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2021年12月11日16:01

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自宅で観た映画(ビヨンド、ザ・バウンサー、ハウス・ジャック・ビルト)

今回も3本レビュー行きます!

12/8(水)
「ビヨンド」...E tu vivrai nel terrore! L'aldilà,(1981年)
主演 カトリオーナ・マッコール 
監督 ルチオ・フルチ 
先日、ブルーレイで購入したのを鑑賞。
初めて観たのは、昔のレンタルビデオだった。
あの頃はホラーブームなのもあって、ルチオ・フルチ監督作品は何本かはビデオになって借りて観た事がある。
最近はフルチ作品もブルーレイ化して観れるのが嬉しい。
イタリアンホラーの名監督と言えば、ダリオ・アルジェントかルチオ・フルチ。
どちらも好きだが、フルチ監督は何と言うか過剰なグロさ満点のスプラッターシーンに、
おどろおどろしいダークで悪魔的な雰囲気がして好き。
前に代表作「サンゲリア」をレビューしましたが、この「ビヨンド」もフルチ作品では代表作と言えよう。
観るのはかなり久々。
初見はあのドロドロした雰囲気とスプラッター描写にビビりましたが、
久々に観たら昔よりホラー慣れしたせいか、ドキッとはするけど「おおっ、これよ、これよ!」
生きたまま腕にくぎを打たれセメント攻めや、硫酸で解ける顔、突如ガラスが割れて破片が顔に刺さる等など、スプラッター描写にある種の様式美さえ感じてしまう。
と唸らせる描写の連続。
話は主人公の女性が叔父の遺産であるセブン・ドアーズ・ホテルを営業再開させようとするが、関係者が次々と変死。突如現れた盲目の女性に立ち退くように警告される。
フルチ作品でも映像が凄く好き。音楽もまたイイ。
ホテルにある7つの門が、現生と地獄に繋がっているというB級ホラーながらも、世界観は奥深い。
ちなみにスウェーデンのハードロックバンドであるヨーロッパの初期の名曲Seven Doors Hotelは、この映画から来てます。

12/9(木)
「ザ・バウンサー」Lukas(2018年)
主演 ジャン=クロード・ヴァン・ダム 
監督 ジュリアン・ルクレール 
アマゾンプライムで鑑賞。
ヴァンダム主演作を何本かレビューしましたが、本作は最近の作品。
ヴァンダム演じる元要人警護をしていた男は故郷のベルギーで、一人娘を養うためにクラブの用心棒の仕事をしていたが、客とのトラブルで相手が事故死。
それで警察にその弱みを握られたヴァンダムが、裏で紙幣偽造をしているストリップクラブの用心棒として潜入捜査させられる。
ヴァンダムにしては比較的地味な内容ではあるが、一人娘を思いやる優しい父親の姿に哀愁を感じさせる渋い内容だった。
アクションシーンで印象に残るのは、ある男をヴァンダムが拉致するのだが、敵アジトから脱出まで1カメの長回しで見せたり、
地下駐車場でのカーチェイスは結構見物だった。
ヴァンダムの格闘シーンはあるけど、あの回し蹴りが無いのはちょっと物足りないか。

12/10(金)
「ハウス・ジャック・ビルト」The House That Jack Built(2018年)
主演 マット・ディロン 
監督 ラース・フォン・トリアー 
アマゾンプライムで鑑賞。
ラース・フォン・トリアー監督の作品と言えば、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」しか観てないけど、人の不幸をブラックユーモア?なミュージカルで描く変わった作風をする監督だと認識してたので、本作もそんな感じか?と思ったら結構当たっていた。
マット・ディロン演じる殺人鬼の非道な行動を淡々と描く内容。
こんな感じの内容だと、昔観た「ヘンリー ある連続殺人鬼の記録」に近い感じもするが、そこはこの監督だから変な作風でもある。
この殺人鬼のやる事があまりにも酷過ぎるので、普通の感性できついかもしれない(18禁指定)
観る前にタイトルからして想像してたのだけど、死体の家を作るのは完成品を最後に見せつけるが、そこは作るシーンを淡々とやって欲しかった(死体の家は妄想かも)
ラストの締めが凄く変。
主人公の最後は例え的に分かるのだけど、過去に楽しい?不幸自慢ミュージカルをやった監督だから、この監督らしいブラックユーモアな表現かと思う。
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