インフレになったら全てが上手く行くのなら、ジンバブエとアルゼンチンとワイマールドイツはこの世の天国だった。
デフレになったら全てが上手く行くのなら、1929年10月24日のウォール街は「暗黒の木曜日」なんて呼ばれていない。
インフレでも、デフレでも、どっちでも、どこかの誰かは必ず困る。
円高でも、円安でも、どっちでも、どこかの誰かは必ず困る。
物価安でも、物価高でも、どっちでも、どこかの誰かは必ず困る。
それが「経済」という厄介者だ。
財務省も、日銀も、インフレもデフレもどっちも困ることは、百も承知だ。
だから、いつでも「中途半端」に見える金融政策しかできない。
問題なのは、インフレに怒って、デフレにも怒る、日本国民である。
あなたたちは、経済を解かってないのに、デフレの民主党に怒って、アベノミクスに賛成して、今度はインフレの自民党に怒っている。
円安やインフレを退治するには、金利を上げるしかないが、金利を上げたら、国債が爆発して、財政赤字が膨れ上がる。
低金利でも、高金利でも、どっちでも、どこかの誰かは必ず困る。
■“国に何とかしてほしい…”34年ぶりの円安水準更新で中小企業から悲鳴
(TBS NEWS DIG - 04月17日 17:06)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7829407
ログインしてコメントを確認・投稿する