナインは一気に戦闘モードに入った。
 3戦目の先発が予想される黒田は気迫でマウンドに上がる。練習中にキャッチボールを中断し、顔をゆがめながら右肩と脇腹のマッサージを受ける場面があった。その後は2人のトレーナーと畝投手コーチを交え、約10分間話し合った。だが「いつものことなので、問題ないです。今までやってきた通りの戦いをやるだけ」と意気込んだ。畝投手コーチも「問題ない」と説明した。
黒田3失点「自分の責任」歓喜の9・10再現ならず
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1724463.html
<セCSファイナルステージ:広島0−3DeNA>◇第3戦◇14日◇マツダスタジアム
 歓喜の「9・10」再現とはいかなかった。静かなダッグアウト裏通路で、先発した広島黒田博樹投手(41)は敗戦の責任を一身に背負った。怒りを押し殺したように、表情を変えずに投球を振り返った。
 「一番は自分のやりたいことができないという歯がゆさがある。自分の力のなさだと思う。立ち上がりはそんなに悪くないし、ブルペンでも悪くなかったけど、結果的にこういう結果になったので、自分の責任」
 10日の練習中にキャッチボールを中断し、右肩と脇腹のマッサージを受ける場面あった。黒田は「結果がすべて。シーズン中と変わらない状態でマウンドに上がれた」とコンディション不良を否定し、言い訳は一切口にしなかった。だが4回、2死一塁からエリアンへ「容易に行きすぎた」と悔やんだ内角球は、右翼席に吸い込まれた。5回にも筒香を歩かせた直後に適時打を浴び、7安打3失点で降板した。
 9月10日、25年ぶりのリーグ優勝を決めた巨人戦の再現が期待された。1番から9番まで、オーダーは全く同じ。緒方監督は「向こうもすごくいいプレーをしているし、ただこっちも気持ちで全然負けていない。ミスがあったので、その反省を踏まえた上で臨みたい」と敗戦にも動じなかった。黒田も「また明日切り替えて。まだ1つ負けただけ。またみんなで1つになって戦っていく。みんなの気持ちは変わらない。また明日」と最後は前を向いた。黒田のように、ナインが感じた悔しさを次なる戦いにぶつけ、今日こそCS突破を決める。
広島黒田「大谷との対戦は楽しみとは考えられない」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1725783.html
広島黒田が日本シリーズで「打者大谷」と初めて対戦する。日本ハムとは、06年5月20日に完投勝利を挙げて以来の対戦。日本復帰後初対戦で、当然大谷との対戦はない。「日本球界で特別な存在。そういう選手と対戦することを楽しみとは考えられない。しっかりした投球ができればいいかなと思っています」。特別視しながらも、いつも通り平常心を貫いた。17日全体練習が再開。黒田は階段ダッシュで汗を流した。対戦相手が決まり、調整のペースも上がった。
 大一番を前に、元チームメートに勇気づけられた。ドジャース・カーショーが地区シリーズ最終戦の中継ぎ登板から中2日でナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発。7回2安打無失点の好投で勝利に導いた。ドジャース時代にキャッチボール相手でもあった盟友の姿に「気持ちが熱くなるものがあった」。これ以上ない刺激をもらった。
広島黒田が現役引退「個人的なことで申し訳ない」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1726009.html
さらば黒田−。広島黒田博樹投手(41)が今季限りで現役を引退することが18日、分かった。同日中に記者会見を行う。
 この日はスーツでマツダスタジアム入り。黒田の意向もあり、練習前にナインに自らの口で伝えた。「個人的なことで申し訳ないが、日本シリーズ限りでユニホームを脱ぐことを決めました」などと話した。25年ぶりの優勝をつかみとった男気(おとこぎ)右腕らしく、格好良くユニホームを脱ぐ。
 黒田はここ何年も、自分の去就と向き合ってきた。広島に復帰した14年12月も、引退は広島復帰と同等の割合で頭にあった。最終的には「あと何年野球ができるかわからない。カープで野球をするほうが、より1球の重みを感じられると思った」と復帰を決断。20億円とも言われたメジャーからの巨額のオファーを断った。「男気」は黒田を象徴する言葉となった。
 昨季は11勝を挙げたが、昨オフも去就に悩んだ末に現役続行を決めた。「ぜいたくでわがままかもしれないですけど、この年齢になって、この体でもう1年野球をするというのはしんどい」とこぼしていたが最後は「(若い選手に)必要とされている部分を見せられると、振り切ってまで(やめる)というのは難しい。特にまだまだ伸びしろのある投手がたくさんいるので、少しでもプラスになるなら」と現役続行を決めていた。
 退路を断って臨んだ今季は開幕2戦目のDeNA戦で初勝利続く4月2日の巨人戦(東京ドーム)では日本球界復帰後初完封。4月30日までに6戦で4勝をマークするなど好スタートを切った。勝ち星に恵まれない時期もあったが7月23日阪神戦(マツダスタジアム)では7回無失点で7勝目。これが日米通算200勝目の節目となった。その後も優勝を決めた9月10日の巨人戦(東京ドーム)で先発。6回3失点で9勝目をマークしていた。シーズン最終戦となった10月1日のヤクルト戦(マツダスタジアム)でも7回1失点で勝ち、7年連続2桁勝利をマークした。
