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2008年03月02日23:56

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マス志向(雑文)

昨夜の、友人の結婚披露パーティの司会は、まぁ当人たちにも、他の幹事にも、友人連中にも好評だったんで、上手くいったんだと思います。思わせてくれ。反省点は二箇所もあるんだ。


まぁ、そんなワシの司会とは無関係に、パーティ自体はとても楽しいものでした。多くの仲間が集まってくれる、っていうのは良いですね。


しかし、最近100人超の前で話すのに抵抗がなくなってきたな。結婚式系の宴席司会の他にも、大学の特別講師や受賞講演とかを経てきたせいかしら。まぁ、大学時代は芸術祭のステージで、300人くらいの前でパフォーマンスダンスもやってたからなぁ。アガリ症のワシですが、人の顔さえ見なければなんとかなるようです。笑。





今日の夕方、仕事でNHKホールに行ったんですが。


原宿駅からの途上、代々木公園と代々木体育館の間の道や、NHKホール前の歩道なんかで、エライ数の人たちが、バンド演奏やソロ演奏、ダンスやストリートパフォーミングをしていて、音の重なりとか人のごちゃごちゃなんかで、ちょっとしたカオス状態。いや、昔からありましたが、ここまで多くは無かったはず!


まぁ人垣といっても、多いところもあればひとりもいないところもあって(上写真……伝わりにくいですね)、なんというか、面白さと哀しさを同時に感じたりもするんですが、どうしても思っちゃうことは、この人たちはどこに向けてアピールしたいのかな、という点。


アガリ症のくせに目立ちたがりで、パフォーマンスとかもしていたワシですが、でもこういう場所でやろうっていう考えになったことは一度もないんですよねー。そのワケは、気の小ささが目立ちたがりに勝るからなんですけれども、そもそも少人数に向けてアピールしようと、余り思えない。


ワシがまぁ、小説書きになりたいな(という言い方は好きではないのですが)という夢というか野望を持っているのは、自分の作ったものを多くの人に見てもらいたいと思ったところから始まっている気がします。もちろん、売れなければそんなことは不可能なのですが、自分に能力があってそれなりに売れれば、数万人単位では見てもらえる。もし化けたら数百万人に届くかもしれない。


これって、一種のマス志向と言えるんでしょうかね。


あるいは今、宣伝や広報の仕事をしているのも、マス指向があるからかもしれません。扱っているテーマ自体は自分が作ったものではないので小説とかとは意義が違いますが、自分が面白いと思うものを多くの人に知ってもらいたい、という意味では通じている気もします。


もちろん、ストリートでパフォーマンスする人たちを否定したり馬鹿にしたりする気はまったくありませんし、ここからマスに羽ばたく人も多くいるでしょう。ただ、自分がその思考になったことがないなー、というのを考えていたら、こういうところに落ち着いちゃいました。





もっとも、小説(というか文章書き)に関して今は、例え世に出なくとも、ワシの書いたもので誰かひとりでも「幸せになれた」と感じてくれた人がいるなら。そしてその人のいまわの際に、ホンの一瞬でもワシを思いだして貰えるなら、その時ワシが生きてようが死んでようが、この世界に生を受けたことを満足に思える、という思考も並立しているのですが。
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