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2022年07月02日10:34

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「モグラ漫遊記」第二十四部〜広島二人旅編〜

投稿日:2013年 8月 3日(土)19時16分19秒

第十二話「観光二日目(その2)」

承前

結局、呉駅に到達するまで5回ぐらい“対向列車待ち”をしたでしょうか。

モグラは高校時代の一時期、自宅から浜田まで1時間半掛けて通っていたことがあり、対向列車待ちは普通に経験していましたが、久しぶりに体験すると面倒くさいものですね(笑)。

モ:「これ、車で行った方が早いかな?」
た:「絶対そうだよ」

皆さん、広島から呉に行く時は自動車で行かれることを推奨します(笑)。

呉に近づくにつれ、列車は完全に海沿いを走るようになりました。

右手には瀬戸内海に浮かぶ島々が見えています。
たぶん、今見えているのは江田島なのです。帰ってから地図で確認しました(笑)。

この時点では二人で江田島に渡る選択肢も残されていました。
なのでモグラも「さて、どうやって渡ろうか」などということを思案してもいたのです。

結局、先送りになるのですが(笑)。

丁度エアコンの吹き出し口の真下に座ってしまったたぬきが「寒い」と訴え始めた頃、列車は漸く呉駅に到着。
我々は再び“暑い”世界に降り立ちます。

呉駅に下車するのはモグラも初めてです。

改札を出て「さて、どっちかな?」などと言っていると、すぐ目の前に「大和ミュージアム」への案内板がありました。

そちらは「表口」ではなく印象的にはほぼ「裏口」なのですが、案内されている以上仕方がありません。
二人はそこから再び炎天下に繰り出したのでした。

なお、もっちーとエヌからのメールは頻繁にたぬきに送られており、それによると「大和ミュージアムはすぐ近く」だったり「呉駅から三百数十m」だったりしていました。

実際は四百数十mでしたが、まあ許容誤差範囲内でしょう(笑)。

呉駅から大和ミュージアムまでは完全に連絡通路が整備されていて迷子になる要素はありません。

ただ驚いたことには、途中のショッピングモールの中もその通路となっており、店内にも案内板がぶら下がっていたのでした。
もう一蓮托生の世界ですね(笑)。

そのショッピングモールを抜けると目的地が見えて来ました。
そして、その向かい側には巨大な潜水艦が!

そう、「大和ミュージアム」と「鉄のくじら館」は道路を挟んで向かい側に建っているのでした。

写真を撮るたぬきを促し先へ進みます。

モ:「あ、エレベーターがあるよ」

ここの通路は中々良く出来ていて、写真を撮るにも良い位置にある上、エレベーターまで完備していました。

下に降りると、そこは「大和ミュージアム」の正面です。

しかし、まだ中には入りません。
道路に沿って戦艦陸奥の碇やスクリューなどが展示されているのです。

たぬきが意外と敏捷なフットワークでそれ等を写真に撮っている間、モグラは海神ネプチューンのブロンズ像の前で、帽子を被り直しながら日陰のある場所を探していたのでした。

続く
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