永平寺　交誼　高野山コミュの近刊「空海と最澄に愛された男」

「空海と最澄に愛された男」ー二人の巨星を泰範は引き裂いたのか？−

目次です。

第１部、（元興寺時代）。

第１章 元興寺前夜。
　第１節、三宝隆ノ証第２節、高句麗僧、恵滋３論宗を伝える。第３節、道昭、法相宗を伝える。

第２章、時代の申し子、泰範。
　第１節、出自。第２節、時代背景。第３節、法相宗で御笠伝か飛鳥伝で迷う。第４節、智光の『般若心経述義』に惹かれる。

第３章、三論元義を安澄と語り合う。
　第１節、嘉生大師を語りあう。第２節、破邪、外道を省く。第３節、顕正、人の正当を明かす。

第４章、元興寺にて泰信より修行を受ける。
　第１節、行基瓦屋根を仰ぎみる。第２節、御笠伝を選ぶ。第３節、智光の教えに感動する。第４節、極楽堂に思う事。第５節、泰信指導のもと沙弥になる。

第５章、東大寺、戒壇院にて少乗戒を受具する。
　第１節、仰ぎみるビルシャナ仏。第２節　華厳教を合倫と語りあう。第３節、法相か３論か、それとも華厳か？

第２部(比叡山時代)　

第６章、五時八教の衝撃。
　第１節、テラワーダ仏教、第２節、千木の生涯、第３節、仏陀の大成、

第７章、南岳恵思を語る最澄。
　第１節、南岳江島、第２節、天台ちぎ、第３節、最澄の法灯、

第８章、入唐する前に貴兄に伝えておきたい事がある。
　第１節、私は何故、命をかけて行くのか？第３節、今回は義真を連れてゆく事。第３節、唐に行ってこれだけのものを持ち帰る。

第９章、御師匠様、申し訳ありませんでした。
　第１節、東国者は粗雑だな、第２節、私は員外なのか、第３節、降山、第４節、申し訳ありません、只今、帰りました。

１０章、藤原冬嗣、最澄の信心を応援する。
　第１節、北家の星、冬次ぐ、第２節、興福寺、第３節、北、南、京家、

第１１章、比叡山俗別当になる。
　第１節、元興寺で学んだ俗との付き合い、第２節、最澄の狙い、第３節、みごとにやりきる。

第１２章、円澄、円仁等の派閥争いに破れ去る。
　第１節、女万を犯している、第２節、最澄の弁護、第３節、言い訳は無用だ。

第１１章、宗旨変え
　第１節、時代は密教だ、第２節、元教の密教は不完全。第３節、理趣教

第３部(神護寺時代)、

第１２章、華厳教、そして大日教を語る空海。
　第１節、求問寺求法。第２節、華厳教と空海。第３節、久米寺へ行け。

第１３章、恵果密教と空海密教。
　第１節。儀明の死亡。第２節、伝授の法、第３、５違う。第４節、顕密対弁の完成を祝う。

第１４章、嵯峨天皇の心を溶かす。
　第１節、観世音寺で何思う。第２節、嵯峨天皇からの屏風に書を贈る。第３節、真名井御前。

第１５章、理趣経事件。
　第１節、理趣経とは。第２摂理せあつ最澄の理解趣味教区。第３節、空海の理解趣味教区。。

第１６章、空海が語る藤原冬次の血統と法灯、
　第１節、藤原不比等と橘万智よ宿泊禰、第２節、北家の希望の星、第３節、冬次ぐと檀林道皇后第４。

第１７章、ギケンだけの関係でなかった空海、橘早なり、嵯峨嵐山駅天皇家。
　第１節約、橘千賀子皇后に惚れていた橘早成　第４節、祖父母、第３、四海げんきう４４　　　　　
　　　

第４部(高野山時代)節建て　

第１９章、真言未決文、１１ヶ条を徳一より受ける。
　第１節、徳一とは。第２節、金剛颯田とは何物第３節、未決、１１カ条、

第２０章、霊仙、叡忠を語る空海。
　第１節、空海と同船だった霊仙、第２節、叡忠との交流を大事にした空海、第３節、毒殺された霊長類仙。

第２１章、檀林皇后から見た橘芳養、嵯峨天皇、空海。

第２２章、高野山開創を実衞大徳と任される。
　第１節、なぜ高野山なのか？第２節、嵯峨帝、高野山を賜る。第３節、実恵、ゴウリンらと開創に励む。特別論、不読段を解く。
　
エピローグ、いざ大日如来の元へ。(終)