ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

魅せられてバーミーズコミュのガンバルニャン日記

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ひとみさんのために・・・

hikoma日記  「実践ハンドリアリング」(哺育の記録)
        ガンバルニャンの巻

『ネコの繁殖と育児百科』
(誠文堂新光社)

イリナ3才 妊娠経験あり。
2月29日 イリナ出産を3日後に控えてピンクの
       下り物少量あり。出産にはまだはやいので、
       様子を見ながら待つ。
3月1日  下り物は止まった様子。
3月2日夜 落ち着かなく産箱を出たり入ったり繰り返す。
       少し早いがお産の兆候と見て朝8時まで待
       つが寝てしまう。

3月3日  雛祭りの日
      破水 陣痛なし。
   3:00 ホームドクターに連絡して直ぐに
        病院に。
4:30 レントゲン、エコーにより胎児は3頭、
        1頭は生存確認。
  帝王切開  75g雄
初乳がでていることと仔猫が自分で吸うことを
     確認してホッと一安心。

(昼過ぎ、やっとのことで3時頃起き出して、イリナの様子
を見ると、予定日にはまだ3日ほどあるはずの妊婦さんが
はやくも破水してしまっているではありませんか。
あぁ、寝るのではなかった。。。
大慌てで病院に電話をいれて、1時間20分高速を
すっ飛ばす。レントゲン、エコーと慌ただしく一通りの検
査を済ませ、オペ。
いつもは優しい女医先生が人が変わったようにきびしい
表情になって、看護婦さんたちに次々に指示を与えな
がら手際よく手術にはいる。

結局3匹のうち助かったのは1匹。
あ〜〜〜ぁ。。。。。
「もう少し遅かったら、この子も助からなかったわよ。」
ベテランさんでも油断は禁物とお叱りを受けて
しょんぼり、、、、、

予定日って早まることもあるということを初めて経験。

3月4日 朝、仔猫がお乳に吸い付いているのを確認
     して1泊2日の仕事に出かける。
  夜、電話で主人に様子を確認。
「お乳、ちゅうちゅう飲んでるよ」の報告を受け      る。

3月5日 帰宅。
真っ先に産箱のなかを覗いてみると、母親が
    しきりに何か訴えかけている様子。仔猫はお腹に
    もぐり込んで眠っていた。慌ただしく入浴を済ませ
    てから仔猫をそっと抱き上げてみると、軽い!
体重は60gに減っている。
母猫のお乳は?
絞ってみるが、全然お乳が出ていない。
出ないお乳を必死でちゅうちゅう吸っていたの       だ・・・
音が大きかったのはお乳が出ないせいだった。

3月6日 とりあえず近くの病院でチューブダイエット
     (20gずつパックされた総合栄養剤入り粉ミル      ク、1包500円とかなり高価)を譲っていただい     て哺乳開始。
     が、仔猫の体重は依然として60g

3月7日 哺乳に使うミルクはリキッドタイプがよいと
      アドバイスがあり、入手、急ぎ返り哺乳を開始。
リキッドタイプはどろどろしたベージュ色のミルク     で、缶を良く振ってから滅菌容器にあけてすぐ冷蔵     庫に保存。必要量だけを取り分けて使用するが冷蔵     庫でも3日しか持たない。
1日に必要なミルクの量は仔猫の体重50gに対し
     て大さじ一杯(15ml)。
     少しでも多く飲ませたいと焦る気持ちを抑えて、
     2,5ccの針なし注射器で1回に2cc、少し休ん
     でまた1ccと、飲んだ量を正確に計りながらの哺      乳。     
     かなり時間をかけても1回に3ccが限度。時間が
    かかるとミルクの温度が下がるため 熱めのお湯を
    ボールに用意して容器にいれたミルクを湯煎して温度
    を保ちながら2cc、少し休んでその間に排尿させて
    また1cc。
    排尿、排便は柔らかいティッシュを湯でしめらせて
    ちょんちょんちょんとまず尿道付近を刺激して排尿
    させる。次に肛門はティッシュをあてたまま軽く振動
    を与えてあげると、芥子色の柔らかい便をにゅうっと
    排出。匂いもなくきれいなものだ。
ミルクを飲ませる時の仔猫の持ち方は、左の掌の
    中にすっぽり収まるように持って、親指と人差し指で
    頭を支えるようにしながら親指の先でお口を開けて、
    右手で持った注射器の先を舌の横にあてがいそっと
    ピストンを押していく。
(写真A)

3月8日 イリナの様子が良くないので仔猫ともども連れて
     病院に。
イリナは入院。お産疲れがひどく、軽い脱水状態。
仔猫の哺乳は2時間置きにしなければならない
    ため仕事場に仔猫とともに行くことになる。
キャリーケースの中にさらに舞茸が入っていた小さな
    段ボールをいれて、幾重にもくるんだホカロンでしっ    かり、ただし優しく保温。
仔猫は自分で体温が調節できないため、保温には
    十二分に注意が必要。また、熱くなりすぎることにも
    注意しなければならない。温度調節には細心の注意
    を払うこと。
仕事の合間にも1時間ごとに2ccずつ。体重は80g    に。
1日に必要な量も15〜20CCに増える。

