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2021年11月29日16:14

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実施したら、困るのは企業側なのでは?

確かにサラリーマンで45歳以降爆発的に伸びる事は極めて稀だと思うんですよ。
30後半から40手前位には、その会社におけるポジションもほぼ見えてくるんだとは思います。
なので、企業側が望む水準に達していない中高年社員は、負担になるので、切っちゃいましょうという話しで、その目安を45歳にしませんか?という話なんですよね?

仮に、それを実施した場合、どのような事が起こるのでしょうかね?

取り合えず、採用に関しては、実施初年度〜数年は良いと思うんですよね。
身軽になった賃金総原資から新卒に積めば、優秀な人材から選びたい放題になると思うんです。

ですが、そうやって、優秀な人材を引っ張られた他業者、他の業界も黙ってはいませんよね。
当然同じ事を考えるわけですよ。
横並び一線の制度になれば、後は、その企業が積む初任給と、その企業の魅力度で選択するわけですから、45歳退職制度導入前と変わらない採用環境になるのではありませんかね?
優秀な人材の全てが、初任給の多寡を見るわけではないでしょうから、早期退職制度導入していない企業があれば、そちらに流れる可能性もあるわけですよね。
また、生涯賃金という考え方もあって、45歳退職制度の企業と、国の指針に基づき70歳まで働ける企業と天秤に掛ける事も考えられるわけですよね。
その場合、どちらがより安定した人生を送れるのか?という選択肢も出てくるわけです。
45歳退職制度の企業は、45歳までにその会社で一定のポジションに就く、あるいは、45歳までに、ノウハウを蓄積して起業するとかしなければ、路頭に迷うことになるわけですよね。
そうなると、有給取得がどうのこうの、残業時間がどうたらこうたらなどと言っている暇が無くなるのではありませんかね?
図抜けた能力の人は、効率よく仕事をこなし、知識や技術の習得ができるのでしょうから、自分の時間を大切に企業への貢献が積めると思うんですよね。
ですが、普通やちょっと優秀程度の人であれば、必死にならなければ、あっという間に45歳を迎え、何の準備も出来ていないという最悪の状況も考えられるわけですよね。

また、右に倣えと大企業の多くが45歳切り捨てを行った場合、45歳の転職先が、ほぼ中小企業に偏ってしまうわけです。
中小企業は、そもそもの受け入れ枠は多くないので、起業を想定していなかった方々の多くが職にあぶれ、45歳以上の無職層が増大するわけですよね。
無職層が増大すれば、それは即ち購買層の減少を意味するわけですから、各メーカーにとっては死活問題になってくるわけですよ。

果たして、そこまで考えた45歳定年論だったのでしょうかね?

そこまで見越した時に、昨今の聡い若い方々が、果たして45歳定年制度のある企業を選択するのか?という話もあるわけですよね。
冷静になってちょこっと計算すれば、そんなリスクの高い企業を選択できませんよね。

出世しなければ、45歳で定年。
出世するためには、社畜人生を視野に入れた社会生活の可能性

ハイリスク、何リターンでしょうかね?
ハイリターンなのか、ローリターンなのかは、個人の価値観に寄るのでしょうけど、少なくとも、企業への帰属意識はとても低い人達の集まりになると思うんですよね。
帰属意識の低い集団は、何かあれば、何とかしようと踏ん張ってはくれませんから、何かあれば倒産も考えられるわけです。

また、ある程度の年代で45歳退職が視野に入って来るわけですよね。
その時に、その社員の取るべき態度は?と言えば、残れないと見極めがついた段階で、次の職探しに向かうわけですよね。
転職をする際、現職のノウハウを生かせる会社を探すのは、当然の話ですから、同じ業界の会社に行くのでしょうが、同業他社が横並びに45歳定年制になっていたら、転職すらできないわけですよ。
ですから、お土産を用意して、ネゴることくらいはしますよね。
前述の通り、そもそもの帰属意識が薄いでしょうから、その辺りのモラルも低くて当たり前だと思うんですよね。

働く人の意識が低く、モチベーションが上がらず、モラルも低下する。

何かが無くても業績が下がり、企業として維持していけなくなるのでは?と。

45歳定年制度は、一時的に企業の業績回復にはなるのでしょうけど、中期的に見れば、デメリットしか無く、長期的な視野では、会社を潰す制度になるのではありませんか?

