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いわきの「日々の新聞」コミュの日々の新聞のメルマガ

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 メルマガです。こんな感じです。

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 メールマガジン 2.1 Fri

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Chapterー1 ちょっといい話

「30年前の約束」 

 「お伺いします。○○と申します。日々の新聞の94号で紹介された元
いわき明星大学の山口佳己先生に連絡を取りたいのですが、ご住所を
教えていただけないでしょうか。山口先生は大学の恩師で、実は一度お
会いしてお詫びしなければならないことがあるのです。どうかよろしくお願い
します」
 2週間ほど前、編集室にそんなメールが届いた。名古屋の男性からで、
最初に、大学に問い合わせてみたけれど、退職しているので連絡は難し
いと言われ、困っていた様子だった。山口先生にその旨を伝え、男性と
先生の橋渡しをした。

 男性は30年ほど前、山口先生の講義を履修し、最後の講義で出さ
れた課題を提出しなかった。「急がなくていいからちゃんとレポートを出す
ように。単位はつけておくから」と、先生から電話をもらい、成績表には
約束通りAの評価がつけられていたが、男性はレポートを提出しないまま
だった。
 男性はそのことが気になって、その後、方々の大学(山口先生はいろい
ろな大学で教えていた)や学会に手紙の転送をお願いしたが、引き受け
てもらえず、途方に暮れていたという。

 先日、山口先生からはがきが届いた。「巡り巡って、30年前のフランス
語履修者とまさか出会うとは。定年後、相変わらず遊んでおります」と。
先生の文字は、うれしく踊っていた。

 ■山口先生の写真展「星の王子の砂漠にて」が5月17日から22日まで、
慶応大学日吉キャンパス「来往社」一階・シンポジウムスペースで開かれる。
機会があったらどうぞ。
 

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Chapterー2 まちなかのドーナツ屋さん

 
 いわき駅前のイトーヨーカ堂に向かう通りに、ドーナツ屋「けやき」が1日、開店した。精神障害を持つ人たちのお店で、平・作町の「カフェ&ギャラリー北山」の姉妹店。障害を持つ人たちが3人とサポートする2人、5人でドーナツを作って販売している。
 定番の豆乳おからドーナツ、黒糖きなこドーナツ、ココア・チョコレートドーナツ、ハニーコーンフレークドーナツなど、手づくりドーナツが並んでいる。障害を持つ人たちのお店では最もまちなかにあり、障害を持った人たちは接客をしながら、さまざまな人とふれあえるという。
 東京の町田市のまちなかに、障害を持つ人たちのアイスキャンディー屋ができたのは、もう20年ほど前のこと。いわきにもやっと、まちなかにそういうお店ができた。

 ドーナツ屋「けやき」にはギャラリーがあって、野島美穂さんの絵画インスタレーション展が28日まで開かれている。
 
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 Chapterー3 山口先生のこと
 
    
 山口研次先生を取材して感じたのは「先生道」だった。上をめざすものがいたら徹底的につきあう。その根底にあるのは。若いうちにとことんやってみること。その時期に自分を鍛え叩いておかないと、あとで苦労するということを身を持って知っているからだろう。それは勉強に限らない、スポーツでも芸術でも夢中になって一心不乱に取り組めば、高いところに立ったものでしか見えないものが見えてくる。

 戦争体験が人生のベースにある。だからヒューマニストで飄々としている。だが許せないことは許せない。ごみが落ちていると自ら拾って歩く。高いところにいるから生徒を温かく見ることができる。

 「デモをする」といってきかないので「ああ行ってこい」と言ったら小太郎町のNHKまで行って帰ってきた。塾講師の授業を見て「うまいもんだなぁ」と感心し、バスケットボールのけんか腰の練習を見て、あれがあるから勝てるんだろう、と思う。

 前橋高校の一団が視察に来たとき「平駅のトイレが汚かった」と言われた。それをポツンと言った。それ以外は言わない。心の奥底で「自分が住んでいるまちが、恥ずかしい」と思ったのかもしれない。

