最早あたくしの生命の炎は尽きようとしている寸前でございやした。しかもトイレの個室の中で。
VCHAの日本デビューを心待ちにしていたあたくしにとっては残念無念でありやした。
ああ、そうだ。スマホ。
そうです。あたくしは遂に救急車を呼ぶことにしたのでやんす。今まで付き添いで乗車したことはあるものの、生涯初の急患としての乗車になるんでげす。
職場のルールで上司に依頼しないといけないのでやんす。生命かかってるのに何故上司経由なのかわからんちんではありやすが、これはこれでしょうがない。
「おい、救急車呼んでくれや」
電話してどのくらい時間が経過したのかはわかりやせんが、意識が朦朧とするなか警備員から声をかけられたり上司から声をかけられたりいちいちうるさい。ゆっくり気を失うこともできやしない。
救急隊が到着して、なんとか自力でストレッチャーに乗りましたよ。そして救急隊によるさらなる質問責め。
しゃべるの辛いんだよ、勘弁してくれ。
なんとまあ寝心地のよろしくないストレッチャーに寝かされて数分で病院到着。
雨降ってますから少し濡れますよ〜。
、、、
少しどころじゃねえわ。
寒いわ冷たいわ風邪ひくわ!
意識を失う暇がない。
なんやかんやありまして、処置室に到着したんでごさいやした。
続く
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