ジョンという名は欧米では老若問わず一番人口が多いのではないでしょうか。
ウェイン、レノン、ケネディ・・・
犬の名前でも聞かれるほど。
ありふれた名前でも
ジョニーに変化すると
途端に情緒的な響きに聞こえるからふしぎ。
そのためか曲名、映画名には数多く使われますね。
前置きが長くなりました。
昭和の名曲
「硝子のジョニー」(作詞石浜恒夫/作曲アイ・ジョージ)、
で思い起こすのは
当時の大人たちの会話。
「アイ・ジョージは歌手になるまえ大変苦労したそうだ」
「実力も才能もあったのにカーネギーホールでは失敗した」
カーネギーホールの失敗とは何だろうと思っていました。
その後「赤いグラス」もヒットしたが
ジョニーほどの勢いもなく
次第に彼の出番が減っていきます。
さらにその数年後
「七人の刑事のテーマ曲を歌った外人が不祥事を起こしたので
アイ・ジョージが二代目として交代した」
との情報がありました。
wikiによると
カーネギーホールは彼の責任ではないが不入りだった。
事前の売り込みが不足して、空席が多かったそうです。
お気の毒。
(日本人でカーネギーの舞台に立ったのは彼と朱里エイコの2名のみ)
今、この曲に耳を傾けると
60年以上の前の曲でありながら
しみじみしたメロディにも歌詞にも
都会的なハイセンスなきらめきがあります。
歌は世相を表すというが
その後の日本の目ざましい高度経済成長を予感する雰囲気を感じました。
https://www.youtube.com/watch?v=u0A2E-YnuaQ
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