 山口先生が最後に言った「これからは厳しくなりますよ」という言葉。それは社会にシンがない、と言うことなのだと思う。シンとは「真」であり「信」であり「心」や「芯」。とことんやらないぬるいごまかしが横行する世の中は、知らず知らずに崩れ、ある日一気に崩壊して立ち上がれなくなる。山口先生の眼差しがそれを物語っていた。
 

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Chapterー4 あるランチ 越田和
 
■ミックスガーリックハンバーグ
 
 市内のハンバーグ屋さんではピカイチ。文句なし。ミックスガーリックハンバーグはデミグラスソースとガーリックソースのミックスだが、事情が許せば、すべてガーリックソースのガーリックハンバーグを薦めたい。ただ、ニンニク臭がかなり残る。値段はライス付きで1200円程度。コーヒー、デザートは別料金。ハンバーグそのもの、さらにソースがうまい。
ただ、ランチはグンとランクが下がるのでお薦めできない。
 

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Chapterー5 ウクレレ奏者のシマブクロさん

 
 映画「フラガール」の音楽を担当したウクレレ奏者のジェイク・シマブクロさんがウクレレを持って全国の小学校を訪ね、夢や希望を持つことの大切さを伝えている。
 シマブクロさんはハワイ・ホノルル生まれ。4歳の時、お母さんからウクレレを学び始めた。2オクターブの音を自由に操り、透明感のある演奏をする。フラガールのなかで一番好きな曲はラストシーンの曲という。
 最初の訪問は1月28日、学習発表会で6年生が「フラガール」の劇をした平四小。このところ、いわきでは学習発表会にフラガールの劇をする学校が多いという。
 平四小の6年生たちは、シマブクロさんと一緒に学習発表会のビデオを見て、その後、「恋人はいますか」「そのウクレレの値段は」などと質問をした。ちなみに、シマブクロさんのウクレレは5、60万円する。


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Chapterー6情報

 ■橋本佳園さんのブックカバー
 2月11日まで、ギャラリー界隈で開かれている。郡山在住の橋本さんの着物地で作ったブックカバー展。 2月5日は午後2時から、ブックカバー作りのワークショップも開かれる。会費は1500円で、ほかに材料費もかかる。
定員12人で、予約制(23)8411。


 ■ままや 吊るしひな飾り祭
 2月2日から4日まで、中之作川岸のままやで行われている。恒例の吊りし雛祭で、地場物の販売もする。問い合わせは、ままや(55)6280。

 ■「ふみ子の海」上映会
 2月7、9日、午前10時半、午後1時半、4時、6時半から、市文化センターで行われる。盲学校でのさまざまな事件や魅力的な人たちとの出会いを通して、盲目のふみ子が心を成長させていく過程を描いた映画。チケットは一般・前売り1200円(当日1500円)、学生・前売り800円(当日1000円)。前売りチケットは平サロンなどに置いてある。

 ■日本語の疑問
 2月16日午後2時から、ラトブ6階のいわき産業創造館セミナー室で開かれる。日本語支援ボランティア養成講座の特別講演会で、常葉学園大学教授の清ルミさんが日本語の疑問「日本語を知ればやさしくなれる、知って得する日本語のマナー」と題して話す。定員60人で、受講料1000円。希望者はいわき市国際交流協会(22)7409まで申し込むこと。

 ■ルーヴル美術館展−フランス宮廷の美
 4月6日まで、東京都美術館で開かれている。18世紀のフランス宮廷で使われ、フランス革命で失われず、ルーヴル美術館に残されている調度品、装飾品のなかから、ルイ15世の寵愛を受けたポンバドゥール夫人やルイ16世の妃マリー・アントワネットが愛用したものなど約140点が展示されている。入場料は一般1500円(65歳以上800円)、大学生1200円、高校生700円。


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 編集後記

 今年も1カ月過ぎました。課題のメルマガを試行錯誤しながら理想型にしていきたいと思っています。ご意見ご感想をどしどしお寄せ下さい。


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 日々の新聞では、読者の「おやっ」に注目し、声なき声を紙面
に反映していきたいと思っています。どんな意見や感想でも結構
ですから、お寄せ下さい。編集人の安竜が受け、直接返事します。

メールaryu@hibinoshinbun.com
 

『日々の新聞』のホームページ
http://www.hibinoshinbun.com/


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