 輝かしい成績の一方で、体はボロボロだった。メジャー時代に打球を頭部に受けた09年からは後遺症とも闘った。試合前に「背中の骨がスレてる感じ」で首をひねることができなくても、「日本人がナメられてたまるか」とマウンドに上がったという。昨季は右腓骨(ひこつ)筋腱(けん)周囲炎(右足首の炎症)で抹消を経験。今季も慢性的な肩痛、首痛に悩まされていた。CSでの登板を控えた今月10日にはキャッチボールを中断して、トレーナーからマッサージを受けた。「いつものこと」と話したが、体は限界だった。
 チームへの還元は大きく、今季も後輩へのアドバイスを惜しまなかった。CS前には球団にモチベーションビデオを提案し、作成に立ち会った。「広島のために」を思い続けていた。
 黒田は96年に逆指名によるドラフト2位で入団。07年まで広島でプレーした後、FA宣言でメジャーに移籍した。06年から挑戦の意思はあったものの、ファンの熱意に押される形で残留。07年に涙の末に移籍した。メジャー通算7年間で79勝79敗。14年には8年ぶりに広島に復帰していた。
 日米通算203勝184敗、防御率は3・51。05年に最多勝、06年に最優秀防御率を受賞。ベストナイン、ゴールデングラブ賞を1回受賞。通算3340回2/3を投げた。
黒田は第3戦に先発 緒方監督が明言
http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2016/10/21/0009599676.shtml
広島の緒方孝市監督が21日、今季限りでの現役引退を表明している黒田博樹投手を、日本ハムとの日本シリーズ第3戦(24日・札幌ドーム)に先発させると明言した。マツダスタジアムでの監督会見で「彼は3戦目に投げさせる。チームが黒田とともに日本一になれるような投手起用を考えた。CSが終わってから、そこに向けて調整してもらっている」と話した。
黒田、第3戦先発へ気合「ファンに喜んでもらえれば」
http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2016/10/24/0009608252.shtml
「日本シリーズ・第3戦、日本ハム−広島」(25日、札幌ドーム)
 今季限りでの現役引退を表明した広島・黒田博樹投手(41)が24日、先発する第3戦に向けて最終調整を行った。通常、登板前日はキャッチボール、遠投後、平地で投球間の距離をとって、捕手を座らせた投球がルーティン。だが、この日は札幌ドームのマウンドに立ち、21球の投球練習を行った。
 変化球を交えながら、マウンドの傾斜や、硬さなどを入念に確認。「あまり気にならないですね。結構来ているので。オールスターでも長嶋ジャパンでもね」と好感触を得ていた。日本シリーズ第1、2戦を連勝し、巡ってきたバトン。黒田が勝ってつなげば、32年ぶりの日本一へ王手を掛ける。
 この日、広島空港から空路で札幌に移動。1000人を超えるファンに見送られながら、決戦の地に足を踏み入れた。勝敗次第では現役最終登板になる可能性もある。翌日に控える登板を前に、黒田は「ファンの人に喜んでもらえたらね、それでいい」と気を引き締め、球場を後にした。
広島黒田が引退会見、ラスト大谷は「いい思い出に」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1733739.html
今季限りで現役を引退した広島の黒田博樹投手(41)が4日、広島市のマツダスタジアムで記者会見し「ほっとしたのが一番。ことし1年、多少のけがはあったけど、チームに貢献できたかなという安心感が強い。出来過ぎの野球人生だったと思う。こういう形でリーグ優勝もできた。満足できる野球人生だった」と晴れやかな表情だった。
 引退を表明した10月18日は日本シリーズを控えていたため、現役生活を振り返らなかった。この日は印象に残る試合として「現時点では、リーグ優勝を決めた試合でマウンドに入れたのは大きかった」と25年ぶりにリーグ制覇を果たした9月10日の巨人戦を挙げた。
 最後の登板となった10月25日の日本シリーズ第3戦は脚がつり、1失点で6回途中に降板。カープのユニホームで投げたかったという現役最後の1球は日本ハムの大谷翔平選手への球となり「(直後に降板し)悔しい気持ちもあるけど、最後に投げた球が彼だったといううれしい気持ちもある。いい思い出になる」と素直に口にした。
 今後は「取りあえず野球を離れてゆっくりしたい」と言う。将来的な指導者について「まだそこまで想像していないけど、せっかく米国と日本で野球をさせてもらった。いろんな人に還元できることがあれば還元したい。先のことはゆっくり考えていきたい」と話した。
店内のショーケースに展示してみました🤗

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黒田 博樹(広島東洋カープ) 更新情報

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