昔、一緒に働いていた友達が亡くなったとの知らせが後輩から来たのは、
日曜日の事でした。
その後、別の友人からもメールが来ました。
亡くなった友達は、20代後半の頃、一緒に忙しい職場で働いていました。
その職場の事は以前、何度か書きましたが、
11月頃から3月頃まで、正月は休みましたが、ほとんど休日もなく、
平日も帰宅するのは午前様でした。
家で夕食を摂るのは日曜日とクリスマスイブ位でした。
そうした中で一緒に働いていたので、連帯感は強く、
今日も多くの昔の仲間が来ていました。
会うのはこんな時だけになってしまったと誰もが言っていました。
彼は宇都宮市の南に位置する上三川(かみのかわ)町に住んでいましたので、
式場も上三川町でした。
我が家から車で40分位の見当かと思っていましたが、
宇都宮市中心部を抜けるのに時間が掛かりました。
上三川町に入って道が空いて来たので、少し急いで運転していました。
50km制限の所を70km近くだったと思います。
すると、対向車がパッシングしました。
ライトが点いているのかと思い確認しながら、少しスピードを緩めましたが、
次の車もパッシングしてくれて、これは取り締まりだと気が付きました。
それで50km以下にスピードを落としましたが、
やはりその少し先で、ネズミ捕りをやっていました。
教えてもらって、助かりました。
葬儀は、今どきの事ですから、式場に入れるのは親族だけでした。
式場に入り切れない親戚や参列者のため、
広いホールで式場の様子をモニターに映していました。
そのため焼香だけで帰る人も多かったのですが、
僕はそのホールで葬儀が終わるまで見て来ました。
たまたま今朝の下野新聞に、保坂正康さんが、
「消えゆく別れの儀式」とのタイトルで、
新型コロナウイルス感染防止の観点から、
葬儀の形式が身内だけのものになり、
それが定着するのではないかと書いていました。
僕も、これからは家族葬が増えるだろうと思って来たのですが、
参列者用の座席が用意されるようになると、
帰りづらくて、また元に戻るかも知れないとも思いました。
上三川町は、日産自動車の大きな工場がありますが、農村地域でもあります。
地域差もあるかも知れませんが。
帰り道、まだネズミ捕りをやっていたら、対向車に知らせてあげようと思いましたが、
終わっていました。
【今日の一句】
カッコつけ バカにされてる 三枚目
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