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ヴィクトール・ユゴーVictorHugoコミュのマドレーヌ市長

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レ・ミゼラブルの主人公ジャン・ヴァルジャンの別名は
マドレーヌ氏(Monsieur Madeleine)ですが、
実はフランス語では、「マグダラの」がMadeleineになります。

Marie-Madeleineは「マグダラのマリア」です。
イエス=キリストの恋人とも、子供がいたとも噂される。

おそらくヴィクトール・ユゴーは、
ブルボン王朝がその血筋などとは思っていなかったとは思いますが
マドレーヌというのはキリスト教徒にとって特別な地名・姓です。

アダモの歌にも出てくるマリー・マドレーヌ
http://blogs.yahoo.co.jp/yostar0/31653249.html
泉など水辺とマグダラのマリアをセットにする場合、
イシス(イシュタル)信仰の影響かも知れません。

天父神、地母神、御子というセットは古代からの信仰で
形と名を変えながら見られるものです。

イエス=キリストの教えは軍産複合体と正反対
http://www5b.biglobe.ne.jp/~ykchurch/bible/mat_25_31-46.htm
(マタイによる福音書 25章)

インシャラー(アッラーの御心のままに)の作曲は1967年らしいので
第三次中東戦争の頃か。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E6%AC%A1%E4%B8%AD%E6%9D%B1%E6%88%A6%E4%BA%89
パレスチナ人の少年が誘拐され、生きたままガソリンを飲まされ、
火をつけられ殺害されました。
燃え盛る中でお母さん!お父さん!助けて!と何度も叫んだそうです。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Z9yF7isWFmo
ちなみにアラブ諸国はアラビア語の他、英語よりフランス語が通じる場合が多いです。


*写真はミケランジェロの「ピエタ」で聖母マリア。
妻・恋人ではなく母と子の像

コメント(1)

 ――パ・ド・カレー郡において最近かなり異常な一事件が起こった。マドレーヌ氏と呼ばるる他県の一人の男が、その地方の古来の工業である黒擬玉《くろまがいだま》および黒ガラス玉の製造を、新しい製法によって数年来再興していた。彼はそれによって、自分の財産を作り、かつその地方を富ました。その功績のために彼は市長に選ばれていた。しかるに警察では、該マドレーヌ氏は実はジャン・ヴァルジャンという男であり、一七九六年|窃盗《せっとう》のために処刑された前科者で、かつ監視違反の者であることを発見した。かくて、ジャン・ヴァルジャンは再び徒刑場に投ぜられた。逮捕さるる前に彼は、ラフィット銀行に預けていた約五十万以上の金をうまく引き出したらしい形跡がある。もとよりその金は、彼が自分の商売によってきわめて正当に得たものとのことである。ジャン・ヴァルジャンがツーロンの徒刑場に投ぜられていらい、その金がどこに隠されているか発見せらるることはできなかった。

 ジャン・ヴァルジャンがモントルイュ・スュール・メールにおいて宗教上の勤めを欠かさなかったことは、人々の記憶にあった。で、ある新聞は、なかんずくコンスティチュシオンネル紙のごときは、その換刑をもって僧侶派の勝利だとした。
 ジャン・ヴァルジャンは徒刑場においてその番号が変わった。彼は九四三〇号と呼ばれた。
 それからなお、再び立ち戻らないようにと、ここに次のことを付言しておきたい。すなわち、モントルイュ・スュール・メールの繁栄はマドレーヌ氏とともに消滅してしまった。惑乱と逡巡《しゅんじゅん》とのあの夜に彼が予見したことは、すべて事実となって現われた。彼がいなくなったことは、果して魂のなくなった[#「魂のなくなった」に傍点]に等しかった。彼の失墜後モントルイュ・スュール・メールには、大人物の転覆後に起こる利己的な分配が行なわれた。それは実に、人類の共同村において毎日ひそかに行なわれつつある栄華の必然の分割である。しかし史上にただ一回記載されたのは、単にあの有名なるアレキサンドル大王の歿後に起こったからである。将軍らが国王の冠を戴《いただ》き、小頭らが自ら工場主となる。羨望的な競争が現われて来る。いまやマドレーヌ氏の大きな工場は閉ざされ、その建物は荒廃に帰し、職工らは分散してしまった。ある者はその地を去り、ある者はその職業を去った。それ以来、すべては大となるよりもむしろ小となり、善を事とするよりもむしろ利得を事とするようになった。もはや中心となるものがなく、到る所に競争があり、いら立ちがあった。マドレーヌ氏はすべてを支配し導いていたが、一度彼が失墜するや、各人は私利にのみ汲々《きゅうきゅう》として、組織的精神は競争心と変じ、懇篤《こんとく》のふうは苛酷と変じ、すべての者に対する創立者の慈愛は各人相互の怨恨《えんこん》に変わった。マドレーヌ氏の結んだ糸目は乱れて切れてしまった。人々はその方法をごまかし、製品を粗悪にし、信用をなくした。販路はせばまり、注文は減少した。職工の賃金は低下し、工場は業をやめ、破産が到来した。もはや貧しい者らに対する助けもなくなってしまった。いっさいのものが消滅した。
 国家の方でも、どこかに何ぴとかがいなくなったのを感じてきた。重罪裁判所がマドレーヌ氏とジャン・ヴァルジャンとは同一人であることを判定して徒刑場を肥してから、四年もたたないうちに、モントルイュ・スュール・メールの郡においては収税の費用が倍加した。そしてド・ヴィレール氏は、一八二七年二月にそのことを国会で述べている。

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