大橋純子コミュの告別式追記と惜別、三浦徳子さん

作詞家の三浦徳子さんがジュンコさんの3日前11月6日にお亡くなりになっていたんですね、ご冥福をお祈りします。
ジュンコさんとは1980年の美乃家最後のアルバム "Hot Life" に「ブレーミングデールで」、「カナディアン・ララバイ」、「スパニッシュ・アイズ」の3曲とその次のジュンコさんがソロとなって最初の作品 "Tea for Tears" の全曲で関わってくださいってましたね。最近シティ・ポップ・ブームで再評価された "Telephone Number" も三浦さんでした。

昨日のジュンコさんの告別式、弔辞は事務所の社長の岡本伸章さん、美乃家の初代リーダーでドラマー、現在はお父さんの後を継いで東京キューバンボーイズのバンマスである見砂和照さん、そして事務所の先輩、松崎しげるさんでしたが｡｡｡
岡本さんのお話からは闘病から復帰後、まだ体力が回復しておらずお粥を啜りながらの状態だったのに松崎さんとのジョイントに1日2ステージ、3日連続で嫌な顔ひとつせずにこなしたというのには驚きました。治療のスケジュールから逆算して予定を入れたのにさも突然決まったかのようにお願いしてごめんなさい

‍♀って。でも事務所の社長ですもん、そのくらい体調も事務所の状態も考えてマネージメントできてないと、ですよね。弔辞の最後がいつのまにか「愛は時を超えて」の歌詞を活かしたものになっていったのにはちょっと感動しました。

見砂さんが出てこられたのは少々意外でしたが、ジュンコさんにとって(私にとっても、ですが｡｡｡)最重要な美乃家の発足時について語れるのは喪主のケンさん以外には見砂さんだけですもんね、おまけに生前最後のステージが見砂さんのキューバンボーイズでのゲストだったというのももう縁としか思えませんね。見砂さんは　ベースの故福田郁次郎さんたちと早い段階で美乃家を脱退されたんですけど、(私は脱退後、山木さんの後任でShogunでプレイする見砂さんを見ました)バンドを立ち上げといて早々に抜けたということに相当の負い目を感じられていて45年も連絡とってなかったというのを初めて知ってずいぶん驚かされました。福田さんもその辺のわだかまりから解放されるまでずいぶん時間がかかったと聞いてましたけど、見砂さんはバンマスだったこともあってか、それ以上だったんですね。

松崎しげるさんは「何をしゃべるのか何にも考えてきてないよ」から始まり「愛は時を超えて」をアカペラで歌って終える、いかにも松崎さんらしさに溢れた内容でした。ジュンコさんの歌を歌い継いでくださる宣言もしてくださったので、よろしくお願いします。

喪主挨拶でのケンさんの挨拶で、ジュンコさんの病気との戦いが2年半のN.Y.での自分さがしからの帰国後すぐに始まったというのを伺って、すっかり忘れていたそのことを久しぶりに思い出しました。そうそう、そんなことを感じさせないパワフルな活動っぷりでしたもん。来年の50周年を楽しみにしていたけど、それは叶わなかったというのが本当に残念。でもファンに支えられて幸せだったと思うと言ってもらえて、私は幸せです。カバーライヴでぜひやりたいですね、50周年のお祝い。

それにしてもジュンコ・バンドのメンバーが集まるのは本当に久しぶりだったみたいですけど、ホントにバンドって感じでみんな仲良くワイワイ話されているのを見て本当に嬉しくなりました。ギターの土屋潔さんが２日とも見えなくて以前から悪かった足の具合が悪いのかなぁ！と心配になりましたが｡｡｡どなたかご様子ご存知でしたら教えてくださいね。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 11月17日 13:33

昨日からはやくも１日過ぎてしまいました。場外で弔辞聞いてました。ハワイでのそうめんのエピソードは近くにいる人のみぞ知る　ですね。４５年の月日は長かったろうな…　とも。

[2] mixiユーザー 11月17日 13:50

>>[1]さん私もハワイで２日、いや３日酔いでステージがグダグダ、そうめんしか食べられなかった、なんて話は初めて聞きました。

[3] mixiユーザー 11月17日 21:28

ヤマケンさん、ご報告ありがとうございます。三浦徳子さんの訃報にもびっくりしました。
結局純子さんのライブには行けずじまいでしたが、このコミュニティに参加していたことで色々な情報を知ることができて本当によかったと思っています。純子さんの動向を何も知らず、闘病や訃報だけ聞いていたらショックで寝込んでいたかも知れません。。。

数々のエピソードを聞いて、「純子さん随分歯を食いしばってがんばって来られたんだろうなぁ」という感が強まりました。うがった見方かも知れませんが、もっとグズグズ泣き言を言ったり、わがままを言ったり、甘えたかったりもしたのではないかと。もちろん大っぴらにはできないことだろうし、「そんなカッコ悪いことはできない」と純子さん自身が思っていたことでしょう。今はただ、とにかくゆっくり羽を伸ばして頂きたいとしか言えません。

私に至っては美乃家第一期が純子さんの全て、という感じなので見砂さんの弔辞の内容も非常に興味深かったです。実はラテンジャズも好きなので「純子さんと見砂さんのバンドの共演とかあったら最高だろうな」という妄想はここ何年かしていました。「純子さんだったらCelia Cruz級のディーバぶりは発揮できるかも、でもアフロ・キューバンやヒスパニックのノリには違和感があるかな？」とかグルグル考えていたら、何と共演！そしてそれが最後のステージ。。。言葉を失います。結局というかやはりというか歌われたのはあの大ヒット曲だったみたいですね、でも聴けるものなら聴いてみたいと思っています。ところで、福田郁次郎さん亡くなられてたんですか！？　「僕の周りの人達がどんどん亡くなっていくー」という土屋昌巳さんの嘆きがどれだけ深まっていることやら。。。

なぜかずっと言いそびれてたことですが、中学生の時にファンレターを送ったら純子さんから水茎の跡も美しいお返事を頂きました。今も宝物として手元にあります。大橋純子博物館ができたら(笑)、ぜひ寄贈したいと思います。

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