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2024年03月02日23:30

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ちょうど10年経ちにけり

つぶやきにも書いたとおり、本日は、目がハート揺れるハートキスマークなお店にいたオレと非常に仲の良かった女子店員サンが卒業した日である。
卒業の理由は、”春から大学院へ進学し、その後は留学する予定だから”との事だった。(下記日記参照)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1924449395&owner_id=2048812

最後の日、あんな事こんな事をしながら彼女が「寂しくなりますねえ・・・。」とつぶやき、オレは”そういう気分は一過性ですぐに消えるやろう。”と思っていたのだが、それから数年間は彼女の言うとおり、月に帰ったかぐや姫のおじいさんおばあさんの心境になってしまい、元カノと別れた時でさえも感じなかったのに、生まれて初めて”寂しい”という実感を抱いた。

別れた次の日簿記2級合格、数か月後にたぶろう展で佳作賞受賞、上野の森美術館でも上位入選と、他人から見ても次々に良い出来事が我が身に起こり、また新たな挑戦としてFP3級の資格勉強をはじめていたが〜翌年合格〜、心はやや空虚であった。
まあ、元カノにフラレた前後から追い打ち掛けるように不幸な出来事が次々と起こった昭和60年時と比べれば、はるかに良いのは確かだが。

おそらく、それまでの自分の人生で、自分の性格や思いや趣向などにピタリと合った女性に出会った事がなかったので、余計そういった気持ちになったのだろう。

それでも、”彼女は大学院で頑張ってるだろう、オレも頑張るゼ!”と、本業の仕事や先のFP3級勉強、絵はもちろん、音楽教室での活躍や鉄道日帰り旅などをしたりしていた。

その年の12月、他の店で働いてるとかなんとかの噂を耳にし、会いに行きたかった。
だが、「もう3月2日でキチンとお別れの挨拶をしたんだから、やめよう!」と、心にブレーキを掛けて踏み留まった。
”大学院で勉強する”というのは、ウソだったんかな?よく似た全くの別人だったら良いが。

先に述べたように、それでも数年間はその当時流行っていた林部智史の「あいたい」を耳にするたび、会いたくなる事が多々あったし、市松人形を見るたび、ソックリだった彼女を思い出したりもした。

今日でまる10年。オレも還暦になったのでもう良き思い出となってしまい、女性に対する見方も少し変化した。
彼女も30台になってるので、既に結婚してるか外国へ行ってるのかも知れないし、お店で働いてた事自体が黒歴史なのかも知れないし、ひょっとして本当の事を知らないままのほうが良いのかも知れんが、オレにとってはたのしいひとときだった事は間違いはない。

(写真:彼女にもらったチョコの残骸と手紙)
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