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2024年03月28日12:04

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ラクサンポ340

私の名前は川口民雄。子どものころから、周囲から浮いていた。学校の成績は低空飛行で、お情けで卒業させてもらった。小学校低学年のころからごく普通に生きられないと堪忍した。なんでみんなと同じことができないのだろうか。学校時代の運動会、学芸会、展示会、修学旅行で、周囲のクラスメートと同じ行動をとるのに、非常に神経を使った。仕事をいくつか渡り歩き、発達障害を支援するNPOで働いている。大人になって、検査を受け、結果で、読み書きはかなり厳しいことがわかった。発達障害当事者は別に努力して、普通に見せようとしても、無理である。例え給与は低くとも、暮らしていければ、文句はない。この仕事は自分に向いているようだ。発達障害トラブルシューティングが仕事になった。川口が近藤の相談を受ける。続きzoom上

川口
「近藤さんがやりたいことがわかってきました。一度、ボランティアで、私の知り合いの処で働いてみませんか。次にやりたいことにたどりつけるかもしれませんよ」

近藤
「ハローワークでも、ネットでも、応募しているんだけど、面接まで行くのは滅多にないですね。30件応募して、一件ぐらいなんで。働きたいので、ぜひお願いします」

川口
「子ども食道に知り合いがいますので、頼んでみますけど。後は高齢者施設で、いくらでもボランティアスタッフが欲しい処です」

近藤
「子ども食堂なら、僕にもできる。どのくらいできるんですか」

川口
「それは施設側の都合によりますが。月一回か、二回ぐらいですね。資金と材料調達の問題も有りますし」

近藤
「それでも、家に引きこもっているより、身体を動かし、働きたい。退職して、毎日、行く処があることの貴さを知りました」

川口
「同感です。私も三回、失業して、ハローワークに通いました。明日行く処とやることがない、不安は経験のない人にはいくら話しても、所詮、他人ごとなんですよ。当面、生活ができるのなら、ボランティアをやってみることをお勧めします」

近藤
「そうだね。そうだね。僕もヤルキになってきた」



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