北海道、雪国では冬に滑り止めの砂を大量に撒きます。
殆どが歩道、公共の駐車場ですが、砂袋がたくさん入った砂箱が街中あちこちにありますので、家やお店の前など気が付いた人が自主的に撒いたりします。
車道も一番滑りやすい交差点に撒かれることも多いです。
但し車道の交差点以外の部分はほぼ撒かれないし、高速道路では全く撒きません。
幹線道路や高速道路では大量の凍結防止剤(塩化カルシウム)を撒きます。
砂は歩行者、車共に滑り止めの効果はとても大きく、撒かれているとホッとするのですが、問題は春先に残った砂です。
砂を撒く場所は一冬に物凄い量を撒きます。
砂を撒く→その上に雪が新たに積もる。又は下の雪が凍結前だと砂が自重で雪に沈んでしまう→さらに継ぎ足しとして新たに砂を撒く。
これらを冬中繰り返すので狭い場所でも凄い量になります。
春になると撒いた砂を回収しますが、幹線道路では回収用の専用車が出動し、裏道などでは作業員が竹箒で回収です。
大規模なお店では閉店後に小型パワーショベルと竹箒で1箇所に集めてから後日業者が回収します。
回収した砂はアスファルトなどの材料に再利用されるそうです。
写真は近所のスーパーの駐車場で見かけた回収された砂です。
この量は駐車場全部のものではありません。
このような砂山がいくつかありました。
ある意味春の北海道の風物詩とも言えます。
【追記】
今日札幌に桜の開花宣言が出されました。
平年よりも13日も早い開花です。
桜の写真は後日撮影出来たらアップします。
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