経営者の視線ではなく、整理屋の発想ですよね。


■「45歳定年制」どう思う? 40代会社員の5割が早期退職「考えたことある」…既に持ちかけられた人も3%
(まいどなニュース - 11月29日 07:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6757478

2021年9月、サントリーホールディングスの新浪剛史社長が「45歳定年制が必要」という趣旨の発言を行ったことから、中高年社員の雇用について議論が沸き起こりました。実際に働く会社員のみなさんは「早期退職」について、どのように考えているでしょうか。全国の40代会社員1014人に調査したところ、約5割が「退職後の生活を明確に見据えた形で、退職を考えることがある」と回答。また、3%ほどが既に「会社から早期退職を持ちかけられたことがある」ことも分かりました。


【グラフ】会社員生活で不満に感じることは何?

ソーシャルレンディング事業を手がけるLENDEXが2021年11月に行った調査です。

まず「現在の会社員生活において不満に感じること」を質問すると、「給与/報酬額」(50.6%)が最も多く、「全般的にモチベーションを感じられないこと」(12.3%)「社内の人間関係」(12.2%)と続きました。また、「退職後の生活を明確に見据えた形で退職を考えることはありますか?」と質問したところ、47.7%が「考えることがある」と回答しました。

「現在の勤務先が早期退職制度を導入している」のは15.2%で、制度の対象年齢は「50歳以上60歳未満」(76.0%)、「40歳以上50歳未満」(22.7%)、「30歳以上40歳未満」(1.3%)でした。また「会社から早期退職を持ちかけられたことがある」と、3.1%の人が回答しました。同社は「早期退職制度は、希望者による退職ですが、早期退職を持ちかけられている方も中にはいるようです」と説明しています。

「早期退職を考えるきっかけになりそうなこと」について聞くと、「今後の生活資金が確保できること」(35.5%)との回答が最多に。そして「退職金について納得のいく額が提示されること」(22.1%)「仕事的にも役職的にも期待が持てず、モチベーションが湧かないこと」(21.1%)と続きました。同社は「職場環境の現状打破のためや、納得のいくの退職金といった先の見通しを立てられる資金が約束されていることで、早期退職を考えるきっかけとなっているようです」と解説しています。


また、話題の「45歳定年制」についての印象・意見を聞くと、以下のような回答が寄せられました。

▽45歳である程度の方向性や結果が見えてくるであろうという意味だと思う。年功序列の時代ではない(女性/兵庫県)
▽45歳定年だと将来の生活設計ができる前に退職しなければならないので働く側にしたらなかなかきつい(男性/和歌山県)
▽やりたいことが明確にある人は良いが、無い人は困ると思う。定年前の数年前から退職後のセカンドライフに向けて、セミナーや体験教室があったりすると良いと思う(女性/愛知県)
▽キャリアプランは人それぞれだから、45歳定年制は必要ないと思う(男性/神奈川県)

調査結果について、同社は「45歳定年制に対しては、マイナスなイメージを持っている方がいらっしゃる一方で、節目として捉え、人生設計を見直すきっかけと捉えている方もいらっしゃいました」と説明。また、「早期退職制度は希望者を募って退職を促す制度ですが、退職後の生活資金が確保できたり、職場環境の問題を解決するために早期退職を検討する方が多いようです。もし今後早期退職を検討するという方は、今のうちから投資などの資産形成を行う必要があるのかもしれません」と解説しています。

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