会コミュの捜査協力お願いします。

噂としてのＵＦＯ
2005/11/21

参加アーティスト：朝岡　あかね

朝岡あかね氏による一連の写真作品「噂としてのUFO」は、アメリカで同時多発テロのあった翌年、2002年にヒューストンで初めて制作されました。
このタイトルは、心理学者ユングの著書『空飛ぶ円盤』の第一章に由来しており、不安定な社会情勢の中で人々の不安や恐れが空に投影され、彼らにUFOを見させたという、「集合的無意識」という考え方にインスピレーションを受けた作品となっています。
今回は写真作品の展示を核としたプロジェクトを展開します。
会期中、「噂」の提供というかたちでプロジェクトに参加してくださる方を募集します。
参加方法については、「協力依頼」の欄をご覧ください。

日時:12月3日(土)～12月22日（木）
場所:Wi-CANP
03日:オープニングイベント（17:00～）
22日:クロージングパーティ（18:00～）

■関連企画
プラネタリウム☆ジャック2005
日時:12月22日（木）　開場14:30、開演14:40、終了15:00
場所:千葉市立郷土博物館4階プラネタリウム
内容:噂としてのUFOに合わせたショートプログラムを投影します。

■噂の特別捜査本部
千葉の怪奇な噂、ＵＦＯの目撃証言・情報を収集し、捜査するために集められたエリート集団。栄町のアートセンター「Wi-CANP」に本部を置き、千葉市美術館にも支部を持つ。
本部では各地から集められたUFOの情報や、UFO、心理学などに関する書籍などの閲覧も可能。
地元の方々に噂やUFO情報の提供を呼びかけており、協力者には本部で調書を取らせてもらっている。
支部でも調書は記入可能。

■協力依頼。
現在「噂の特別捜査本部」（以下特捜本部）では、千葉での不思議で奇妙な噂、UFOの目撃証言、心霊情報などをみなさまから募集しています。
情報をお持ちの方は、本部までご足労いただくか、以下の掲示板まで書き込みをお願いいたします。
いただいた情報は本部にて、捜査資料として活用・公開させていただきます。
http://www.wican.org/2005/sihr/fantasy/fantasy.cgi（現在準備中）

「同時代の出来事について、その意味するところを正確に見きわめるのはむつかしい。判断が主観的なものを一歩も出ない恐れが多分にある。だから私がいま、現代のある出来事について、いかにそれが重要に思えるからといって、辛抱づよく聴いて下さる人たちに私見を述べようとする大胆さは、十分承知している。出来事というのは、世界の隅々から寄せられるあの円い物体にまつわる噂である。それは成層圏も駆けぬけて、「ソーサー、皿、スクープ、ディスク、ＵＦＯ（未確認飛行物体）」などと呼ばれている。そのような物体の噂ないしは実在は、いまも言うように私にはきわめて重大なことと思われてならない。だからこそ、そのむかし、やがてヨーロッパを震駭させることとなる例の出来事が兆しはじめたときのように、このたびもまた、あえて警告を発せずにはいられないのである。」
『空飛ぶ円盤』（C.G.ユング著、松代洋一訳、１９７３年、原書１９５８年）

■プロジェクト・リーダー
朝岡あかね
東京在住。現代美術作家。
ノンプロフィットスペースRED CUBE主催。
http://www.red-cube.org/akaneasaoka.htm

Wi-CANP
千葉県千葉市中央区栄町 24-7
■交通案内
JR千葉駅東口より徒歩約10分
http://www.wican.org/

千葉市美術館
千葉県千葉市中央区中央 3-10-8
TEL 043-221-2311
■交通案内
JR千葉駅東口より徒歩約15分
http://www.city.chiba.jp/art/

ちらしＰＤＦ（2.5MB）