3月9日 ミルクの温度が下がってくると、はっきりイヤイヤ     をするので、そばに熱いおを用意して病院でいただ     いてきた尿検用の滅菌容器にミルクを入れて、
     冷めないように湯煎で絶えずあたためながら飲ませ
     ると、ご機嫌よくじゅじゅと上手に飲んでくれるよ     うになった。それでも、時間がかかる。ちょっと飲     ませてはお口の周りについたミルクをきれいにふき     取り、
    「いい子ねぇ、さぁ、もっとたくさん飲みましょう      ね」と、声をかけて励ましてあげると、心なしか飲     み方も元気づいてくるようだ。
私の声がまだ分かるはずがないと思うが外耳道が開
    き初めているので、もしかしたら何となく聞こえてい    るのかもしれない。

3月10日 イリナ帰宅。 お乳は?!      
      出ない。

      仔猫は自分から上手に舌をからませて注射器の
      先を吸うようになってくる。学習能力が発達して
      いるんだ!(と早速親馬鹿ぶり。)
      体重100g ミルクは30cc。

3月11日 朝、黒文字の先ほどの眼があいたと思ったら、
       夜には1/3に広がっていた。
3月12日 目が開いた、大きな眼で美形。 体重110g
1回のミルクの量は2cc,一休みしてまた1ccか
      2cc
適量はお腹の皺の張り具合で判断。
シワシワのお腹がミルクを飲むにつれてぴーんと
     張ってきてポンポコポンになると、それが哺乳おし
     まいの合図。
それにお腹がいっぱいになると、お口からムニュ
     ーっとミルクをだしてしまう。
両手を勢いよく動かして哺乳を邪魔するのも
     お腹がいっぱいになった証拠。
機嫌がいいと注射器のピストンを押すまでも
     なく自然にピストンがおりてしまうほどの勢い。
頭がしっかり固定されてきているので、テーブ
     ルの上に立たせて頭を上向かせて飲ませる姿
     勢に換えてみる。
仔猫はお尻をふらつかせながらも仰向いて
     注射器の先からミルクを飲む。
( 写真B)

3月13日 体重130g 350cc
意思表示がいよいよはっきりしてくる。
お腹がすいたとき、お腹がいっぱいなとき鳴く
哺乳の仕方が気に入らないときイヤイヤと態
      度で示す。
1日7回哺乳と、回数を決めて7,8回で
     1日に必要な量を与えることにする。
3時間以上開けた後の哺乳 2,5ccを
     一気に2本(5cc)
2時間あけての哺乳の場合 2,5cc+
     1,0cc(3,5cc)

10日目。大体このあたりまでが新生子期といって母猫の
庇護が不可欠とされている時期。
あたたかいものの中にもぐり込んでいこうとするもぐり込み
反射や、側腹を触られると頭と身体をそちらによじるギャ
ラン反射が見られる時期でもある。母猫がいない場合は
人が仔猫の顔を両手でそっと覆ってあげるだけでも仔猫
はとても安心するそうだ。
10日を過ぎる頃からは神経・感覚系の能力が急速に
発達し外界との接触が始まる。

仔猫は以後順調に体重も増えていった。
“よく頑張ったわね!”から“ガンバルニャン”と命名。

今回のこのガンバルニャンのケースは彼自身のたくましい
生命力が生存への道を切り開いていったに違いない、
私はほんの少しそれにお手伝いしただけ。現在彼は
仔猫たちの面倒を良く見る良きパパとなっているそうだ。

コメント(8)

え、まだグランド証書きてないの???


ひとみさんのビーキーちゃんはイリナの同胎の
スズナのお子さまなの。
ガンバルニャンとはいとこ同士になるわね。
わ〜い!もものおじいちゃん、ガンバルニャンくんだ〜♪

実は私すたむぷを我が家に迎えるまでバーミーズのことをほとんど知らなかったものですから、ネットや図書館はもちろん、あちこちの本屋で猫関連書籍を片っ端から立ち読みして、徹底的に調べたのですよ。
その中にガンバルニャン日記読ませてもらいました。

その当猫くんの孫をウチに迎えることになるなんて、ご縁ですね〜♪
ガンバルニャンのお嬢、こばみちゃんもご紹介しなくては・・・
2,3日中にUPします。
ももとむっちのお母さん。
美人さんだけど、なかなか強気でお母さんのロマンスに
全然似ていない。ロマンスはとってもおとなしくて、
いじらしいほど。
ロマンスはフランスのドミニクさんから来ました。
リーちゃんのお里と一緒です。
hikomaさん
ももちんとむっちのお母さんは強気なんですね。
むっちは母親似かな(^^)
こばみちゃん日記、楽しみにしています。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

魅せられてバーミーズ 更新情報

魅せられてバーミーズのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング